【香川】11/2(月)卸売市場&果樹研究所 | 中野瑞樹『5300日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

中野瑞樹『5300日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

元東大教員 体を張るフルーツ研究家
Mizuki Nakano Official Blog
”Let's pass cleaner batons to the next generation by eating fruit!”

11月2日午後

高松市中央卸売市場と府中果樹研究所(坂出市)を視察しました。

 

●高松市中央卸売市場

香川県農業生産流通課の山田さまにお連れいただき、高松市中央卸売市場(青果市場)を視察しました。

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荷受け会社の高松青果さんと会合し、香川のフルーツ市況などを伺いました。

私も、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震などの経験から、大規模災害時のフルーツの役割と荷受けさんの役割についてお話しました。

2016年5月2日熊本フルーツキャラバン

 

大規模災害では、荷受けさんなどの果実流通のプロの存在が、ひなフル(避難所へフルーツ)には欠かせません。

私の活動に大変関心を持っていただきました。

防災とフルーツまとめ

 

 

その後、市場内を案内いただきました。

今夏、果実専門の最後の仲卸さんがお店をたたまれ、こちらの市場では、果実専門の仲卸さんは1軒も無くなってしまったそうです。

フルーツ出荷量や果物屋さんの減少などにより、全国的に果実専門の仲卸さんも減少しています。

 

香川では、数は少ないけれど、太秋の小さい柿を、チビ太くんというブランドで売っているそうです。

面白いのは雄花にできること。

もちろん種はありません。

糖度も普通の太秋よりも高いそうです。

 

 

香川県農業試験場 府中果樹研究所

香川県東讃改良普及センターの村尾さまにお連れいただき、昨年に続き、香川県農業試験場 府中果樹研究所に伺いました。

 

(2019年9月20日撮影)

 

香川県では、オリジナルのキウイ品種を多く開発していますが、その拠点となるのが府中果樹研究所です。

一つの品種を開発するのに、何百もの選抜を行い、十年単位の時間がかかります。

食味の良さはもちろん、

病気や気候などへの強さ、収量の多さなど、生産者さんにとって作りやすいかどうか

日持ちがするかどうか、輸送に強いかどうか、販売時期が他の品種とかぶらないなど、市場関係者や小売業者にとって売りやすいかどうか

など、さまざまな条件をクリアする必要があるからです。

研究所のみなさんの、並々ならぬ努力のお蔭で、新品種が開発されています。

 

香緑

さぬきゴールド

さぬきエンジェルスイート

さぬきキウイっこ

 

 

この日は、あいにく雨降りだったので、園地の視察はなくなりましたが、森末所長や技師の濱野さんに、キウイフルーツはもちろん、小原紅早生、柿などについて、専門的なことをいろいろとご教授いただきました。

 

皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。

 

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