【果実だけ食8年目】フルーツと果物の違い | 中野瑞樹『5300日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

中野瑞樹『5300日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

元東大教員 体を張るフルーツ研究家
Mizuki Nakano Official Blog
”Let's pass cleaner batons to the next generation by eating fruit!”

2016年9月28日(火)

2009年9月28日から始めた、果実だけ食実験も、8年目に突入しました^^

水お茶を飲まない私にとって、水分の多いフルーツは主食であり、必須食品です。

メディアでは、イメージしやすいから、インパクトがあるからということで、「フルーツだけを食べる」と紹介されがちですが、正確にいえば、”果実(+塩)”だけを食べています。
私が食べているもの:果実だけ食の中身

フルーツ、果物、果実など、類似の言葉があります。
(フルーツショップ、果物屋、果実店など)
一般的には決まった定義がないとされています。
スイカ、メロンは野菜か果物か(農林水産省)


しかし私は、植物学や言語学などから、下記のように整理し、使い分けています。


●果実の分類
○果実
種を含む実

○フルーツ
果実のうち
・食用
・食べるのは、主に実(果肉)
・比較的水分が多い
・甘いまたは甘酸っぱい
・主に、加工調理せず、生で食べられるもの

一般的には、スーパーに行って、フルーツコーナーに置いてあるものをフルーツと認識していると思います。

○果物
果実のうち
・食用
・木になるもの


●優先果実
私は、食用果実のうちでも、優先しているものがあります。
①水分が多いもの
 ※水を飲まないため。すももや柿なども、追熟し柔らかくなると、多汁で喉を潤すことができます。
②熟したもの
 ※一般的には熟すと、柔らかく甘くなる。一方、果菜類は未熟のうちに採った果実であることが多い
③木本や多年草本
 ※大気中の炭素を固定するので、地球温暖化対策になる(カーボンポジティブ) 

もともと沙漠化、森林伐採や絶滅生物の増加、地球温暖化など、環境問題に関心があり、緑を増やすことのできる、フルーツに興味を持ちました。

【2500日フルーツ物語】熱くなる地球とフルーツ


●その他
ナッツ類や穀類・豆類は、種です。

特に、穀類・豆類は、主に一年生草本の種です。

 米の実にあたるのは、ぬかです。
 栗の実にあたるのは、渋皮です。

江戸時代まで、穀類・肉類を断つ食の戒律「木食」を行う僧侶がいらっしゃいました。
穀類や肉を断ち、木の実や山菜だけで過ごす食行です。

かの弘法大師も、他界される2年以上前から、穀類を断たれる、木食をされました(西暦832~835年)※。
※出典:弘法大師 二十五箇条 遺告(西暦835年)


p.s.
一年前は、大阪(八尾)で、「フルーツと平和」をテーマにセミナーをしました^^


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