【災害とフルーツ】避難生活 脳梗塞や心筋梗塞で命を奪われないために | 中野瑞樹『5400日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

中野瑞樹『5400日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

元東大教員 体を張るフルーツ研究家
Mizuki Nakano Official Blog
”Let's pass cleaner batons to the next generation by eating fruit!”

 【災害とフルーツ】避難生活 脳梗塞や心筋梗塞で命を奪われないために
(毎日新聞2011年4月27日掲載)

避難生活が続くと、ストレスや食のバランスが崩れるなどして、脳卒中、心筋梗塞が増えます。

●防止法
・カリウムの多い食品(緑黄色野菜、果物、海藻類)を摂取
・よく眠ること
◆東日本大震災
・被災地で避難生活を送る高齢者が、脳梗塞や心筋梗塞などに見舞われている
「手足のしびれや言葉のもつれが出た脳梗塞の患者さんを、何度も緊急搬送しました」(宮城県石巻市 伊藤桂子 保健師 )
◆阪神大震災
・脳卒中や心筋梗塞などの発症が数多く報告
・発生から3カ月半で、脳梗塞など脳卒中が58人。前年同期の62人に比べ、大幅に増加(兵庫県・淡路島 津名郡医師会調べ)
 主な要因:ストレス、睡眠不足、食生活の乱れ
・「不眠や精神的な不安定が続くと自律神経の働きが乱れ、腎臓の働きが落ちる。ナトリウムの排せつ機能がうまく働かず高血圧になったり、血液が固まりやすくなったりして、血栓が起きる」(苅尾七臣・自治医科大教授(循環器内科) )
 「高血圧の防止には、塩分の摂取を減らし、カリウムの多い緑黄野菜や果物、海藻類を取ること。そして何より大事なのは、よく眠ること」
◇心血管疾患の予防実践スコア(六つ以上あてはまるよう目指す)
(1)睡眠=6時間以上眠れているか
(2)運動=1日に20分以上歩いているか
(3)食事=塩分の摂取が少なく、野菜、果物はとれているか
(4)体重=震災前の体重に比べ、プラスマイナス2kg以内か
(5)感染予防=マスク、手洗いをしているか
(6)血栓予防=水分を十分にとっているか
(7)薬の継続=以前から服用している薬をやめていないか
(8)血圧管理=定期的に測定し、最高140mmHg以上は受診しているか
(苅尾七臣・自治医科大教授作成)

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