2024年7月3日

20年ぶりに新紙幣が発行されました。

1万円札・・・渋沢栄一氏

五千円札・・・津田梅子氏

千円札・・・北里柴三郎氏

になります。

 

中学受験の入試問題で社会の時事問題で出題されそうな内容ですね。

それに、2学期の中間テスト、もしくは期末テストでも、公民分野のテスト問題で出題されそうな内容ですね。

 

さて、今日は勉強の話ではなく、騙されないように!という注意喚起の内容です。

 

結論を先に書きますと・・・

どうやって騙されないようにすればいいんだよ!!!

ということが、正直私もわかりません!!!

 

新札って見慣れていないじゃないですか。

銀行に並んで新札に交換しに行く人がいますが、あれって本当は大事な事なんじゃないかなぁ、って思うんですよ。

だってね、いち早く新札を手に取って見慣れる必要があるんですよ!騙されないために。

 

あと、新札がある程度市場に出回ってしまった後で使われる「旧札」にも騙されないように!

これも結局「見慣れている・さわり慣れている」かどうかなんですよ。

 

新札対応のレジでないと、お金も通らない・・・

だから新札詐欺が増えるんですよ。

まぁ、こういうこともあるのでキャッシュレス決済って有難いのかもしれないですね。

 

グローリー株式会社が儲かってますよね、多分。

今日の話は、「単位当たり量」です。

実は、以前にも書いていました(;^_^A

 

 

問題で言うと以下のようなものです。

【問1】

8個で640円のアイスクリームがあります。1個の値段はいくらですか。

 

こんなのは簡単でしょうか?

では次の問題はどうでしょうか。

【問2】

1Lで3.4㎡ぬれるペンキがあります。このペンキ2.3Lでは何㎡ぬれますか。

 

これもまだ計算できますかね?

では次のはどうでしょうか。

【問3】

5.6㎡ぬるのに1.4Lのペンキが必要です。このペンキ2.1Lだと何㎡ぬれますか。

ではいずれの場合もどのように考えればよいのか解説していきます。

 

  1あたりの量を求める時は「割り算」

 

どの問題も注目してほしいのは文末の「何を求めるのか」です。問1では「1個の」と書いてありますね。「1あたりの量」を求めることを求められているので、割り算をすることになります。

 

  1あたり以外の量を求める時は「掛け算」

 

問2では「2.3Lあたりの量」を求めることを求められていますね。1あたり以外の量を求める時は掛け算になります。この場合、問題文の中に「1あたりの量」が書かれている場合が多いのですが、この「1あたりの量」が書かれていない場合もあります。それが問3になります。

 

この問題は、文末表現が「2.1Lあたり」の量を求めることになるので掛け算になるのですが、掛け算をする場合、「1あたりの量」を問題文の中から見つけてこなければなりません。この「1あたりの量」を計算で求めてから、もう一度掛け算をすることもあるのです。

 

例えば問3では「5.6㎡ぬるのに1.4Lのペンキが必要」なのだから、1Lあたりで何㎡ぬれるのか計算で出さなければなりません。

そこで次に悩むのが、「どちらをどちらで割ればよいのかわからない」という疑問に対してスパッとポイントを説明します。

 

  割る数は1あたりの量を求める単位がついている数字

 

ここで解説するのは「何で割るのか」をスパッと解説します。

問1では「8個で640円、1個いくらか」でしたね。当然ですが皆さんは640÷8という計算をされたんじゃないでしょうか?この時の「割る数の単位」に注目してほしいんです。640円÷8個で、単位が「個」の数字で割ってますよね。別の問題でも考えてみましょう。

 

【問4】

10㎡ぬるのに2L必要なペンキがあります。このペンキ1Lで何㎡ぬれますか。

 

「1Lあたりの量」を求めるので割り算。で、1の単位は「L」なので、割る数は「L」のついている数字。つまり「÷2」になるわけです。

 

【問5】

10㎡ぬるのに2L必要なペンキがあります。このペンキ1㎡ぬるのに何L必要ですか。

 

先ほどと同じ数字を使った問題なのですが、最後が違いますね。「1㎡あたりの量」を求めるように問題は作られていますね。だからこの場合は「÷10」になるということです。

まとめると以下のような流れで解くことができます。

 

1あたりの量を求める問題なのか、1あたり以外の量を求める問題なのか判断する。

 

問題の文末を見て、1あたりの量を求めるのか、そうでないのかを判断する。1あたりの量を求めるのであれば割り算、1あたり以外の量を求めるのであれば掛け算だと判断する。

 

掛け算だと判断した場合、問題文の中に「1あたりの量」が書かれているのかをさがす。

 

応用問題だと1あたり以外の量を求める問題であっても1あたりの量が書かれていなくて、計算して求めるようになっている問題もあります。1あたりの量が書いてあるなら、すぐに掛け算をすればよいだけです。

 

1あたりの量を求める時、割る数になるのは1あたりの量の「単位」がついている数字になる。

 

「1個いくらか」だったら「個」がついている数字で割ればよいのです。「1Lで何㎡ぬれるか」だったら「L」のついている数字で割ればよいのです。「1gで何円か」だったら「g」のついている数字で割ればよいのです。

 

この考え方は、大人になっても必要ですよね?世のお母さん、お父さん。
私なんかしょっちゅうスーパーで買い物しているときにタブレットの計算機を出して計算してますよ、「1gあたりの値段」を出してどっちが安いのかを。

ちょっと前置き・・・

昭和を彩った俳優さんがどんどんこの世を去っていく。

また誰もが知っている人がこの世を去っていく。

そんなニュースを耳にすることが多くなりました。

私も半分棺桶に足を突っ込んでいるような年齢になってきました。

そんな年齢になって思うことは・・・

人の失敗の上げ足をとってガヤガヤネチネチ言ってどうする?

政治家の不正を追及してブーメラン返しに合ってそれを笑っている第三者になってどうする?

株価が下がったからと言って経営陣に退陣を求めてどうする?

そんなことよりも・・・

後世に役立つ情報を残していこう!

だから前回のブログからしょうもない「技」かもしれませんが、好みが果てるまで書き綴ろうと思いました。

 

長い前置き失礼しました。

さて本題。

連立方程式の「技」第2弾!

今回は「2けたの整数」の問題でピンポイントで使える技です。

 

【問題】

2けたの自然数がある。10の位の数と1の位の数の和は11で、10の位の数と1の位の数を入れ替えた整数は、元の整数よりも45大きい。元の整数を求めなさい。

 

10の位の数をx、1の位の数をyとすると、

x+y=11・・・①

入れ替えた数は10y+x

10y+x=10x+y+45・・・②

 

式はこの2つになるんですが、②の式に技が使えるんです。

式を整理します。

10y+x-10x-y=45

ー9x+9y=45

気づきますか?

全部「9」で割れる数字なんですよ!

はい、これが「ピンポイント技」です!

 

  ーx+y= 5・・・①

+) x+y=11・・・②

    2y=16

     Y=8・・・②に代入

     X=3

 ということで2桁の整数は38

同じ数字で割れるときは出来るだけ割って小さい数字で計算したほうが計算ミスを減らせるよ!やってみてね!

今日の話は中2の連立方程式で使える、ちょっとした技みたいなもんです。

そんなことできるんやぁ~

って思っていただけたら幸いです。

では、早速いってみましょう!

 

3x-4y=19・・・①

4xー3y=23・・・②

 

よくある連立方程式です。

xの係数、もしくはyの係数を同じ数字に合わせて、片方の文字を消して計算するのが定石なんですが・・・そうすると・・・

例えば、xで係数をそろえようとすると、①×3ー②×4となり、

12x-16y=76

12x- 9y=69

引き算してー7y=7 y=ー1

として①か②にy=ー1を代入してx=5を出せばいいんですが・・・

 

ここで「技」なんですが、xの係数とyの係数が上下逆さまになっていますよね!こういう時は、①+②をします。

  3x-4y=19・・・①

+)4xー3y=23・・・②

  7xー7y=42 となって、全部7で割れる数字になりました。

7で割って、x-y=6・・・③

もう一つは、①ー②をします。

  3x-4y=19・・・①

ー)4xー3y=23・・・②

  ーxーy=ー4・・・④

③+④

   x-y= 6・・・③

+)ーxーy=ー4・・・④

    ー2y=2 y=ー1・・・③に代入してx=5

同じ答えになりましたね!

 

「お~ぉ!」

って思ってもらえたでしょうか?

「えっ?わざわざそんなことせんでもええんちゃうん!?」

では、これだったらどうしますか?

51x+49y=1

49x+51y=2

 

・・・ねっ?知っててよかった○○式!ってなりませんか?

  51x+49y=1

+)49x+51y=2

 100x+100y=3・・・①

 

  51x+49y=1

ー)49x+51y=2

   2xー2y=ー1・・・②

①+②×50

  100x+100y=3

+)100x-100y=ー50

  200x     =ー47

     x     =ー47/200

     y     =53/200

 

頑張って51と49の最小公倍数を見つけようとした人もいるかもしれないけど、連立方程式って、上下の式を足した式と引いた式を使って計算しても答えは一緒なんだ!ということを知っておいてください!

これ使える場面って、結構ありますよ!

是非試してみてください。

今日の話は、是非中学生、特に、新中1、中2の皆さんに読んでほしいです。

 

さぁ、中間テストですよ!

 

え!?

うちの学校、中間テストないんだけど・・・

 

最近は、1学期中間テストを実施しない学校も増えていますね。私が勤務する塾の近隣中学校でも、1校は1学期中間テストを実施しないようです。1校は「中間テストもどき」のようなテストを実施する模様。残りの2校は中間テストを実施するということです。

 

テストが無いという人は、日々の小テストを満点とれるように練習してくださいよ!

 

さて、定期テストの勉強で最大の「難敵」なのが、「学校の問題集(ワーク)」ですよね。テストの1週間前にテストの範囲表が配られて、そこから勉強開始という人もいますが、その勉強の仕方、今すぐやめましょう!

 

結論から言うと、学校の問題集は、1週間単位で解いてください。どういうことかというと、

1:月曜日から金曜日まで、教科書の何ページから何ページまで進んだかチェックする。

2:土曜日(日曜日)に教科書のページ数分の問題ページを解く。

例)数学の授業で月曜日から金曜日までに教科書でP15からP20まで進んだのであれば、土曜日、または日曜日に学校の問題集を開いて教科書の該当ページの練習問題が載っているページを解く、ということ。

 

これの繰り返しだけなんですよ。ちょっとずつ進めていくのでテスト前に大量に問題を解く必要が無いので楽になります。

 

じゃぁ、テスト前ってなにすんの?

 

テスト前、1週間前には範囲表が配られるので、

1:まず範囲内の問題をすべて解いているのかチェックする。

2:ノート提出などの提出物を仕上げる。

3:問題集で自力で解けなかった問題を何度も解いて自力で解けるようにする。

 

特に3番目の「自力で解けなかった問題」の解決が、テスト1週間前の最大の課題だと思ってください。最近の学校の問題集は、解き方、考え方をしっかり書いてくれているものが多いのでよく読んで理解してください。

 

この時に、学習塾を利用できる人は、塾を「利用」しましょう。個別型塾に通っている人なら、自力でとけない問題を質問して解決方法を教えてもらえるでしょう。クラス型の場合は、質問を受け付けてもらえない可能性もあるので塾の対応範囲を確認してください。

 

そして、「基礎練習が足りていない」と思ったら・・・

プリントを使って練習しましょう!

 

中1の皆さんは、こちらでしこたま練習して基礎定着を図りましょう!

 

中2の皆さんは、こちらのページで計算の基礎練習をしましょう!

 

本日のまとめですが、

1:学校の問題集は、1週間単位で片付ける

2:範囲表が配られたら提出物のチェックを行う

3:テスト1週間前は、自力で解けない問題を自力で解けるように練習する

 

とにかく今までのテスト勉強の仕方を変えましょう!

行動が変われば、結果が変わります!