Yahooニュースで以下のようなニュースを見た。
それで、後悔した科目の1位が「外国語」
恐らく「英語」だと思う。
そして、2位が「国語」、3位が「数学」という順だそうだ。
それぞれの理由を見ていると、このように思った理由は「1点」に集約される。
それは・・・
「金儲け」に必要だから
という理由だ。
金儲けするために「英語」が必要
金儲けするために「文章を理解する力」が必要
金儲けするために「思考力」が必要
こんなことならモット英語に注力して勉強しておけばよかった・・・
いやいや、そのチャンスはいっくらでもありましたよ。
あんたが暇だからと言ってスマホゲームしている間に金儲けと思って勉強するか否かでっせ。
そこで私は常日頃、中学生や小学生の指導をする際の些細な会話の中に「金儲け」の話題は必ず入れる。
例えば、休憩時間にスマホゲームをしている生徒に「ゲームに遊ばれるんやのうて、ゲーム作って他人に遊ばせて金儲けしたらどうや?」と言って金儲けに関する些細な話をしている。
「金儲けはしんどい」ということを実感してほしいわけで、それがわかれば金のありがたみを知ると私は思っている。
ただ、学生の本業は「学業」なので本業に支障が出ない程度に「副業」を頑張ってほしいと思っている。
意外な話だが、自分が苦労して稼いだお金って、しょうもないことに使わないもんなんですよ、これホンマです。
だから苦労せずもらうお年玉だと欲しいものをすぐに買ってしまうんですよ。
カネを稼ぐということがどれだけしんどいのかを実感することが大事だと私は思う。だから職業体験などさせずに、本業に支障が出ない程度で「仕事」をさせればいいのだ。私の同級生で商売人の子どもだった友人がいるが、勉強は言うほどズバ抜けて出来るというわけではなかったが、妙に金勘定だけは強かった。今も自営でコツコツ稼いでいるようだ。そいつの子どもには「しっかり勉強せ~よ!」と言い聞かせとるらしい(笑)。確か今年中3で受験を迎えるはずだが、先日、久しぶりに店を訪れた時には、相変わらず店番していた(笑)。最近はネットゲームで海外の人と話をしないといけないそうで、その際の言語が英語らしい。だから少々の英会話なら普通にしているらしい。
おっと、雑談が過ぎたな。
保護者も勉強させようと思ったら、金を稼ぐ苦労話を子どもに聞かせてもいいと思う。そしてこれやっとけばもっとこうできるのになぁ。みたいなことを刷り込んでいく。不思議と子どもがそういう道を歩んでいくんよね。
また余談ですが、これも先日、小3の子どもの算数の指導をしていた時の話だ。60÷3のように、2桁、3桁の切りのいい数字÷1桁の数という計算をしていた時、200÷5=という計算で、答えを400と書いていたので、答え合わせが済んだ後で、よく考えてみようかと言って一緒に考えなおした。その際に使ったのが「お金」だ。
200円を5人で分ける。
一人400円ももらえるか?
すぐに40円と答えた。
計算の理屈も大事だけど、直感で答えられる感覚も大事だ。
その際によく使うのは「お金」だ。
お道具箱にもお金のセットが入っている。
教科書にもお金が載っている。
お金ってそれだけ生活の一部なんだよ。
だから金儲けの話をするのは勉強の一部と考えていいんだよ。
最後はちょっと強引でしたな。
今から書くことは、私個人の考え方なので押し付けなど一切するつもりはない。
何のために勉強しているのか?
それは・・・
生きていくために、金をどうやって稼ぐのか、そのための知識を蓄えたり能力を引き出すために勉強しているのだ。