今日の話は中2の連立方程式で使える、ちょっとした技みたいなもんです。

そんなことできるんやぁ~

って思っていただけたら幸いです。

では、早速いってみましょう!

 

3x-4y=19・・・①

4xー3y=23・・・②

 

よくある連立方程式です。

xの係数、もしくはyの係数を同じ数字に合わせて、片方の文字を消して計算するのが定石なんですが・・・そうすると・・・

例えば、xで係数をそろえようとすると、①×3ー②×4となり、

12x-16y=76

12x- 9y=69

引き算してー7y=7 y=ー1

として①か②にy=ー1を代入してx=5を出せばいいんですが・・・

 

ここで「技」なんですが、xの係数とyの係数が上下逆さまになっていますよね!こういう時は、①+②をします。

  3x-4y=19・・・①

+)4xー3y=23・・・②

  7xー7y=42 となって、全部7で割れる数字になりました。

7で割って、x-y=6・・・③

もう一つは、①ー②をします。

  3x-4y=19・・・①

ー)4xー3y=23・・・②

  ーxーy=ー4・・・④

③+④

   x-y= 6・・・③

+)ーxーy=ー4・・・④

    ー2y=2 y=ー1・・・③に代入してx=5

同じ答えになりましたね!

 

「お~ぉ!」

って思ってもらえたでしょうか?

「えっ?わざわざそんなことせんでもええんちゃうん!?」

では、これだったらどうしますか?

51x+49y=1

49x+51y=2

 

・・・ねっ?知っててよかった○○式!ってなりませんか?

  51x+49y=1

+)49x+51y=2

 100x+100y=3・・・①

 

  51x+49y=1

ー)49x+51y=2

   2xー2y=ー1・・・②

①+②×50

  100x+100y=3

+)100x-100y=ー50

  200x     =ー47

     x     =ー47/200

     y     =53/200

 

頑張って51と49の最小公倍数を見つけようとした人もいるかもしれないけど、連立方程式って、上下の式を足した式と引いた式を使って計算しても答えは一緒なんだ!ということを知っておいてください!

これ使える場面って、結構ありますよ!

是非試してみてください。