鹿児島の親の会は8年目になりますが、鹿児島の親の会の立ち上げからのメンバーであるぽれぽれさんが3年前に書かれた「明るいおうち生活のススメ」の再転載です。
起立性調節障害だった長男さんは現在大学3年生です。
「明るいおうち生活のススメ」は①から⑬までのシリーズです。
 ※先にこちらから
 明るいおうち生活のススメ①~まえがき~
             明るいおうち生活のススメ②~病気の理解~
            明るいおうち生活のススメ③~二次的弊害を防ぐために
            明るいおうち生活のススメ④~思春期の子どもの心~
            明るいおうち生活のススメ⑤~ありのままに~
            明るいおうち生活のススメ⑥~子ども自身が決める~
            明るいおうち生活のススメ⑦~母親の不安(学校・進路)
            明るいおうち生活のススメ⑧~母親の不安(生活の乱れ)~
            明るいおうち生活のススメ⑨~母親の不安(医療)
            明るいおうち生活のススメ⑩~親の会~
            明るいおうち生活のススメ⑪~わが家では~

⑫では、現在大学3年生のぽれぽれさんの起立性調節障害だった長男さんが教職を目指すきっかけになったエピソードが書いてあります。
長男さんは教職という目標に向かって、目下教育実習を頑張っています。


明るいおうち生活のススメ⑫~子どもの未来は明るい~


起立性調節障害の子どもたちは,
未来に羽ばたくために,
今はまだ,体も心も充電中です。

どんな未来が待っているのか
あれをしたい
これもやりたい

子どもは,いろんな自分を想像しながら,
準備が整うのを待っています。
充電が満タンになったとき,体と心の準備が整うと,
少しずつ自分の力で動き出していきます。
親がびっくりするくらいの力をつけて,動き始めます。

長男が動き始めたのは,高校1年ぐらい。
社会人のフットサルに行ってみない?と,
声をかけたら,すぐに行きたいと言いました。
このチームには,いろんな方がいて,
いろんな経験をされた方がいて,
普通に高校に行かなくても大丈夫なんだと,
気づくことができたようです。
好きなサッカーができて,
親以外の大人の人にかわいがってもらえて,
とても貴重な時間となりました。
また,もっと同年代の子との交流を持った方がいい,
行けるんだったら,大学に行った方がいいと,
進学のアドバイスももらえたようです。

その後,弟のサッカーの練習の送迎を頼んだところ,
それからいつの間にか,コーチ手伝いをするようになりました。
すぐに子どもたちから頼られ,慕われるようになりました。
子どもたちの成長を一緒に喜ぶ楽しさを知りました。
そこから,将来やりたいことがはっきり見えてきたようです。

動き出すことに,親は何もできません。
本人自身が動き出すしかありません。

不安もあるだろうけれど,
わくわくしながら,未来を想像させてあげたい
希望を持って,想像させてあげたい

親が心配していたら,
子どもは自分の未来も不安なものに感じてしまうかもしれません。

自分で見つけたやりたいことなら,
つらいことがあっても,がんばれます。

だから,大丈夫です。

子どもたちの未来は,明るいんです!!

話題のCM AIさんの歌の歌詞はいいですよ~。
ほんとはここに書きたいけど・・・
リンクを張ります。
「みんながみんな英雄」

こちらのCMもどうぞ。
「すべての人生が、すばらしい」

最終回⑬へ続きます。。。


ぽれぽれさんのブログ 鹿児島起立性調節障害親の会~ぽれぽれなるままに~