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蜂蜜の屈折率 --詩人が俳句を詠む--

俳句の魅力に取り憑かれ、詩人を廃業して句作に没頭しています。

美しい虚の世界を創り上げたいです。

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  • 躓きし石生きてとぶ枯野かな  川端茅舎の句を読む その4  凝縮された死生観の核心の画像

    躓きし石生きてとぶ枯野かな  川端茅舎の句を読む その4  凝縮された死生観の核心

  • 肥船や白帆つらねて麦の秋  川端茅舎の句を読む  その3  生と死を生命的循環に収めるの画像

    肥船や白帆つらねて麦の秋  川端茅舎の句を読む その3  生と死を生命的循環に収める

  • ふくやかな乳に稲扱く力かな  川端茅舎の句を読む その2  儚さ=生命の肯定の画像

    ふくやかな乳に稲扱く力かな  川端茅舎の句を読む その2  儚さ=生命の肯定

  • 薮寺の軒端の鐘に吹雪かな  川端茅舎の句を読む  その1  死を前にした畏怖と謙虚の画像

    薮寺の軒端の鐘に吹雪かな  川端茅舎の句を読む その1  死を前にした畏怖と謙虚

  • 捕虫網新しきまま浮いてをり  波多野爽波の句を読む  その98  語らずに震えを差し出すの画像

    捕虫網新しきまま浮いてをり  波多野爽波の句を読む その98  語らずに震えを差し出す

  • 雪しろや日当りよくて蔵二階  波多野爽波の句を読む  その97  時間の多層性の画像

    雪しろや日当りよくて蔵二階  波多野爽波の句を読む その97  時間の多層性

  • 宇治に来てひとりは淋し門茶かな 波多野爽波の句を読む  その96  孤独が透明に溶けてゆくの画像

    宇治に来てひとりは淋し門茶かな 波多野爽波の句を読む その96  孤独が透明に溶けてゆく

  • ひとり書を曝してひとり健啖よ  波多野爽波の句を読む その95  俳句の力の画像

    ひとり書を曝してひとり健啖よ  波多野爽波の句を読む その95  俳句の力

  • 網戸越し例の合図をしてゆける  波多野爽波の句を読む その94  要素の並びが詩の磁場を生むの画像

    網戸越し例の合図をしてゆける  波多野爽波の句を読む その94  要素の並びが詩の磁場を生む

  • 水遊びする子に手紙来ることなく  波多野爽波の句を読む その93  詩は揺らぐ可能性の場の画像

    水遊びする子に手紙来ることなく  波多野爽波の句を読む その93  詩は揺らぐ可能性の場

  • 日に熱き白子干場の煉瓦かな  波多野爽波の句を読む その92  AI君グルメ化するの画像

    日に熱き白子干場の煉瓦かな  波多野爽波の句を読む その92  AI君グルメ化する

  • チューリップ花びら外れかけてをり  波多野爽波の句を読む その91  出来事を読者の内部に生むの画像

    チューリップ花びら外れかけてをり  波多野爽波の句を読む その91  出来事を読者の内部に生む

  • 下足札桃色黄色春の雪  波多野爽波の句を読む  その90  読者を意味未満の空間に導くの画像

    下足札桃色黄色春の雪  波多野爽波の句を読む その90  読者を意味未満の空間に導く

  • 外に出してある盆梅が目ざはりで  波多野爽波の句を読む その89  表層の乾きと深層の充実の画像

    外に出してある盆梅が目ざはりで  波多野爽波の句を読む その89  表層の乾きと深層の充実

  • 悲鳴にも似たり夜食の食べこぼし  波多野爽波の句を読む  その88  AI君の究極の姿の画像

    悲鳴にも似たり夜食の食べこぼし  波多野爽波の句を読む その88  AI君の究極の姿

  • 船虫のアロエの鉢の蔭へみな  波多野爽波の句を読む その87  句を読者との共作に開くの画像

    船虫のアロエの鉢の蔭へみな  波多野爽波の句を読む その87  句を読者との共作に開く

  • 冷凍車末枯よりぞ発しける  波多野爽波の句を読む その86  言葉の外の震えを差し出すの画像

    冷凍車末枯よりぞ発しける  波多野爽波の句を読む その86  言葉の外の震えを差し出す

  • 鶏頭にこぼしてゆきし鰯かな  波多野爽波の句を読む  その85  詩は未定義のまま余韻を残すの画像

    鶏頭にこぼしてゆきし鰯かな  波多野爽波の句を読む その85  詩は未定義のまま余韻を残す

  • 灯の下へ桃色日焼もちて来る  波多野爽波の句を読む その84 触れてはいけないものに触れることの画像

    灯の下へ桃色日焼もちて来る  波多野爽波の句を読む その84 触れてはいけないものに触れること

  • 夜着いて燈はみな春や嵐山  波多野爽波の句を読む その83  言葉が語らずに伝える時詩は開かれるの画像

    夜着いて燈はみな春や嵐山  波多野爽波の句を読む その83  言葉が語らずに伝える時詩は開かれる

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