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蜂蜜の屈折 率 --詩人が俳句を詠む--
俳句の魅力に取り憑かれ、詩人を廃業して句作に没頭しています。
理解が始まる手前でほどけていく世界を手に入れたい。
美しい虚の世界を創り上げたいです。
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水仙を生くる今日より明日へ向け 後藤比奈夫の句を読む その104 静の中の動
萩刈りてすこしづつ消す萩明り 後藤比奈夫の句を読む その103 少しずつ消えて行く生の余韻
改めて石蕗を黄なりと思ふ日よ 後藤比奈夫の句を読む その102 生きることは再び見ること
冬菊の白のなければみな枯れむ 後藤比奈夫の句を読む その101 語らないで語る詩学
聞いてゐるのかゐないのか日短 後藤比奈夫の句を読む その100 ゐるとゐないの揺らぎ
朝よりも晝の暗さの時鳥草 後藤比奈夫の句を読む その99 衰えの中の成熟
籾焼いて彦根城下を煙らしぬ 後藤比奈夫の句を読む その98 明るい終焉の詩学
折返し點を過ぎたる柚子の靑 後藤比奈夫の句を読む その97 老いに於ける若さの逆照射
釣竿の先の暗さも秋の潮 後藤比奈夫の句を読む その96 沈黙する呼吸
さみしいことだらけの零餘子とも思ふ 後藤比奈夫の句を読む その95 孤独をどう生きるか
秋雲は空の溜息かも知れず 後藤比奈夫の句の読む その94 擬人化の優しさ
稲咲いてひとびと口の邊より老ゆ 後藤比奈夫の句を読む その93 老いは季節の終わりではない
一つ齢とりたる松を手入かな 後藤比奈夫の句を読む その92 ようやく皿まで来たか
黄は白が工夫する色花鬱金 後藤比奈夫の句を読む その91 境界にある魂の呼吸
紗羅掃く日紗羅を掃かぬ日夏安吾 後藤比奈夫の句を読む その90 理想の俳句AIはあなた
夏に籠る夏鶯を結界に 後藤比奈夫の句を読む その89 生を聖域に還す儀式
手花火に少女と沙彌と照らさるる 後藤比奈夫の句を読む その88 消えるものの永遠
民宿の花魁草の厚化粧 後藤比奈夫の句を読む その87 擬人化の距離感
爪染 めし足がプールの水に透く 後藤比奈夫の句を読む その86 光と肉体の間
どこにでも止れる丸さ天道蟲 後藤比奈夫の句を読む その85 世界への完全な受容
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