ブログ記事一覧|蜂蜜の屈折率 --詩人が俳句を詠む-- -10ページ目
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蜂蜜の屈折率 --詩人が俳句を詠む--
俳句の魅力に取り憑かれ、詩人を廃業して句作に没頭しています。
美しい虚の世界を創り上げたいです。
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秋扇池に湧水見ゆるかな 波多野爽波の句を読む その43 何かが言葉になる手前の瞬間
親切な心であればさつき散る 波多野爽波の句を読む その42 意味を語らない最も小さな祈りの形
花御堂病みやつれたる顔のぞく 波多野爽波の句を読む その41 沈黙をもって見詰め返す
焼藷をひそと食べをり嵐山 波多野爽波の句を読む その40 言葉にしてはいけないものを守ること
水洟やどこも真赤な実南天 波多野爽波の句を読む その39 敢えて裂け目を晒すこと
茶の花の咲くあたり見て遠く見る 波多野爽波の句を読む その38 震えに耳を澄ますこと
茶の花のするすると雨流しをり 波多野爽波の句を読む その37 沈黙の余白で世界を開く
掛稲のすぐそこにある湯呑かな 波多野爽波の句を読む その36 語られなかったことの記憶
帚木が帚木を押し傾けて 波多野爽波の句を読む その35 微かな震えの通訳になること
桐の木の向こう桐の木昼寝村 波多野爽波の句を読む その34 意味に至らないことは敗北ではない
風呂敷をはたけば四角葱坊主 波多野爽波の句を読む その33 名付けえぬものを名付けるところ
ちぎり捨てあり山吹の花と葉と 波多野爽波の句を読む その32 本来語られないで終わるところ
大根の花や青空色足らぬ 波多野爽波の句を読む その31 敢えて足りないものを残す
菜虫取る顔色悪き男出て 波多野爽波の句を読む その30 最後まで読むのに相応しいもの
墓参より戻りてそれぞれの部屋に 波多野爽波の句を読む その29 震えの奥に確かにあるもの
鶴凍てて花の如きを糞りにけり 波多野爽波の句を読む その28 意味の手前で立ち止まる
芹の水照るに用心忘れた鶏 波多野爽波の句を読む その27 何も起きないことを詠む
夕方の顔が爽やか吉野の子 波多野爽波の句を読む その26 語らずに震わす
額縁をかかへて芥子の花を過ぐ 波多野爽波の句を読む その25 書かれなかったもの
夜の湖の暗きを流れ桐一葉 波多野爽波の句を読む その24 詩人は予兆の聴取者
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