アンドリス・ネルソンス/ウィーン・フィルの素晴らしいワルツやポルカを聴いて、ウキウキの気分の中、当初の予定では、しっかり目のランチを取ることを考えていましたが、それに代わり、有名なウィーン市庁舎のクリスマスマーケットに行きました。

 

というのも、ハンブルクでバッハ/クリスマス・オラトリオのバレエを観て、その後にクリスマスマーケットで晩ご飯を食べましたが、これがとても楽しかった体験となり、これまでそんなに関心のなかった、クリスマスマーケットに目覚めてしまったからです(笑)。

 

(参考)2019.12.28 バッハ/クリスマス・オラトリオ(ハンブルク・バレエ団/ジョン・ノイマイヤー振付)

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12566219735.html

 

そもそもハンブルクで終演後にクリスマスマーケットを楽しんだのは、予定していたレストランが別のお店に変わっていたため、やむなくでした。全く何が幸いするか分かりません(笑)。こんな感じで流れに乗って予定を変え、新しい出逢いを楽しむのも旅の醍醐味です。

 

 

 

 

(写真)ウィーン市庁舎のクリスマスマーケットの入口の看板。ドイツ語、英語、イタリア語で新年の挨拶がありました。

 

 

 

 

(写真)クリスマスマーケット。市庁舎をバックに、本当に沢山のお店が並んでいて壮観でした!多くの人が訪れていて、みな楽しそう。

 

 

さて、まずは何はなくともグリューワインです。私はクリスマスマーケットは全くの初心者ですが、寒い中、最初にグリューワインを頼んで、体を温めながらお店を見て回るのが良さそう、ということはさっそく体得しました、笑。

 

 

(写真)グリューワイン。グラーツのあるシュタイヤーマルク州のシルヒャーというロゼ・ワインによるグリューワインです。繊細な飲み口で美味しい!

 

 

(写真)さまざまなハート型のレープクーヒェンを売っているお店。お子さんたちに人気。

 

 

(写真)SLJIVOVICA?綴りから、ヨハン・シュトラウスⅡ世のオペレッタ/こうもり第3幕でフローシュが愛飲する、スリポヴィッツ(プラムなどの蒸留酒)かな?と思ったら、当たりでした!その下の天使の絵にとても興味が湧きましたが、お店のお姉さんに聞いたら、「何も関係ないのよ、笑」だって。おーい!(笑)

 

 

(写真)ウィーン市庁舎。市庁舎の上には、近くの高さ99mのヴォティーフ教会を超えてはならないという皇帝の命にに密かに対抗して、高さ5mのRathausmannという騎士像を載せた、という逸話があります。

 

 

(写真)大きな雪だるまもありました。その周りには、スケートリンクも。

 

 

(写真)いろいろ眺めた上で、お昼ごはんはバックフーン(ウィーンの鳥の唐揚げ)とポテトの盛り合わせに。これ、めっちゃ食べ応えがあって、夜もなかなかお腹が空きませんでした。

 

 

 

 

(写真)新年の広告もいろいろ出ていました。とてもロマンティックで、こういうのを見ると、また新年からも頑張ろう、という気持ちになりますね。

 

 

(写真)ショーケースで見て美味しそうだったので、Schaumrolleというデザートもいただきました。

 

 

 

ウィーン市庁舎のクリスマスマーケット、パッと思い立って行きましたが、めっちゃ楽しめました!何より、来ている人たちが、みな笑顔で、思い思いに楽しんでいるのがいいですね。年末にウィーンに行かれた時には、立ち寄られることをお勧めします!