さて今まで、決定した事項について書いてきました。

で、未決定の事項もたくさんあるわけです。

この未決定の事項には、いろいろとショッキングな
内容が含まれています。

まぁだからこそ、先送りなわけですが。

その中でもなかなかショッキングな内容なのは
民主党が提唱した新年金制度でしょう。

いろいろと案はありますが、例えば月に7万円以上を
約束する最低保証年金なんかがあります。

月に7万円だとすると年間では
7万円×12=84万円となります。

うーん。ちょっともらいすぎではないかなと思いますが。
他にも突っ込みどころ満載なわけですが、
実はこの案には、根本的な問題があります。


それは前回まで書いてきた決定事項を思い出して
いただければわかるのですが。。。
            







そうです。受給資格期間の短縮です。
H27年10月から25年の受給資格期間が
10年へと短縮する例のアレです。

この資格期間の短縮と、最低保証年金が
組み合わさると。。。

国民年金保険料を納めている人は10年しか
保険料を納めなくなるでしょう。何故か?

計算してみましょう。


10年保険料を納めると、月15000円として
15000×12=18万円が年間の保険料となります。

これを10年間なので、180万円が保険料となります。

対して、最低保証年金で、年間84万円の受給額がもらえます。

あれれ、そうすると約2年で基がとれることになります。

さらに総受給額について考えると
今の65歳の平均余命は大体20年間ですから、

10年180万円を納めるだけで、
保険金額 84万×20年=1.680万円を手に入れることに
なってしまいます。

これ、どう考えても、破綻してるとおもうのですが・・・

みなさんは、どうお考えになるでしょうか?












さて、年金の改定でもうひとつ大きな改定があります。

それは「受給資格期間の短縮」です。

みなさんご存知の通り(知らない人の方が多かったり・・・)
老齢年金は原則25年の加入期間がないと支給されません。

原則と書いたのは、生年月日によっては、カラ期間が
あったり、学生や、若年者には納付特例で保険料を納めなくても
期間に反映される特例があったりしますが、
そんな特別なことは、社会保険労務士さんやFPに聞いて
もらうとして、原則は25年です。

これがなんと10年になるのです。

H27年10月から短縮となります。

そうすると、どうなるかというと、
現役世代でも受給権が発生する人がでてくるということですね。

前回書いた、短時間労働者の適用拡大も、この資格期間の
短縮も基本的な考え(建前とも言うか)は
このままだと、年金がもらえない層の人の救済措置であります。

低所得者で高齢の無年金者を救済する為です。

確かにそうなれば、老後の生活に不安があった低所得の方々が
路頭に迷わなくて済むかもしれません。

しかし、あくまで私見ではありますが、25年が10年になると
どうでしょうか。

その方の年齢と、状況にもよると思いますが、
10年で済むんだったら、10年収めてその後は
納めなくなるんじゃないでしょうか?

むしろ国民年金の未納率増えそうな気がします。

なんて書いてて思いましたが、だから、短時間労働者の
社会保険適用拡大なんですかね?

厚生年金になったら、給与天引きですからね。
未納したくてもできません。

国もいろいろと考えてますね。







前回、短時間労働者に対する社会保険の適用という
産業界に大きな影響がでそうな年金制度改革について
書きました。

これによって何が変わるでしょうか。

私見ですが、私が、パート・アルバイトを雇う側だとしたら
今まで以上に、採用の目は厳しくなるでしょうね。

確実な人件費増となるわけですので、
お金を払ってる分、ちゃんと働いてくれる人を採用したいと思います。

また業種によっては、シフトを融通して、週20時間未満、月7.8万円未満に
収めるようにするでしょう。

どちらにせよ、求人者には厳しい対応となるかもしれません。

働く側としてはどうでしょうか。

今のところ、この法案の対象となるのは、
従業員数501人以上の会社となりますので、
であれば、従業員数が少ない企業に移る可能性も
あります。

従業員数が多い企業だと、上記のように、働く側が厳しくなる
可能性もありますので、時短社員の大移動が起こるかもしれません。

企業も人も、働き方や雇用の形態を変えなければ、
対応できない法案だと思います。

もちろん、厚生年金保険料を払っていれば、老後の年金額には
反映されますから、必ずしも悪いことばかりではありませんが。

しかし、今の世間の風潮では、払っても、もらえないと考える人が
大半ですので、この法案はデメリットしか生み出さないと
捉えれるでしょうね。



ちょっと年金の事なんか書いてみようと思います。

年金については、みんなあんまり関心は無いような
気がします。特にサラリーマンの方は、
給与天引きで年金保険料控除されてますので
納めてる感覚もないかもしれません。

とにかく年金に関しては、ダークなイメージがつきまといます。

まぁ政府の対応も悪いのですが、主には
マスコミが作り上げたイメージであるかと思います。

ここでは、年金がいい、悪い、損か、得かという
ことについては書くつもりはありません。

その議論は別の方にやってもらうとして、
ここでは直近で既に変わる事について書いてみたいと思います。

まず、新聞報道でも話題になってましたが、
「短時間労働者に対する社会保険の適用拡大」
が決まりました。

当初は、従業員501名以上の企業が対象です。

これは、今までは、週30時間以上働いていて、正社員の
3/4以上働いているパート、アルバイトが厚生年金の
加入対象となっていましたが、今後は
週20時間以上、月額賃金7.8万円以上(年収94万円以上)
の方は厚生年金の加入対象になります。

ということは、今まで厚生年金保険料を徴収されて
居なかった方も徴収されることになります。

パート、アルバイトの方だけではありません。
厚生年金の保険料は、労使折半ですので、
会社も保険料を納めることになります。

ちなみにこういうことを、すぐにでも成りそうな論調で
書いてある雑誌もありますが、適用は
H28年10月で当初は従業員501名以上の企業が対象
となります。

また、これによって新たに加入することになる方は45万人いる
との試算がでています。

影響は大きそうですね。


ちょっと古い話ですが
サマージャンボ宝くじで、久しぶりに
ジミーちゃんをみましたね。

「笑ってはいけない○○」
以外でジミーちゃんをみるのは
久しぶりです。

やっぱり稀有な人材だと思います。
キムタクよりもオーラありますね。

さて、そんな宝くじですが、
実際当たったらどうなるでしょうか?

1億円があたっても、税金とられるのでしょうか?

これは結構ご存知の方も多いと思いますが
宝くじの当選金には、税金はかかりません。

宝くじは、買った時点で税金が徴収されているからです。

1枚300円の宝くじの40%は収益金として地方自治体の
財源になっております。

さらに確定申告もいりません。

まさに大判ぶるまいですね。

しかし気をつけないといけないのは、
当選した本人には、100円でも1億円でも税金が
かかりませんが、本人がその1億円を誰かに
あげたりすると、税金がかかります。

例えば、3000万円を配偶者に、2000万円を子供に
残りを自分にと配分した場合、
配偶者と子供の分は”贈与”したとみなされ
贈与税がかかります。

これは注意が必要です。

まぁあたってもいないのに、税金のことを心配しても
むなしくなるだけですが。

ちなみに、40%税金ってことは、国は宝くじやればやるほど
儲かりますね。あたる人よりもあたらないひとの方が
圧倒的に大きいわけですから。

しかもあたっているのに気がつかない人もいそうです。

キャリーオーバーなら未だ話しはわかりますが。





資産運用に何を望むのかといわれれば、
それは預金よりも大きなリターンだということに
なります。

預金のほうがリターンが大きいなら、無理に運用する
ことはありません。

ですから将来金利が上がって、預金金利が4%
とか5%とかになったら、ある程度資金がある人は
運用せずに、預金に預けてればいいわけです。

そうでないから、運用をする。

これまで何日かにわたって、ポートフォリオを
考えてきましたが、まずは自分が何を望むか。
どこまで望むのかを考える必要があります。

そして、経済動向を自分なりに考える。

運用方針はリスクか、安定か、
経済状況は利上げか、利下げか、
円高か、円安か。

それらが複合的に、組み合わさって
ポートフォリオが形成されます。

後は個人の考え方の違いですが、
ひとついえるのは、ギャンブルのような投資はすべきで
ないということです。

どのギャンブルも胴元が勝つようにできているのです。

例えば、金融機関の窓口で、オススメの商品として
販売された商品。

この商品が、あなたに果たして、あっているのでしょうか。

ネットで紹介されている、驚くような利回りの商品。

どこかにリスクはないでしょうか?

繰り返しになりますが、ギャンブルは胴元が勝ちます。

そして、お金持ちになる人は、そのことを知っている人だと思います。



前回に引き続きポートフォリオの話です。

安定型、リスク型のポートの考え方を
ご紹介しました。

あとは、今後の経済状況をどう考えるかです。

例えば、日本で言えば、金利は超低金利です。
下げる余地がほとんど無い為、今後は反転して
金利があがる可能性があります。

利上げの可能性が高いと考えるなら、
変動金利の商品が有利です。定期預金を
組むにしても満期の短いものを自動更新にしたり、
円建てのMMFなどを購入すれば、金利上昇の
メリットを享受できます。

後は、米国の経済が回復して、利上げ等が進めば
円高修正で、為替が円安になると予想するなら、
外貨建ての資産を持っておくのも手ではあります。

円高の時に、ドルやユーロを買い、円安時に
円転すれば、為替差益が得られます。

分かりやすいのは、外貨預金です。
外貨預金に預けておいて、為替の変動時に
円転します。

しかし、外貨預金には、為替手数料がかかります。

この為替手数料は、銀行によってピンきりです。

往復2円~50銭までまちまちです。

そんな時に、実はFXが使えます。

FXというと高レバレッジを効かせて大きなリターンを
得るのが主流ですが、大きなリターンを得られると
いうことは、読みが外れれば、大きな損失をこうむると
いうことでもあります。

しかし、なにも、絶対高レバレッジにしなければいけない
わけではありません。

倍率1倍でもいいわけです。

とすると、後は為替手数料ですが、FXは為替手数料が
非常に安いです。(外貨預金と比べ)

ですから、もし外貨預金をお考えなら、FXの倍率1倍という手も
あります。




前回に引き続きポートフォリオです。

リスク型についてですが、
まず株を中心に考えるのがよいかと思います。

その際に、個別株に投資するか、投信を使用するか
ということですが、個人的な見解としては、個別株に
投資するのは、よっぽどその会社の今後の見通しに
期待が持てるならともかく、基本は辞めたほうがいいかと
思います。

なぜなら、株式の相場は、金融危機などの特殊要因が
無くとも、年間に3割ぐらいの下げはありえるからです。

現状のその会社の株価が割高なのか、割安なのか
完璧に判断できる自信が有る人は別ですが。

下げで済めば、含み損を抱えても、売却せずに
値上がりを待つことはできます。(しかし、実際は
株価が上がらず、塩漬けになっている人が多いこと
は事実ですが)

しかし、今の経済状況では、投資した会社が
潰れる可能性もありますよね。

そうなったら、投資金額はパーです。

そのようなギャンブルを行うよりも、日本株に投資
したいなら、投資信託という手もあります。

投資信託であれば、その投信、例えば日本株に
投資する投信だとすると、その投信が投資している
銘柄のひとつが潰れても、その投信はなくなりません。

もちろん投資信託には、コストがかかります。

買うときの販売手数料のほかに、
信託報酬という維持、管理コストが
差し引かれます。

このコストを嫌気するならば、
個別株という選択肢も当然あります。

さて、少し長くなりましたが、とにかく株を中心にポートフォリオ
を組みます。

その際、投資を分散するという観点で、日本株だけでは
なく、外国株式、先進国債券などを入れておくと良いでしょう。

さらに、今後を考えると、インフレリスクのヘッジという観点も
あります。それらをおさえる為に、原油のETFや、金のETFを
入れるというのも良いでしょう。
ETFとは、指数に連動し、株式のように機動的に売り買いできる
投資信託です。

しかし、これらのコモディティは利息を生みませんので、
投資金額の比率は他の、株式や、債券よりも落とすべきだと
思います。


具体的な運用をどうするか。

5年は使わないお金が500万円あるとします。

最初に運用の方針を決めます。

積極的に、リターンを狙っていくのか、
リターンは少なくとも安全運転でいきたいのか。

はたまた定期的に、取り崩したいのか。

このときに、余裕資金以外の状況に
目を向けることも大事です。

もしも、この人がとりあえず500万円は貯めたけれども、
子供が小さく、近い将来教育費の出費が
見込まれるとか、収入自体が伸び悩んでいる
ような場合、元本保証の確定利回り商品を
入れておくべきだと思います。。

しかし、この人が一定程度の収入があり、
今後大きな出費の予定も無いようで
あれば、収益をとれる株を中心に、
ポートフォリオを組めばいいと思います

例えば、前者を安定型、後者をリスク型とします。

安定型では、基本確定利回りの元本保証商品
が基本となります。
例えば、定期預金、個人向け国債、円建てMMF、MRF等です。

定期預金は、今は低金利ですので、
あまり銀行間で差はありませんが、今後金利があがるとしたら
銀行間でも差がでてくるかと思います。

個人向け国債は、10年ものが良いでしょう。
変動金利型ですので、金利が上がれば、利率が上がります。
1年は換金できませんが、1年以降は換金できますし、
換金時には、国が額面で買い取ってくれます。

MMF.MRFは、短期の国債等の安全商品で運用する
投資信託ですが、短期国債等で、運用していますので
国の利上げのメリットが直接教授できます。

これらの安定商品を軸に、一部株式投信などの
リスク商品を組み合わせて、全体の利回りを預金以上に
できれば、運用した結果資産が殖えたことになります。

次回はリスク型について考えたいと思います。


前回、とにかく余裕資金をつくるのが、
先決だといいました。

この場合余裕資金とは、5年くらい取り崩さなくて
良い資金だとします。

だから3年後に大きな出費が控えていて、
資金を取り崩さないと駄目な場合は
その出費を差し引いて考えたほうが
いいかもしれません。

状況によっていろいろ変わりますが、
一旦まずは、5年とします。

さて、ではそういった余裕資金がたまった場合
どうするかです。

これをどのように運用するのか。

よくあるのは、運用となったときに
いきなり、「何に、投資するのか、
株か、債権か、投信か、FXか、金か」
というように、商品から入るパターンです。

これはまず、失敗しがちです。
なぜなら、まず、今調子が良い、実績が良い商品は
今後もそうである可能性はありません。
常に値上がりし続ける商品はありません。
どこかで下げの相場がきます。

また、リターンが大きくてリスクの無い商品は
ありません。
「何に投資するのが良いか」という質問は
「何が儲かるのか」という質問と同義だと
思いますが、リターンが大きいということは
それに見合ったリスクを負うということです。

ですから、そういった運用は、ギャンブルの要素が
強くなります。

ギャンブルは胴元が勝つように出来ているんでしたね。

これからあなたが行うのは、ギャンブルではありません。
運用です。

次回は、もう少し具体的な運用のお話をしたいと思います。