保険屋FPひろのお金の教室 -297ページ目

先進医療

毎日はっきりしない天気が続きますが、今日も蒸し暑かったですよね。


汗っかきな私はスーツを着ての外回りがしんどいです汗



さて本題


最近『先進医療をカバーします』って保険商品を良く見かけるようになりましたね。


先進医療とは、大学病院などで実施される最先端の医療のことで、厚生労働大臣の承認を受けたものを指します。先進医療はどの病院でも受けられるものでは無く、その種類ごとに実施可能な病院が決まっています

平成21年7月1日現在、第2項先進医療技術が92種類、第3項先進医療技術は17種類となっています。
技術が評価され、健康保険が適用されることが認められると、その技術は先進医療の対象から外れます。また、医療が進歩して新たな技術が登場すると先進医療として認められ追加されることもあります。そのため先進医療の技術数は一定ではなく、随時見直しがされています


先進医療に係る費用は患者が全額自己負担することになっています。その費用は医療の種類や病院によって違い、一律ではありません。通常の治療と共通する部分は保険診療として扱われます。


先進医療を受ける場合には高額な出費を覚悟しなくてはなりません。
がんなどになった場合、医療費を気にされる方は「保険適用の範囲内であればいいけれど、保険の効かない先進医療を受けたときのことが心配」という方も多いと思います。

先進医療特約はこのような先進医療を受ける場合に給付される保障です。

特約保険料も100円前後となっていますので、医療保険をご検討される場合、この特約が付けられるかも確認してみてください。


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保険の値段

今日は七夕でしたね。

仕事に追われ、時簡に追われですっかり忘れてました汗

仕事も時間も追いかけるようになりたいと思う今日この頃です。



さて本題


保険の値段ってどこに書いてあるか分かりますか?


っとその前に豆知識



○保険料・・・お客様が保険会社にお支払いになるお金です。(月払保険料とか年払保険料なんて言いますね)


○保険金・・・お客様が保険会社から受け取るお金です。(死亡保険金とか高度障害保険金などですね)



似ている言葉ですが意味は全く正反対です。

たまに新聞や雑誌でも間違ってますからね。正しく覚えてくださいね。


と話がそれてしまいましたが、それでは保険の値段って保険料の事?

実は違うんです。


保険証券の確認 にも書きましたけど保険料支払総額の事なんですよ。

保険は20年、30年と払っていくものですから住宅ローンなんかと変わらないですよね。


一例として 30歳 男性 既婚 子供1人 というごく一般的な家族構成の場合 


30歳~40歳が18500円 40歳~50歳が27700円 50歳~60歳が41000円と保険料がアップしていき、最終的には総額1,000万円を超えるようなケースはざらです。


住宅の次に高いってまんざらウソではありません。


それじゃ保険金は?


生命保険の場合、受け取る保険金自体が商品です。『○○○○万円のお金を○○歳まで受け取る権利』って事ですね。その権利の値段・・・支払総額が「保険の値段」です。


しかし、この値段・・・ちゃんと書いてない事はざらですよね。

そして皆さんここを確認しないで加入してるんですよね。


そう考えると怖くないですか?普通缶ジュース1本買うのだって値段の確認しますよね?


もう一度言います。目先の月々の保険料では無く、保険料支払総額ですよ。


可処分所得が見えないところで減少している(これについてはまた別に書きます)中、ほんの少しの見直しや工夫で100万円単位のお金を節約できるって保険と住宅ローンくらいなんですよ。



そう考えると見直しする価値あると思いませんか?


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保険証券の確認

今日の雨は散々でした。


一番ひどいときに外出してたもんですっかりびしょ濡れにo(TωT )


こんな日に限って電車移動だったりするのは何ででしょう?汗



さて、今日はサラッと証券確認のポイントを説明しますね。



まずお手元に保険証券をご用意ください。


チェックするところは


主契約 商品名や保険種類が記載されています。ココの保険期間と払込期間をチェックしてください。

特約  どんな特約がついているのか、その保険期間と払込期間をチェック。


特約の保険期間が10年であれば、ほぼ10年後に自動更新となります。

また、特約は定期保険である場合がほとんどですから、いずれ保障が無くなることもありますので、そこもあわせてチェックしてください。

更新するとその年齢で保険料を再計算しますので、間違いなく保険料は高くなります。


保障が一生必要なモノ、一定期間で良いモノと分かれますが、個別に見て必要なモノが必要な期間確保できないのであればその時点で既に保険に対する期待と合っていないということになります。

例えば葬式代と入院の備えは一生必要と思っているのに、どちらも一生確保出来ていないなんてパターンですね。


保険設計書がお手元にある場合は保険料総支払額もチェックしてみてくださいね。

意外と多くのお金を払う事になってたりします。

支払額に見合う保障が確保できているのであえば問題ないですが、払込満了後の保障はどうなってますか?


医療系の特約などは主契約払込満了時に残期間の保険料を一括で納めなくてはならない場合もあるので注意してくださいね。


また、転換などしている場合は転換方式と解約返戻金表(大抵は証券か設計書に明記してあります)を確認してみてください。経過年数と比べ減って行くのであれば特約転換になっているハズです。

放っておくとそれまで貯まったお金がどんどん減っていきますよ。


月々の保険料だけでは無く、『いつまで払うのか?いつまで保障があるのか?全部でいくら払うのか?』

ここを押さえて自分の希望と違うようなら見直しした方が良いと思いますよ。



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