保険屋FPひろのお金の教室 -12ページ目

ものごとには必ずウラがあるんだよ

毎日通勤電車に揺られて1時間ほど。

Facebookをちょいと覗きつつ、車内の吊り広告などに目をやると・・・

そこはネタの宝庫だったりするんですよね(笑)


で、ここのところ経済ネタを拾うコトが多いんですが、まぁ一応お金にまつわるお仕事をしている身としては、身の周りのお金の事も経済の事も、そして政治のことも・・・全て1本の線で繋がる以上は避けて通れないものだからして・・・


つまりミクロを語るにはマクロも知らなきゃダメってことなんですけどね。


しかし面白いのは、世の中、知れば知るほど、調べれば調べるほどいろんなモンが出てくるものでして・・・


僕の仕事に直接影響してくる社会保障。

3年前のマニュフェストなんて、一体ドコへ行っちゃったんでしょうね・・・

税と社会保障の一体改革なんて、ほとんど出来ない事をこれまたウソ八百。

肝心の社会保障のことは全く示さないクセに、税金だけはしっかり上げようという暴挙を目論む民主党と野豚総理。

まぁ、脳みそが干からびてる連中に考えが有るはずも無く、ウラで糸引いてるのは財務省ってことはわかりきっているんですが、何故か社会保障費ってタテマエを前にすると増税止む無しって空気になるから不思議。


あ・・・だいぶ話がズレてきちゃった(^^;


そうそう!車内広告の話。


え~っと、文藝春秋に消費税増税を廻り、賛成派と反対派の意見をそれぞれ取り上げる企画がありまして・・・

増税派の代表はコマツの坂根会長。対する反対派はセブン&アイの鈴木会長。

分かり易く言えば、輸出に頼る製造業と、国内消費を支える小売業の構図ね。

経団連や同友会も増税推進なんですけど、何故か考えた事ってありますか?


輸出企業はね・・・消費税を増税した方が実は儲かるからなんですね~


何でか知りたいですか?


消費税ってのは、消費する国で課税することが慣行なんですよね。

で、輸出するってコトは国内ではなく輸出先で消費するって事になります。ってことは日本国内では課税されないんですが、更にそれだけじゃなくって、輸出をすると仕入れにかかった消費税が返ってくるんですよね。


詳しく知りたい人は輸出戻し税でググってみてくださいませ。


で、この輸出戻し税は誰に返るのかというと、最終的に製品として輸出する企業なんですね~コレが。

しかもその額、上位10社で1兆円ほどなんです。

海外にモノを売ると、売上の他に税金までオマケに付いてきちゃうってことですよ。

しかも、消費税が増税されれば還付される額も増えますから、そりゃ製造業をはじめとする輸出企業は諸手を挙げて賛成しますわな(嘲笑)


対して、増税されれば消費は冷え込んで更に景気が悪化することを、小売業の方々は良くわかってますよね。

だって98年に痛い目にあってますから。

財務省だってわかってるはずですよ。データがあるんですから。

しかも、日本はこの現状でも破綻しないってこともわかってるんですよね。じゃあ彼等は何を狙ってんの?と言えば・・・実は税収増なんかではなくて、税率を上げることそのものなんですな。

んで、それに伴って発生する利権を狙ってるってことです(国税庁は税収増に必死ですけどね。おかげで僕らの仕事にも影響が・・・っとこれはまた別に書きます)。

輸出戻し税なんてのも、何故かメディアは記事にしませんよね~

あ・・・財務省とウラでコソコソやってるもの同士だから書けないか(爆)

一体どこに国民の幸せはあるのでしょう?(遠い目)


財政再建なんてのは、重要な問題ではあるけれど、実は大した緊急性はありません。

これを利用してやろうとする連中に踊らされすぎなんですよね。あ、マスコミは彼らの提灯持ちなんで、はなから信用なんて出来ませんよ。

なのに、メディア(大手新聞社)が発表した記事だからとか、有名大学の先生が言ってるからとか、裏も取らずに騒ぎに乗っかり、ムダに不安を煽るファイナンシャルプランナーなんて肩書を持つ連中がまことしやかに言うわけですよ。

住宅ローンはどうだとか、家計がどうだとか。


まぁ出来損ないのFPは僕の先輩がバッサリと斬り捨ててくれますけど(笑)


ショッキングな言葉を聴くと、つい思考停止してしまいがちですが、ものごと必ずウラがありますからね。

そこがわかると、世の中ももっと面白くなるかも・・・


ほかにももっといろいろ教えろって方は

financialprotection@hotmail.co.jp

までご連絡くださいませ。

お茶でもしながらお話しましょう(笑)


たまにはなんちゃって書評など(爆)

なんか巷では相変わらず
円が暴落するだの国債が暴落するだのギリシャは対岸の火事ではないだのといった見出しが躍ってますね。

ハッキリいって見るたびにアホか!って気分になるのですが・・・


僕が理解している範囲では、円が暴落したり、日本国債が暴落、デフォルトになり金利が高騰なんてことは地球の自転が止まるくらいにありえないことです(笑)


そもそも、そういった日本終わった論者の皆さんは、何故いま円高であるか?どうして円高になったのか?を全く理解していないかのように思えます。


で、フラッと立ち寄った書店でこんな本を見つけたので、早速読んでみたりして。

ってことでなんちゃって書評などしてみようかと(爆)


で、どんな本を読んだのかといえば・・・

仕組まれた円高 (青春新書インテリジェンス)/ベンジャミン・フルフォード
¥880
Amazon.co.jp

なかなか面白い視点で円高を解説してまして、世界の政治やパワーバランス、金融ってものが良くわかりますよ。

一部憶測や妄想チックな記述もありますが、読み物としても面白いので一気に読めてしまいます。


金を持っている一部の特権階級の連中がインフレを嫌がる理由、ドル安がアメリカ経済を救う理由などがよく理解できますし、納得できます。

彼らはデフレ・ドル安にしておいた方が都合が良いんですね。

また、日本は世界最大の経常収支黒字国なのに何故不景気なのか?って疑問もほぼ解消できます。

ここら辺を理解できれば、円が暴落するとか、日本国債がデフォルトするとか、ハイパーインフレが・・・って記事の信用度はほぼゼロになるでしょう(笑)


ところで、話はちょっと変わりますが、メディアが今回増税賛成に回っているのは、今回の増税が成立しても新聞はその対象外になるような取引があることと、国税が税務調査と称してメディアをいじめた結果、それに懲りたメディアはすっかり財務省に手なずけられているからですよ。

メディアにだまされてはいけません。


ということで、当面の間(アメリカが一定の成果を手にするまでの間)円安に振れることは無いでしょうね。

でもって、当然のことながらインフレになったり金利が暴騰するなんてこともありません。


ところが・・・


一方でこんな本の方が売れてたりするんですよね。

なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか/藤巻 健史
¥1,000
Amazon.co.jp

伝説のディーラーさんもここ10年以上予想を大外しです(笑)

それでもずっと円安を叫んでいれば、そりゃいつかはそうなります。

そしてそのときに「俺は昔から予想してた」なんて言い出しそうです。

っつーか、この人ってホントに伝説のディーラーなの?

最近は藤巻氏の逆を張れば儲かるって話ですっかり有名です(笑)

破綻してるのは著者の頭の中ということが良くわかる1冊ですね(爆)


買って読むほどの価値を感じなかったんで、サクッと立ち読みで大まかに読みましたが、やっぱお金を払ってまで読むほどのモノじゃありませんでした。

あ・・・こういう本にお金を払う事を浪費って言います(爆)


ちなみにこっちの本も結構売れてるそうですね。

略奪大国~あなたの貯金が盗まれている!~/ジェームス・スキナー
¥1,470
Amazon.co.jp

別にジェームス・スキナーは特に好きでも嫌いでもありません。


ですが・・・


この本を読むことで、アメリカの本音がわかるってところでは面白いかも(もちろん皮肉w)


だって2015年に全銀行閉鎖とかありえないし。

日本政府がIMFとデフォルトの時期について話し合ってるなんて、いくら妄想でもおかしすぎでしょ?

日本が破綻する前にIMFがデフォると思いますよ~

ちなみに日本はIMFにお金を拠出してあげてる側。IMFを助けることはあっても助けられることはありませんから。

ちなみにIMFが日本の消費税を増税しろなんて、間違っても言いません。あれはIMFに出向してる財務官僚が増税を既定路線にするためのヤラセです。


おっと!ここにもヤラセのステマ疑惑か?(爆)


という冗談は置いといて、タイトルだけがホントのことっていう爆笑本ですね(爆)

ちなみにこの本にお金を払う事も浪費って言います。学生さんは特によく覚えておいた方が良いですよ。試験に出ますから(嘘)


あ・・・実際に世界に対する影響力がある人ってどんな方々?って疑問に思う方は


戦慄リポート世界を動かす超権力者76人/AKI国際問題研究所
¥600
Amazon.co.jp
アメリカ権力者図鑑―崩壊する世界覇権国の今を読み解く/副島 隆彦
¥1,575
Amazon.co.jp

このあたりを読むと良くわかりますのでおススメです。

お金の使い方は3通り

細々と開催している個別相談ですが(^^;

おかげさまで「かなり参考になりました」とか、「とても役に立ちました」など、嬉しい感想をいただいております。


お話する内容はご相談相手によって微妙に変わりますので、実はレジュメなどもかなり大雑把なものしか用意していないのは内緒です(笑)

が、そんな中でもどなたにも共通してお話していることもあります。


お金の使い方は3通り


これ、なんだかお分かりになりますか?


わかる方はこの先はお読みにならなくても大丈夫です。

これ、実は時間の使い方にも共通することなんですよね。


で、お金の使い方。それは・・・


投資・消費・浪費


です。


ひとくちに投資と言ってもいろんな意味があります。

例えば株式など、金融商品に投資するだけではありません。

もちろん金融商品を使って資産を殖やす投資もありますが、一方で教育資金などは子供の未来への投資。貯蓄も将来に備える為の投資なんですね。

投資ってかなり広い意味があるんですよ。


消費や浪費も同様です。


お金は使ってナンボですから、同じお金を使うなら、キチンと意味がある使い方をしませんか?

っていうのが僕の提案。


そんなコト、言われなくてもわかってるよ(出来てるよ)・・・と思っている方も多いでしょう。

ですが、今までいろんな方のご相談を受けた経験で言わせていただくと、意外と穴が有ったりするものですよ。

ちょっとした考え方の違いもありますが、それまで投資と思っていたモノが実は消費だったり、消費だと思っていたモノが浪費だったり・・・

もちろん浪費、消費の全てが悪ではありません。ある意味必要なコトだったりもします。

ですが、それを踏まえた上で、浪費や消費を投資に変えることが出来たら良くないですか?

そんなソリューションをご用意してます。


個別相談は随時受け付けてますので、ご興味がある方はお気軽にお声をかけてくださいませ。

どんな相談にお応えできるのかと言えば・・・


・家計の見直し

・住宅ローンの見直し(新規申込みの際のローンの仕組みガイド含む)

・税金の基礎知識(確定申告アドバイス含む)

・生命保険の見直し

・個人事業主向けのお金の残し方

・法人税務や会計にまつわるご相談

・ライフプラン作成のお手伝い


などなど。


毎日13時~21時の間でお好きな時間をご指定ください(ただし要予約)

ご相談以外の暇つぶしのお誘いもOKです(笑)

ご予約は

financialprotection@hotmail.co.jp

まで。


1~2時間の投資が将来を変えるかもしれませんよ!


追伸:私の場合・・・お金の浪費はほとんどしませんが、結構時間の浪費をしていることは内緒です(爆)