経済がわからないのにローン金利を語る愚
住宅ローンの話をするとき、どうしても金利の話になりやすいですね。
僕個人としては、変動金利だろうが固定金利だろうがお好きな方を選んでもらって良いと思ってるんですが、まるで何もわからないのに「変動金利は危険」という意見には全く賛成できません。
変動=危険、固定=安全
これは間違った認識ですよ。どちらにもメリットもデメリットもリスクもあります。
正しい理解をした上での判断なら、そのあとは私が口出しするような事でもありません。お客様の判断ですから。
ただ、先にも言った通り、「変動金利は危険」とバカの一つ覚えの様に言ってる自称専門家の方々には徹底的に反論してやろうと思ってますが(笑)
大体、「金利の上昇リスクが云々」と言ってる方々、どうなると金利が上がるのか?いつ上がるのか?という根拠と、どのように上がっていくのか?をキチンと説明してるところを見た例がありません。
呪文のように「金利が上がる、金利が上がる」と唱えてるだけじゃないですか。
そりゃいつかは金利が上がるときは来るでしょうよ。
でもね、お客様が知りたいのは金利が上がるとどう危険なのか?自分にどんな影響があるのか?ってことじゃないですか。
未来の事は誰にもわかりませんが、だからこそ専門家に的確なガイドを求めてるんじゃないんですかね?
ビックリしちゃうのは、「変動金利でローンを組んだ翌年から0.5%ずつ金利上昇した場合」なんてことをご丁寧にシミュレーションしたりしてるところ。
過去15年くらいを振り返ってみてもほとんど横ばいの金利が、どうなれば0.5%ずつ上昇していくんでしょ?(笑)その根拠は?
今の環境で0.5%利上げってかなりの大ごとですけど。
その、ものすごい妄想力だけは誉めてあげたいと思います(爆)
で、こんなコトも言ったりします。
「景気が悪いから日銀は金利を上げることはないので、変動金利は当面上がらない。金利が上がっているときは、景気も良く、給料も上がってるから大丈夫でしょう」といった‘セールストーク’によって、変動金利を選択している人もいるでしょう。
確かに住宅の営業マンはセールストークとしてそう言うこともあるでしょう。が、それをセールストークと斬り捨てるのは早計だと思いますよ。
変動金利は日銀の政策によって左右されますので、上記の「日銀は金利をあげることはない」ってのは現状では間違いではないですし。
仮に、ヨーロッパ発の金融不安で世界中に影響が出たとして、日銀は政策金利を上げますか?ってことです。
100万歩譲って国債が暴落したとしましょうか。金利が上がるのは長期金利ですよ。それで変わるのは固定金利の方。
で、現実問題として、国債の暴落から長期金利が上がったら、日銀はどうすると思います?一緒に政策金利を上げるんですか?ありえないでしょ。
そもそも、今の日本、長期金利が低いのに国債は買われてるんですよね。
最近は国内の機関投資家だけでなく、海外投資家も日本国債を買い始めてる。
これ、説明できますか?
ちなみみ教科書通りであるならば、国債が買われると金利が上がるんですけどね。
今起こっていることは、金利が低い国債に資金がどんどん流れてるってことです。
一言で言うとデフレだからとなってしまいますが、その説明はかなり奥が深いですよ。
でも、そこをキチンと説明してくれる専門家っていましたっけ?
僕が知る限りはいないんですけどね。
もちろんデフレを脱却し、景気回復に向かえば当然変わると思いますが。むしろ皆さんそれを望んでると思ってますし。
しかしねぇ・・・経済界の老害爺さんどもは「今デフレを脱却してもらっては困る」なんて公然と言ってのけてますからねぇ・・・
とっとと一線から退いてもらいたいんですが、現実にはあんな役立たずの爺さんどもが影響力ってのを持ってるのも事実なもんで。
これじゃ~なかなか景気回復なんてしないだろうな・・・ってのが率直な見立てです。
そしてユーロの債務問題を取り上げてこんな記事も出回る(笑)
- ¥600
- 楽天
この中にこんなコトを言ってる人を見つけました。
>ビジネス・ブレークスルー大学の田代秀敏教授は、「欧州の債務危機が収束し、米国の経済成長が回復したとしても、そのときは日本の短期国債や先物を多く保有する外国人投資家が今度は売りに回るので、日本国債は危機に瀕する恐れがあります」と、日本国債が暴落する可能性を示唆。
まぁ大学教授からしてこのレベル。っていうか、大学教授もメディア寄りの話をする人しか取り上げられないってのが現実かな。
だって、ビジネス・ブレークスルー大学なんて聞いたことあります?
僕はこの記事で初めて知りました(笑)
ちなみに海外の投資家だろうがナンだろうが、日本国債は円建てでのみ発行されているんですよね。
今の円高で日本国債を保有した海外投資家が、仮に一斉に売りに回るとどうなります?
円は下がるんじゃないですか?すると、その投資家の方々、為替でも痛い目に遭いますけど・・・
貪欲なまでに利を求める連中が、わざわざ自分が損するように仕向けるとも考えにくいんですけどね~
自殺志願者ってんなら別ですが(爆)
あ・・・書いてて気づいちゃった。メディア寄りじゃなくて、官僚寄りってところに。
でも、そこを掘ると記事が書ききれないんで、それはまた改めて。
しかし、まるで日本が景気回復しちゃいけないかのような、見事なメディアのプロパガンダぶりですね。
しかし、こんな教授に教わってる学生は本当にお気の毒さまです。
一生懸命勉強してることが実はウソなんだから。
あ・・・学生だけじゃないか。大学教授ってことだけで信用しちゃう一般の方々も同様だから。
って、ちょっと話がズレちゃいましたが、お金の話ってのは金利だとか為替、株価ってピンポイントで語るようなものじゃないんですよ。
多方面に影響し合うものなんだから。もちろん政治なんかも含めてね。
いいかげんFPとか名乗ってる方々はそのあたりに気づかないと、そんな視野の狭さじゃプロって言えないんじゃないかな~?
なんて思っている今日この頃です(笑)
個人年金
個人年金 30代
個人年金 貯金できない
個人年金 入ったほうがいいか
個人年金 入るべき
個人年金 入る必要があるか
個人年金保険は加入すべきですか?
いきなりキーワードの羅列ですみません。横浜のFPひろです。
なんだか個人年金が気になる人が多いんですかね?
これ、今月このブログに辿り着いた検索ワードなんですよ。
まぁ老後資金の確保という点で、今の年金だけでは足りないと感じてるからだと思うんですけどね。
また、税と社会保障の一体改革なんて言葉が毎日ニュースから聞こえてきますしね。
このままじゃ現役世代の老後は・・・なんてネガティブな話題ばかり耳にすると、やっぱり何らかの対策を・・・っと思うのは人情ってもんですね。
家庭を持ってる方など、教育資金・住宅ローンetc・・・これらが重なると、老後のためにも貯蓄をと思っていても、なかなかそこまで手が回らない。
まして、働き盛りの30代・40代が住宅を購入した場合など、ローンの完済が60過ぎなんてのはザラにあることですし、教育費は年齢と共に支出が増えますからね。
子供が高校・大学ってときに、貯蓄が出来ないんじゃないか?って心配ですもんね。
個人年金に加入した方が良いかどうか?については以前にも書いています が、ここ数年で状況が変わったわけではないので、僕個人の見解も以前と全く変わりません。
コレに関しては、同じ意見の方も多いようですね。
選択肢のうちの一つではありますが、積極的に選ぶものでも無い。
資産形成っていうのは、貯蓄や投資など、個々の手段を考えるだけでなく、様々な方法をトータルで考えなくてはいけません。
ちょっとした工夫ひとつで、普段はあまり意識しなくても合理的に、結果としてきちんと資産が出来ているって状況を作ることができたら、その方法を知りたいって方はいらっしゃいますかね?
もちろん僕は保険屋さんなんで、保険も当然考えます。
が、例えば某外資系のトップブランドの会社のように、毎月の保険料を5万円以上使うなんてことはいたしませんよ。
だって、それだとその手段を取れる方って限られちゃいますから。
僕のお客さんの多くは僕と同世代のサラリーマン層。
使えるお金には当然制限があります。
そんな方々にも無理なく出来る方法じゃなきゃ意味ないですからね。
教育資金も住宅資金も、そして老後資金も全部心配なのが僕ら世代。
そんな同年代の方々の為に知識と知恵を総動員してお手伝いさせていただきます。
興味がある方は
financialprotection@hotmail.co.jp
までお気軽にどうぞ。
保険設計は愛ですよ
なんか僕に似つかわしくないタイトルだこと(爆)
いや、たまたま新人さんの保険設計を見る機会があったもんで。
普段ならまずやらないんですけどね(笑)
その設計ってのはこうです。
およそ100万円を一時金で預かる内容で、一定年数を置いておくと支払い保険料より解約返戻金が上回るってパターンで、いわゆる「貯金代わりにいかがですか?」みたいなトークで販売します。
銀行の預金金利が0.02とか0.03%の現在、一定年数をおいておけばそれ以上(預入利息の●倍は殖えます)となるので、保険というと敬遠しがちなお客さんも、これなら銀行に寝かせておくよりは遥かにマシと、こちらの提案をすんなりと受け入れていただけるケースが多いんですね。
お客さんにとってデメリットとなるのは、銀行預金と違って一定年数は取り崩せないってことなんですが、特にすぐ使う予定が無い預金の一部をこういうやり方で預けるってのも貯蓄方法の一つであったりはします。
保険営業は断られてナンボってところもあるんですが、それでも断りってやっぱりキツイんですよ(僕も未だに堪えます)。
なので、こういう営業の仕方をすることは否定しないのですが・・・
それでも、同じお金を預かるのに、設計次第で中身はグッと変わったりするんですよね。
ちなみに僕が同条件で設計してみると・・・返戻率はピークで数%下がりますが、返戻率の立ち上がりが早く、加入直後でも95%以上が返ってくる(新人さんの設計とは1.5倍ほど開きがあります)上、保障も●倍となり、さらに僕らのいただく手数料も●●倍違ったりするんですよ。
商品の選択、払込方法の設定、その後のメンテナンス・・・
こういったところがキャリアの差と言えば、確かにその通りなんですが、これって万が一って事をどう考えるか?お客さんにとってどうする事がより良いのか?ということを突き詰めて考える、いわばお客さんに対する愛情の差だと思ってます。
万が一って亡くなってしまうことだけじゃありません。もし、当初の予定と変わって急なお金が必要となってしまったら?とか考える事はいろいろあります。
単に「この商品なら●年後にいくらになります」ってことだけじゃない。
確かにピーク時の返戻金は新人さんの設計の方が多少多くなりますが、もし数年後に最悪の事態が起こった場合・・・受取れる保険金が全く違いますし、その手前で取り崩さなくちゃならない事情が発生したとしても、お客さんのダメージはほとんど無いようにして差し上げられるんです。
いついかなる時でもお役に立つって視点でみると、同じ金額を預かるのに、トータルのパフォーマンスはまるで変わっちゃうんですよね(と自画自賛してみたりw)
その上、募集人の収入にも差がつくでしょ。
どうせ仕事をするのなら、関わる全ての人がハッピーになるようにしないと意味が無いですからね。
ある程度経験を積めば、この新人さんもまた変わってくるのかもしれません。
しかし、お客さんに対する愛情が無いと、時間の経過だけでは身につかないことでもあるんですよね。
なので、普段は全く言いませんが、実は心の中で保険は愛だと思っていたりするんです。
お客さんの「家族に対する愛情」と、僕ら保険に携わる人間の「お客さんに対する愛情」いずれも不可欠なものなんですよ。
って勢いで書いてみたものの、やっぱり最後まできて自分らしくないと改めて思ったり(爆)
たぶんこんな記事は二度と書きません(汗)
あ・・・もしこんな貯蓄法に興味がある方がいらっしゃいましたら、その時はお気軽に
financialprotection@hotmail.co.jp
までご連絡くださいませ。