保険屋FPひろのお金の教室 -16ページ目

ホントにそれで使い倒せるのか?

アポの前に時間があると、書店やコンビニで立ち読みをするのが習慣な横浜のFPひろです。

さて、その立ち読みで気になった特集のお話など。

保険ネタが続きますが、仕事始めでやる気になってる・・・わけではありませんの念のため(爆)


で、早速ですが、今週の東洋経済。

タイトルがすごいですよね(笑)

週刊 東洋経済 2012年 1/7号 [雑誌]/著者不明

¥690
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生命保険を使い倒すですって。


日頃から保険はどう使うか?なんてコトを話してたり、このブログでも書いてたりしますので、どんなもんだかちょっぴり興味があったりして。

でも、まぁ東洋経済だし、大体この手の特集ってロクでもないモンが多いのであまり期待はしてませんでしたが・・・

ある意味期待を裏切らないってスゴイですよね~

ほぼ予想通りの内容でした(爆)


まぁ、そもそも雑誌を作る方々が保険の使い方なんてキッチリわかってるわけじゃないですしね。

タイトルは違えど、毎度毎度のワンパターン。


最近は単なる商品ガイドではなく、誌上コンペなんて形にしてあったりはするんだけれど・・・

結局は各保険会社の人間に特徴を案内させるだけで、使い方もへったくれもありません。

提案力を誌上コンペだなんて、これのどこが提案力?って感じ。

いつもの現場を知らないFPさん達とまるで変わらない。

この人たち、ホントにお客さんにこんな提案してるんだろうか・・・?


残念だったのは、その中にウチの会社も出てたりすること。

今まではそんなのやってなかったのにね。

まぁ、これは社内事情ってヤツでしょうね~


あと、契約者貸付の話も出てましたね。

これは僕も使い方の話としては割りと使うんですけど・・・

残念なことに、今まで僕が証券診断をした経験からいけば、日本の大手保険会社の代表的な商品に加入してる方にはほとんど役に立たない情報かもしれません。

あと、以前絶賛されていたネット生保の商品にご加入中の方々にも。


もちろん、僕が見てきたことが全てではありません。

ですが、これでも一応この業界では中堅どころのキャリアはありますし、それなりに現場でお客さんから学んできました。

あ!勘違いして欲しくないところなんですけど、学ぶっていうのは教科書の載ってるような知識のことではありませんからね。

多くの方々は、学ぶって言うとすぐ書籍などから知識を得ることと思いがちですけど、現実には教科書の知識なんて全く現場では役に立たないことばかり。

そんなモンいくら身につけたって、お客様の役に立つことは出来ません。

場合によっては迷惑だったりもするのです。

(これは自分にも言えますけどね)


まぁこの特集を読んだところで、生命保険を使い倒せるようにはなりませんので悪しからず。





入りたいときに入れないのが生命保険

正月休みが明けたと思ったらすぐに3連休。

仕事始めと言いつつ新年会ばかりで、未だほとんど仕事をしてない横浜のFPひろです(^^;


なのですが、年始早々WEBから保険加入の検討をしているお客様からの問い合わせが。

これは新年早々幸先が良い!


なんてことはありません。

自ら保険に加入したいって人は実は保険会社にとっては要注意だったりするんですよね。

何故か?

それは・・・


通常なら保険なんて自発的に入ろうって方は少ないんですよ。

こちらからおススメしても、「そのうちに」とか「必要ならこちらから連絡するから」とか言われるケースの方が圧倒的に多い。


なぜか?


それは万が一なんて自分に起こることとリアルにイメージするコトが無いからです。

そりゃそうですよね。

だって毎日健康に過ごしているんですから。

それが自ら保険加入しようってことは、何か具体的な心配事があるんじゃないか?

ってことになるんですよね。

なので、自発的な申込みに関しては、実は診査も厳しかったりするんです。


ってところで、まぁとりあえず詳しいお話を伺ってみることに。


すると・・・


やっぱりなんですよね。

「いくつか保険の申込みをしたんですけど断られてしまって・・・」

つまり既往症があるんです。しかも保険をお引受け出来ないような。

このお客様、年齢は僕と同年代の独身女性。

いままで保険なんてあんまり考えた事も無かったそうです。

ところが、数年前に病気を患い・・・しかもそれがかなり大変な内容。

所謂指定難病ってヤツだったんですね。


引き受け基準は保険会社によって若干の差はありますが、今回のケースの様に特定疾患を患ってしまった場合は、ほとんどの会社でお引受け出来ないとうジャッジが下ったりします。

とても可哀相ですが、これも現実なんですよね。

このお客様の為に、保険でお役に立てることは全くありません。

ご要望があれば貯蓄計画などのお手伝いをしたりは出来ますけど。


でも、このようにお引受け出来ないお客様って意外と多いんですよ。

すでにご自身が病気を認識しているケースもあれば、診査の段階で判明するようなことも・・・

残念なことですけどね。


大抵のものは必要になってから手に入れれば良いですが、必要になってから加入しようと思っても出来ないのが保険。

残念な事になる前にちょっとだけ考えてみませんか?


新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。横浜のFPひろです。

(って早くもボチボチ1週間過ぎちゃいますが^^;)


昨日あたりからそろそろ仕事始めって方も多いでしょうね。

かく言う私メも昨日が仕事始めでした。


本来なら、ここで新年の抱負などってところなのでしょうが、あいにくへそが背中まで曲がってる私メは目標設定とか抱負などと言う言葉が大嫌い。

(営業マンとしては失格かもしれませんがww)


なので、今年もマイペースでやりたいことと出来る事だけやるってことで、無理なチャレンジなどはいたしません(爆)


ところで、予想通りユーロが下がってますね。

って別に為替の話をするわけじゃありませんけど。

ただ、自分の会社の持ち株が含み損になってることが心配なだけで・・・


って話じゃなくて、年末から世界的に不透明な景気動向となってます。

さらに政治も不透明。消費税増税なんてこの曲面でアホな政策が・・・

当然、僕らにも直接、間接的に影響はあるわけです。

景気の悪化に加え増税の気配が濃厚ですから。


別に僕は日本と言う国が嫌いなわけではありません。むしろ日本大好きな人間ですが(って別に右に傾いてるわけじゃありませんよ)、それと自身の生活を守る話は別。

収入の多寡に拘らず、自身の将来の為に備える事は一層重要になるでしょう。


そのあたり、もっと多くの方々にお伝えしていけたらと思ってます。

(その割りに更新がすっかり減ってしまってますが^^;)


昨年後半よりは更新もしていくつもりなので、今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _ )m