たまにはなんちゃって書評など(爆)
- なんか巷では相変わらず
- 円が暴落するだの国債が暴落するだのギリシャは対岸の火事ではないだのといった見出しが躍ってますね。
ハッキリいって見るたびにアホか!って気分になるのですが・・・
僕が理解している範囲では、円が暴落したり、日本国債が暴落、デフォルトになり金利が高騰なんてことは地球の自転が止まるくらいにありえないことです(笑)
そもそも、そういった日本終わった論者の皆さんは、何故いま円高であるか?どうして円高になったのか?を全く理解していないかのように思えます。
で、フラッと立ち寄った書店でこんな本を見つけたので、早速読んでみたりして。
ってことでなんちゃって書評などしてみようかと(爆)
で、どんな本を読んだのかといえば・・・
- 仕組まれた円高 (青春新書インテリジェンス)/ベンジャミン・フルフォード
- ¥880
- Amazon.co.jp
なかなか面白い視点で円高を解説してまして、世界の政治やパワーバランス、金融ってものが良くわかりますよ。
一部憶測や妄想チックな記述もありますが、読み物としても面白いので一気に読めてしまいます。
金を持っている一部の特権階級の連中がインフレを嫌がる理由、ドル安がアメリカ経済を救う理由などがよく理解できますし、納得できます。
彼らはデフレ・ドル安にしておいた方が都合が良いんですね。
また、日本は世界最大の経常収支黒字国なのに何故不景気なのか?って疑問もほぼ解消できます。
ここら辺を理解できれば、円が暴落するとか、日本国債がデフォルトするとか、ハイパーインフレが・・・って記事の信用度はほぼゼロになるでしょう(笑)
ところで、話はちょっと変わりますが、メディアが今回増税賛成に回っているのは、今回の増税が成立しても新聞はその対象外になるような取引があることと、国税が税務調査と称してメディアをいじめた結果、それに懲りたメディアはすっかり財務省に手なずけられているからですよ。
メディアにだまされてはいけません。
ということで、当面の間(アメリカが一定の成果を手にするまでの間)円安に振れることは無いでしょうね。
でもって、当然のことながらインフレになったり金利が暴騰するなんてこともありません。
ところが・・・
一方でこんな本の方が売れてたりするんですよね。
- なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか/藤巻 健史
- ¥1,000
- Amazon.co.jp
伝説のディーラーさんもここ10年以上予想を大外しです(笑)
それでもずっと円安を叫んでいれば、そりゃいつかはそうなります。
そしてそのときに「俺は昔から予想してた」なんて言い出しそうです。
っつーか、この人ってホントに伝説のディーラーなの?
最近は藤巻氏の逆を張れば儲かるって話ですっかり有名です(笑)
破綻してるのは著者の頭の中ということが良くわかる1冊ですね(爆)
買って読むほどの価値を感じなかったんで、サクッと立ち読みで大まかに読みましたが、やっぱお金を払ってまで読むほどのモノじゃありませんでした。
あ・・・こういう本にお金を払う事を浪費って言います(爆)
ちなみにこっちの本も結構売れてるそうですね。
- 略奪大国~あなたの貯金が盗まれている!~/ジェームス・スキナー
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
別にジェームス・スキナーは特に好きでも嫌いでもありません。
ですが・・・
この本を読むことで、アメリカの本音がわかるってところでは面白いかも(もちろん皮肉w)
だって2015年に全銀行閉鎖とかありえないし。
日本政府がIMFとデフォルトの時期について話し合ってるなんて、いくら妄想でもおかしすぎでしょ?
日本が破綻する前にIMFがデフォると思いますよ~
ちなみに日本はIMFにお金を拠出してあげてる側。IMFを助けることはあっても助けられることはありませんから。
ちなみにIMFが日本の消費税を増税しろなんて、間違っても言いません。あれはIMFに出向してる財務官僚が増税を既定路線にするためのヤラセです。
おっと!ここにもヤラセのステマ疑惑か?(爆)
という冗談は置いといて、タイトルだけがホントのことっていう爆笑本ですね(爆)
ちなみにこの本にお金を払う事も浪費って言います。学生さんは特によく覚えておいた方が良いですよ。試験に出ますから(嘘)
あ・・・実際に世界に対する影響力がある人ってどんな方々?って疑問に思う方は
- 戦慄リポート世界を動かす超権力者76人/AKI国際問題研究所
- ¥600
- Amazon.co.jp
- アメリカ権力者図鑑―崩壊する世界覇権国の今を読み解く/副島 隆彦
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
このあたりを読むと良くわかりますのでおススメです。