保険屋FPひろのお金の教室 -11ページ目

有料=優良なの?

久しぶりに知り合いのFPさんの記事を読みました。


その方の理屈だと、お金を頂いて相談にあたる方が真実を話してくれるそうです。

お代を頂戴する責任感からだって言いたいんでしょうが・・・


有料相談だから優良なんて全く根拠がありませんって(爆)


ならば、自説を書籍として発表・発売してる方の話は全て優良って事にもなりますが・・・

残念ながら、お金を払って間違った情報を教わる悲劇には枚挙に暇がありません。

まぁこれはFPに限った話ではありませんけどね。

高い費用に対して提供されるものがショボイなんて良く聴く話です。


かく言う私メも無料相談は以前から行っています。

もちろんボランティアなどではありません。


自分の場合で言うと、なぜ無料相談など行っているのかと言えば・・・

僕の職業は知ってのとおり保険募集人です。

保険契約の手数料が収入となっています。

当然会社には様々な規定があり、副業などは禁止されていますので、相談会などを開催する場合、資料作成費や会場費を実費で頂戴することはあっても、そこから収入を得る行為は禁止行為に該当します。

で、相談会はどのような位置づけで開催しているのかというと、自分のプロモーション&デモンストレーションが主な理由だったりするわけです。


要はファイナンシャルプランニングと言うものを知ってもらい、興味を持っていただく。

誰かに教わる機会も無い、お金というモノに関する様々な問題を解決するお手伝いをすることで、もし僕が取り扱う保険というものにも興味を持ってもらえたらラッキーってなところです。

無料だからといってクオリティが低い仕事をすれば、もちろん自分自身の評価を下げますので、少なくとも有料の相談と比較してもクオリティが劣るなんて事はありません。

少なくとも有料=優良と言いきらないくらいの良心は持ち合わせています(爆)


っていうか、日常の業務として様々なケースを経験している分、いわゆる独立系のFPよりも多岐に渡り場数は多く踏んでると思いますよ。

個人向けはもちろん、法人向けの財務や経営コンサルなども行いますし。

現場の経験が少なく、書籍などで勉強したつもりになってる方々よりはマトモだと自画自賛できる程度にはね(笑)

大体、書籍だってマトモな事を書いてるモノを探す方が大変ですから。

世に出回ってる住宅ローンやら生命保険に関する書籍って、かなり間違ったものが多いですよ。

ぶっちゃけ、書籍なんてものもブランディングの一つに過ぎません。

「こんな本を書いてますし、決して怪しくありませんよ。私のことを信用してくださいね。」って言ってるだけのこと。

ビジネス書を含めてね。


ハッキリ言っちゃいましょうか。

これはFPとか業界に限りませんが、世の中全般に「知らない(わからない)人が、もっと知らない(わからない)人を対象にビジネスを行っている」ってだけです。


大体、巷でFPと名乗ってる方々のお話って、ミクロの話で特化してるものがほとんど。

個々の問題を結びつけてマクロの視点で考えるようなことを言う方は少ないですね。


なので、例えば住宅ローンの話一つとっても「変動金利は危険」だとか「定年までにローンを完済しなくちゃいけない」とか偏った話が多いわけです。

家計の話にしても、生命保険の話にしてもそう。

ちょっと視点を変えて考えると、そこには多くの選択肢があったりもしますが、そこは見事にスルーしちゃうわけです。

なぜなら、自分が知らない(わからない)から(爆)


もちろん、誰を信用するのかはお客さんの自由ですから、ご自身の判断で良いと思ったものを選べば良いでしょう。その事に対する責任はご自身が負ってますし。

僕も別に全ての人の役に立ちたいなんて思ってません。

ただ、僕の話を聴いてみたいとか、僕とお付き合いしたいって方には全力でお応えします。


ってことで、無料相談はこちらから

financialprotection@hotmail.co.jp


あ・・・蛇足ながら、FPに関して面白いお話もありますよ。

ってことで、良かったらこちらの記事もお読みくださいませ。

記事タイトルからしてイカシてますから(笑)

日銀が追加緩和を発表

ちょっと記事にするのが遅れましたが、14日のバレンタイン、男性諸氏はたくさんチョコをもらえましたか?

僕は残念ながら、奥さんの他には1個だけ・・・

義理も何もない世の中になったのか・・・(涙)


って冗談はおいといて、14日には日銀が追加緩和を発表しましたね。


デフレ脱却を目指しとしていますが、効果は如何ほどのものか・・・

まぁインフレターゲットを1%にってんじゃなくて、消費者物価の前年比上昇率1%というなんとも分かりづらく、しかも中途半端な・・・

合わせて政策金利の据え置きも(当然ですが)発表と相成りましたが、こちらは「消費者物価の前年比上昇率1%が見通せるようになるまで」としています。

このことをどう読むかで、経済の理解度ってモンが分かると思うんですけど、さぁお間抜けなメディア&専門家の皆さんはコレをどう読むでしょうね~


マネタリーベースを増やしても、ただそれだけじゃデフレを克服する事は出来ないんですけど、モノを知らないバカ政府は日銀に責任を押し付けるだけで、他に何もしませんので、当面このデフレは続くと見た方が良いでしょうね。

何故なら、供給した通貨の使い道が無いんですから。

行き場を失ったお金はまた国債に還流していくだけですよ。今と何ら変わりはありません。

仮に、もしこの政策の効果が出たとして、急激な景気回復ってのはありえません。景気回復に向かうとしても、ジワジワと緩やかに回復に向かうようになるでしょう。

ということはどういうことか?っていうと・・・

巷で言われているような国債暴落とか金利の急騰は無いんじゃないかなと。

ってことは、金利の上昇による住宅ローンの返済困難ってのは外れってことになりますね。

この状況において、未だに変動金利で住宅ローンを組む事は危険なんて言ってるFPさんがいたら、その方は何にもわかってないと判断してもなんら差し支えないでしょう(笑)

まぁ世の中アレですね。政治や経済にしろ、ビジネスにしろ生活にしろ本質を考えること が大事なんじゃないでしょうか。

経営体質改善はこうしなさい

最近の趣味は読書になった横浜のFPひろでございます。

あ、マジに受取らないでくださいね。ウソですから(爆)


ところで、昨年末に2冊の書籍がウチに届きました。

僕のJC時代の後輩が出版したのですが、律儀にも献本していただいたにもかかわらず、1週間ほどポストをノーチェックだったという・・・(^^;

気づくのが遅くなってゴメンナサイm(_ _ )m


で、正月にじっくりと読ませていただきましたが、これがなかなか分かり易く読みやすい本なんですよ。

まぁ内容については、著者の赤沼君(普段は慎ちゃんと呼んでますが)と良く話す内容なので、僕にとっては知識的に新しいモノではありませんでしたが、世の事業主様にはかなり参考になる事は保証します。


特に実際にあったケースをいくつか紹介してくれてるのですが、これがまたリアルなお話ですから、読んでいてドキッっとする方も多いんじゃないですかね。

おもわず「なるほど~」とか「あるある」と思いながら読みました。


実際、僕も法人相手のビジネスをするときには、この本に紹介されてるようなコンサルティングをするコトも多々あります。

ですが、それを専業にしている方とは、やっぱり現場での経験が違いますね。
現場での積み重ねからくる話の説得力って、やっぱり重いものがあります。

なかなか不景気がら立ち直れない日本。

そんな中でもしっかり踏ん張っていかなくちゃならない社長さん達は、この本に書かれてることで実践可能なことがあれば、即行動することをおススメします。


人間の体に例えると、血流というとても大事なものとなる資金繰り。


改善できるのは今しかないかもしれません。

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