■学び■赤ちゃんの眠り研究所認定講師育成講座第1期に参加 | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

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「ねむりをプラス、輝くあした」をコンセプトに、幅広い世代へ向けた「睡眠講座」や、個別相談を行っています。
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いよいよ夏も本番になってきましたね~!虹

ご訪問ありがとうございます。

 

Sleep 代表

鶴田名緒子です。

 

7月8日(土)と9日(日)は赤ちゃんの眠り研究所主催の認定講師育成講座第1期の勉強会に出席してきました!

 

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これまでも、赤ちゃんの眠り研究所の育児支援者向け講座を受講したり、子どもの早起きをすすめる会などで、あからぼ代表の清水悦子さんとお会いしてきました。
 
■学び■夜泣き専門保育士・清水悦子さんの「育児支援者向け講座」修了

 

■学び■子どもの早起きをすすめる会「生活リズム指導者向け実践講習会」

 

赤ちゃんの睡眠を整える活動でたくさんのママを助けている素晴らしい方。心から尊敬しています。

 
初めてお会いしてから2年が経っているんですね。

大好きすぎます。ラブラブ!

 
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この2日間は、久しぶりに頭の中をフル回転させて学ばせていただきました。メモ

 

講師の先生方のお話は、もう目からウロコの連続!

 

私自身の子育てで知りたかったことを解明できたのが、とてつもない収穫でした。

 

私も学生時代に家族社会学や発達心理学、社会心理学などに出会いました。

 

女性の仕事、妊娠、出産、育児を通じての生き方。

男女共同参画。

母子関係。

 

などについてひたすら勉強していたのですが・・・。

 

卒業後に息子を出産し、育児をしていたら、「あれ?何か変だなガーンあせる」という胸騒ぎがいっぱい出てくるようになりました。

 

それはそうです。

子どもの発達心理については妊娠前までひたすらやっていたので、息子が成長段階に合っていない違和感たら・・・。しょぼん

 

それで、自閉症だとわかりました。

まもなく、てんかん発作もあることまで判明。

 

1歳から続いていたけいれんは熱性けいれんではなくて、てんかんだったんです。

 

熱性けいれんか?てんかんか?というのは、気づきのポイントなどいろいろありますので、これはまた別の記事に書きますね。

 

治療を開始するや否や、東日本大震災が発生して、息子自身は薬が合わない間は、しょっちゅう発作をおこして倒れて入院したりが4度。

 

退院してホッとするのもつかの間。

再び大きな発作を起こして、病院に逆戻りみたいな生活でした。

 

病院も震災の混乱でカオスでしたし、とにかく、えらいこっちゃとなって。ガーン

 

混乱期だからこそ、子どもの生活習慣という軸を立てなおす必要があると感じました。

ママ、奮い立つの巻。メラメラ

 

「てんかん発作って何で起こるんだろう?」

というところから始まりまして。

 

私はわからないことは突き詰めて考えて、調べ尽くします。

そういう性分で本当に良かった。ニコニコ

 

「疲れたり、睡眠不足はいけないんだな。」とかわかってくると、「睡眠をまずとらせるのが私ができることなんだ!」とこれを何よりも最優先としました。

そこから睡眠の世界に身を投じて、今に至ります。

 

てんかんの発作は毎年脳波検査を行っております。

 

「頻発から多発」という異常波が出るんですが、薬と睡眠で、ぎりぎり抑えている感じです。得意げ

 

だから今でも発作は日常的に起こりますが、軽くすんだり、あの頃より目まぐるしくけいれんを起こすことはなくなったかな・・・。

 

そんなわけで、我が家は自閉症だったりADHDだったり、てんかん発作との向き合う日々だったりするんです。

親も結構疲れます。あせるあせるあせるあせる

 

日々これだけの気苦労があると、親(支援者)も眠れなくちゃやっていけないと思う部分もあります。

 

眠りで心と体のバランスを整えているので前向きになろうと思えますが、もし私自身が睡眠不足だったりしたら自分で自分のことを救えなくなっちゃう。

 

だから、親子で眠りを整えることを命がけで最優先でやるしか道がなかったということですね。

 

今回のあからぼの講座は、自分の育児のためとは考えていませんでした。

 

普段の私の赤ちゃん向けの睡眠講座でもっとママたちに役に立てる学びをしたいと思って参加したのが動機でした。

 

それなのに、まずは私自身の独特な子育てでの疑問が解き明かされて、スッキリしたんです。クローバー

 

まず、自閉症と睡眠の関係についてじっくり学べたこともよかったです!

このテーマで睡眠について聞く機会というのは実はほとんどありませんでした。

 

そして、てんかんやぜんそく発作がなぜ夜起こりやすいのか、ということもわかりました。ひらめき電球

 

副交感神経が優位なときに発作が起こりやすかったり、咳き込みやすくなります。

 

だから、夜の間に起きやすい。

風邪のときもそうですもんね。

 

そして、それらの発作や症状を起こさないためには交感神経を優位にして止めようとします。

 

そうすると、日中も夜も交感神経が優位になりっぱなしになるので、眠りの質は下がるわけです。

 

自律神経のバランスで、夜は副交感神経が優位になると血圧も下がるようになりますが、交感神経が切れないと血圧もずっと上がりっぱなしになるので高血圧にもなります。

 

息子はよく明け方に発作を起こしますが、明け方4時頃は、自律神経の嵐とも呼ばれる時間帯で、すごく危ない時間帯でもあります。

実際、明け方に発作をよく起こします。

 

救急車を呼ぶときは、いつも私はぼさぼさ頭で一緒に付き添って乗り込んでいたので、自分の洗面セットを持って救急のトイレで顔を洗ったりもしていたぐらい。

でないと、帰宅するときはお日様が上がっているので、寝起き姿を世間にさらすことになる・・・。(どうでもいいですね。)

 

それほど、我が家の緊急事態は明け方が多いです。

もちろん、薬の血中濃度も下がっているので、発作を抑えきれないことが起こったりもするわけですが・・・。

 

あとは、発達心理のところで、アタッチメントについて学んだのですが。

私自身、息子の愛着についてずっと疑問でした。

 

つまり、発達障害児のアタッチメントです。

赤ちゃんもしかるべき発達段階になれば、ママ(主な養育者)を心の基地として、探索行動をして行動範囲を広げていきます。

そこで社会性なども身に着けていきます。

 

しかし、私の息子の赤ちゃん時代にはそれがなかった。

すっぽりと。しょぼん

だから、自閉症とわかる前にも、私とのそうした関係性が構築されないことに疑問を感じていて胸騒ぎが止まらなかったというわけです。

 

この子は私を母と思っていないのではないかと、寂しく思ってもきました。

 

言葉も出ないので、コミュニケーションもうまくとれないのはもちろん、何よりつらかったのは「ママ」と呼ばれないことでした。

 

ママと呼ばれることで、母親と承認され、育児を頑張ろうと思えるものだと思いました。それがないのは、悲しかった。

 

でも、毎日の睡眠をたっぷりとっててんかんの発作が抑えられるようになってくると、発達の目覚ましい伸びを感じることもありました。

 

それは、5歳ぐらいのときに「ママ」「パパ」と言えるようになったこと。

私が彼の本当にママと認識されるようになったのはつとめて最近のことだと思います。

今10歳だから5年?(笑)

 

それまでは、私のことをどう思っていたのかわかりませんが、あまり認識していなかったと思います。

私がたまに主人に息子を預けて出かけて不在にして帰ってきても、いつもスルーされていて。

 

お留守番中もママを求めて泣くとか悲しいという感情表出がありませんでした。帰ってきても、「ママに会えてうれしい!」という反応が全くなし。無反応。

 

それなのに。

最近、私に対してのすさまじい愛着を示すようになり、去年位でしょうか。

 

私を基地とする探索行動が始まったんです。(遅!!目

 

「ママ!ラブラブ」とぎゅっとして、遠くに遊びに行く。

戻ってきて安心してまた、遠くに行って、戻る、ような。(笑)

 

今までは典型的な超多動で、一緒に出掛けたら速攻行方不明。

そのため、道路に飛び出すか、迷子になるか、ヒヤヒヤして気持ちが休まらなくて本当に参りました。

 

だから、育児を通じて、「発達障害の子ってこんなにゆっくりめな発達なの?こちらの想像を超えるほど、遅れてくるアタッチメントってあるんだろうか・・・?」とモヤモヤしていたんです。

 

今回講座を受けて、「アタッチメントは幼少期に関わらず、遅すぎることはないクローバー」と学べたことがすごく良かったです。

 

あとは、睡眠についても救いがありました。

 

発達障害があると、睡眠リズムが乱れがちになってしまうこともありますが、私自身、睡眠リズムを身につける臨界点となる年齢があるのかどうか疑問があって、もやってました。

 

でも、小学校からでも睡眠習慣を整えるのに遅くはないと小児科の先生に助言いただけて、心強く思いました。チョキ

 

もちろん、病院を受診して医療から睡眠をとれるようにしたり、発達を支援したり、持病を治療していくということも大事です。

 

でも、ご家庭でできることがまずは重要だと私は思います。

 

睡眠リズムや食事リズムを整えること。

そのためには親自身が子どもと一緒に生活リズムを整える環境を作っていかなければいけません。

でも、シンプルなこのあり方が、体験からも心と体の健康を支えると思っています。

 

睡眠は家族関係の問題と密接につながっているということを学びました。

 

赤ちゃんからの子どもの眠りを整えることは、心の発達や体の成長を育みます。

親自身もたっぷり眠れば、自分にも優しくなれるゆとりができる。

自分に優しくできるようになれると、家族にも優しくなれる。

家族みんなで睡眠をとれると、そういうふくよかな循環が訪れるのだと思います。ドキドキ

 

逆はどうでしょうか。

それは・・・ご想像のとおりですね。むっ

 

私は、おそらくこれからもいろんな世代の睡眠に向き合っていくことになると思います。

そして、いつもそこには、困っている人に寄り添いたいという気持ちが根底にあり続けると思います。

 

とくに、発達、障害、家族は睡眠とつながる問題意識として常にリンクし続けていくように思います。

ライフワークとなるでしょう。

 

あと、授乳と睡眠についても学べたことが良かったです。星

母乳のことを助産師さんに教えてもらえたのは大変貴重な機会でした。

赤ちゃんの睡眠と授乳のバランスって悩ましいですよね。

卒乳、断乳、夜間断乳。

ママと赤ちゃんごとの関係性や気持ちに寄り添って、睡眠を整えるためのサポートをしていきたいです。

 

次は9月です。

また頑張って学ばせていただきたいと思います!メモ

 

講座の始まる前に会場に早く着いてしまうので、お散歩していました。

 

会場から・・・うろうろ。ヒツジ
 

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息子と来たい!!と思ったぐらい、楽しそうな萩中公園が隣接しています。

 
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つり革とプリンの絵がシュール。にひひ

 

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都内にありながら広々!

 

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牧場風な丘。

牛さんなどのオブジェもいっぱいいます。

 

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羽田神社。

私の旧姓は羽田。

読み方は違いますが、なんか嬉しい。得意げ

 

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羽田街道を歩き。

橋に出ました。虹

 

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橋の上からの多摩川の眺め。

干潟に人が群がっております。謎。

 

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このあと会場に戻りましたが、散歩しすぎてギリギリに到着。

知らない街はとにかく、歩き回って探検してしまいます。あせる