Fortune Therapy ～もやもやをワクワクに！やりたいことをやって幸せに生きる～ -3ページ目

17Dec
- 目標を見続けよう！～アンカリングとトリガー～
  好きなことを見つけても、一時的にワクワクしても、そのままにしていると、数日間、早ければその日のうちに、もとの自分に戻ってしまいます。あれっ？　あの気持ちはどこに行ったんだろうと思うような、以前のつつがない生活に。それは今までの状態でいた方が、危険を冒して変わることよりも、ずっと居心地がいいからです。基本的に僕たちは、変わることが怖い。変わった先の未来が今よりもっと悪くなってしまうかもしれなくて、ある意味安心な今の生活にしがみつきたくなります。その誘惑は相当なものです。もう一人の自分が、常にささやき続けます。「お前には無理だ！」「痛い目を見ないうちにやめておけ！」「失敗したらみんなに笑われるぞ？」「今のままでいいじゃないか」せっかく自分に正直に生きてみようとしても、誘惑の声に耳を貸し、ちょっと目線を下げただけで、あっという間に自信や希望が消え失せてしまう。なぜでしょうか。環境と習慣の力は絶大一瞬のひらめきやワクワクに胸がときめいたときは、特殊な環境下にあります。いつもよりちょっと背伸びをして、グレードアップした未来の想像に浸る時間です。でも、その一時的な高揚の数十、数百倍の時間は、現状維持を良しとする環境にいます。いつもの職場、仕事仲間、友人、家族。身の回りにいる人は、基本的に僕たちが変わることを望まないものです。休日の一コマで刺激を受けて情熱に従おうと奮い立っても、また繰り返される現状維持の環境の中で情熱の火を絶やさずにいるのは、相当に難しいでしょう。つまり、ほぼ四六時中「今のままでいい」と感じさせられる環境にありながら、少しくらいの冒険心を出しても、焼け石に水状態です。脱出不可能と言われる24時間監視体制の孤島の要塞から、いかだをつくって逃げ出そうとするようなものかもしれません＾＾；一瞬で監視網に引っかかって、連れ戻されてしまいます・・・アンカリングとトリガーワクワクしたときの感覚を意識的に持ち続けられればいいのですが、なかなかそうはいかない場合、生活の中にちょっとした工夫をしてあげるのも一つの方法です。環境に負けて小さな枠に引き戻されそうになったときに、あの時の感覚を思い出せるもの。一番簡単なのは、写真や動画などの映像です。それをパソコンのデスクトップや、携帯の待ち受け画面に設定しておくと、見るたびに気持ちを思い出すことができます。感情はエネルギーです。何度も思い出し、その時間を増やしていくと、意識が強化されて、ワクワクが持続するのです。これは専門分野では、アンカリングとトリガーと呼ばれています。ある地点にアンカー（いかり）を下ろし、トリガー（引き金）によって思い起こします。自分にとってプラスになる意識や感情を、もう一度感じるきっかけとなるものを、日常に散りばめてみましょう。暇ができたら、気になっていることを調べてみる時間に充てるのも有効です。その間は、望む未来に意識をロックオンできています。また、ビジョンボードを使ってみるのもいいです。見ているといい気分になるもの、モチベーションを維持できる写真などをボードに貼り付けて、会社のデスクや自室など、長い時間を過ごす場所に置きます。他にも望む未来に意識を固定できるものなら、何でもかまいません。このように工夫して、日常の中にトリガーとなるものを散りばめておくと、即座に環境に屈することはないはずです。目標を見続けるワクワクを現実にするには、目標を見続けなければなりません。目を逸らして見なりふりをしたり、環境の同調圧力に屈してしまうと、「今のままでいい」というもう一人の自分が、絶対的な支配権を持ってしまいます。しんどいけどワクワクする挑戦、楽だけどなんだかパッとしない今、どちらを選ぶのか。あと何年生きるか逆算して、本当に今のままでいいのかを考え、自分のタイミングで決断しましょう！Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
13Dec
- やりたいことを見つけるために、必ずすべきこと～ゆとりと小さな一歩～
  今日は本当に本当に大事なことを書きます。夢や目標、生きがい、ライフワークなどのやりたいことを見つけるために、必ずしなければならないこと。必須も必須です。それをしなければほとんどの場合、人生の目的は見えてこないでしょう。好きなことをして楽しく暮らしている人も、道の途中でまだまだ挑戦中の人も、ほぼこの道のりを通ってきたと思います。彼らには共通点があります。それでは、順を追っていきましょう。好きなことがわからないのは・・・なんとなく日々を過ごしているけど、本気になれるものもないし、休みの日は溜まった家事を仕方なくこなして、疲れを取って終わり。今の仕事と生活はつまらなくて、将来や老後が不安だけど、どうしていいかわからない・・・こういう人、すごく多いです。なぜそうなってしまうのか？それは、心がマヒしているから！ストレスやイライラが積み重なった結果、感じる力が鈍くなってしまったことを、まずは認めましょう。これは誰にでもすぐに起こり得ることで、僕だって人のことは言えません。ストレス社会で自分に素直になって、自由な発想で考えるのは、とても難しいことだと思います。その生活にまともに浸かっていたのでは、視野が狭くなるのが普通なのです。時間の棚卸をする心がマヒした状態から抜け出すには、まずは自分だけの自由な時間を確保しましょう。仕事とその他の義務で埋め尽くされた生活では、心が休まりません。時間は意識して創り出さないと、ずっと忙しいままです。数時間単位は難しくても、どこかに数十分、数分の隙間時間はあるはず。寝る前の5分10分でもいいです。突然がんばり過ぎると反動が来ますから、小さな一歩から始めましょう。やらかしがちな時間の浪費は、食事の後にそのままボ～っとテレビを見ること(笑)情報を受け身で一方的に浴びていると、脳が疲れてきます。テレビが好きで好きで仕方がないという人以外は、もったいない時間です。ゆとりが生まれやすい年末年始を、テレビをぼんやり眺めて終わるのではなく、時間の棚卸をしてみましょう。今までどんなことに時間を使ってきたのか、本当にそれは必要な時間なのか。身心が休まる時間が少しずつでも増えていけば、感じ方や考え方は変わってきます。それが未来を変える大事な一歩なのです。まずは時間のゆとりを生み出しましょう。義務だけをこなしていた頃には考えつかない発想や行動力が出てきますよ。少しずつで大丈夫です。凝り固まっていた心をほぐしてあげてください＾＾心がほぐれてきたら心身を休める時間を意図的に創り出せるようになったら、第一段階突破です。次の段階は、心が喜ぶことをしていきます。身も心も疲れ切っていたときには気づけなかった、心地よいと感じることがあるはずです。温かいお茶を飲んでくつろぐとか、好きな音楽を聴くとか、部屋の模様替えをしてみるとか、気になっていたところのお掃除とか、公園を散歩しながら風を感じるとか、家族や友人とおしゃべりするとか、ずっと行きたかったお店に行くとか、時間がないと諦めていた趣味をまた始めてみるとか。人生の目的や生きがいなどに直結はしないかもしれませんが、これも大切な道の途中です。ほぐれてきた心が、さらに喜ぶようになります。マイナスからゼロに戻って、プラスに転じているところです。ひらめきや思いつきを、なるべく実行しましょう。ここまでくるとあなたの意識は、理想の未来に向かって動き出しています。相変わらず仕事でストレスは感じるかもしれません。生活リズムそのものは、特に変わっていないかもしれません。でも。もう前の自分ではありません。意図的に生活を楽しむ術を、すでに会得しているからです。何をしている時が心地よいのか、今どう感じているのか、これからどうしていきたいのか、段々と見えてきます。好きなことをしている人の共通点冒頭で少し触れましたが、好きなことをして楽しんでいる人、目標に挑戦中の人には、共通点があります。これまで見てきたように、ちゃんと心身を休める時間を持ち、心が喜ぶことをしてあげる。つまり、自分に優しくできる人です。自分に優しくできると、人にも優しくなれます。人を妬んで攻撃するのは、心の悲鳴を無視して自分をいじめている人です。贅沢をしてはいけない、期待にすべて応えなければならない、好きなことをするなんてとんでもない、時間がないからできない、何をやってもうまくいきっこない、幸せになってはいけない。そんな呪いを自分にかけてしまってはいないでしょうか。あなたが好きなことをして幸せになるのを、実は願ってくれている人がいるのではないでしょうか。例えいなかったとしても、自分自身がそう思ってあげられなかったとしたら、やりたいことがわからなくてモヤモヤした生活を、変えるなんて無理ですよね。好きなことを見つけていく道のりは、自分も人も許していく和解の旅なのだと思います。そのままでは一発逆転の奇跡は来ない世の中にはごく稀に、人間形成の時期の中で、環境の影響で導かれるように天職に出会っていく人がいます。家業を継ぐとか、世界的なスポーツ選手になるような人たちです。そういう人たちはたいていの場合、幼少期から成年までに道が決まっています。もしそうでないのなら、いつか起きるかもしれない奇跡を待つのではなく、内なる情熱を意図的に掘り起こさなければなりません。まずはこれ！！◆時間を創って心身をほぐすこと、◆心地よいと感じることをすること。その先のステップもありますが、自分にとっての正解を感じる力を、取り戻すことから始めましょう。ほんの少しの時間も確保できないような働き方をしているとしたら、ある程度安定している今の生活でいいと割り切るか、思い切って職を変えることをオススメします。僕も自分に言い聞かせるつもりで一つお伝えしたいです。自分を追いつめても、本当に欲しいものは手に入りませんよ。楽にいきましょう♪Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
10Dec
- １０年以内になくなっていく仕事～義務から自由の時代へ～
  「ユダヤ人大富豪の教え」や数々の著書でベストセラー作家になった、本田健さんのセミナーに参加してきました。会場は４００人で賑わっていて、意識の高い人が集まっているせいか、すごいエネルギーをガンガン感じましたよ！テーマは「次元上昇」。チャンスがあったので、サインしてもらいました。「韓流スターみたいですね」と言われました(笑)たまに言われるんですよね＾＾；２０１８年以降をどう生きるのか。今よりバージョンアップした未来にするには、どうしていったらいいのか。一日セミナーだったので、１０時から１９時近くまで、みっちり色々と学ぶことができました。質疑応答の時間があって、参加者さんが健さんに質問できるのですが、この時間もすごくいいです。質問している人の状況や、感情を自分に置き換えてみると、共感しながら一緒になって考えられます。セミナーとしては珍しいと思うのですが、こんなちゃんとしたお弁当が全員に配られました！大変手厚い待遇です。４００人がいっせいにランチに出たら、街が混乱するかもしれませんしね。みなさんの力強いオーラを感じて刺激になることもさることながら、他の参加者さんとの交流ができるのも、セミナーのいいところです。東京まで出ていった価値はありました。セミナーを通してビジネスパートナーになる人もいれば、結婚相手が見つかってしまう人もいます。今まで知らなかった価値観を知る、感性を磨く、個性的な多くの人と触れ合う、縁ができていくこともある。セミナーの魅力だと思います。２０２０年代、消えゆく職業この日深く考えさせられたのは、これから５年、１０年のうちに、AIの革命的な進化によって、半数以上の人の仕事が変わるだろうと言われていること。半数以上ですよ。その影響は多くの仕事の分野に、想像以上に広がるようですし、これを読んでくださっているあなたも、そのひとりかもしれません。オックスフォード大学が発表した、あと１０年でなくなる仕事リストには、たくさんの職種が載っています！！塗装、建設、測量、造園、映写技師、修理工、簿記、会計、監査、縫製、受付、ネイリスト、ディーラー、レジ係、ブリーダー・・・これは一部で、まだまだあります。検査、代行、受付、修理、案内あたりの仕事は、特に顕著に思えます。すでに運転手やアナウンサーなども危ないと言われていますし、技術の進歩により、リストはこれからも増えるでしょう。むしろ何が残るのか？っていうくらい、AI進出の割合は想像を超えています。世の中は大激変ですよね。高度成長期やバブル崩壊以来の大きな時代の変化が、すぐそこに来ています。次の時代に備える準備ができるのは、まさに今この時。先を見据えていれば、これからAIに取って代わられてしまうような新規ビジネスを立ち上げるような致命的なミスは、避けられるかもしれません。時代に求められるようになるのは、自分だけにしかできない仕事。AIの代用が利かないような、クリエイティブな活動が残ります。義務でやらされる２０世紀型の仕事スタイルから、自ら自由に活動する２１世紀型の仕事スタイルへ。２０２５年には、好きなことを仕事にしているのが当然の時代になっているだろうと、セミナーでは強調されていました。そうなる前に大きな崩壊や混乱はついてくるでしょう。でもそれを乗り切れたら、今よりも断然明るい世界になっていくと感じています。もしみんながみんな好きなことをするのが当たり前になったら、好きなことを見つけるお手伝いをする僕の活動も、不要になりますね(笑)そうなったらなったで、そのときに一番ときめくようなことをしていたいと思います。でもむしろ、世の中にとっては喜ばしいことです！だって、嫌いな仕事をしてイライラして、毎朝が憂鬱になる人がいなくなるんですから。それが僕の究極的な願いでもあり、時代が変わるなら、間接的に達成されたことになります。だから、好きなことを見つけましょう。それを日常で楽しめるようになりましょう。今すぐに会社を辞めなきゃいけないとか、そういうことではありません。会社員をしているなら、プライベートで情熱を注げる趣味や生きがいを見つけておくに越したことはありません。いざ変化の時代に突入したときに、他の人にはない何か持っていると、その分だけ有利です。そしてそれは、今自分の内側から発掘して、鍛えていくものです。僕自身も変化の真っただ中にいながら、自分と向き合い、成長していこうとしています。仕事にしていきたいこと、趣味やライフワークとして日々楽しみたいことを、僕と一緒に見つけてみませんか？Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
07Dec
- それでも、できることはある～幸せなデンマーク人の「ヒュッゲ」という概念～
  豊かで貧しい日本人幸せの基準は人によって違いますが、出来事の捉え方、時間の過ごし方で、感じ方は大きく変わってきます。先進国でありながら、日本人は幸福度がとても低いです。サービスや技術は日々向上し、魅力的な「モノ」が世間にあふれても、国民の多くは生活に幸せをあまり見い出せていません。つまり文化水準と幸福度は、比例しないということです。豊かであるはずなのに、心が貧しい。写真を取っただけで食べ物を捨ててしまうインスタグラマーなどを見ていると、そんな風に思えます。人生観や時間の過ごし方、考え方という点で、僕たち日本人は大きな罠にはまっているのかもしれません。「ヒュッゲ」とはこれに対し、北欧の人々は幸福度が高く、その時間の過ごし方や人生観は、日本人と大きく異なります。一度きりのこの人生が幸せだと思えるようなコツを、彼らは知っているのです。ここ数年、欧米では「ヒュッゲ」という概念が広まっています。あまり聞き慣れない言葉ですね。デンマークの言葉で、「居心地がいい時間や空間」を意味するそうです。デンマークは「世界で最も幸せな国」のトップクラスにランクインしていて、日常の中に幸せを見出すのが得意なんですね。いつも肌触りの良いものを身につける。散歩を楽しむ。友人や家族と温かい飲み物を飲みながら、外の景色を楽しむ。デンマークの人は、自然やゆったりとした時間を楽しむ傾向があるようです。それは誰かといるときも、一人でいるときも変わりません。自分にとって何が心地よいのか、どう過ごせば楽しいのかを、真剣に考えています。忙しくて自己犠牲の精神が強い僕たち日本人と、決定的に違うところですね。そして暮らしそのものを味わうことができれば、不必要に刺激を求める必要もなく、モノを買い過ぎることもなく、人間性が穏やかになり、トラブルも少なくなるのではないでしょうか。笑顔あふれる北欧の街僕は何度か北欧を訪れたことがあります。フィンランド、ノルウェー、デンマークに滞在しました。そのときに印象に残ったのが、人々が幸せそうだったことです。街を歩いていると、笑顔の人がたくさんいました。陽気に話しかけてくれますし、道を尋ねれば喜んで教えてくれて、案内までしてくれた人もいたくらいです。治安も比較的良くて、幸福で親切な国民性だと感じました。自分が満たされれば他人を攻撃する必要がなく、困っている人がいたら、助ける余裕も生まれます。幸福度が高い北欧の人々、特にデンマークの人々の意識には、ヒュッゲという意識が浸透していたのだなと、後になって気づきました。お勧めの旅行先です。人々の幸せオーラを、肌で感じることができますよ。日本でヒュッゲは実現可能か？北欧の人々のように、自分の心地よさに真剣に向き合い、生活のそれぞれの一コマに幸せを見出せたら、本当にすてきですよね。ヒュッゲを意識することにより、僕たち日本人の幸福度を上げることはできるのでしょうか。北欧諸国と日本の社会制度は、かなり違います。デンマーク人に聞いた話によると、圧倒的に福祉や医療、教育制度が充実していて、学校や病院などはすべて無料だそうです。これはかなり高い税負担によって実現していることですが、生活の安心感がまったく違います。日本では子どもの養育費を捻出する上に、急な事故や病気になった場合、保険制度がじゅうぶんに利用できなかったら、家計が一気に苦しくなりますよね。人生の「まさか」が起こったときに、国を頼ることができません。高い医療費などを想定して、老後の明るい未来を期待しにくくもあります。国民が安心して暮らせる北欧では、居心地のいい時間や空間を追求する余裕があるのは、自然なことと言えます。休暇は２、３週間取るのが普通で、お金や生活のためには働かず、自らの喜びのために働ける地盤が整っています。国に余裕が生まれれば、国民の働き方も幸せになるんですね。今の日本の政治と社会制度では、基本的な安心感を感じるのは難しいです。政治家の資質を疑う不祥事の連続、不透明なお金の流れなど、国民の不信感が強く、何に使われるかわからないのに増税と言っても、なかなか前に進みません。ヒュッゲを意識している余裕などないという人が多いのが実情でしょう。それでも、できることはある僕は政治経済の専門家ではありませんので、もしかしたら的外れなことを言っているのかもしれません。でも、幸せを感じずらい社会制度であっても、個人レベルでできることはあるはずです。自分の幸せについて、真剣に考えること。時間がないのなら、つくりましょう。どうしてもつくれないなら、環境を変えてみましょう。今は環境すらも変えられない、まったく打つ手ナシだ！そんな状況なら、日常の中にほっこりできる瞬間を見つけてみることから始められます。何気ないコーヒータイムや、通勤時間の合間、お風呂でくつろいでいるとき、夜の寝る前の時間など。ささやかな時間と楽しみを意識して感じることは、未来を大きく向上させる可能性を秘めています。それを少しずつでも広げていくのが、ヒュッゲを意識すること。先行きの暗い社会の中にあっても、僕たち一人一人ができることです。Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
05Dec
- セミナーお申込み期限は、９日(土）の正午までです。
  すっかり冷え込んで年末が近づき、今年も終わりを迎えようとしています。年末年始はまとまったお休みを取りやすく、新しい年の始まりとあって、これからの人生プランをじっくりと考え直すのに良い時期です。その貴重な時間をより一層有意義なものにするべく、今年2017年12月17日（日）に、高崎市総合福祉センターにて、行動力セミナーを開催します。「アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー2017」やりたいことがあっても、思いついたことがあっても、なぜ人はなかなか実行することができないのでしょうか。その心理的メカニズムを解き明かし、アドラー心理学に触れながら、具体的に行動を起こしていくためにはどうしたらいいのかを、みんなで一緒に考えてみようと思います。漠然と現実を変えられないとくすぶっているよりは、その根本原因に向き合い、今から取るべき行動を探っていく方が効率的です。セミナーお申込み期限は、９日(土）の正午までです。下記お問い合わせより、必要事項をご記入のうえ、参加表明の旨をお伝えください＾＾◆お問い合わせ◆　◆セミナー詳細◆2017年12月17日(日) 9:30 - 11:30群馬県高崎市末広町115-1高崎市総合福祉センター会議室１【参加費 3,000円】（当日会場にてお願い致します）　【持ち物ペン　飲み物、名刺(任意）】駐車場は無料です。(受付で駐車券認証の必要あり）さらなる詳細はこちら↓https://ameblo.jp/fortunetherapist/entry-12326699485.html
03Dec
- ブラック市民になっていませんか？～サービス業と課題の分離～
  労働者に不当な負担を断続的に強いる企業が、ブラック企業と呼ばれて定着してきた現代。過剰残業や低賃金、各種ハラスメントなど、社会の不具合のしわ寄せが、現場の労働者に集中している印象を受けます。働く環境に悩みを持つ人が増える一方で、その間接的な要因の一つとして、「ブラック市民」という言葉も使われるようになりました。サービスを提供する現場で働く労働者に対して、土下座などの不当な謝罪や、金銭の要求までする「お客様」が目立ってきています。今回はサービス業の現場の声や、クレーマーの心理、問題の解となり得るアドラー心理学の「課題の分離」について書いていきます。お客様は神様か？いいえ、違います(笑)「お客様は神様だ」という言葉は、日本人であればほぼ知っているでしょう。それがなんとなく意識の底にあるのも、消費者側の横柄な態度を助長しているのかもしれません。お金を介してモノやサービスを提供する、ただそれだけの話。感謝はしても、崇めるものではないと思います。人と人との、対等の関係。今の日本ではお金に対する価値を重く置き過ぎているため、お金を払う側が偉いと勘違いしがちですよね。その価値観や意識のねじれが、今のブラック企業やブラック市民を生み出している要因の一つのように思えます。クレームで精神疾患に労働組合の実施したアンケートによると、５万件を超える回答数があり、そのうちの７割以上の人が、顧客から何らかの迷惑行為を受けたと答えています。（東洋経済オンラインより）迷惑行為の事例は数々あります。でも注目したいのは、被害を受けた人の１割が、精神疾患になってしまったことです。精神疾患までいかなくとも、慢性的なストレスを抱え、仕事意識や業務効率の低下につながっていることは事実。離職率が高くなり、再び新人の教育に始まり、パフォーマンスも上がりません。いずれにしても、精神疾患になりそうな職場なんて、誰も臨まないですよね。働く人も消費者も、幸せでない社会。連鎖的に起こる弊害は、大きな社会問題です。なぜ、こうなってしまったのでしょう？生まれながらのクレーマーはいないお店の従業員などに対して、迷惑行為を繰り返す人は、基本的に自分を不幸だと決めつけています。何かに傷ついているんです。どうせ何をやってもうまくいかないんだ、周りの人間は意地悪に決まっている、自分は無価値な人間だ・・・そういう深層心理があります。そして心が弱っているから、自らの境遇を、誰かのせいにしたくなる。心の闇を人に投影して、攻撃したくなります。攻撃できる立場の弱い対象を、いつも探している状態。いわば、社会に対する復讐なのかもしれません。復讐の機を常に狙っているなら、なんでもないようなことで突然怒りだすお客さんがいたとして、その人はお店側の態度や、不手際に怒っているとは限りません。もともとイライラしていて、そのはけ口を探していた。そしてたまたま、それをぶつけやすい環境に来ただけなのかもしれないのです。クレーマーの心理を深く見ていくなら、表面上の言動でただ「おかしい人」と片付けるのではなく、根本となっている心の傷を見ようとする必要があります。迷惑行為を肯定はしませんが、生まれながらのクレーマーなどいないと僕は思います。社会制度とブラック企業、一般消費者はつながっていて、ブラック市民となり得る地盤が、固まってしまっているのです。サービスの対価以上に不当な要求をしていないか、ただイライラをぶつけたいだけなのではないかと、ときには意識してみたほうがいいかもしれません。明日は我が身です。幸せな働き方ができていない、私生活がうまくいかないなど、ささいなきっかけで、思いもよらないところで攻撃する、されることにならないとは言い切れません。課題の分離とは社会は今すぐに変わりませんし、クレーマーの心理を推し量ったところで、問題が解決するわけでもありません。過剰要求をされた場合、できることはなんなのでしょうか。ここで役に立つのが、アドラー心理学の「課題の分離」です。（課題の分離について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。）課題の分離とは、自分と他者との境界線を引くことです。できる限りのことをした上で、自分にはどうにもできないことにとらわれないこと。例えば、人にどう思われるかは、自分にコントロールできることではありませんよね。余計なエネルギーを使わずに、自分で変えられることに集中する、という考え方です。これは冷たく突き放すのではなく、あくまでも互いに幸せでいられるような関係をつくることを前提としています。個人の尊厳は踏みにじらせないクレーマーの事例であれば、土下座などの行き過ぎた謝罪はせず、人権を侵害するような要求はきっぱりと断ることです。問題自体がなくなることにはならないかもしれませんが、労働者側の最低限の権利が守られ、業務を円滑にする効果があります。お客さんが納得できなくても、ずっとその場所に留まって暴言を吐き続けるなら、不退去罪という罪に問うことができます。手を出してくるなら傷害罪が成立しますし、この場合の法律は、ちゃんと個人の尊厳を守ってくれます。誠意ある対応をできる限りしたなら、あとは企業責任者や法が判断することで、それ以上服従する必要はないのです。人と「対等の関係」を築こうとすると、勇気が必要になってきます。自分が折れてしまえば丸く収まることもありますが、自分を大切にできなかった傷は、時間が経ってからズキズキ痛んでくるものです。その後の人生の価値観や自己肯定感に影を落とす可能性だってあります。アドラー心理学を実生活に応用するのはとても難しいと言われています。でも心が傷ついている相手のためにも、対等な関係をつくるために働きかけてみる努力は、決して無駄ではないと思いますよ。セミナーのお知らせ今年2017年12月17日（日）に、高崎市総合福祉センターにて、行動力セミナーを開催します。「アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー2017」興味がおありでしたら、下記詳細をご覧ください。◆セミナー詳細◆ ← クリックFortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
29Nov
- 天職で輝く人は、恋愛運も大吉～幸運の連鎖反応を起こす～
  自分はこれが好きだ！これをやっていきたい！そう思って始めたことの先に、さらなるやりたいことが出てくるのは、珍しいことではありません。数珠つなぎ的にバージョンアップしていくのが普通です。やっていることが強化されるか、派生して違う分野に伸びていくか、どちらかが起こり得ます。連鎖反応が起きるとき好きなことを楽しんでいる中で、もっと心がときめいてしまうことを見つけてしまうなんて、素敵なことですよね。やりたいことがなかなか見つからなかったときは、ひとつもそれらしきものが見えてこないのに、最初の一歩を踏み出してしまうと、自分でも戸惑ってしまうほどに興味をそそられるものが次々と出てくるものです。この現象から、ハートと自分がつながることができたことがわかります。好きなことをすることによって、嬉しい幸せな感情が高まってきて、アンテナの感度がよくなるんですね。やりたいことが見つからずに、もやもやしていたときには見えなかったもの、感じるもの、情報などが舞い込みやすくなります。上昇気流に乗れている状態です。そのまま心ゆくまでやりましょう。心の声に従うこと大切なのは、なるべく心地よさを日常的に感じ続けることです。ハートが喜んで、運気も上がってきます。好きなことをする時間が長くなり、その密度が濃くなっていけば、もっと素敵なチャンスがつかめるかもしれません。やりたいことを見つけるには、頭で考えすぎるのをやめて、心の声に素直になることが大前提。思考ですぐに批判をしてしまうクセを少なくしていくと、世界が魅力的なものであふれていたことに気づけます。天職で輝く人は、恋愛運も大吉その副産物なのかもしれませんが、さらなる好きなことが見つかって、その流れの中で、恋愛もうまくいってしまう人も多いです。お笑い芸人のだいたひかるさんは、R-1グランプリの初代チャンピオンとなり、ピン芸人として活躍してきました。最近はテレビで見ることは少なくなりましたが、実はだいたさんは、文房具デザイナーとして、以前にも増して活躍しています。前から文房具が大好きで、書き溜めていたデザインが好評となったそうです。デザインしたものが商品化されたり、メーカーとユーザーが交流するイベントを主催するなど、かなり充実しているご様子でした。仕事の９割が文房具関連だそうです(笑)ご本人いわく、「芸人よりも風が吹く」のだそうです。芸人さんというお仕事は、好きでなければほぼやらないであろう職業ですよね。芸人になった当初のだいたさんにとって、それがやりたかったことであるのは間違いありませんが、その好きなことを続けていたからこそ、もっと好きな仕事に出会えたのだと思います。さらにさらに、文房具のお仕事の中で、結婚相手までみつかりました。お相手も文房具が好きで、いわゆる「文具婚」というものらしいです。やりたいことを続けながら、さらなるやりたいことが見つかり、収入も増えていき、結婚相手に出会い、公私共に幸せな生活を送る。絵にかいたようなサクセスストーリーですよね。魂が喜ぶことをしていると、発する雰囲気が変わってきて、魅力的なオーラを放つようになり、結果としてモテるのでしょうね。恋愛がうまくいかずにもやもやしてしまっている人は、まず好きなことを見つけて自分を輝かせると、遠まわりなようで、実は近道かもしれませんよ＾＾天職は希望の原動力仕事運、恋愛運、健康運、金運など、すべての運気を上げてくれるのが、天職、生きがいだと僕は思います。好きなことをして人に喜んでもらうことで、もっと仕事が舞い込んで金運が上がり、ストレスが減って健康になり、人として魅力的になり、結果モテる。どの分野の運気を上げても、プラスの連鎖反応は起きてくるとは思いますが、日常的にやりたいことをやっているのが、原動力としては安定的に強いです。僕もまだまだ道の途中ですが・・・不安だった未来も明るく見え始め、自信もついてきますしね。自分には居場所がある。他者貢献ができている。喜んでもらえるのが嬉しい。能力を活かせて気持ちがいい。幸福感に包まれて朝目を覚ます。そんな生活を想像したら、ワクワクしてきませんか？今からでも遅くありません。気づいたその時が正解です。眠っている情熱や才能を呼び覚まし、本当の自分を生きる道を探してみてはいかがでしょうか。セミナーのお知らせ今年2017年12月17日（日）に、高崎市総合福祉センターにて、行動力セミナーを開催します。「アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー2017」興味がおありでしたら、下記詳細をご覧ください。◆セミナー詳細◆ ← クリックFortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
26Nov
- 被害者意識は、自分を苦しめる～コップの水理論～
  なにか嫌なことや辛いことがあったとき、僕たちはついつい、誰かのせいにしたくなります。誰にとっても、耳の痛い話です。実際に、直接的に他人から被害を受けることだってあります。恨み言の一つでも言いたくなるのが人情です。しかしそこには、前に進むことができなくなる落とし穴があります。負のスパイラルは、こうやって起こる起こった出来事の原因を自分の外に求めるということはどういうことなのでしょうか。人によって思考過程に紆余曲折はありますが、最終的にたどり着くのは、あいつが悪いからだ、仕方なかったんだという、自らの正当化です。ここの何が問題かというと、その考え方では、幸せになる道を自分で閉ざしてしまいます。基本的に、他人は変えることができません。うまくいかないのが誰かのせい、環境のせいだとしてしまうと、自分ではどうしようもない障害がいつも立ちはだかっていることになり、成功できない運命だということになってしまいます。自分のやり方や在り方がまずかったという視点に立たない限り、現実を変えることはできませんから、絶望が深くなるのです。さらにはネガティブな感情にとらわれることによりツキを逃すようにもなりますし、他人を責める癖がついていれば、人間関係のトラブルも起こりやすくなりますよね。チャンスは人からやってきますから、嫌われてしまえば、どんどん成功から遠ざかり、また悪いのは他人だと考え、負のスパイラルに突入します。不幸であることを決意している？誰だって、不幸でいたいなんて思いません。成功したいし、みんなと仲良くしたいですよね。でも、僕たちはなぜか無意識に、不幸であることを選択しがちなのです。このことは、コップの水理論を引き合いに出すと、わかりやすいと思います。コップに水が半分入っていた場合、あなただったら、どう思うでしょうか。半分「も」入っているか、半分「しか」入っていないのか。どちらも正解です。正解なのですが、選んでいる現実が違いますね。目の前の事実は同じなのに、どうとらえるかによって、自分の中で現実が変わります。否定的な感情になったとき、誰かのせいにしたくなったときは、このコップの水理論を思い出すと、負のスパイラルにハマらずに済むかもしれません。工夫して自分の在り方、やり方を変えてみるのを放棄して、人のせいにするという選択をし続けるのは、コップに水が半分「しか」ないという考え方です。渦中にいると意外と気づけませんが、不幸であることを決意しているようなものなのです。どうしたいのかを考える僕たちがうまくいかないことを人や環境のせいにしたくなるのは、自分の弱さを認めたくないからです。自信がないので、言い訳をして逃げてしまっているのです。理不尽で辛いことは、確かに世の中たくさんあります。被害者意識で心が閉じてしまいそうなときは、どうしたいのかを考えましょう。不幸でいる思考にしがみつくのか、それでもよりよい未来のために、自分を変える勇気を持つか。成功しよう、幸せになろうと心の底から思えてきたなら、傷つけられた恨みつらみは手放して、人や環境のせいにするのをやめて、これからどうしていきたいかの具体的な作戦が立てられるようになります。人間ですから、嫌なときは文句を言ったっていいんです。それでも、被害者意識で歩みを止めてしまうのではなく、前に進みましょう。小さなことでも、いつもと違う選択ができたなら、それに見合うちょっといい結果が、きっとくるはずです。心のデトックスができたら、自分の居場所や天職、人生の目的に目覚めやすくなりますよ。セミナーのお知らせ今年2017年12月17日（日）に、高崎市総合福祉センターにて、行動力セミナーを開催します。「アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー2017」興味がおありでしたら、下記詳細をご覧ください。◆セミナー詳細◆Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
22Nov
- できると信じる勇気～自己肯定感と自己効力感～
  目標達成や、理想の人生を創っていくために大切なものの一つに、「自己効力感」というものがあります。自己効力感を高めることによって、自信をつけたり、積極的に行動を起こしていくことができます。自己肯定感との違い自己効力感という言葉を提唱したのは、カナダの心理学者、アルバート・バンデューラでした。具体的にどういうことなのかというと、自己効力感というのは、目標を目の前にしたとき、「自分にはそれができそうだ」という認識を持っていることです。つまり、自分に対する信頼や期待感ですね。よくご紹介している、自己肯定感と似ています。自己肯定感は読んで字のごとく、自分を肯定する力です。自尊感情と言い換えることもできます。よく似ている両者ですが、その決定的な違いは、「自分に結果を出すことができると思えるかどうか」です。たとえ「自分はダメだ、能力が低い」と思っていたとしても、「でもなんだかんだでできてしまう」と感じられているのなら、自己肯定感は低くても、自己効力感は高いと言えます。自己肯定感も、自己効力感も、ほどほどに高いのが理想です。目標達成・成功への鍵目標達成ができない最大の要因は、最初からあきらめてしまうこと、途中で投げ出してしまうことです。自己肯定感と自己効力感が高ければ、常にある程度の自信を持ち、やりたいと思ったことに積極的に挑戦していくことができ、途中であきらめない強さも身につきます。うまくいかないことがあったとしても、乗り越えられる、最後には成功できると思えるので、さらに目標達成率は上がるのです。行動しているうちに、さらなるチャンスも舞い込みやすくなります。自己効力感を高めるには自己効力感は、生まれつきのものではありません。その後の人生で、いくらでも自分で育てていけます。変える余地があること、成功する可能性が残されていることで、ちょっと希望が出てきませんか？自己効力感を高めるために、バンデューラは4つの方法を提示しています。１.小さな成功体験を積み重ねること２.他者の成功体験をまねること３.周囲の人からの励ましを受けること４.テンションを上げていくこと今自分にできることを、少しずつでもいいですから、とりあえずやってみましょう。小さな成功を体験しながら、大きな目標に近づいていきましょう。自分のやり方ではうまくいかないと思ったら、成功者のやり方を真似てみるのも手です。自分にもできるかも、と思わせてくれるかもしれません。周りにどんな人がいるのかも重要です。ダメだダメだと批判され続けるより、きっとできるよ、大丈夫だよと言ってくれた方が、できる気がしてきますよね。そして目標に向けた静かなワクワクを保っていけば、味方になってくれる人が、きっと現れます。その人達から、チャンスが舞い込んでくることもあります。目標のために行動を起こしたいすべての人へバンデューラの自己効力理論、いかがだったでしょうか。読んでくださっているみなさんと一緒に成長していきたいですし、僕自身を奮い立たせるためにも、書いてきました。やりたいことを見つけて、自分らしい幸せな人生を創っていくために、自己効力感は必須です。今が辛くても、できることから始めましょう。苦境に立たされていても、あきらめることさえしなければ、解決の糸口はきっと見えてきます。大丈夫です。同じように答えを見つけようともがいている人、たくさんいます。今は自信が持てなくても、自分を信じる勇気、ちょっとずつ増やしていきましょう。セミナーのお知らせ今年2017年12月17日（日）に、高崎市総合福祉センターにて、行動力セミナーを開催します。「アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー2017」興味がおありでしたら、下記詳細をご覧ください。◆セミナー詳細◆Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
19Nov
- カウンセリングとコンサルティング～方法ではなく、大切なのは結果～
  相談業務にはいろいろと種類があり、それぞれがどういうやり方で、どういう目的に適うものなのか、あまり広くは知られていません。漠然としているからこそ、どこに相談に行くべきか、いまいちよくわかりませんよね。提供するサービスの種類、その人の方法や性格によっても、結果に違いが出てくることと思います。日本での負のカウンセリングイメージ僕が一番最初に興味を持ったのは、カウンセリングでした。カウンセリングに行くのは病気の人、というイメージを持たれるかもしれませんが、実はそうでもありません。特に悩みなどはなくても、人生をもっと充実させるために、ポジティブに活用する層もいます。もっともこれは欧米の話で、日本ではなぜかマイナスのイメージが付きまとっています。古来からのサムライ魂がそうさせるのか、カウンセリングに行くと弱い奴、情けない奴と見なされそうな空気感があるのかもしれませんね。そう見られるのが嫌で、一人で抱え込んで心を壊してしまう人が、たくさんいるのではないでしょうか。カウンセリングは治療のみならず、ちょっとしたメンタルケアや自分との対話に利用されるなど、海外のようにもっと身近になってくれればいいと思います。クライアント中心療法カウンセリングとして広く一般に行われているのは、カール・ロジャーズが提唱した、クライアント中心療法でしょう。クライアントの悩みや感情を、ひたすら傾聴する方法です。特徴的なのは、カウンセラーが一切の指示を出さないことです。話しているうちに、クライアント自身で気づきが起こり、癒しにつながっていきます。文字にすると簡単ですが、経験と技術を常に高めていく、奥の深い世界です。受け止めることによって、自身で立ち直っていく支援ができることは、とても素敵なことです。数年間占いに携わってきた僕は、カウンセリング技術も織り交ぜたサービスとして提供してきました。話を聴いてもらえてスッキリしました、というご感想をちらほら言っていただけて、ありがたく思っています。コンサルティングとはカウンセリングに対して、コンサルティングと呼ばれるものは、具体的なアドバイスを、クライアントに伝えていきます。一切の指示を出すことのないカウンセリングと、決定的に違うところです。カウンセリングは内的な力を引き出しますが、コンサルティングは外的な力によって、目標達成を後押しするイメージです。良い面を素直に使っていくカウンセリングからコンサルティング表記に業務内容を変えたのは、ある理由があります。それは、「現実を動かす力」に焦点を当てたかったからです。カウンセリング的な占いをしてきた中で、「聴いてもらえて楽になりました」と言っていただけても、その人が悩み自体から抜け出すことはできない姿を、目の当たりにしてきました。なんとか、もっと力になりたい。その場だけでなく、生活自体に少しでもプラスの変化を起こしていけるようなサポートをしたいという気持ちが強くなってきました。人が幸せを感じられない理由は、好きなことを社会や人のために役立てることができていないから、という思いも同時に強くなり、「天職コンサルティング」に至ったのです。カウンセリングはしない、ということではありません。具体的な段階に移る前に、まずカウンセリングが必要なことが多いですので、もちろん取り入れていきます。カウンセリング、コーチング、占い、コンサルティング。あまり形にはこだわりません。僕を信じて頼ってきてくださった人のために、一緒にベストな答えが出せるよう、良いものは素直に使っていきたいと思っています。方法より結果というのは語弊がありそうですが、個人の目標達成ではなく、こと相談業務に関しては当てはまるのではないでしょうか。現実を変えるには、決断と行動です。たとえ形は変わっても、好きなことをして人生を充実させたい人を、これからもサポートしていきます。セミナーのお知らせ今年2017年12月17日（日）に、高崎市総合福祉センターにて、行動力セミナーを開催します。「アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー2017」興味がおありでしたら、下記詳細をご覧ください。◆セミナー詳細◆Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
15Nov
- 希望は必ず存在する～今も人々を励ます山田かまちの言葉～
  絶望の淵に立たされたとしても、希望はいつだって残されている。かつて、そう断言した偉人がいました。「山田かまち」という名前を聞いたことがあるでしょうか。彼は17歳の若さで、自宅でエレキギターに感電して亡くなりました。その後部屋から見つかった絵や詩の数々が評価され、「悩みはイバラのようにふりそそぐ」という書籍が出版されるに至り、世に知られるようになりました。群馬県高崎市に、「山田かまち美術館」もあります。「一日が24時間では足りない」というくらいに、やりたいことに全力投球だった彼の言葉の中には、人間というものに対する深い洞察が垣間見えます。「もしその人が絶望だ！って叫んでいる時だって、本当にその人は絶望してはいない。そう叫んでみて、魂の奥の方でなにか手がかりを探している。希望はどんな状態の中でも、必ず存在する。」人生を投げ出したくても、辛い気持ちでいっぱいになっても、僕たちは心のどこかで、なんとかならないかと、希望の未来を模索しているのかもしれません。表面上はもうダメだと思っても、希望は必ず存在していて、それを見つけ出そうと心に問いかける。最終的に絶望の中で死を選んでしまう人がいるのも事実ですが、ギリギリのところまで、諦めたくない、救いを見つけたいと思うのが、人間の本能であるように思わされるのです。諦めて絶望に沈むというのは、希望はもはや存在しないことを自分自身が認めること。でも、そんな絶望の闇にいるときこそ、小さな光を見つける感覚が冴えていくのではないでしょうか。むしろ余計な景色が消えていって、見えなかったものが見えてくるのかもしれません。どん底の人生から逆転した成功者達は、絶望に沈むギリギリのところで、希望を見つけた人達です。いつもの視点では見えない光を見つけたからこそ、リターンも大きいのだと思います。「ピンチはチャンス」という言葉を考えてみると、苦境に立たされている時こそ、そこにしかない大きなものを得られる状態にいるのだという教訓であると解釈できます。ダメでもともと、あがき続けることによって道が開けることもあるなら、まだやり残していることをやってから諦めるのでも、遅くはないですよね。セミナーのお知らせ今年2017年12月17日（日）に、高崎市総合福祉センターにて、行動力セミナーを開催します。「アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー2017」興味がおありでしたら、下記詳細をご覧ください。◆セミナー詳細◆Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
12Nov
- 自分って意外とスゴイって、知ってましたか？～隠れた小さな専門家たち～
  好きなこと、やりたいことをやって、仕事や人間関係においても、自分に正直でいるために必要なもの。それは、自己肯定感です。なかなか行動ができない、人の目をすごく気にしてしまう、というような思いを抱えていらっしゃる人は、自己肯定感が低い傾向にあります。表面上は強がっていても、いざという時に自信が持てないのは、心のどこかで不安を感じているから。うまくいきっこない、人から笑われてしまう・・・そんなふうに思ってしまうからこそ、なにか優れた特技や知識があっても、「人様に見せられるレベルじゃない」「もっとすごい人はいくらでもいる」そういった理由で、「自分には何も才能がない」という結論に落ち着いてしまうのです。人には優しくて、自分に厳しいタイプですね。本当はスゴイ！？こんな自分でも、本当にそうでしょうか？あなたがこれまでに培ってきたもの、経験上で知り得たこと、興味があってちょっと調べたこと、趣味の一つとなっているもの。そのどれもが、まったく価値を生み出せないなどということはないハズです。もちろん、少しは価値を置いてはいるけど、「人に見せられるレベルじゃないから」という人は多いでしょう。でもそれって、他の人の目から見たら、意外にスゴイことなのかもしれませんよ。プロのジムトレーナーには及ばないけど、ストレッチや筋トレのコツを知っている。メジャーアーティストにはかなわなくても、歌や演奏ができる。第一線で活躍するハンドメイド作家でなくても、人に喜ばれるモノづくりができる。何回も引越しをした経験から、物件の選び方や気をつけるポイントなどを人に教えられる。毎日忘れずにお花の手入れができるとか、ペットを上手に世話できるとか。数え上げればキリがありませんが、自分は大したことないと思っていても、他の人から、「～ができるって、スゴイですね！」「～に詳しいんですね！」そう言ってもらえること、実は隠れていたりします。「小さな専門家」または「専門家予備軍」ですね。こんなの全然すごくない、人の役には立たないと決めつける前に、周囲の人におそるおそる聞いてみてください。実はここを認めているよ！って言ってくれたら、これは儲けものです。もしも今は何も出てこなくても、ほんの小さなきっかけで始めたことや続けていることが、知らぬ間に周囲から評価されるレベルに上がっていく可能性だってあります。まずは、自分の中にある小さな才能の種に、あなた自身が気づいてあげることが大切です。そこから天職や生きがい、人生の目的を見つけていく道がつながっていくものですよ。セミナーのお知らせ今年2017年12月17日（日）に、高崎市総合福祉センターにて、行動力セミナーを開催します。「アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー2017」興味がおありでしたら、下記詳細をご覧ください。◆セミナー詳細◆Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
08Nov
- アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナーのお知らせ
  目標を達成するため、好きなことを実現するためには、行動をしなければなりません。戦略を立てることは重要ですが、頭だけで考えていても、目の前の現実は変わらないのです。でも、行動するためには、人によっては多くの壁があります。素晴らしいアイデアが浮かんでも、考えただけで実行に移さず、なかったことにしていませんか？僕たちは言い訳を重ねて自らを正当化し、本当の気持ちから目を背けてしまう生き物です。言い訳をして逃げてしまう心理的メカニズムを解き明かし、人生の本当の目的に気づくには、アドラー心理学が有効です。偽りやごまかしを許さない、非常に厳しい心理学ですが、個人が現実を力強く変えていく可能性を持っています。今回のセミナーは、アドラー心理学を使って、逃げている弱い自分を認め、行動するのを妨げている心理的な壁を打ち壊すのがテーマです。あと一歩が踏み出せずに立ち止まってしまっている人、アドラー心理学に触れてみたい人、自分でも意識できていない人生の目的を見つけたい人など、ぜひともご参加ください。ただ一方的に伝えるだけではなく、参加者さん同士の対話や、課題と向き合うワークなど、ワークショップ型セミナーにしていく予定です。同じように目標に向かって進もうとしている仲間がいるのを知るだけでも、心強いと思いますよ。アドラー心理学で言い訳をぶった斬る！行動力セミナー201712月17日（日）9:30～11:30高崎市総合福祉センター群馬県高崎市末広町115-1会議室１駐車場無料参加費　3,000円(当日現金でお支払下さい)ペン　メモ用紙(任意)をご持参ください。名刺交換もOKです！※お申込期限は、１２月９日（土）の正午までとさせていただきます。こちらのお問い合わせから必要情報をご記入の上、参加する旨をお伝えください↓お問い合わせFortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
05Nov
- サッカー試合占例～セレッソ大阪 VS 川崎フロンターレ～
  今回の五行易占例は、昨日(17/11/4)に行われた、セレッソ大阪と川崎フロンターレの試合の行方です。ルヴァンカップ2017の決勝大一番！結果はもうご存知かと思いますが、どちらが勝つか的中したので、ひとつのデータとしてご紹介します。五行の力比べ山風蠱と風天小蓄という卦が出ました。特にどちらを応援するなどはありませんでしたが、試合の表記でセレッソが先だったので、セレッソ大阪を世爻、川崎フロンターレを応爻としました。まずは世爻の状況を見てみます。月日の五行エネルギーが、世爻と原神に味方していますね。忌神は卦に現れず弱いので、セレッソの力がかなり強いです。応爻の寅木を見てみると、月日に剋されてはいないものの、五行エネルギーをもらえていません。そして、日辰に入墓しています。原神が発動していますが、月日に剋されている上に、空亡と絶に変わっていて、ほぼ用をなしません。五行の相克関係は、寅木と酉金ですので、酉金の方が強いです。これだけ分析した時点で、セレッソが完全に優勢と言えます。その他の補足情報早くも判定は下せたものの、もう少し踏み込んで読み解いてみます。卦に発動しているのは、両チームの原神です。それぞれ世応を生じる関係ですが、子と丑で互いに合しています。これは互いが互いを邪魔し合うため、点の取り合いにはなりにくい暗示ととらえることができます。卦全体から総合的に判断するに、逆転劇や大きな見どころがある可能性は低いです。フロンターレは奸計をめぐらすもそれが通用せず、得点力が全然足りません。セレッソは攻撃力じゅうぶんで、点差を固い守りで維持します。試合結果試合結果は、(2-0) でセレッソの勝利でした。クラブ史上初のタイトルを獲得したそうです。勝負事で重要な日辰は世爻の味方で応爻を墓に入れ、試合時間も世爻に有利でしたので、フロンターレに勝ち目はありませんでした。わかりやすい卦でよかったですが、もっと複雑でどっちつかずな状態だと、判定に頭を抱えてしまうこともあります(笑)Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
03Nov
- 年齢を言い訳にしない生き方～世界が賞賛した82歳の偉業～
  今回は若宮正子さんという、iphoneアプリを開発した82歳の女性のお話です。高齢にもかかわらず、彼女の顔は好奇心と輝きにあふれ、精力的に活動しています。その人生観や挑戦する姿から、学べることがありました。82歳の挑戦若宮正子さんは、今年iphoneアプリの開発に成功しました。もともとパソコンを同世代に教えていた若宮さんですが、プログラミングは初めての試みです。アプリ開発に必要となる「Swift」という言語を学ぶにあたって、必要な部分だけを集中的に専門家から習ったと言います。粘り強い学習で必要な知識を身につけた後、iphoneアプリの「hinadan」を、なんと5ヶ月という期間で開発しました。ひな人形を正しい配置で置くという、高齢者向けのアプリです。若者が楽しむようなものとは違い、制限時間がなく、ゆっくりと楽しめるのが特徴です。hinadanは他にも高齢者に優しい仕様がいくつかあり、世界的に高い評価を受け、若宮さんはアップルの開発者パーティーに呼ばれて、ティム・クック氏から絶賛されました。世界トップクラスの企業のCEOに、「あなたは私たちにとって、とても勇気づけられる存在です」と言わしめたのです。成功者が備える行動的な習慣以上が概要となりますが、僕たちにとっても勇気づけられるお話だと思います。年齢や経験を言い訳にしない、勇気ある挑戦を見せてくれました。80歳を過ぎて覚えたことを使って世界的な注目を集めるのは、並大抵のことではありませんよね。開発の動機は、高齢者向けのアプリがない現状を見て、「ないならつくってしまおう」と思ったそうです。これは強力な成功者の習慣です。「自分には無理、才能がない」「お金と時間がかかる」「もう歳だから」言い訳しようとすれば、いくらでも出てくるはず。そこを躊躇なく、「やりたいからやろう」と思えるのは、本当にすごいことです。言い訳をしないで挑戦することを教えてくれたと、国内外は賞賛の嵐となっています。彼女の挑戦は終わりません。楽しいからもっと言語を勉強したいそうです。日本の伝統文化などを伝える、シニア向けのアプリ開発に燃えています。年齢にとらわれず、好きなことをして人を喜ばせる姿に、とても感銘を受けました。Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
31Oct
- メニュー、料金改定のお知らせ～もやもやをワクワクに変える天職コンサルティング～
  多様化の時代にあるチャンス個人の生き方が、ある程度決まっていた時代がありました。親や目上の人の言うことを聞いて道を決めるのが常識であり、戦時中などは生き抜くために、一つの選択肢しかないようなこともありました。自分の生き方について考えなくていいということは、ある意味では楽です。現代のように無数にある選択肢の中から、理想のライフスタイルを見つけるのは、とても難しいことだと思います。必要に駆られるのではなく、自由意思で生きる道を決めるとしたら、人生の筋書きは、みんな違ってきます。一人として同じ人間はいないのですから、違っていて当たり前です。既成の型に合わせると、窮屈に感じる人が出てくるのも事実です。最後に笑って人生を振り返るためには、自分だけの筋書きを考えなければなりません。画一的だった時代よりも、多様化して選択肢が増えたことで、より自分に合った大きな幸せを手にするチャンスがやってきたことも事実なのです。人生に対する答え僕は今まで、人生とは何だろうかと考えてきました。楽しく幸せに暮らすには、どうしたらいのかを研究すること。それがライフワークと言ってもいいくらいです。昔はいろいろと思うようにいかず、受け身的に周りのことが決められていって、主体的に生きている感覚がまったくありませんでした。日本国民の幸福度は、先進国の中で低い方だと言われていますが、僕もご多分に漏れずそうだったのです。20代の頃は、ただひたすらにもがいていました。無力感にさいなまれることもしばしば。いろいろな仕事を転々とし、自分の居場所を探し続けてきました。何がしたいのかわからないモヤモヤの中をさまよっていました。軽いうつ状態になっていた時期もあったと思います。「生きる目的」と言うと大き過ぎるテーマのように響きますが、せめて「何をして生きるのが一番楽しいのか」を突き止めることは、毎日が不満だった僕にとっては、すごく重要な課題だったんです。慢性的な不安や不満に満ちていたそれまでの人生は、あるポイントで変化を迎えます。ああでもない、こうでもないという経験を通して、生きる目的と意味が見えてきました。人間が生きる目的は、生物学的には「種の保存」ということになるのでしょうが、僕たちは思考と感情とが発達した存在です。人が生きる目的、それはやっぱり「幸せになること」ですよね。行きついた一つの結論として、幸せを感じられないのは、「本当の役割を果たせていないから」だと思うようになりました。幸せに対する答え自分の欲求を満たすことでも僕たちは幸せを感じますが、それが満たされてから最終的に人が向かうのは、誰かに貢献することで自分の役割を果たすことなのではないでしょうか。どう貢献すれば、役割を果たせていると感じるのか。それは、好きなことをすることです。やりたいことをやることです。自分の個性や適性、才能、能力を使いつつ、好きなことをして誰かに貢献することができれば、幸せを強く感じることができます。他人を妬んで攻撃したり、ストレスでお金を無駄に使いすぎたり、食べ過ぎたりする必要もなくなってきます。仕事でも趣味でも、何でもいいのです。好きなことをすることによって、自他ともに幸せで満たすことができるんです。こんなふうに考えてきて、人生の目的を達成するには、幸せになるためには、好きなことをして誰かに貢献することだという結論に至りました。好きなことは、自他ともに幸せにする仕事が大好きであれば、自然に努力できますよね。努力と思わずに、好きだからしてしまうものです。やっているとさらに上達するので、もっと人の役に立てます。喜んでもらえると、またやる気が出て、良い循環が生まれていきます。途中で失敗や挫折も当然あります。でもそれを乗り越えていくセオリーもまた確かに存在し、自分にとってベストな選択を重ねていくことで、もやもやしている毎日を、ワクワクする毎日に変えていくことができます。どんな人にでも、ワクワクの源泉が隠れていると思います。それを見つけるお手伝いをすることが、僕のやりたいことなのです。僕のワクワクの源泉は、自分に嘘をつかない生き方を応援すること、伝えることだったんです。やりたいことを見つけて、表情がどんどん輝きだしていく人とともに喜び合うことが、すごく好きなのです。だから、仕事で悩む人、やりたいことがわからない人、不本意な環境に耐えて苦しんでいる人を、応援することにしました。幸せな働き方、生き方に導く知識や技術を使って貢献することで、笑顔で楽しく暮らせる人が、一人でも増えていってくれることが生きがいであり、幸せです。ワクワクの源泉が見つかると、やりたいこと、挑戦してみたいことが、どんどん出てきます。また転機は訪れるかもしれませんが、応援する、伝えるというテーマは、きっと変わりません。一度きりの人生です。やっているだけで幸せになれるような何かを、僕と一緒に見つけてみませんか？この気づきを機に、メニューと料金を一新しましたので、よろしければご覧ください！↓Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
29Oct
- 皮肉過程理論～忘れるよりも、目を向けるべきこと～
  感情は、無理に押し込めようとすると、いずれ暴発する危険があります。思考もまた、頭の隅に追いやろうとすればするほど、より強固に居座り続けるものです。皮肉過程理論これは皮肉過程理論と呼ばれており、忘れようとするほど、考えないようにしようとするほど、僕たちはその対象から逃れられません。考えないようにするということは、思考を監視することであり、考えたくないことを排除すると意図した段階で、意識してしまうことは避けられません。本当にそれを忘れてしまいたければ、まずしっかりと受け止めて、現実として認識する方が賢明です。事実を受け入れた後の心であれば、避け続けようと思うよりも、堂々と捨て去ることが容易になります。現在注目が高まっている、マインドフルネス瞑想でも、同じことが言えるでしょう。瞑想するには精神統一して、何も考えないようにする・・・と思われがちです。実際は思考を止めるのではなく、浮かんでくる思考を観察して流していくことで、今ここにいる自分を感じることが、その本質なのです。皮肉過程理論のもう一つの側面考えないようにするほど、いつまでも捨て去ることができない。そこにはさらに、もう一つの要因が絡んでいます。考えを排除しようとする過程で、繰り返し繰り返しそれを思い起こしているため、図らずも思考の連続強化になってしまっているのです。学習をするときに、覚えようとして繰り返し声に出したり、反復練習をしたりしますよね。それと同じことなので、むしろ王道的な記憶の手順を踏んでしまっているというわけです。考えないのではなく、引きずらないこと思考や感情がある一定のことに支配されてしまうのは、人として仕方のないことなのかもしれません。では、どうすればいいのでしょうか。僕たちにできることは、感情を感じないようにすることではなく、考えないようにすることではなく、「引きずらないこと」です。「悲しいときは思いっきり悲しんで、一晩泣いて、次の日にはすっきりと新しい気持ちでスタートしましょう」そういう意見を度々目にしてきましたが、僕もこれに賛成です。慢性化する前の早期治療ですね。不要な感情や思考を手放すことができれば、精神的に大きく成長しますし、人生も流れが変わります。その浮き沈みを重ねながら、夢や目標に近づいていくものなんだと思います。あの挫折があったから、もっと素晴らしい今がある。そう振り返れるような、カッコイイ大人でありたいですね。Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
26Oct
- 落ち込むのは、驕りがあるから～不幸自慢をやめてみよう～
  がんばったのに結果が出なかったり、つまらないミスを連発してしまったりすると、落ち込んでしまうことがありますよね。でも視点を変えて見てみると、ちょっと気持ちが楽になるような人生哲学が発見できます。落ち込むのはおこがましい？テレビの世界で活躍し続けている、お笑い怪獣こと明石屋さんまさん。以前にもその素晴らしい習慣をご紹介しました。→ 身体の声を聴く病気もせず、成功し続けているように見えても、裏では人知れず落ち込むこともあるんだろうと思っていたのですが、ある日彼が語っていたことを耳にして、僕は驚愕しました。なんと、落ち込むことが一切ないというのです。テレビ的に誇張して言っている可能性もありますが、裏表がないことでも有名な人ですし、はっきりとそう言い切っていました。まぁ真偽のほどはどうあれ、その理由に感心したのです。「もともと自分なんて大したことない人間だと思っているから、うまくいかなかったとしても、落ち込むなんておこがましい。」これを聞いて、心のバランスを取って健康を保つことが、本当にうまい人なんだと思いました。あれだけ活躍していたら、謙虚さが失われていっても不思議ではないです。表面的には自分大好きで、グイグイ前に出るイメージですが、自身を過大評価しないことを基本としているんですね。その結果として、自己肯定感を持ちつつ、落ち込むこともないという、絶妙のバランスを保っています。できるはずだ！と思い込むのも、前向きに進んでいく上で必要ですが、過ぎたるはなお及ばざるが如し。自信過剰になってしまうと、いざダメだったときに、激しく無力感と絶望感を感じます。自分を奮い立たせて行動するための自己肯定感と、失敗したときに心が折れない謙虚さの折り合いは、経験を重ねながら身につけていくしかないですね。失敗しても当たり前、でもがんばる！！成功したら、もうけもの！くらいに思っていると、気持ちが楽になる気がします。不幸自慢も、また傲慢これがツライ、あれがツライと、まるで不幸自慢のように人に聞かせてしまったこと、ありませんか？今まさにそうなってしまっている人もいるかもしれません。少しきつい話になってしまいますが、自分がどれだけ不幸で大変であるかを訴えることもまた、自慢話と同じく傲慢なのです。いい悪いに関わらず、「どれだけ特別であるか」と主張している訳ですから。これも先ほどのさんまさんの話に照らし合わせてみましょう。「自分だけは人と違う、自分だけ幸せになれない・・・」そうやって落ち込むのはおこがましい、と考えてみてはどうでしょうか。プラスにもマイナスにも、傲慢になって自分を歪めて捉えてしまうと、必ず心が苦しくなります。肩に力が入っているなと思ったら、ふっと力を抜いて、初心にかえってみると楽になりますよ。Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
22Oct
- 人が変われない理由と、変われる理由～確証バイアスの危うさ～
  人にはそれぞれ思い癖のようなものがあります。同じ現実を見ていても、捉え方は十人十色。それは今までの経験で身につけた無意識の観念によるものであり、個性と呼ばれるものでもあります。複数の人が集まって、一つのテーマについて語り合うと、面白いほど考え方や感じ方が違うことに気づきます。どんな人の意見も、その人にとっては真実であり、頭ごなしに否定するものではないと思いますが、考え方によっては生きていく上で苦しくなるだろうな、というものはもちろんあります。自分は無能だから何もできないとか、他人はすべて敵で信じてはいけない、などですね。そういった観念は、知らず知らずのうちに身につけてしまったものが多いです。これからの人生で不都合になるなら、観念を書き換えればいいのですが、無意識で形成されるゆえに、自ら気づくのは一苦労です。カウンセリングを受けたり、自身で感情を掘り下げていく必要があります。確証バイアスの危うさ理想の人生にふさわしくない観念を持ち続けると、なぜ生きにくいのでしょうか。そのメカニズムを紐解くには、「確証バイアス」が鍵になります。確証バイアスとは、自分が信じたい情報のみを集め、反対意見を排除してしまう傾向のことです。目に映る現実がどうであろうと、個人のフィルターを必ず通過して、僕たちなりの解釈が生まれます。フィルターが黒なら、例え色鮮やかな世界を見ても、モノクロになりますね。モノクロフィルターだけで見ると、それを補強する証拠ばかりを集め、色彩の情報に気づかないか、またはなかったことにしてしまいます。これが確証バイアスの怖さであり、僕が常々「現実は自分が創る」と言っている根拠です。色鮮やかな世界がそこにあるのに、一生気づくことができずに過ごしてしまいかねません。現実を変えられない理由何かに挑戦して失敗したとき、「挑戦すると失敗する」という観念を創り出してしまったとしましょう。それを基本装備としてしまうと、「自分が成功することなんてあり得ない」といつも考えるようになり、いくつものチャンスを無視し、できないという情報ばかりを集めるようになります。最初から「できない」と諦めてしまったこと、いくつか心当たりがあるのではないでしょうか。それでもなんとか現実を変えよう、と奮い立つ人の多くが、うまく変えられずにまたもとの生活に戻ってしまいます。「できないというフィルター」に気づかずに、表面の現実だけを変えようとしているからです。いつも同じパターンを繰り返して、「なんでこんなにダメなんだろう」と、ますます無力感が募ってしまいます。映画に例えるとわかりやすいです。スクリーンに映っているのが現実で、映写機が観念です。現実を変えようともがくのは、スクリーンの前で映画の内容を変えようとしているようなもの。違う映画が見たければ、映写機のフィルムを替えなければなりません。「できない」ことの証拠集めをしている自分に気づき、「できる」証拠を探し始めれば、現実は自然と変わります。表面をどう取り繕おうとも、根本に抱いている思いがある限り、それに見合った結果が続くのです。自ら仕掛けたトリックに気づくまずは個人的な「当たり前」を疑っていきましょう。無意識の観念は、いわば自ら仕掛けたトリックです。それを見破ることさえできれば、大きく前進します。これからもそれを持ち続けるのか、不要だから手放すのかを、選ぶ余地が生まれるからです。なぜ人生がうまくいかないのだろうと思っている方は、自己分析を習慣にするか、第三者に見てもらいましょう。モノクロの世界が一瞬で色づく感動は、大きな成功体験として、人生の宝物になりますよ。Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季　　
19Oct
- 占いは悪か？～曇りなき眼で見定め、決める & 業界裏話～
  先日の日本テレビで放送された、「ザ・世界仰天ニュース」において、占いによって不幸になっている人が紹介されていました。一億円取られたあげく、生活や子どもとの関係もめちゃくちゃになったそうです。小見出しは、「占い師に全てを奪われたシングルマザー」というような感じでした。救いを求めて頼った占いにより、不幸になってしまうとはいたたまれません。今回は、占いとは何か、その在り方や距離の取り方、占いに対する偏見や誤解などを綴ってみたいと思います。そもそも占いってどういうもの？占いと一口に言っても、たくさんの種類が存在しています。大きく分けると「命（めい）、卜（ぼく）、相（そう）」です。生年月日を使うもの、カードやサイコロなどの道具を使うもの、顔や手など見たままを読み取るもの。それぞれ一定のルールに基づき導き出した答えに、語り手が直感や自分なりの解釈を通して、相談者さんに伝えるのが占いです。一般の人には根拠がわからないですし、現在の身の回りのことや未来を的中させることもあるため、なにか不思議で非科学的、眉唾モノという印象があるかと思います。最初からその手のものは、絶対に信じないという人もいます。でも心が弱っているとき、問題に悩まされているときに、相談できる存在がいることに安心感を覚えたり、話を聴いてもらいたいという人も確実にいるのです。占いで不幸になってしまう人は、ここに付け込まれてしまいます。「なんだかわからないけど、自分のことをわかってくれている、どうすればいいかを教えてくれる」もっとハマリ込むと、「この人の言うことを聞いていれば幸せになれる」と感じます。これは非常に危険なことです。僕は運命を創るのは他人ではなく、自分自身であると断言します。占い師の言うことをそのまま鵜呑みにすることは、せっかく自らの手で未来をアレンジできる権利を、信頼して良いかもわからない他人にそっくりそのまま譲り渡すことになります。占い師には二種類の人間がいる誤解の無いように言っておきますが、僕は占いを否定しようとしているわけではありません。健康的に付き合うことが大切だという考えです。占い師は、極端に分けると二種類います。善意の占い師と、悪意の占い師です。善意の占い師は、真剣に相談者さんのことを考え、自らの手で現実を変えていけるようサポートしてくれる人。この人たちは、優先順位の第一位が、常に相談者さんの幸せです。占いに来ることが相談者さんのためにならないと心から思うようになったなら、敢えてそれを伝えるかもしれません。あくまでも依存させず、失望から立ち直らせたり、勇気づけたりすることが根底にあります。それに対して悪意の占い師は、自分のことしか考えていません。優先順位の第一位は、とにかくお金を儲けることです。相談者さんがどうなろうと、まったく意に介しません。高価なものを買わせるために不幸になると脅したり、何度も足を運ばせるように極度に依存させます。洗脳や心理コントロールなどを集中的に学んでいるため、信じ込ませることだけはうまいのです。悪意の占い師に引っかかると、身を滅ぼすこと請け合いです。彼らはそもそも、相談業務をする資格などないような自己中心的な人間しかいません。番組で紹介された女性は、まさにこの手のタイプの輩に食い物にされてしまったのでしょう。騙されないようにするためにまず大前提として、「未来を創れるのは自分だけである」ということを意識してください。他の誰かが決めることではありません。占い師やカウンセラーができることは、可能な限りのアドバイスをしたり、相談者さんの問題解決能力を引き出したりすることだけです。ときには相談者さんがアドバイスの通りに行動して決めていくこともありますが、それはあくまでも間接的なもの。「馬を水飲み場に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」という言葉があります。最終的に決めるのは相談者さんですので、決定権をすべて他人に委ねるのはやめましょう。悪意の占い師は、もっともらしい理屈を並べ、汚れた水を無理やり飲ませようとします。なにかおかしいな、苦しいなと感じたら、他の第三者に客観的に分析してもらうといいです。その他にも、普段から感覚を養っておくことをおすすめします。心地いいと感じるのはどんなときか、不快だと感じるのはどんなときか。感情や感覚に敏感になっていれば、悪意の占い師を目の前にしたとき、「なんだか気持ち悪い」と気づき、ギリギリで身を守れる可能性もあります。占いとは、参考程度に付き合うのが無難です。占いに対する偏見や誤解占いにどんなイメージを持っていますか？古い年代の人と思われてしまうかもしれませんが、僕が認識しているベタなイメージは、「街頭で筮竹をじゃらじゃらさせているおじいさん」ですかね。または、仄暗い部屋で妖艶な衣装に身を包んでタロットカードをする女性、とか。人によってまちまちのイメージがあります。僕も占いの活動をしてきたので、同じような活動をしているいろいろな人と会いました。最初に挙げたような、絵に描いたようなおじいさんもいましたし、妖艶な雰囲気の女性や、とっても明るい下ネタ全開の若い男性もいました(笑)お店を構えて営業している人や、副業的にやっている人、占い団体に所属している人、イベント出店が中心の人、カフェなどと直接契約している人、依頼を受けて全国を駆け回る人など、本当に人それぞれです。幸いなことに、僕が出会った人たちは、ほとんどが善意の占い師でした。彼らは接していると温かい気持ちにさせてくれますし、マナーや礼儀もしっかりしていて、信頼できると感じます。そういう人たちもたくさんいるからこそ、一部の悪意の占い師や、占いによる詐欺事件などが話題にされることで、占いそのものの世間的イメージが貶められることを残念に思います。占い＝悪徳、インチキというのは、「お金持ちはみんな裏で悪いことをしているに違いない」という思い込みと同じです。富裕層のみんながみんな、裏金を使ったり、法律に触れたりしているわけではありませんよね。一部の悪い人がクローズアップされ、そのイメージが一般化してしまっただけに過ぎません。ついでに言うと、占いは紫色の布に身を包んで、水晶玉を覗きこんでいるというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、それは占いではありません(笑)そこには一定の法則などがなく、水晶玉を見るだけというのは100％直感を使っているからです。どちらかというとチャネリング、霊視などをするスピリチュアル系の人です（その人たちもそのようなスタイルでやっているのは稀だと思いますが）。見えること、感じることをメッセージとして伝えてくれるのですが、実力のある人は情報の精度や的中率が高いです。占い師と同様、一部の悪意ある人の影響で心証被害が広がっている分野ですね。おわりにいろいろと占いについて書いてきましたが、最後に日常生活においての占いに対する心構えとして、ちょっとしたワンポイントアドバイスです。雑誌やテレビのコーナーで、その月や日の星占いをチェックしている人も多いかと思います。獅子座のラッキーカラーとか、双子座の金運は、とかですね。これは12星座に分けた運勢の傾向を一般化して伝えているので、血液型診断と同様、すべての各個人に当てはまるわけではありません。10月は射手座のすべての人の恋愛運がいい、なんてありえませんよね。フラれてしまう人もいるはずです。当然そこには、カテゴリーに分けられない個人のバイオリズムなどがあります。個人の現在の運勢を高い精度で知ろうと思ったら、星占いなどの命占だけでなく、タロットカードや易占など、道具を介した卜占が必要です。全体を通して言えることは、「あくまでも参考程度に」が、占いに対する健全な距離感であり、依存し過ぎないことが大切。信じない人は信じない、それでいいんです。本物とニセモノ、これから自分の創りたい未来に向かうための選択を、曇りなき眼で見定め、決めましょう。（「もののけ姫」の名言を引用させていただいたところで、終わりにします。）Fortune Therapy 　　　　　　　　湊　夕季

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