もし、今
心が沈んでいる人がいたら
夜空を見上げて
宇宙のことを
考えてみて。
ちっちゃなことなんて
どうでもよくなるから・・・
45億年前の地球が
誕生して間もないある日、
火星ぐらいの大きさの天体
『テイア』が地球に衝突しました。
この時に
宇宙空間に飛び散った物質の一部が
集まって月が形成されました。
これを
ジャイアント・インパクト
（巨大衝突）といいます。
これは1975年に
アメリカの研究者によって
発表されたものですが、
このジャイアント・インパクト説は
有力ではあるものの、
テイアの存在を示す証拠は
見つかっていないのです。
アメリカの研究チームは
テイアと地球の衝突を
コンピューターで
シミュレーションしました。
すると、
衝突で双方の地殻とマントルが
解けて混ざり合い、
飛び散った破片から
月が形成されました。
衝突を受けた地球では、
鉄が豊富な
テイアのマントルに
一部が地球の奥深くに沈み込んで、
核の上に蓄積した。
それが
周囲より密度が高い
巨大な塊として
45憶年たった今も
残っている可能性があると
研究チームは指摘しています。
地球の内部には、
太古の巨大衝突の証拠が
眠っているかもしれません。
ただ、現在
地下１千キロ以上を掘削する技術はなく、
確かめることができないそうです。
1975年て、
つい最近ですよね・・・
それまでの月の誕生については、
３つの説がありました。
- 兄弟説 地球と月は元々この場所にあり、ほぼ同じ時期に生まれたという説
- 他人説 地球とは違うところで生まれた天体が、地球の引力に捉えられて月になったという説
- 親子説 地球の一部がわかれてできたという説
４月９日は皆既日食で
北米が大盛り上がりでしたね。
いまでこそ
いつどこで皆既日食が見られるのかを
事前に知ることができますが、
大昔の人たちは
突然に空で起こった異常な光景に
恐れおののいたことでしょうね。
世界各地の神話には、
日食が題材となった物語が
多く残されています。
また、歴史書にも
日食の記録が記されています。
『タレスの日食』は
BC５世紀の歴史書に
書かれているのは、
紀元前７世紀、
小アジアのリディア国と
東方イラン高原のメディア国は
長い間、戦争状態にあった。
ある年の合戦の最中、
明るい昼が突然真っ暗な夜に
変わってしまった。
驚いた両国は直ちに戦いを止め、
和平の誓約をした。
という
日食が平和をもたらした
めでたい話です。
日本の最も古い記録では、
日本書紀に
西暦628年に日食があった
と書かれていますが、
その当時はまだ正式な暦が
なかったので詳細は不明。
西暦690年
持統天皇の時代に
初めての暦が施行され、
太陽と月の動きを算出し
朔日（月のはじめ）を決定し、
それに加えて、
日食の予報を暦に具えることが
重要な任務でした。
日食の予報が出ると、
その日は宮廷は堅く閉ざされ、
一切の政務を休止したそうです。
僧侶たちは
日食が起こらないように
盛んに祈祷を行い、
もし日食が起こらなければ、
僧侶に褒賞が与えられ、
予報が的中すれば、
暦博士の力量が賞賛されるという
真に大らかなものだったようです。
45億年もの間、
月はいつも
私たちと一緒にいるのに、
私たちはあまりにも
月のことを知らない
と思いませんか。
現在、地球と月の距離は
38万4千キロメートルですが、
月ができた頃は
2万2500キロメートルくらいの距離で、
今と比べて
17倍も大きく見えたそうです。
巨大な月の引力で海は大きく揺れ、
潮の満ち引きはとても大きく、
干潮と満潮の差は
10ｍもあったそうです。
次の満月は
４月24日8：49です。
よろしくお願いします
自分の生まれ持った星を知って、
自分を大好きになって、
楽しみながら
自分らしく
自由に豊かに
自分の道を進んでいきましょう
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最後までお読みくださり
ありがとうございました♡