祝桑田佳祐、術後回復良好
祝AKBヘビロテ着メロ1位
祝SKECDデビュー1周年
祝no3b『君しか』発売
祝高橋回復・峯岸落語成功
よっしゃあ、よし!!
前回明らかにしたようにAKB48の新段階への突入とSDN48のメジャー・デビューとは機を一にしている。
すなわち、AKB新チームAが『目撃者』公演を開催した事で、各チームが全国展開可能な体制を現実的に確立したこと。
しかもA公演『目撃者』はファンのみならずメンバー自らもまた歴史の「目撃者」として、劇場公演観覧者たった七人から出発した頃の「パイオニア」精神を「想い出せ」と宣言されていること。
こうした中でより広範な層にアピールするための次の一手として、SDN48の自己変革が一挙的に開始されたからである。
現時点SDN48は、今秋ユニバーサル・ミュージックからのメジャーデビューと、9月から『ひまわり』方式=実質的な1軍2軍制導入での公演をスタートさせる事を決定した。
経緯・詳細は不明だが多数のアーティストを抱える世界的規模の音楽会社ユニバーサルミュージックに所属した事は示唆的である。ワーナー、ビクターと並んで、歌謡曲とのバランスをとりながらアーティスト本位の楽曲製作をすることで有名なのだから。
AKB48の瑕瑾(かきん=玉に傷)はアーティスト支持層のとりこみにある。この点がスマップや嵐と異なる。彼らはメディアでのパフォーマンスがそのままファンの拡大につながる。ところがAKB48は残念ながら、劇場でのパフォーマンスやセットリストに触れなければ魅力が伝わりにくい。メンバーが「ぜひ劇場に来て下さい!」と力みたくなるのはそのためである。
その点、SKE48・SDN48は劇場でのパフォーマンスをメディアでもプロモーションし始めた。AKB48にも劇場公演曲を含むパフォーマンスの優位性をスマスマのようにしっかり観せないと、層の拡大ならびに永年にわたる安定感につながるか不安を抱える。細切れな『サプライズ』だけで繋ぐのはいかがか? この点、プロモーションならびに運営方法の大胆な転換が求められるだろう。
会いにゆけるアイドルから、当選しなければ観覧できないプレミア公演が売りでは本末転倒である(全国握手会の他面で、『目撃者』公演初日には35000人応募で当選200人強。8/4時点で公演は2回きり)。縮小の危険性はあっても拡大にはつながらない。ファンの同心円的な拡大の延長で発想されては困る。
あくまで既成アイドルの不断の《のりこえの立場》を確立すべきであろう。プロモーション・パフォーマンス・楽曲などアイドルに相応しい全領域で。もうすでにのりこえている、「国民的アイドル」なのだとすれば、それはただの過信と傲慢にすぎない。勢いでマスコミにつくられた人気では一過性に過ぎない。世代をこえて支持されるだろうか。新チームがアーティストに負けないクオリティーの高い公演を行っているにもかかわらずである。
非難される向きもあろうが許していただきたい。《既定路線の打破》こそがAKB48のコンセプトなのだから。《のりこえの立場》の確立とその不断の推進で、アイドル支持層もアーティスト支持層をもがっちりと獲得すること(かっぽること)が急務である。
この点でSDN48のメジャーデビューが急ピッチで軌道にのっているのであろう。だからこそSDN48の最大の責務はパフォーマンス・アイドルグループとして、既成のアーティストをものりこえてゆかなければならない事である。
そのために『ひまわり組』方式の導入が決定されたのであろう。
2007年7月1日、当時チームAとチームKの個人の仕事が激増し公演が発足したチームBに集中。窮余の一策が『ひまわり組』の劇場公演だった。
端的に言えば、《ひまわり方式》とは、【ダブルキャスト】制の採用の事。例えば、16人のフロントメンバーが公演を行うとして、誰か休演者がでた場合にマンツーマンで彼女に対応するアンダー(代役)の誰かが公演に出演する事。現状と異なるのは、実質的に1軍2軍制を採用する点である。これはプロ野球の試合と同じで、公演出演数に明確な格差が生ずる。すなわち、SDN48が現在採用している1期生・2期生のチーム編成とその諸制度を解体的に再編するものとしての意義をもつ。
他面、メンバー間での切磋琢磨が活性化する、意外な組あわせが実現する、大島優子がそうだったようにメンバー自身が自己の新たな一面や個性を発見する契機にもなる。
現時点SDNではテレ朝『すっぽんの女たち』と連動して、9月4日を最終期限として12人のメジャーデビューシングル選抜メンバーを決定する人気投票が開催されている。この結果を参考にして、《ひまわり方式》が採用されるのだろう。これはまた、既成アーティストをのりこえるその只中でSDNの組織とその中核的メンバーを強化する契機になるだろう。
もちろん公演の形式ばかりではなく、内容的にも新しいセット・リスト(演目)とダンスパフォーマンスがいずれ用意されるのではないか。強烈なミュージック・スタイルをもって……。
右の事は率直に言って、ファンの声を参考にしたか、単なる思いつきか、明確な計画にのっとっているかはどうでもいい事である。現時点、公演の形態、頻度は不明だが、SDN48が絶対に競争に《勝つ!》チームに生まれ変わるには避けて通れない試練である。メンバー個人の夢も現実的に叶えなければならない。劇場公演の発想も変えなければならないし、デビュー曲で世間の度胆をも抜かなければならない。大舞台でLIVEが行えるようにもならなければならない。
こうして、SDN48革命が開始された。本格的なアーティストへの自己脱皮をも目指して。他面、スカパーでも8/1から冠番組『SDN48+10』も始まった。メンバー一人一人の個性が伝わってとても面白い番組だ。
かつて総合プロデューサーは私は「極端を言えば、アイドルグループをやりたいわけでも、アイドルを作りたいわけでもなく、時代を造りたいんですよ」と豪語した。
SDN48の皆さんにはぜひ、孤独ではない孤独なランナーとして、次のレースを思いきり駆け抜けてほしい。
そして、AKB48やSKE48を本気(マジ)で意識させる位、燦然と輝くグループになってほしい。これまでの努力を思い返せば決して不可能ではないだろう。
8/1SDN48のキャプテンであるノンティーこと野呂佳代は力強く語った。
「K‐POPの歌やダンスに対抗できるのはSDN48のみ」(『誘惑のガーター』1周年記念公演にて。公式サイトに掲載中)である、と。
代々木公演でも「18禁解禁」宣言で会場を感動の渦に叩きこんだ野呂ははっきりと自覚している。もはや「18禁」というただの形式に過ぎない《足枷》にこだわっている場合ではない。
より高度なパフォーマンスとチームの真の絆で勝負すべきなのだから。
野外LIVEの連続を含む全国ツアーを開催するも良し、生演奏でステージを行うも良し、在籍メンバー20歳以上のLADYのグループなのだから男性ダンサーとのからみをビルトインする楽曲も良し、プリンシパルをひきたたせるミュージカル形式の曲をぶっこむも良し……最高のエンターテインメントで魅了する事ができる。そのために切磋琢磨し自主的に意見をたたかわせるチームが完成したとしたら既成のグループはひとたまりもないだろう。それはまた各メンバーの夢をも現実のものとするだろう。
頑張れSDN48!!
祝AKBヘビロテ着メロ1位
祝SKECDデビュー1周年
祝no3b『君しか』発売
祝高橋回復・峯岸落語成功
よっしゃあ、よし!!
前回明らかにしたようにAKB48の新段階への突入とSDN48のメジャー・デビューとは機を一にしている。
すなわち、AKB新チームAが『目撃者』公演を開催した事で、各チームが全国展開可能な体制を現実的に確立したこと。
しかもA公演『目撃者』はファンのみならずメンバー自らもまた歴史の「目撃者」として、劇場公演観覧者たった七人から出発した頃の「パイオニア」精神を「想い出せ」と宣言されていること。
こうした中でより広範な層にアピールするための次の一手として、SDN48の自己変革が一挙的に開始されたからである。
現時点SDN48は、今秋ユニバーサル・ミュージックからのメジャーデビューと、9月から『ひまわり』方式=実質的な1軍2軍制導入での公演をスタートさせる事を決定した。
経緯・詳細は不明だが多数のアーティストを抱える世界的規模の音楽会社ユニバーサルミュージックに所属した事は示唆的である。ワーナー、ビクターと並んで、歌謡曲とのバランスをとりながらアーティスト本位の楽曲製作をすることで有名なのだから。
AKB48の瑕瑾(かきん=玉に傷)はアーティスト支持層のとりこみにある。この点がスマップや嵐と異なる。彼らはメディアでのパフォーマンスがそのままファンの拡大につながる。ところがAKB48は残念ながら、劇場でのパフォーマンスやセットリストに触れなければ魅力が伝わりにくい。メンバーが「ぜひ劇場に来て下さい!」と力みたくなるのはそのためである。
その点、SKE48・SDN48は劇場でのパフォーマンスをメディアでもプロモーションし始めた。AKB48にも劇場公演曲を含むパフォーマンスの優位性をスマスマのようにしっかり観せないと、層の拡大ならびに永年にわたる安定感につながるか不安を抱える。細切れな『サプライズ』だけで繋ぐのはいかがか? この点、プロモーションならびに運営方法の大胆な転換が求められるだろう。
会いにゆけるアイドルから、当選しなければ観覧できないプレミア公演が売りでは本末転倒である(全国握手会の他面で、『目撃者』公演初日には35000人応募で当選200人強。8/4時点で公演は2回きり)。縮小の危険性はあっても拡大にはつながらない。ファンの同心円的な拡大の延長で発想されては困る。
あくまで既成アイドルの不断の《のりこえの立場》を確立すべきであろう。プロモーション・パフォーマンス・楽曲などアイドルに相応しい全領域で。もうすでにのりこえている、「国民的アイドル」なのだとすれば、それはただの過信と傲慢にすぎない。勢いでマスコミにつくられた人気では一過性に過ぎない。世代をこえて支持されるだろうか。新チームがアーティストに負けないクオリティーの高い公演を行っているにもかかわらずである。
非難される向きもあろうが許していただきたい。《既定路線の打破》こそがAKB48のコンセプトなのだから。《のりこえの立場》の確立とその不断の推進で、アイドル支持層もアーティスト支持層をもがっちりと獲得すること(かっぽること)が急務である。
この点でSDN48のメジャーデビューが急ピッチで軌道にのっているのであろう。だからこそSDN48の最大の責務はパフォーマンス・アイドルグループとして、既成のアーティストをものりこえてゆかなければならない事である。
そのために『ひまわり組』方式の導入が決定されたのであろう。
2007年7月1日、当時チームAとチームKの個人の仕事が激増し公演が発足したチームBに集中。窮余の一策が『ひまわり組』の劇場公演だった。
端的に言えば、《ひまわり方式》とは、【ダブルキャスト】制の採用の事。例えば、16人のフロントメンバーが公演を行うとして、誰か休演者がでた場合にマンツーマンで彼女に対応するアンダー(代役)の誰かが公演に出演する事。現状と異なるのは、実質的に1軍2軍制を採用する点である。これはプロ野球の試合と同じで、公演出演数に明確な格差が生ずる。すなわち、SDN48が現在採用している1期生・2期生のチーム編成とその諸制度を解体的に再編するものとしての意義をもつ。
他面、メンバー間での切磋琢磨が活性化する、意外な組あわせが実現する、大島優子がそうだったようにメンバー自身が自己の新たな一面や個性を発見する契機にもなる。
現時点SDNではテレ朝『すっぽんの女たち』と連動して、9月4日を最終期限として12人のメジャーデビューシングル選抜メンバーを決定する人気投票が開催されている。この結果を参考にして、《ひまわり方式》が採用されるのだろう。これはまた、既成アーティストをのりこえるその只中でSDNの組織とその中核的メンバーを強化する契機になるだろう。
もちろん公演の形式ばかりではなく、内容的にも新しいセット・リスト(演目)とダンスパフォーマンスがいずれ用意されるのではないか。強烈なミュージック・スタイルをもって……。
右の事は率直に言って、ファンの声を参考にしたか、単なる思いつきか、明確な計画にのっとっているかはどうでもいい事である。現時点、公演の形態、頻度は不明だが、SDN48が絶対に競争に《勝つ!》チームに生まれ変わるには避けて通れない試練である。メンバー個人の夢も現実的に叶えなければならない。劇場公演の発想も変えなければならないし、デビュー曲で世間の度胆をも抜かなければならない。大舞台でLIVEが行えるようにもならなければならない。
こうして、SDN48革命が開始された。本格的なアーティストへの自己脱皮をも目指して。他面、スカパーでも8/1から冠番組『SDN48+10』も始まった。メンバー一人一人の個性が伝わってとても面白い番組だ。
かつて総合プロデューサーは私は「極端を言えば、アイドルグループをやりたいわけでも、アイドルを作りたいわけでもなく、時代を造りたいんですよ」と豪語した。
SDN48の皆さんにはぜひ、孤独ではない孤独なランナーとして、次のレースを思いきり駆け抜けてほしい。
そして、AKB48やSKE48を本気(マジ)で意識させる位、燦然と輝くグループになってほしい。これまでの努力を思い返せば決して不可能ではないだろう。
8/1SDN48のキャプテンであるノンティーこと野呂佳代は力強く語った。
「K‐POPの歌やダンスに対抗できるのはSDN48のみ」(『誘惑のガーター』1周年記念公演にて。公式サイトに掲載中)である、と。
代々木公演でも「18禁解禁」宣言で会場を感動の渦に叩きこんだ野呂ははっきりと自覚している。もはや「18禁」というただの形式に過ぎない《足枷》にこだわっている場合ではない。
より高度なパフォーマンスとチームの真の絆で勝負すべきなのだから。
野外LIVEの連続を含む全国ツアーを開催するも良し、生演奏でステージを行うも良し、在籍メンバー20歳以上のLADYのグループなのだから男性ダンサーとのからみをビルトインする楽曲も良し、プリンシパルをひきたたせるミュージカル形式の曲をぶっこむも良し……最高のエンターテインメントで魅了する事ができる。そのために切磋琢磨し自主的に意見をたたかわせるチームが完成したとしたら既成のグループはひとたまりもないだろう。それはまた各メンバーの夢をも現実のものとするだろう。
頑張れSDN48!!