先月末、徳島で開催された健康関連の講演会に参加しました。
その際紹介してもらった何冊かの本を、今熱心に読んでいるところですが、その中に自分自身が経験した、恐ろしい手術の事が書かれていてショックを受けました。
その手術と言うのは、「扁桃腺切除術」というものです。もう今時はあんな野蛮な手術などは行われていないのだろうと思っていましたが、なんと今でもあるようです。
子供の頃、私は小児喘息という病気で、学校を休むことが多かったのです。喘息の発作が起こると、呼吸が苦しくなり、朝まで寝られないという状態が続きました。喘息に効果があるという治療を色々と試されましたが、「扁桃腺切除」はその究極の治療でした。
喘息の発作は、風邪などをきっかけに起こる事も多かったようで、いかに風邪に罹らせないかというところから、このような野蛮な治療が開発されたものと思われます。
それは、のどの奥にある「扁桃腺」を切り取ってしまうというものでした。
今思えば、体に備わっているものというのは、何らかの使命や意味があるもので、人間の浅はかな智慧でそれらを切除してしまうことほど、愚かなことはない、とはっきり宣言することができますが、当時は小学校の3年生ぐらいで、そのような考えには至る事ができませんでした。
手術といっても、町の耳鼻咽喉科で、椅子に座らされ、目隠しをされ、(多分)手なども縛り付けられていたような記憶があります。もうこれだけでも恐ろしいではありませんか。その後の詳細は記憶していませんが、大きく口を開けて、とても野蛮な方法で、扁桃腺を切り取られたのだと思います。
しばらく出血も続くし、麻酔が切れたら痛みもあるし、1~2日ぐらいは水分程度しか摂れなかったかと思います。
まあ本人が一番つらい目に遭ってはいますが、そんな手術を受けさせる親も心が痛んだことでしょう。しかし、そんなお為ごかしのような手術で、風邪に罹る割合が減ったかと言われると、そんなこともなく、私の小児喘息は、中学校に入学する頃、突然治ってしまったのでした。
今回読んだ本に、その手術のことが書かれていたのですが、最大のショックだったのは、その手術には何の効果もなかったという事実でした。
子供の頃のあの恐ろしい体験は、一体なんだったのでしょう。
うちのお客様も、膝が痛いと医者へ行くと、簡単に「人工膝関節を入れましょう」などと言われるそうですが、そんなに簡単に手術を勧めるのは止めて欲しい。
そして、もしも手術を勧められても、そう簡単に受け入れないで欲しい。
かけがえのない、世の中にたった一つの体。
大切にしましょう。
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