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foo-d 風土

自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

 

 彼岸花

  道照らすところ

    仏あり

 

 

    (一竹美術館にて)

おぼろなる

 雲よりいずる

     夜の君

  瞬きに去り

    逢瀬もできず

 

(おぼろ雲越しの月は春や秋によく見られますが、「おぼろ月」という言葉は春の季語で秋に代わりの言葉が無いので、「おぼろなる」とさせていただきました。)

 

 

中秋の名月

旧暦八月十五日は昨夜

今年2025年は閏六月があったので遅い中秋の名月ですね

 

 月々に 月見る月は おおけれど

  月見る月は この月の月

 

 

 月みれば ちじにものこそ かなしけれ

  わがみひとつの あきにはあらねど

 

月を観たいと待ちくたびれて

 

 めぐり逢ひて

  見しやそれとも

    わかぬ間に

   雲がくれにし

    夜半(よは)の月かな

          紫式部

 

 心あらば

  そではいかにと

    あまをとへ

   おぼろ月よの

     しほかまのうら

   大蔵卿有家卿 夫木和歌抄より

 

【現代語訳】

もし、あなたに風情を解する心があるならば、「涙で袖を濡らしていませんか」と海人を訪いなさい。朧月夜の美しい塩竈の浦で塩を焼いて風情を損なう、我が身のつたなさを嘆いていることでしょうから。

 

 お天気は曇りで生憎と名月とは行きませんでしたが、今年の満月は今日 10月7日です。せめて満月が見られると良いのですが、尾花の様に長い気持ちで待ちましょう。

 

今年は酷暑続きで野山も可哀想

 

 花も幸も少なくて 

 

  物語のある料理 野の花料理 「恵那の野山の蕎麦懐石」は

7月から9月中旬まで休みにしていていましたが、少し涼しくなる頃、  久しぶりに開催いたしました。

 

 物語のある料理 野の花料理 

「恵那の野山の蕎麦懐石」は、高級レストランの様に世界や全国から取寄せた豪華な食材や多くの調味料香辛料を駆使しシェフの技で作るようなものではございません。

  私の料理は素朴な料理

自然なものを中心に動物性のものも砂糖も化学調味料も一切使わないで

 この地方の素材の素を楽しんでいただくささやかな料理です

恵那という山雅の自然に生きている

 山のものは、山にあるように

  野のものは、野にある如く

  懸命に生きている心ある食材を愛しむ料理です。

 農薬や化学肥料のぬるま湯に頼らず大自然の風雪や病害虫など厳しい自然に強く耐え、自力で懸命に生きてきた食材達は、それぞれに個性があり、力があります。

 

 私の料理は、ただ、それら健全な食材個々の個性を大切にして、

 

何も足さず

 何も引かず

 

素材の持てる本来の「素」の味を引き出す手助けをするだけのものです。

 

  料理とマリアージュするお酒も

  どれも丁寧に作られた

  長時間熟成の特別なもの

 民藝は無名な職人が普段用いられる器などを無心で造ったもの。

やはり素材の「素」を大切に作られたものです。

 

 私のダイニングは民藝の世界

 

 

  様々な民芸品と有名無名の作家の世界。グラスはすべてアンティーク

 

   「器は料理の着物」

 

 心の料理にはそれに合う着物、心の器が必要ですね。

 器、調度品、食空間にも全て心があり、それら全てが助け合い更にお客様も一体化して調和する

 食材と料理と器 調度品の輪 それらとお客様との輪

  全てをひとつの宇宙としてゆったり感じていただきたいと思い造る心の料理です。

 

  この空間で

   日常を忘れ

    ゆったりと

  心と体を癒してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ひと月に一度 一日一組四名様限定で行っていますが、予約を頂くと20日も前から恵那の野山へ何度も自然の花や食材を探しに出かけ、三日前からは朝から夜まで仕込みやダイニングのセッティングを行い、当日は4時間弱ほどかけて素の料理を楽しんでいただいています。

 一番楽しませていただいているのは亭主の私です

HOTEL KEYFOREST HOKUTO

 

キース・ヘリング美術館でヘリング作品を拝見し、美術館のすばらしい建物

を観て回り、外からも一周して拝見。 すばらしい建築でした。

 設計は元東京芸術大学教授。現在東京芸術大学名誉教授で、世界及び日本各地に魅力的な建物を設計している建築家・北川原温(きたがわらあつし)氏。

 同じ敷地内にホテルがあり、同じ北川原温氏設計ということで、見学に行きました。

様々な四辺形を多用し、すごく格好良く、おもしろい超モダンな建築のホテルで、 更に、館内にはレストランも、喫茶もないのに壁面いっぱいにウイスキーが飾られた素敵なウイスキーバーがあり、面白く楽しい感じ。

   広いお庭で森を見ながらの貸切露天風呂もあり、次回はぜひ泊まりたいと思います。

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 建築家北川原温氏の意匠が活きる自然と共存する現代アートホテル

八ヶ岳南麓に位置する広大な「小淵沢アート&ウエルネス」内の宿泊施設。斬新でスタイリッシュな建築と自然素材の温もりを融合させた、全6室のスモールブティックホテルだ。館内の至る所にアート作品が展示され、アートと自然に触れてリトリートが叶う。事前予約制で貸し切れる森の中の露天温泉や、八ヶ岳や南アルプスの山々を見渡す屋上のスカイテラスなど、自然に癒される非日常の時間を送りたい。ホテルに隣接する美術館での美術鑑賞をはじめ、近隣にはゴルフやテニス、フットサル、釣り、乗馬など多彩なアクティビティを愉しめる。

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建築家・北川原温氏が手掛けた全6室のアートホテルは、縄文時代にインスピレーションを受けたデザイン。打ち放し仕上げの外壁には台形状の開口部がリズミカルに並び、御影石のアクセントが効いている。既存樹木を残した設計となっており周囲の自然に溶け込む。館内の至る所にアート作品が展示され、アートと自然に触れ憩う。事前予約制で貸し切れる森の中の露天温泉や、八ヶ岳や南アルプスの山々を見渡す屋上のスカイテラスなど、自然に癒される非日常の時間を送りたい。ホテルに隣接する美術館での美術鑑賞をはじめ、近隣にはゴルフやテニス、フットサル、釣り、乗馬など多彩なアクティビティを愉しめる。

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ホテル キーフォレスト北杜

山梨県北杜市小淵沢町10248-16

 0551-36-8755

中村キース・へリング美術館 

  企画展 北川原温 時間と空間の星座

  2025/06/07 (土) - 2026/05/17 (日)

 

ストリートアートの第一人者で、アメリカ現代美術を代表するキース・ヘリングの作品を展示する世界唯一の美術館。

 

 

 ヘリングの作品はポップ芸術と見られていますが、よく観ると差別や社会問題、人間の感情や思考を表現しています。

 キース・ヘリング作品も良かったですが、更に、その建物を設計したのは建築家・北川原温(きたがわらあつし)氏。

他にはない変わった建物で、とても面白く素晴らしい。

 建物だけでもまた観に来たいと思わせるいい美術館でした。

ぜひ皆さんもお出かけください

 

 同じ敷地内にある北川原温氏設計のHOTEL KEYFOREST HOKUTOも、超モダンな建築のホテルで、ぜひ泊まりたいと思わせます。

(これは後日投稿しますね)

 

美術館の外観

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中村キース・ヘリング美術館は

アメリカ現代美術を代表するキース・ヘリングのアートを展示する世界唯一の美術館で、標高1,000メートルの清澄な湧水のように澄んだ森の中に開館しました。現在ヘリング作品をおよそ300点のほか、記録写真や映像、生前に制作されたグッズなど500点以上の資料を収蔵している。

設計したのは建築家・北川原温(きたがわらあつし)氏。

 〈主催者談〉

今回の「北川原温 時間と空間の星座」展は、中村キース・ヘリング美術館を設計した建築家・北川原温(1951-)の美術館における初個展です。北川原は、渋谷の映画館《ライズ》(1986)で都市の虚構性を建築に表現し、その後も独創的な建築を生み出し続け注目を集めてきました。  本展では北川原の創作のソースを「星」、建築を「星座」に見立て、その方法論や生成の過程を探ります。《中村キース・ヘリング美術館》を構成する6つの要素「さかしまの円錐」「闇」「ジャイアントフレーム」「自然」「希望」「衝突する壁」を軸に、模型や資料を通じて建築のプロセスを紹介します。さらに、隣接するホテルキーフォレスト北杜では小淵沢に関連するプロジェクトの模型や資料に加え、写真家による北川原建築やコンセプトモデルをとらえた作品を展示。北川原の創作の重要なリソースでもある音楽や香りといった日常の身体感覚を示すものも展示します。JR小淵沢駅では八ヶ岳山麓のプロジェクトと地域の魅力を紹介します。本展を通じて、《中村キース・ヘリング美術館》をはじめとした北川原建築を歩むことにより北川原氏の「宇宙」に迫る体験をができるでしょう。 

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中村キース・ヘリング美術館は、建築家・北川原温(きたがわらあつし)の設計により2007年に小淵沢に竣工し、2015年の増築を経て現在の姿となりました。

当館は、展覧会によって区画や文脈が変化する展示室の美術館と異なり、「闇から希望へ」という物語に基づき順路や照明が空間ごとに固定され、 建築自体が強い個性と明確な物語性を備えた美術館です。個性的な美術館が増える中にあっても、 構造に物語性と制約を内包する事例は多くありません。

 「あるひとりの建築家にしかできないものを創ることも、建築家のレーゾンデートルだという考えがありますが、 私もそうだと思います。

100人の建築家がいれば、100の違う建築が生まれるのです。」

建築は社会的役割や機能性の観点で語られがちですが、同時に 「作品」としての個性も求められます。 「普遍性」に基づく近代建築へのアンチテーゼであるポストモダン

建築の世代である北川原温もまた、建築の「個」のあり方を体現してきました。 北川原の建築は自身の記憶 文学や哲学や芸術など幅広い専門分野から着想されて

おり、対称性を崩した大胆な構造を採用することもあります。それゆえに社会的合理性からは一見逸脱したようにも見え、その造形と物語性が人々の想像力を喚起し

てきました。

本展はその「個」としての作家性に焦点を当て、 建築家北川原の 「創造の背景にある内宇宙はどのようなものなのか」、そして「どのようなプロセスを経て建築が生ま

れるのか」という空間的・時間的構造から探る試みです。 着目したのは「星座」というキーワードです。 19世紀フランスの詩人ステファヌ・マラルメの詩「骰子一擲」

や、20世紀美術の重要な作家の1人であるマルセル・デュシャンの代表作である通称「大ガラス」のように、 北川原のアイデアやインスピレーションはまさに重層的

立体的な「内宇宙」の構造を持っています。 その 「内宇宙」 の中に「星」のように漂うアイデアを詩的な文脈で結び上げて建築という形にしていく様は、まさに星

座を編む行為のようでもあります。

平面上で描かれる図とは裏腹に、実際の星座は何万光年も離れた星同士がつながっており、文化によって同じ「形」でも異なる物語が成立します。 北川原の建築も同

様に、逆円錐というモチーフひとつをとっても、 当館をはじめさまざまな建築ごとに姿を変えて登場してきました。 当館が6つの特徴的なアイデアである 「星」を中

心に結んで描かれたひとつの星座であるように、その都度物語は変容し、別の星座として再構成されていくのです。

本展の展示前半では6つのアイデアが北川原の膨大なソースからコレクター・中村和男のヘリングへの思いと、それを解釈する北川原の対話の中で浮かび上がっていっ

たさまを空間に表現します。そして後半では1つの物語を持った建築に結実していくさまを時間軸に沿って追っていきます。

「建築家として、何を為すべきか?と考えた時、常に、 何らかの疑問が残る状態をつくり出すことが大事なんだということを忘れてはいけないと思います。」

本展に展示される模型やドローイング、北川原自身のことばは、中村キース・ヘリング美術館という6つの星を中心とした 「星座」 を読み解くためのてがかりであり、

観る者の疑問や想像力を喚起するための星図の一部です。 中村キース・ヘリング美術館を歩くことで、1人1人の中で新たな北川原温の建築家像が結ばれることでしょう。

中村キース・へリング美術館 2025/9/16

 山梨県北杜市小淵沢町10249-7

0551-36-8712

 定期休館日なし

 9:00-17:00

しっとりとした

  肌の涼しさを感じるようになり

 

 それとともに

  胸の奥に

   秋の憂いが沁みこんでくる

 

  心に芽生えるのは

    少しウェットで

     一抹の儚さ

 

 

  この頃になると

    いつも脳裏に浮かぶ曲

 

  そう

  セプテンバーソング

 

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September Song

Oh, it’s a long, long while from May to December

But the days grow short when you reach September

When the autumn weather turns the leaves to flame

One hasn’t got time for the waiting game

 

ああ、5月の頃12月までは先のことだと思っていた

でも9月にもなると日々はあっという間に過ぎ去っていく

秋が来て、木々の葉が燃えるように色づくころには

もうゆったりとは待ってなどはいられない

 

Oh, the days dwindle down to a precious few

September, November

And these few precious days I’ll spend with you

These precious days I’ll spend with you

 

ああ、日々は過ぎ去り残された日々はわずか

9月、そして11月

この残された日々を君と過ごそう

君と共にこのかけがえのない日々を

君とずっと共に過ごしたい

 

 

こういう曲を聴くと

  Would you like to dance?

たかが豆腐 されど豆腐

 味が生きている

 豆腐が持てる最高の味を引き出している

これほどの豆腐はない

 至福の時間

 

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自宅から車で30分

 山の中の奥 携帯が通じなくなった頃ようやく到着

 落差10mの滝の前を歩き臨む荒屋(あばらや)

 

 戸を開けると別世界

 

  白木の壁 床

ガラスの向こうに滝

 

   花をかざり

 落ち着いた佇まい

おもむろに始まる豆腐懐石

 

 最初から最後まで豆腐だが

  豆腐自体のレベルが高く

それに調和し

 よりそうタレや汁の味付け

  素晴らしい

 

 

微かに聞こえる瀧の轟音

 木々のささやき

  時々鳴く 鳥の声

 

静かな中で

  3時間半

 

 ゆっくり味わいを楽しむ

 また更に美味しくなっている

美味しい料理を数多食べ歩いているが

 こちらの料理は素材の素を感じ

至福という名の料理

  豆腐料理

    了息庵

 

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豆腐とは、大豆とにがりと水だけの世界。

 素材を見極め職人の五感だけで完成される究極の世界だが、

見事に良い豆腐を作られる

 

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真冬と真夏はお休みで 1日5名のみ、お昼のみ営業をされる

 春には年内の予約が埋まってしまう小さなお店。

自分の目指す素朴な素の料理を、豆腐で追求され、はるか頂上近くへ進まれている素晴らしい方。

 年間の予約をとり 毎月一度お邪魔していますが、大豆とにがりと水だけの世界は、その時の気温や天候等で微かに変化していてこれがまた面白い。

 今回は先回より少し濃厚で甘味も出ていて更に美味しかった。

 次回はどんな味わいが楽しめるだろう

たかが豆腐 されど豆腐

 味が生きている

酷暑続きの
 長月も
  今日の雨にて
    冷やされて
  ようやく秋を
    思い出す夜

秋らしい草花を求めて雨上がりの午後 野山へ出掛けてきました。

見つけてきた秋の幸

尾花
藤袴
丸葉の木
秋明菊

 拙作花器
  鎬(しのぎ)
 釉薬 酸化志野 灰立乳白釉

秋の七草も二つ
 秋の野山らしくさらりと活けることができました。

 室町時代に生まれ、安土桃山時代に大流行し忽然と消えた幻の絞り染めの「辻ヶ花」(注)

その復刻とその第一人者とされる「窪田一竹が、作品を展示するために自ら建物の設計から全てを行った美術館です。

 

 長年行きたいと思いつつ、遠く富士五湖のひとつ、河口湖までは、なかなか足が伸ばせませんでしたが、ようやく行ってきました。

 

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窪田一竹美術館

「本館」は1994年10月に、そして「新館」は1997年7月に開館

 

 到着してみると、ちょっとアジアンな面白い門が出現

  これはおもしろそうっと期待させるのに十分な存在だ。

 

 門をくぐり、木々に囲まれ水辺の道をあるき

 ユニークな彫り出しのベンチを通り

 

 やがて地中海地方を思わせる石組建築が現れ

 

 それが入り口。

 手積みによる琉球石灰岩(サンゴ等の堆積岩)を積み上げた8本の円柱に支えられた回廊を持つ革新的な建築物。
床は同じ琉球石灰岩を敷き詰め、壁はサンゴを焼いて粉末状にし、ワラを混ぜて醗酵させ、手作業で塗った[沖縄漆喰]です。

 

館内に入ると、この美術館の中心である一竹作の辻ヶ花着物はすべて撮影禁止。作品を展示するために自ら建物の設計から全てを行った美術館でその作品がすべて撮影できないとは、ああ残念。

 普通なら一部作品だけ撮影禁止とするだろうが、これは酷いよね 。。。

 

 陳列してある辻ヶ花作品は、絞り技法を駆使し、とてもとても手が混んでおり豪華。絞りが三次元立体的になっていたり、1着作るのに1年以上かかっただろうと思わせる作品もあり、凄い!

 部分的に見ると、様々な絞り技法と豪華刺繍、手描染めなどが複合しあい、これ以上は無理という位豪華に手が入っていて、見事というしかない。

 ただ、着物全体を見ると、この驚嘆するほどの技が、あまりにも飾り過ぎのやり過ぎの様で、落ち着かない。

これは作者の技巧の最高峰の数々をみせるためが主であるから、こんなにも手の混みすぎたものばかり展示されすぎたのだろう。

 

 私の感性が変わっているのかもしれませんが、ただただ凄い作品だと思わせるだけで、それ以外の感情は出てきません。私の世界とはあまりにも違う世界でした。

 

 最初着物の撮影ができないのは、ああ残念、と 思いましたが、十分でした。

 (この美術館で展示されている着物の感想はこの美術館で展示されているものだけで、市販されている窪田一竹作品はもっとサラッと美しいものが多いと思います。)

 

 

 その代わり、建物やお庭、館内の撮影は可でしたし、建物や家具お庭などはとてもとても楽しめました。

 

館内の家具や椅子、オブジェなどインテリアには、インド、アフリカ、東南アジアのアンティーク家具が使われています。 これはおもしろい。 センスあるねっと思わせた。

 館内の造作、扉、インテリアのインド、アフリカ、東南アジアのアンティーク家具などは、選び方も、ユーモアも感じさせ、息子さんが集められたものかもしれませんが、この方のこういうセンスは素晴らしい と楽しめました。

 アフリカ コートジボワール、巨大セヌフォ族の王様のベッドやセヌフォ族のカラオー像、ギニアのマリンケ族の腰掛、マリ国 ドゴン族のトグナ(集会所)など、一部は私の持っているものとそっくりや、もう一回り大きなものなど、同じ世界のものもあり、さらに楽しく拝見。

 

 

 

 

 


 

 

 

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 (「辻が花」は、絵画的表現のできる縫い取り絞りや様々な絞り技法を用いそれに金銀箔の摺箔や刺繍などの複雑すぎる技法を加えた豪華なもので、絞り染めの技法の全盛期である室町時代に生まれ、室町末期から桃山時代にかけて大流行しますが、その時代を過ぎると突如、世間から姿を消し、「幻の染色」と言われるようになりました。

 真偽は定かではありませんが、その技法があまりにも複雑すぎて、後発の友禅染等に押されて消えていったのでしょう。それを現代に再現した一人が窪田一竹。)

 

一竹美術館

 本館は、一千年を超す「ひば(ひのき科)」の大黒柱16本を使ったピラミッド型の建築物。頂点は13メートル、床面積200平方メートル。伝統的な職人の技と、現代的なログハウス工法の技との融合が成し得た複雑な木組みで、吹き抜け状の内部からは、その木組みが全てご覧頂けます。久保田一竹のライフワーク「光響」の連作をはじめ、富士をテーマにした作品群、及び代表作品が展示されています。

 

 

2011年4月にリニューアルした新館(1997年7月完成)は、手積みによる琉球石灰岩(サンゴ等の堆積岩)の8本の円柱に支えられた回廊を持つ革新的な建築物。
床は同じ琉球石灰岩を敷き詰め、壁はサンゴを焼いて粉末状にし、ワラを混ぜて醗酵させ、手作業で塗った[沖縄漆喰]です。インテリアには、インド、アフリカ、東南アジアのアンティーク家具が使われています。

窪田一竹美術館 河口湖

山梨県南都留郡富士河口湖町河口2255電話:
0555-76-8811





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チェリーセージの
   ゆれる午後

  湖畔は静かに
   さざなみの夢