アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

6月最終金曜の夜、G20厳戒態勢の大阪で初の読書会を開催しました!

 

もちろん本は、ブログで取り上げている

 

「コーチングの神様が教える『できる』女の法則」

〜女性特有の「キャリアアップを邪魔する12の悪癖」〜

 

です。

 

 

 

 

 

 

この本を、働く女性が読んで感想や思いを話したらどうだろう?

 

そんなところから開催しました。

 

そして「読書会やろうと思うんだけど、興味ある人いますか?」と

フェイスブックで呼びかけたら、

「一緒にやりたい」と賛同してくれる人がいて、

 

そして当時は、初対面の方が興味があります!と参加。

 

計3名での開催でした!

 

 


 

読書会と言っても「日本一ゆる〜い読書会」です

 

 

 

読書会とはいえ、真面目に本の内容について学習する というカタいものではなく、

 

本を読んで、気になった箇所を話したり
 

それぞれの体験をシェアしたり
 

最近こんなこと学んだよ!

 

と話してる時間が圧倒的に多い!

 

 

 

当初1時間半を予定していましたが、終わったら2時間半!!

 

 

 

どんだけゆる〜いかと言うと


「悪癖その10 矮小化する」って何ですか?
 

と質問されても、
 

 

 

呼びかけ人の私が「何だっけ?」と内容忘れてしまっていて、

 

他の方に「ここに書いてあった!」とフォローしてもらったりするほど(苦笑)。

 

 

 

一度読んだ程度じゃ身につかない!

繰り返し読むのも大事だ!

と痛感した瞬間でした!

 

 

 

ブログも皆さん読んでくださってて、内容がまとめて書いてあって

体験も書いてあるから分かりやすい!と、

ありがたい言葉までいただきました!

 

(でも、最近書いてないよね〜、とのコメントも(汗)

読んでくださっている方がいるので、また続けます)
 


 

読書会は、「訳者あとがき」と「第1章 私たちがこの本を書くまで」を読みました。

 

 

 

本をとっかかりに、仕事、女性、職場での女性の与えられ方 などなど、沢山話が弾み

 

 

 

ある職場で「女性には大変な仕事はさせられない」と

女性に仕事を任せないでいるけど
 

それは、男性上司の女性に対する差別意識ではなく、

「女性にそんな大変なことをさせるのは可哀想」という

「的外れな配慮だった」りすることや

 

 

 

女性はどうしても失敗を恐れる傾向が強いので、

十分に準備を積んでからカッチリ完璧にやろうとする

 

(私も説明会では、きっちり原稿を作って、しかも練習して、

そのまま話すタイプでした。

 

が、直近には、話す内容は考えるけど、

「噛んでもええねん」「間違えてもええねん」と

まさにウルフルズのように「ええねん」を頭の中で言いながら喋り、

でもその方が聞き手は熱心に聞いてくれたような印象がありました)

 

 

 

男性の方が、ええ加減。でも失敗してもそれが経験になり、
失敗からも学べるので進むことができるのでは!?との意見も出たり

 

 

 

女性は家庭内では独裁者!?だとか(仰天)

(自分がルールだから、自分で好きなように仕切るんだそうな)

 

 

 

また女性同士だと「ね〜!」と言ってるだけで理解しあえるが、

 

創業やイベント開催など、役所での許認可や融資を受ける際にはそれでは駄目。

 

きちんと論理的に伝えないと通らない!(←私も役所で助成金も担当したから分かる!)

 

 

 

逆に、クラウドファンディングでは、理念や熱意の方が共感が得られて集まりやすい

 

なんてことまで!

 

 

 

女性も大変だが、男性は仕事しか選択肢がない!

女性は結婚で仕事を辞めてもおめでとうと言われるが、

 

男性が結婚で家庭に入るなどと言おうものなら、

ヒモ呼ばわりされ、認められない とか

 

 

 

自分はこの悪癖が当てはまる!と話したり、

 

それぞれの経験や職場、場面から語ったり、

共感したり、「へぇ〜」と驚いたり、爆笑したりと、楽しい時間でした。

 

 

 

参加者の方が教えてくださった、アンガーマネジメントは
 

「キレやすい人向けの怒りをコントロールする研修ではなく」

 

「きちんと感情(これ以上言われたら怒りますよ!)を伝える

ための研修」とは初めて知ることができました。
 

(めっちゃ興味が湧きました)

 

 

 

(夜景も綺麗でした)

 


 

そんな「みんなに役立つことも、読書会にプラスして

プチワークみたいにシェアできても楽しいよね!」
 

などの意見も出て、次も楽しみになってきました。

 

 

 

参加者の方のご好意で、4人までなら今までのカフェ、

それ以上だと参加者の方の契約されている会議室で開催します。

 

 

 

日本一ゆるい読書会、頑張って学ぶのではなく

「気の抜ける環境」を今月も提供します。

(少数でゆる〜くやります)

 

 

 

興味のある方、参加ご希望の方はメッセンジャーでご連絡ください!

 

 

 

アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

吹田市商工会議所「いきいき会」に参加してきました

 

 

 

「人材育成~良いリーダーとは~」(コミュニケーションの重要性と難しさ)

 

 

 

株式会社ガンバ大阪  取締役 強化・アカデミーアドバイザー 上野山信行 氏

 

 

 

ガンバは、大阪を拠点に活動するプロサッカーチームです。

 

 

 

上野山氏は、かつてヤンマーディーゼルにてサッカー選手として活躍され、

引退後は、釜本FCからガンバ大阪で指導者として活躍され、

 

指導した選手には、現監督の宮本恒靖氏、稲本潤一氏、大黒将志氏 など

名だたる名選手を育てられてます。

 

 

 

ある意味、スポーツの世界は結果が問われ、結果が全てで、

それしか判断されない厳しい世界かと思います。

 

 

 

そんな、名指導者としてプロ選手を育成してこられた上野山氏の

人材育成のご経験に関心が湧き、参加してきました。

 


 

まず、「悪いリーダー」と「優秀なリーダー」の話から始まり、

それぞれ、10個以上項目がありました。

 

 

〈悪いリーダー〉

言うことがコロコロ変わる、逃げる、

部下のせいにする、感情的で気分屋、指導しない…

 

 

 

〈優秀なリーダー〉

言葉に敏感で大切にしている、ヴィジョンを語る、ぶれない、

疑問視を持っている、部下に興味関心がある、決断が早い、

 

常に「何故?」を問える、大きな使命感がある、

人の話を真剣に上手に聞ける、ユーモアがある・・・

 

 

 

どちらも項目は無数にあるのですが、

それは部下〈選手〉の価値観が違うからその分変わってくる とのことです。

 


 

「学ぶことを止めたら、教えることを止めなければならない」

 

 

 

勉強=知識が増えるだけ。「学び」ではない!

 

 

 

「学び」とは? =「何故?何故?何故?何故?何故?」

(トヨタの「何故?」5回もそうですね)

 

 

 

自問自答とは?=考え抜くこと

 

 

 

「学ぶ」とリーダーが成長し、部下や選手・組織の成長につながる

 

 

 

自ら学ばないと「リーダーの以上に、指導される部下・選手・組織が成長しないから」

 

 

 

ガンバの選手も自ら目標を立ててPDCAでやっておられるそうです。

 

 


 

リーダー=指導者

 

 

 

指導者の主たる仕事は、「優秀な人財を作ること」

 

 

 

優秀な人財=改革を起こす人(改革ができる人)

 

 

 

優秀な人材育成のためには、

指導(教育)・研修・書籍を読む・レポートを提出する…と色々な方法があるが、

 

 

 

一番多様しているのは 「言葉」

 

 

言葉でコミュニケーションを取り、指導すること!!

 

 


〈講演途中から写真が取れましたのでアップしますね〉

 

 

「言葉」について

 

 

 

言葉には否定的な言葉かけ肯定的な言葉がある。

 

 

 

1 建設的な(肯定)な言葉⇒栄養ファクター となる

 

 (例)素晴らしい、ありがとう、すごいね、うまくなったね

 

 

 

2 破壊的な(否定)な言葉⇒毒素ファクター となる

 

 (例)何やってんだ、失敗ばかりして、下手くそ、だから負けるねん

 

 

「皆さんは、部下・同僚に今までどちらの言葉を多く使ってきましたか?」

との問いかけがありました。

 

 

かつては、生徒や部下に対しては「否定的な言葉」を使い、

「なにくそー」と発奮させて頑張る というやり方ですが

(いわゆる 生まれたての獅子の子を崖から突き落とす)

 

 

今の子は、それでは通用せず(発奮して頑張ることは難しい)、

肯定して育成することが必要。

 

そこで「厳しく褒める」との、この2つの反する言葉を使い分けが必要とも仰ってました。

 

 

 

スライドにも、建設的な言葉・破壊的な言葉を多用する組織や人について説明があり

 

 

イジメがある学校(組織)も

破壊的(否定的)な言葉を使っている

 

そこには、目的が抜けて手段だけになっている!

 

 

 

良い成果=目標×能力×情熱×考え方×健康

 

 

 

成長は、適切な失敗が必要。

 

 

 

適切な失敗=×簡単にできる。×無謀な目的

 

      ○できそうでできないところを目指してやらせること

 

 

 

その為には、チャレンジの環境を作ることが大事!

 


 

コミュニケーションについて(重要性と難しさ)

 

 

 

ここでも「言葉」の大切さを離されていました。

 

 

 

コミュニケーションには4つの段階があります

 

1 不理解・誤解

 

 

 

2 理解(頭では分かっているが、心がついていかず行動に繋がらない)

 

 

 

3 納得(なるほど、と感情が伴いやってみようと行動に繋がる)

 

 

 

4 共感・共鳴(その通りだと心が動かされ、

  自分なりの考えが入り行動し、自己責任を考える)

 

 

 

2の「理解」の段階では、よくあるのが、

大人や教師が子どもに対して何か教えた後に「分かった?」と聞くので、

子どもが「分かった」と答えるけど、行動につながらない

 

 

 

それを、子ども時代から続けてきているので、

 

「分かった?」ではなく

「できるか?」と聞くこと! 

 

を意識されているとのことです。

 

 

 

確かに、「分かった?」と聞かれたら、

「理解しましたか?」と受け止めてしまうので

 

「するかしないか?」「できるかできないか?」までフォローできていない感じがしますね

 

 

 

 

その辺も、もの凄く丁寧だと感じました。

 

 

 


 

コミュニケーションを取るときには、お互いが同じ絵をみながら会話するようなイメージだそうです。

 

 

 

 

明日サッカーの試合がある親子の会話でも、

左はお母さんが一方的に話している

 

 

 

右は、お母さんが子どもの明日の試合の事を心配して子どもに訊ねていますね。

 

お母さんの心配も子どもに伝わってくるから、

子どもも母親の言うことに耳を傾けています。

 

 

 

 

コミュニケーションの重要性

 

 

コミュニケーションは前提(趣旨)を合わすこと

 

それは「対話」です。

 

・コミュニケーション時に使う言葉に細心の注意を払い、

 考えて話すこと

 

・5W1Hも入れる

 

・共通ことばを使う

 

のがポイントだそうです。

 


そして、次のような事例の場合、

「どんな言葉かけをしてコミュニケーションをとればよいのか?」も

2パターン紹介されました。

 

 

 

 

否定的な言葉かけか、肯定的な言葉かけ(共感し、相手に考えさせる)で

全くその後が変わりますね。

 

 

 

ガンバでも、ミスや失敗対し、1つだけでなく、5つの仮設を立てて分析する

よう言われているそうです!

 

 

 

5つも仮説を立てること自体が凄いと感じますが、

そこまで徹底して考え抜くことが成長に繋がるということでしょう。

 

 

 

 

 

お話の最初でも、途中でもそして最後にも

「言葉」の大切さを仰ってました!

 

 

 

 

 

 

普段は2時間かけてお話しされる内容を、40分に凝縮してのご講演でしたが、

人材育成にはコミュニケーションが重要だとお伝えいただきました。

 

 

 

質問の時間では、

 

「学校でいじめ等の問題があるが、学校ではどうすればよいか?」との質問に

 

「学校が、生徒(子ども)とビジョンを共有していないのが問題では?」

(小学校1年生なら、例えば楽しく学校生活を送る とか)

という、なるほど!!と感じる回答でした。

 

 

 

学校だけでなく、会社や組織もビジョンがきちんと共有されず、

「何の為にやっているんだろう???」な感じで働いたり活動しているケースも多そうです。

 

 

 

ガンバでの人材育成が、傾聴を活用して、まさにコーチングで人材育成をされているのが印象的でした。

 


ちなみに、昼食の時間、上野山氏と同じテーブルだったので個人的に質問してみました。

 

 

 

私「先生はどうやって、このような人材育成をしようと思われたのですか?」

 

 

 

上野山氏

「子どもが赤ん坊の頃に夜寝てくれず、自分も明日の試合に差し障るから

妻に寝かしつけるように言ったところ、

 

妻から『それなら自分で寝かしつけなさい』と子どもを渡された。

 

早く寝てくれと思いながらあやしても、一向に泣き止まない。

 

妻に子どもを渡したらすぐに眠ったのでビックリし、どうしてか妻に訊ねたところ

『愛が足らない』と言われた。

 

その出来事が衝撃的で、それまでは旧来の否定的な言葉かけをする指導だったのが

そこから考えるようになった」

 

とのことでした。

 

 

 

「自分中心(目線・意識)」なのか、「他者中心(目線・意識)なのかは赤ちゃんにも伝わるんですね!

 

子育てが転機とは、意外でしたが、どこで気づきがあるかは分からないもんですね。

 

 

 

私「どういう人が伸びるんですか?」

 

 

 

上野山氏

「自分で計画を立てて、自ら実行する人」

 

だそうです。

 

 

 

他にも、同じテーブルの方が質問してくださり

 

「自由にさせるだけもだめで、規律は必要。

ただし、選手のレベルに応じて変える必要がる」 ことも教えてもらえたり、

 

ガンバの選手のお話も聞けました。

 

 

 

やはり、実践で経験された方のお話は説得力があり、学ぶことが多々あります!

 

 

 

私も、前職では育成も苦労したし、コミュニケーションも得意ではなかったのですが、

 

スポーツの世界でも、教えるだけのコーチではなく、

 

質問により自ら考えさせるコーチングで人材育成をされている現場があると知ったのは

 

コーチとしても励みになります。

 

 

 

長文にお付き合いくださりありがとうございました。

 


 

 

アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

前回の記事はこちら

https://ameblo.jp/fmk110/entry-12474353984.html

 

 

 

〔感想 9〕 

Part.Ⅰ 女性のキャリアが行き詰るとき

第3章「女性が変化に抵抗するとき」

(vol.1) 

 

 

 

 

 

前章で、女性が前進するためには変わらなければ!と気づいたとしても、

変わるのが難しいのはどうしてか?

 

 

 

それは、「抵抗はものすごく強い力を持つ」から。

 

 

 

例えば、ダイエット、日々の生活の中で運動をすること、

もっと辛抱強く相手の言うことを聞くこと・・・など、

苦労した経験があれば、抵抗に戦うのがどんなものかわかりますよね?

 

 

 

だから、自分自身の抵抗を認識し、それに取り組むことを学ぶのは、

 

自分にしてあげられる最大のプレゼントであると言っています。

 

 


 

この本の著者は、

 

「人生が大きく改善すると分かっているのに、変わるのに抵抗するのには2つの原因がある」

 

と言っています。

 

 

 

1つは、「単なる生理的な事実」

 

人の神経系はもっとも抵抗の少ない経路を好む(←ストレスがかからないから)

 

 

 

それは「以前の思考と行動で作られた経路」であり、

繰り返し行って脳内に回路が出来上がるので、

 

その確立された経路こそが、馴染みのある行動を変えるのを不快にする理由です。

 

 

 

この馴染みのある行動を変えようとしていると、

脳はシグナルを送ってきて馴染みの行動に戻そうとする

 

 

 

例えばダイエットしていると、脳内で甘いものを食べないの?というシグナルを送ってくる

 

↑こんなこと、ありますよね?私はコーヒーからな? 

 

あとはスマホ依存も見ないでおこうとしても、ついスマホに手が伸びるのも当てはまりそうです。

 

 

 

だから、このようなシグナルを無視するのは常に集中している必要があるが、

 

たくさん要求にこたえる必要がある時や、

何かを達成しようとしている時にはとりわけ難しく、

馴染みあるシグナル(=甘いもの食べないの?)に屈してしまう。

(=そしてダイエットができなくなる)

 


 

もう1つは、

「快適になっている、あるいは過去に役立った行動を継続する論理的根拠を自分で作り出す」

 

 

 

成功した人は特に、過去に上手くいっただけで、

今は役に立たない職場での行動を継続する論理的根拠を思いつくのに優れている

 

 

 

なんといっても「過去に上手くいった経験を何度もしているので、変える必要がない!」と思っているからです。

 

 


 

著者の一人であるマーシャルは、

コーチとして、人が変化への抵抗が、たいてい3つの段階をたどるのを見てきた。

 

 

 

ただし、これは大半のリーダーや力のある人は男性であるので、

男性の典型的なパターンとして想定されています。

 

 

 

〈男性〉

 

段階1

「あなたは変わるべきですよ」という人は、よく分かっていないのではないか?と思う

 

 

 

段階2

一般論として変わるべきだということを認めるようになるが、

その批判は自分には当てはまらないと思う。

もしそうであれば、なぜ私はここまで成功しているんだ、と思う。

 

 

 

段階3

あなたは変わる必要があるという人に攻撃をかける。

悪い知らせを伝えた人をお門違いに責める。

そうすれば自分自身の論理的根拠を引き続き受け入れられる。

 


 

このパターンは女性にも当てはまるのでしょうか?

 

嫌なフィードバックに対して女性がどう反応するか?異なる抵抗の3段階です。

 

 

 

〈女性〉

 

段階1

変わる必要があると言われると、女性はがっかりして、過小評価されているように感じる。

 

これはとても辛いことで、その結果やる気を失ってしまう。

 

 

 

段階2

どうして、そのような評価をされたのだろうと考え始める。

 

きちんとした根拠があるのだろうか?どういう状況だったのか?

批判は私が女性だということに関係があるのだろうか?

 

 

 

段階3

私の行動がどうだったから、その批判をされるようになったのだろうと考えるようになる。

 

何をしたのか、何をしなかったのか?

 

どのように異なる行動をすればよかったのか?

悪い知らせを伝えた人にフォーカスするのではなく、彼女は自分自身の行動を見つける

 

 

 

このように女性も変化に抵抗するが、男性とは異なる形をとり、

 

女性の段階2と段階3は建設的な行動の橋渡しとなるもので、

男性のパターンよりもはるかに生産的である。

 

 

 

女性が必ずこのパターンをたどるわけではありません(男性も同様)。

 

 

 

あまり長いこと無気力になったり、落胆したりせずにいられるなら、

 

痛みを伴う反応は、異なる道をとるように導き、

 

やがてよい結果を生み出すものだ と著者は言っています。

 

 

 

そこで必要なのは、「その痛みを、行動に移すバネに使う」ことです。

 

 


 

本の中で、習慣や考えがなかなか変えられないのは、

自分の根性が無いのでも、自分が悪いのでもなく、

 

脳の回路が抵抗を拒み、過去のうまくいったやり方が邪魔をしているだけだ

と教えてくれます。

 

 

 

だから、あまり自分を責めないでいて欲しいですね。

 

 

 

そして、女性の抵抗は、最初は落ち込むけど、

その後は建設的な行動が取れるようになる!というのは、

私自身も含め希望が持てる感じがします。

 

 

 

次回は、「抵抗とステレオタイプ化」です。

 

次の記事

https://ameblo.jp/fmk110/entry-12490372158.html

 

 

 

 

アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

前回の記事はこちら 

https://ameblo.jp/fmk110/entry-12460311590.html

 

 

Part.Ⅰ 女性のキャリアが行き詰るとき

第2章「あなたが今いるところ」

(vol.6) 足踏み状態から逃れる

 

 

 

これまで紹介したのは、

 

「かつて仕事上でうまくいったものが、今は逆に悪影響となっている」

 

女性3人のケースでした。

 

 

 

それでは、どうすれば良いのでしょうか?

 

 

 

本書では

 

「足踏み状態から抜け出し、もう役に立たない行動や癖を捨てるには、

 

『それが癖になっていることを認識する』のが第一歩だ」

 

「意識して認め、新たな反応を試し、それが異なる結果を生み出すかどうかを見ることだ」

 

と言っています。

 

 

 

 

 


 

まさに、「気づく」ことが第一歩ですね。

 

人は人からそれが正しいとどれだけ言われても、強制されてもなかなか行動や習慣を変えることはできません。

 

 

 

やはり、自分で気づいて初めて「それは変えないといけない」と感じ、

そこから行動や習慣を変えることに本気で向かっていくのだと感じます。

 

 

 

それは、私自身も色々振り返ってみると、そうだったなと感じます。

 

 

 

勉強や研修も、受けるようにと決められたものは身が入らないですが、

 

それが「自分が学びたい「それを得たい」と考えたものは、身銭を切ってでも積極的に学びに行きますね。

 

 

 


 

ここで、以前出てきた3人の女性の例です。

 

 

 

〈エレン〉

自分が人を結びつける役割を果たしていると上司が見てくれなかったのは、

自分が上司に知らせていなかったからだと気づいた。

 

そこで上司に、話した人と手助けた人のリストを毎週提出したところ、

3ヶ月後の人事考課で、「誰とコンタクトを取っているか教えてもらいありがたい。

 

自分に知っておくべき情報で重要なことである。

エレンのネットワークがチームを強化している」

との言葉があり、自分の活動が有益であったと知った。

 

 

 

〈キャリー〉

CEOから皆の信頼を失っていると聞かされたキャリーは、

勇気を振り絞ってどのように変わるつもりか箇条書きにし提出すると伝えた。

 

うまくいかなかったことを箇条書きにし、

知らないことを質問される事態に怯えていることがわかり、

 

味方につけて一緒に努力すべき人や助けてくれる人たちから隠れてしまったことに気づき、

社内の専門家に一人ずつ、時にはチームで見方を聞き判断を求める計画を立てた。

 

 

 

〈ミランダ〉

感謝されない仕事を引き受けてしまっていたミランダは、

自分が確かに自分のためにならないことでもイエスという人だったことに気づき、

 

同僚からそう見られていたことにショックを受けたものの、

その立場に追い込んだのは自分自身であり

人に喜んでもらいたいとばかり思っていたためであること に気づいた。

 

 

 

その後ミランダは、今の役割を断ったり、

友人に依頼して「自分に頼み事をしてもらい、それに対してノーという練習を始めた。

 

 

 

3人とも、行動を変えることで、異なる結果を引き出すことができると学んだ。

 

 

 

そして、彼女たちが望むところにたどり着ける可能性は高まった

 

 

 

自分を弱める行動は何かを特定したことで、

 

彼女たちは足踏み状態から抜け出すことができた。

 


 

今まで私も、この3人のように良くない行動を散々してきました。

 

 

 

今頃気付いて、「え〜、それもっと前に教えて欲しかった」と思いましたが、

 

この本に書かれているように

 

自分を弱める行動に気づき、変えることができることで

結果を変えることができる のは

 

私にとっても大きな励ましとなります。

 

 

 

次回は第3章「女性が変化に抵抗するとき」です。

 

 


 

「夢インタビュー」も再開しました!

 

新しい時代 令和になって、内に秘めた夢を言葉にしてみませんか?

夢インタビューでお聴きします。

 

また、コーチングも募集しています。

 

それぞれお問い合わせください。

 

 

 

 

アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

今日は本の感想ではなく、気づきを書いてみます。

 

 

 

昨日、ある方から私へのメッセージが届きました。

 

 

 

「伊藤さんは『私が正しい』を捨てるとよいと思います」

 

 

 

それを読んだ時

 

「なんで正しいことを言うのがダメなん?」という反射の反応とともに、

 

「そうかもしれないなぁ」という感じもありました。

 

 

 

後者の「そうかもなぁ」は、半年前に退職した後に受けたセッションで
 

「これからは、沢山の変化があるが、受け入れること。変わることを怖れない」
 

ことを伝えられていて、色んな変化があるのだろうなぁと感じていたのですが、

 

 

 

先日もメイクのレッスンを受けに行ったら、まぁアイシャドウの入れ方なんて完全に逆!

 

それこそ、自分が正しいと思っていたことが誤っていた!という経験をしたばかりで、

 

「そうかもしれないなぁ」があったばかり。

 


 

先日のコーチ同士の練習でせっかくの機会なのでテーマに出してみました。

 

 

 

すると、これまでの行政の業務が「法律違反を指導する」だったので、

 

「こちらは正しい、相手は間違っている」のスタンスに長年居続けて、

 

そのスタイルが馴染みすぎてしまったこと。

 

 

 

それだけでなく、今は前職の仕事から離れているのに、

まだ正しさから離れられていないのはなぜか?

 

 

 

 

 

 

セッションでまず、

 

「『私が正しい』がホームポジションになっている」

 

と気づきました。
 

 

 

犬がウロウロしても犬小屋(今時あるのか?は置いといて)に戻ってくる とか、

船が航行しても港に帰ってくる という感じです。

 

 

ホームポジションを離れると、心もとなさ・怖さを感じます。

 


 

その次に、

 

「正しさを鎧(甲冑)のように身にまとって生きている」

 

ことに気づきました。

 

 

 

正しさという鎧を身にまとっていると
 

「その鎧に守られている(自分が攻撃されない=傷つかない)」
 

「その守られた中でモノを言っている」
 

と分かってきました。

 

 

 

イメージとしては、クリアパネル製(すごく分厚い)のガンダムの中に入っている感じです。

 

 

 

ガンダムになって動いてみると、

 

固くて曲がらないので柔軟性がなく

 

安全な中から、目?から放射(言葉を言う)しても高さがあるので「上から目線」

 

 

 

ガンダム化しての気づきは、

 

ガンダムではフラットに見て話すことはできないし、

 

柔軟性がないからしゃがんで目線同じにはできないし、

 

それだと人に寄り添うことは難しい

 

 

 

 

            (くだってるけど、写真が横に…)

 

これから、「私が正しい」から降りることが必要なんだと感じました。

 

きっと、降りたり、また戻ったりを繰り返すのでしょうが、

気づけたので、そこからが第一歩です。

 

 


 

ところで、この冒頭のメッセージの送り主は かわさき まりこ (Kawasaki Mariko) さん

 

 

まりこさんが主宰する「集客まりこ覚醒みらいオンライン経営塾」の

来月から始まる来期の受講募集が今日(5月31日)までです。

 

 

 

ビジネスだけでなく、マインドや、時にはすべきことではなく「止めること」も学べる機会です。

 

内容は、フェイスブックに詳細を掲載しています。

 

参加してみたい方、関心のある方は、メッセンジャーでお問い合わせくださいね。