アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です
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https://ameblo.jp/fmk110/entry-12474353984.html
〔感想 9〕
Part.Ⅰ 女性のキャリアが行き詰るとき
第3章「女性が変化に抵抗するとき」
(vol.1)
前章で、女性が前進するためには変わらなければ!と気づいたとしても、
変わるのが難しいのはどうしてか?
それは、「抵抗はものすごく強い力を持つ」から。
例えば、ダイエット、日々の生活の中で運動をすること、
もっと辛抱強く相手の言うことを聞くこと・・・など、
苦労した経験があれば、抵抗に戦うのがどんなものかわかりますよね?
だから、自分自身の抵抗を認識し、それに取り組むことを学ぶのは、
自分にしてあげられる最大のプレゼントであると言っています。
この本の著者は、
「人生が大きく改善すると分かっているのに、変わるのに抵抗するのには2つの原因がある」
と言っています。
1つは、「単なる生理的な事実」
人の神経系はもっとも抵抗の少ない経路を好む(←ストレスがかからないから)
それは「以前の思考と行動で作られた経路」であり、
繰り返し行って脳内に回路が出来上がるので、
その確立された経路こそが、馴染みのある行動を変えるのを不快にする理由です。
この馴染みのある行動を変えようとしていると、
脳はシグナルを送ってきて馴染みの行動に戻そうとする
例えばダイエットしていると、脳内で甘いものを食べないの?というシグナルを送ってくる
↑こんなこと、ありますよね?私はコーヒーからな?
あとはスマホ依存も見ないでおこうとしても、ついスマホに手が伸びるのも当てはまりそうです。
だから、このようなシグナルを無視するのは常に集中している必要があるが、
たくさん要求にこたえる必要がある時や、
何かを達成しようとしている時にはとりわけ難しく、
馴染みあるシグナル(=甘いもの食べないの?)に屈してしまう。
(=そしてダイエットができなくなる)
もう1つは、
「快適になっている、あるいは過去に役立った行動を継続する論理的根拠を自分で作り出す」
成功した人は特に、過去に上手くいっただけで、
今は役に立たない職場での行動を継続する論理的根拠を思いつくのに優れている
なんといっても「過去に上手くいった経験を何度もしているので、変える必要がない!」と思っているからです。
著者の一人であるマーシャルは、
コーチとして、人が変化への抵抗が、たいてい3つの段階をたどるのを見てきた。
ただし、これは大半のリーダーや力のある人は男性であるので、
男性の典型的なパターンとして想定されています。
〈男性〉
段階1
「あなたは変わるべきですよ」という人は、よく分かっていないのではないか?と思う
段階2
一般論として変わるべきだということを認めるようになるが、
その批判は自分には当てはまらないと思う。
もしそうであれば、なぜ私はここまで成功しているんだ、と思う。
段階3
あなたは変わる必要があるという人に攻撃をかける。
悪い知らせを伝えた人をお門違いに責める。
そうすれば自分自身の論理的根拠を引き続き受け入れられる。
このパターンは女性にも当てはまるのでしょうか?
嫌なフィードバックに対して女性がどう反応するか?異なる抵抗の3段階です。
〈女性〉
段階1
変わる必要があると言われると、女性はがっかりして、過小評価されているように感じる。
これはとても辛いことで、その結果やる気を失ってしまう。
段階2
どうして、そのような評価をされたのだろうと考え始める。
きちんとした根拠があるのだろうか?どういう状況だったのか?
批判は私が女性だということに関係があるのだろうか?
段階3
私の行動がどうだったから、その批判をされるようになったのだろうと考えるようになる。
何をしたのか、何をしなかったのか?
どのように異なる行動をすればよかったのか?
悪い知らせを伝えた人にフォーカスするのではなく、彼女は自分自身の行動を見つける
このように女性も変化に抵抗するが、男性とは異なる形をとり、
女性の段階2と段階3は建設的な行動の橋渡しとなるもので、
男性のパターンよりもはるかに生産的である。
女性が必ずこのパターンをたどるわけではありません(男性も同様)。
あまり長いこと無気力になったり、落胆したりせずにいられるなら、
痛みを伴う反応は、異なる道をとるように導き、
やがてよい結果を生み出すものだ と著者は言っています。
そこで必要なのは、「その痛みを、行動に移すバネに使う」ことです。
本の中で、習慣や考えがなかなか変えられないのは、
自分の根性が無いのでも、自分が悪いのでもなく、
脳の回路が抵抗を拒み、過去のうまくいったやり方が邪魔をしているだけだ
と教えてくれます。
だから、あまり自分を責めないでいて欲しいですね。
そして、女性の抵抗は、最初は落ち込むけど、
その後は建設的な行動が取れるようになる!というのは、
私自身も含め希望が持てる感じがします。
次回は、「抵抗とステレオタイプ化」です。
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