アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

8月下旬から酷い夏バテで苦しんでいました。

 

 

 

1時間でも動画見ようとパソコンをみても、

すぐ「無理」と感じて横になる…そんな日々でした。

 

 

 

ちょうどそのタイミングで、新潟県村上市在住の整体師  剣持樹先生が大阪に出張施術と知り、腰痛と以前相談したので診てもらいました。

 

剣持先生のブログです

https://profile.ameba.jp/ameba/juanseitai

 

 

 

先生はいきなり身体のマッサージに入るのでは無く、

 

脈拍、舌の色、身体の歪み、立ち姿勢、身体の温度などをまずチェック。

 

「お腹か冷えてますね!」

 

まずはお腹を温める事のアドバイス。

 

 

 

 

そして、「バテたのでアクエリアスをガブ飲みした」と話したら、

 

砂糖など糖分は夏バテを加速させるので止めるように、との事。

 

 

 

体調不良の時には栄養補給だとばかりに、ポカリスエット・アクエリアスを

せっせと飲んでいたら!

 

それが逆効果だったとは!?

 

知らなんだ…。

 

 

 

そして腰痛も立ち姿勢をチェックしてもらうと、

 

根本原因は足にあると!

 

 

 

足指が開かず、薬指・小指は力も入らず働いてない!

 

だからO脚になり、身体も歪んでいる。

 

 

 

との事で、足の指を第3関節から曲げられるようになる為、折り曲げ、

 

手の指を、足の底の方から指の間に挟んで指の間を広げる

 

 

 

腰も、寝そべってのストレッチを2種類教えて頂きました。

 

 

 

因みに、アドバイスだけで指圧も鍼も無く終わりましたが、

日々自分でメンテナンスしないと治らない!のです。

 

(ほとんどの整骨院はその場凌ぎのマッサージですもんね)

 

 

 

その後、自宅では、真夏日だと言うのにお腹に湯たんぽに、

五本指ソックスでとにかく温める!

 

 

 

冷たいものは厳禁、コーヒーも冷えるから辞め、紅茶にも砂糖は入れない!

 

をしてたら、随分と良くなってきました。

 


 

そんな中、外出してその気になって観察すると、電車もビルもまぁ相当の寒さで

冷房が効いてます。

 

その温度は、「スーツを着た男性」が基準。

 

膝丈のスカートにサンダルばきの女性には寒すぎて冷えてしまう。

 

 

 

そして、外は暑いから冷たいものをせっせと飲むと、内臓から冷えていく。

 

夏バテしない方がおかしい!

 

 

 

私もスカートはやめ、足首まであるパンツスタイルに、

とにかく下半身が冷えるのでヒートテックのハイソックスで外出してました!

 

 

 

ある下着屋さんも、「腹巻を買いに来るのは、意外と男性も多いですよ」との事。

 

 

一日中オフィスにいる男性も実は辛いのですね。

 

 

 

9月になって体調を崩す人が多かったですが、夏の疲れだけでなく、

身体の冷えが引き起こしていた可能性は高いです。

 

 

 

NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演されていた、

医師の天野恵子先生も「女性は冷えを改善すると良い。下半身を温めること」を

著者で伝えられていました。

 


 

女性も今や男性と同じ条件で働くようになりました。

 

それはとても良かったと思いますが、

 

身体そのものの差は男女では異なり、

 

特にホルモンバランスや自律神経は女性は影響を受けやすく、

 

男性が耐えられる環境だから良いでしょ!では無いのです。

 

 

 

私もかつて四半世紀、

多忙でほぼ寝不足で、シャキッとする為にそしてストレスもかかるので、

多い時にはコーヒーを1日に5杯は飲み

 

「節電」との名目で、

夏は暑くて(酷い職場では、エアコンが28℃で室内は30℃超え)、

冷たい物を沢山飲んで内臓を冷やし、

 

冬は外が積雪して時に凍りそうな中、暖房も低くて(設定が19℃)

 

 

 

自律神経をぶっ壊し、

不眠に、更年期障害にとあらゆる支障が出てきました。

 

 

 

そして、きちんとした格好で仕事をする事を心がけていたので、

 

足指が広がらないパンプスにヒールで歩き回る

(腰痛まっしぐら)

 

 

 

そのツケが今来た!! と痛感しています。

 

 

 

先日の勉強会で、管理栄養士の方が

 

「一度壊した臓器は、二度と元には戻らない」 と言われましたが、

 

そうなる前に、気付けたのは大きかったと感じます。

 

 

 

人生後半戦良く生きるために、

生活習慣の見直し、身体を冷やさない。

 

足指のメンテナンスに、エスカレーターでは無く階段を上がる…

 

身体の基礎から立て直しを図っているかのようです。

 

 

 

そして、かつての私のように、

 

女性は男性と同じ環境で無理をしないで欲しい!

 

耐えられない環境なら我慢せず「変えて欲しい!!」️と声を上げて欲しいと思います。

 

 

 

お金では買えない、取り替える事もできない

大切なあなたの身体。

 

 

 

もっと大切にしてくださいね!

 


 

男性社会で頑張っている女性のむけてのコーチングや読書会の開催

 

企業への人財の戦力化(特に女性)のアドバイスも行っています

 

ご連絡は以下の問い合わせ先からお願いします。

 

 

アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

8月下旬から猛烈に体調が悪くなり、寝込んだり起きたりを繰り返していました。

 

夏バテです。

 

その気になって環境に意識を向けると、電車もビル内も冷房が効いている

 

それは、「スーツを着た男性」向けの設定です。

 

そんな中、膝丈のスカートにサンダル履きの女性は、身体が冷えて当然。

 

多分に漏れず、私も自律神経が壊れ、とうとう寝込むまでに。

 

そんな寝込んでいた時に気づいた体験です。

 


 

寝込んでいた時に考えていたこと

 

それは、「寝込んでいる自分が情けない…」「寝込んでいる自分はダメだ」

という、自分を責める感情でした。

 

「なんでずっと休んでいるのに、調子が悪いんだ」

 

「人は働いているのに…休んでいるなんて」

 

こんな調子です。

 

 

 

それを繰り返しているうち、ふとこんなことに気づいたのです。

 

「『病気になって入院している人に向かって、寝てないで働け!』って言うか!?」

 

言わないですよね(言えないですね)

 

なのに、体調不良の自分に対しては、平気でそのような言葉がけをしていたした訳です。

 

 

 

そこで気づいたのは、

「弱い自分」を認めていなかったんだ

ということでした。

 

 

 

「頑張っている自分」「強い自分」は

良いことだから認めるけど、

 

「頑張れない自分」「できない自分」「弱い自分」は

認められない。

 

そんな、まるで善と悪のようなジャッジをしていました。

 

「強くならなければならない」と何かに迫られていたかのようです。

 


 

それは休日の過ごし方も、

 

掃除したり、家事をしている時はOKだけど、

 

ダラダラと過ごしているのはNG みたいな感じです。

 

 

 

ダラダラしていても、誰も見ていないのに。

 

駄目だと言っているのは、まさに「自分の中の声」なのです。

 


 

そんな気付きをしていた間、

 

自分の中には当然「強い自分」も「弱い自分」の両方がいて

 

その時の状態で「強い」方が現れたり、「弱い」方が現れたりするだけで

 

弱い方を否定する必要は全く無いんだ!

 

両面あるんだ!

 

と、ようやく受け入れられるようになった気がします。

 

 

 

(いわゆる 引きこもりも、弱い自分が出ている状態なのでしょう)

 

 

 


 

前回のブログから、この夏は自分の内面で色んなことに気づけた時期だったように思います。

 

ようやく涼しくなり、体調も戻ってきました。

 

冷えの怖さや、その対処法について教わった整体師のアドバイスもまた後日ご紹介します。

 

また、女性の悪癖のブログも再開しますね。

 

 

 

 

 

アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

8月後半は、夏バテからの体調不良でしばらく休んでおりました。

 

知らず知らず冷房による体の冷えが、熱疲労からの大著不良を加速させたようです。

 

 

 

鍼灸師さんからの「お腹を温めると良い」とのアドバイスにより

 

昨日からはずっと湯たんぽを抱えて過ごしていました。

 

皆さんも、冷えにはご注意ください。

 

 

 

さて、今日は、8月中旬に得た大きな気づきの話です。

 


 

お盆の頃関西を直撃した台風の影響で出かけられず、

 

自宅でヴァイオリニスト 葉加瀬太郎さんのDVDを見ていました。

 

その中の一つが、「世界遺産で舞い奏でる〜梅若玄祥×葉加瀬太郎 『JAKMAK』でした。

 

能の梅若玄祥氏とヴァイオリニスト葉加瀬太郎が、

世界遺産 上賀茂神社で共演された 一夜限りの公演です。

 

そのDVDのタイトル「JAKMAK」=寂莫(じゃくまく)とは、

 

「ひっそりとして寂しいさま。心が満たされずもの寂しいさま」とありました。

 

 

それを読んだ時

 

春から苛まれ、こんな感情は味わいたくないと必死に思ってきた

「無価値観」「虚無感」

 

その渦中にいた私は、この意味に、

 

「今、私は心が満たされない状態なんだな」と、

 

ふと気付いたのです。

 

 


 

そして、舞台の中で流れる 玄祥氏の謡。

 

(大宮エリーさん作詞のその歌詞を紹介されているブログがありましたので

歌詞は以下をご覧ください)

 

世界遺産で舞い奏でる〜梅若玄祥×葉加瀬太郎★JAKMAK

 

この謡の中で、様々な感情が謡われ、良い感情だけでなく

 

「虚しさ」「焦り」「嫉妬」「怒り」「哀しみ」も表現され、

 

「全ての感情こそ 生きている調べ」と!

 

 

それを見聞きしているうちに、

 

「そうか、今私は『虚しさ』を味わっている時期なのか」

 

「『虚しさ』を覚えているのか!?」(言葉だけでなく「状態」として!)

 

と感じ、

 

 

虚しさも感情の一つであるので、人は嫌うけれど、感情に良いも悪いもない!

 

両方あって、感情のフルパッケージなんだ!

 

一方だけ(良い感情だけ)、ということはないんだ。

 

と、気付くことができました。

 

 

 

そう思えたら、とても楽になりました。

 

元々ある感情の一つを感じているだけだ と

 

 


 

日本の社会や世の中の風潮が、

 

ついつい良い感情にフォーカスするような傾向があるように感じますが

 

(イキイキ、楽しく、ワクワク などが踊ってますね)、

 

人が忌み嫌う ネガティブだと捉える感情も、本当は数ある感情の一つなだけであって

 

良いも悪いもない。

 

それが分かったのは大きな気づきになりました。何らかの転機になるかもしれません。

 

 

そして、若い頃には全く動きがなくつまらないとしか思えなかった

 

お能が分かる入り口にようやく立てたかもしれません。

 

 

子供の頃や若い頃には理解できなかった、ネガティブな感情がわかるということ

 

年齢を重ねると分かることがあるんですね。

 

更に年を重ねると、今はまだ分からないことが、

 

まだまだ分かるようになるのかもしれません。

 

 

そう思うと、まだまだ未知なる旅ですね。

 

 


 

また、女性悪癖の本の感想もアップしていきますので、お待ちください。

 

フォローして待ってくださっている皆様、いつもありがとうございます。

 

 

 

 

アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

今回は私がメンターコーチからコーチングを受けていた時の気づきです。

 

(私もコーチですが、コーチをつけてコーチングを受けております)

 

 

 

それは、私が色んな方に相談をした際、「正しいアドバイス」や「コメント」をいただくのですが、

 

また、メルマガやらでも「正しい意見」を見かけた時の自分の中での反応です。

 

 

 

私が出したテーマ(悩み)に対し、

 

「正しいことを言われても、聞けない(それが実行できない、動けない)のはなぜか?」

 

それについて、メンターコーチから尋ねられて、まず出てきたのは

 

 

 

「いくら正しいこと言われても、今こっち(私)はしんどくて辛くてかなわんわ!しんどいわ~」

 

という心の叫びでした。

 

 

 

とても聞ける状態じゃなかったんですね、しんどいが先立っていて。

 

 

 

春先に八方ふさがりのような精神状態になり、

自分でもなんだか病んできている実感があり、

「キッチンの包丁が…」などと頭をよぎるようになり、

 

 

 

「これはいよいよ危ないと思い。こんな時には気分転換をしないと!」と

(産業カウンセラーの資格ありです)

落語を聞きに行ったり、コンサートに出かけていたら(ある意味死活問題で)

 

 

 

それをフェイスブックに投稿していたら、見た知人からは

 

「遊んでいるようにしか見えない!」と言われたり、

 

「いつまで甘えているのっ!」

 

と時にはフェイスブックのコメント欄ではなく、わざわざメッセンジャーで罵倒されたり…といやはや。

 

 

 

私の状況を知らない人から見れば、そのように見えるのでしょう。

 

ある意味、フェイスブックの印象操作はこんな風にできるんだ!とも気づきましたが。

 

 

 

その時感じたのは、(例えが悪くて申し訳ないですが)春先にアナウンサーの赤江珠緒さんと

お笑い芸人の博多大吉さんのお花見デートが週刊誌に出ましたが、

その芸能ニュースを見た時、

 

「大吉さんのように、『黙って傍でただ話を聞いてくれる人が欲しいでした。

 

 

 

そんな精神状態の時には、いくら正しくても

「こうすれば」ではなく、「聞いてもらえること」を欲する 

そんな大きな気づきを身を持って体験しました。

 

ちなみに私をのっとっていた虚無感・無価値感は、メンターコーチが祓ってくださいました。

 


 

そして、「しんどいわ~」の次に気づいたのは、「全体観」

 

 

 

全体観とは?

 

 

 

5~6月に「女性活躍推進コンサルタント養成講座」を受講し、

本物の!コンサルタントの方にコンサルティングの基本を学びました。

 

 

 

その時に学んだのが「全体観」

 

 

 

個別の問題に対する解決策ではなく(「個別解」いわゆるモグラ叩き)

 

問題の背景や他の状況も全て確認して、それらがどう関係しているか?を俯瞰する

 

とでも言えば良いのでしょうか?

 

 

 

私も、前職の女性活躍推進で企業に対し、

例えば「女性の役職者がいない(少ない)」との課題があったとすると、

 

それだけを聞いて、「それなら役職の候補者となる女性に対して研修や育成を行ってはどうですか?」とのアドバイスをする(打ち手を出す)。

 

そんなことをしていた訳です。

 

 

 

ところが、全体観で捉えてみると、例えば

 

「社長は女性活躍をやりたいが、マネジメントの部長クラスが女はいらないと言っている」とか、

 

「そもそも長時間労働が蔓延していて、役職クラスは疲弊し病休者もいる」

 

などが見えてくると、アドバイスも変わってくるのです。

 

 

 

また、人事担当者は「女性活躍推進をやらなきゃいけない」と考えていても、

社長が「そんなの必要ない!」と言っているような経営者の場合、

人事担当者は「そんなこと言われても~」となる訳ですね。

 

 

 

相手の状況を全く考えないアドバイスを繰り広げていた訳でした。

 

 

決して「これが問題です」と言われて、「はい、それならこれ!」ではないのです。

 

それが自分の場合にも当てはまると感じたのです。

 


 

もちろん「正しい」アドバイスをする方は、悪気があって言っている訳ではなく

良くなって欲しいと考えて願って言われているのでしょうが、

 

 

 

「その人の『全体観』を見てのアドバイスなのか?」と考えると、

「個別解」のような気がします。

 

 

 

だから、聞いている側は「確かに仰る通りですけど…」となってしまうのでしょう。

 

 

 

私もコーチとして、コーチングセッションでついつい「個別解」になってないか!?

と考える痛い大きな気づきになりました。

 

 

 

私も以前コーチングフィーが上げられない と思っていたことがあり、

「頭では上げても良いと考えているのに、どうして上げられないのだろう?」と思っていたのが、

 

メンターコーチがふと

「伊藤さんは公務員だったからお金が受け取れないんだね。

私も父が公務員で、お中元が送られて来たら父が母に『送り返せ!』と激しく言っていたのを思い出した。

(お金のブロックについて)私の配慮が足らなかった」

 

と言われた時、

 

私は「お金を受け取れない」のではなく、

「お金を受け取ってはいけなかったのだ」と気づいたのです。

 

 

 

かつて15年位前霞が関でMOF担やら、過剰接待の問題があり、

「公務員はとにかく金員は受け取ってはいけない!」が厳しく徹底されていて、

 

 

 

企業調査に訪問した際に、先方から付属の資料館の入場券を「皆さん来てくださいね!」といただき、職場に持って帰ったら、上司から「返してこい!」と叱られ、

 

 

 

半年にわたるセクハラの労使間紛争の援助をし、終わった際にわざわざ相談者の方が、

菓子折りを持参してお礼を言いに遠方からお越しくださった際も

「お気持ちだけで十分ですから!」を十回くらい連呼して、

菓子折りは受け取れなかったこともあります(返されても困られるでしょうに)

 

 

 

だから、「お金が受け取ってはいけない」がしみ付いていた!!

 

 

 

それをメンターコーチが気づいてくれたのは、全体観での視点だったからでしょう。

 


 

そして、コーチングでは、クライアントの出すテーマを基に話すので、

ついついクライアントは「困っている人」と見てしまいがちですが、

 

 

 

決してクライアントに問題があるのではなく、

「困った事がある」だけなんだ!という視点も必要だ!

 

 

 

クライアントの困り事はあくまでも、そのクライアントの一部で、良い部分の方が多いこともある!

 

(例えば、「仕事」では困っているけど、その他の「健康」や「家族」・「学習」は充実しているんだ という全体観)

 

 

 

それも、見る必要がある! とメンターコーチと気づけた有意義なセッションでした。

 


 

私もコーチングを提供しています

 

・自分一人で負けないで頑張っている方

 

・夢に向かって進んでいきたいけれど、自分一人では負けそうになると感じる方

 

・自分を認められなくて仕事で成果を出さないと!と頑張りすぎるアマゾネスになってしまっていたけど、ちょっとずつ変えていきたい と思う方

 

 

 

私が、四半世紀「女性が活躍できる社会にする」と行政でその目的に向かって

一心にやってきたからこそ、夢を叶えることが社会貢献につながることを応援したいですし、

 

 

 

逆に、自分が頑張らないと自分を認められなくて仕事で成果や結果を出そうと頑張りすぎて、

時に体を壊すまで頑張ってきた過去があり、コーチングでそのことに気づいたからこそ、

 

 

 

アマゾネス経験者として、女性活躍に押しつぶされてしまわないよう

女性(もちろん男性もですが)には、自己犠牲ではなく「自分を大切にする」ところからの活躍を願っています。

 

お問い合わせは、メッセンジャーか「お問い合わせはこちらから」でお願いします。

 

 

アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です

 

前回の記事はこちら

https://ameblo.jp/fmk110/entry-12497027359.html

 

〔感想 14〕 

Part.Ⅱ 女性のキャリアを阻害する12の悪癖

第4章「12の悪癖」

(vol.2)

 

 

 

今回は「男女共通の悪癖」、性差のあまりない悪癖(行動)の4つです。

 

 

 

 

 

○共通その1 「善し悪しの判断を下す」

 

「なんで彼はあんなことを言うのか? 自分なら絶対言わない!」と思うことがあったなら、

それはあなたが「その人物に対する善し悪しの判断を下している」ということだ。

 

 

 

「善し悪しの判断を下す」とは、彼らの仕事があなたの期待に沿うようにあなたの水準を押し付けようとすることだ。

 

 

 

「あなただったらどうするか?」と彼や彼女の行動を比較する。

 

普通はあなたの方が優れた行動を取るという想定になるが。

 

考えてみれば、これはいかにも不毛なことだ。

 

なんでまた、一緒に働く人がすべてあなたの行動基準と同じでなければならないんだ?

 

 

 

ここで、マーシャルのクライアントの例です。

 

極めて批判的なCEOが、会議で彼の質問に対する答えに評点をつけるのを楽しんでいた。

 

「どこでそんな考えを拾ってきたんだ?」

 

部下は「スタッフの役に立とうと思っているだけだ」と言った。だが、部下はCEOが批判していると見ていた。

 

CEOは、すぐさま反応して評価を下すのではなく、

 

話がどう広がるか、じっくり聞いてすべてを考慮する時間を取る方が良いと考えたことは無かった。

 

この一見単純な指摘を受けた後、CEOは驚くほどの進歩を遂げ、話を聞くのが上手になった。

 

 

 

批判はゴシップ的な会話に勢いをつけ、職場の空気を悪くする。

 

扱いの難しい同僚やちょっとずれていると思う同僚に否定的な見方を話すのは満足感を得られるかもしれないが、

 

批判をするのはあなたの時間を浪費するし、マイナスなエネルギーを生み出し、

やる気を弱らせ、ほかの人を遠ざけてしまう。

 

 

 

ゴシップはリーダーとしてのあなたの力を損なう。

 

人とうまく接するにはどうすればよいかを考えるとき、欠点も含めて受け入れることが最初の一歩だ。

 

それがまさに良いリーダーのすべきことだ。

 

はっきりと部下のことが見えれば見えるほど、戦略的に行動できる。

 

否定的な評価で反応を曇らせることは、行く手を阻むだけのことだ。

 

 


 

会議の席上で、こんな上司や同僚などはいませんでしたか?

 

人の発言の揚げ足を取る

 

部下の仕事や、部下からの質問に対して、根幹の問題ではなく枝葉の些末なところばかり指摘している。

 

 

 

私もかつていた職場で、誰かが何か提案しても、同僚が必ずと言っていいほどネガティブに言いかえし

(そんな余裕ありません!!みたいな)、

 

だんだんと定例会議で誰も何も提案も前向きな意見も言わなくなった という経験があります。

 

そこで、管理職なり上の立場の人が、丁寧に諌めるなどすれば変わったかと思いますが、

 

彼らも「我関せず」

 

各自予定発表会で終わる という会議に成り果てていました。

 

 

 

「批判がマイナスのエネルギーを生み出し、やる気を弱らせる」

 

そのことをリーダーは自覚しておく必要があるのでしょうね。

 


 

○共通その2 「『いや』『しかし』『でも』で文章を始める」

 

「いや、その方法はもう試したよ」

 

「でも、その情報が計画通りに入ってこなかったら?」

 

「しかしながら、1つ言い忘れていると思うんだけど…」

 

会議や人事考課の席で、発言を否定的な接続詞で始める癖はないか?

 

人の言うことに実際に反対しているわけではないかもしれない。

 

たんに言おうとしていることの重要性を強調しようとしたり、自分の考えをまとめようと準備したりしているだけかもしれない。

 

 

 

だが、否定的な接続詞を使うと、必ず誰かの言っていることにまっこうから反論することになる

 

そういうつもりでなくても、あなたが話した相手にはそのように聞こえる

 

否定的な接続詞は、言葉のつなぎとして使われる。

 

単に話した人の言ったことをまず否定してからポイントを話すのはやめたほうがいい。

 

たんに、「そうですね、それから」と言う

 

あるいは「ありがとう」と言うだけのほうがいい

 

そのほうが後の言葉に滑らかにつながっていく。

 


 

この否定的な接続詞、おそらく無自覚に言っているのでしょう。

 

言っている側は無自覚でも、言われた側は自分の話を否定された、受け止めてもらえなかった とそんな感じになります。

 

 

 

コミュニケーションを上手く図る上でも、否定的な接続語ではなく、

 

「そうだね、そうなんですね」と相手の発言を受け止めて、それから話をするのが良さそうです。

 

 

 

コーチングでも、カウンセリングでも「傾聴」では、相手の言うことを否定せず受け止めることを教わります。

 

そこでは、自分の意見・考えを無理やり相手に合わすということではなく、

 

「『相手はこういう考え(意見)なんだ』とただ認める」んですね。

 


 

○共通その3 「言い訳をする」

 

著者曰く、人は職場でよく2種類の言い訳をするという。

 

「あからさまな言い訳」か、「微妙なものか」の2種類。

 

 

 

あからさまな言い訳は、「遅くなってすみません。ベビーシッターの車が故障しちゃって」という感じだ。

 

あからさまな言い訳の問題は、

人に尊敬され信頼されるリーダーとしての立場を守るには効果的ではないという点だ。

 

こういう言い訳を常に使っていると

きちんと行動できない人、自分の行動に責任を取りたがらない人に見えてしまう

 

言い訳なしでただ、「すみません」と言う方が効果的だ。

 

 

 

もう1つの言い訳の「微妙な言い訳」は、自分の性格の欠点のせいにするものだ。

 

それは昔からのものであなたの一部になっているから直せないとする。

 

男性も女性もこの種の微妙な言い訳をする。

 

だが、女性の使う言い訳は、わざわざ自分の立場を悪くするようなものが多い

 

「私はいつもだらしないから」

「黙っていられないのよね」

 

こういうセリフは、自分の行動に責任をとっているようにあなたは感じるかもしれないが、

 

人の耳には、あなたが変わることができないと言っているように聞こえる

 

 

 

自分をマイナスイメージの型にはめることで得ることはない。

 

もし、あなたが遺伝子のせいだとする自己破滅的な信念にしがみつくなら、あなたの前進を妨げる癖を変えることはできないだろう。

 

 

 

 

 


 

これも耳が痛い気がします。

 

全く言い訳をしない事は無い筈だから、ほとんど無意識のうちにどちらかの言い訳をしていそうです。

 

しかし、言い訳って、どこで覚えてきたんでしょうね?かなり小さい子も言い訳をします。(赤ちゃんは言い訳しませんね)

 

言い訳は自己防衛だと思いますが、それが実は役立たないどころか、

わざわざ自分の立場を悪くすることに結びつくとはなかなか恐ろしいものでもあります

 


 

○共通その4 「私はこうなんだ」と言いすぎる

 

昨今、職場では自分らしくあることに重きが置かれるようになってきた。

 

「自分らしく」ありたいという強い思いは、男性にも女性にもみられるが、異なる形で現れる。

 

著者の男性クライアントである、シニア・エグゼクティブが部下を褒めたくないということをすさまじい勢いで自己弁護するのを聞くことがある。

 

「部下の業績を大げさに話すのは私らしくない」

 

 

 

それに対し、自分らしくしようとする罠にはまった女性は、こういう言い方をする。

 

「私は自分のことを売り込むタイプじゃないから」

 

 

 

だが、

その行動がうまくいっていないと知りつつ、それでもやり続けるのは、

自分らしくないということではない

 

単に頑固なだけだ。

 

 

 

だか

「何かが私らしくない」と自分で自分に言い聞かせているのなら、

なぜそうするのかその理由を自問した方が良い

 

 

 

ある自分のイメージに過度にこだわったら、行き詰まりの状態でいることになる。

 

それは頑固なだけのことで、上昇しようとする道を阻む。

 


 

これも無意識にやっていそうで、意識してみるとありそうですね。

 

「○○するタイプじゃないから」

 

「私は人前で話すタイプじゃないから」

「私は主張するタイプじゃないから」

 

時には心の中で言っているかもしれません。

 

客観的に自分を捉えて言っているのか、自己弁護なのか 意識してみる必要もありそうですね。

 

そして、「○○するタイプじゃないから」という人は、○○するタイプの人を陰で悪く言ったりしてはいませんか?

 

そこも要注意です。

 

 

 

次回は、「組織が変化を難しくする」です。

 


 

 

6月から、この本をテーマに読書会を始めました。

 

日本一ゆる〜い読書会

 

本を読んで、感想や自分の体験、

 

会社の女性・男性の様子はこんな感じ

 

男性には「察する」機能がない、だから女性は実績ややっていることを伝えないと! とか、

 

女性ばかりの中に入って一緒に話ができるのは「オバチャン男子」

 

などなど、話しているだけの読書会です(笑)

 

 

 

8月は、8月27日 火曜日 19時。場所は大阪府大阪市内(本町)

 

参加費は、会議室を利用するので会場費(人数割、300円程度)をご負担ください

 

近隣の方で、関心のある方はどうぞ!

 

お申し込みは、「お問い合わせ」かメッセンジャーにてお願いします。

 

 

 

また、コーチングもやっています。

 

「夢を実現したい」もあれば、自分の生き方まさに「悪癖にはまっていないか?」

 

自分を認められなくて仕事で成果を出さないと!と頑張りすぎるアマゾネスになってしまっていたけど、

ちょっとずつ変えていきたい と思う方

 

 

 

私が、四半世紀「女性が活躍できる社会にする」と行政でその目的に向かって一心にやってきたからこそ、

夢を叶えることが社会貢献につながることを応援したいですし、

 

逆に、自分が頑張らないと自分を認められなくて仕事で成果や結果を出そうと頑張りすぎて、

時に体を壊すまで頑張ってきた過去があり、コーチングでそのことに気づいたからこそ、

 

アマゾネス経験者として、女性活躍に押しつぶされてしまわないよう女性(もちろん男性もですが)には、

自己犠牲ではなく「自分を大切にする」ところからの活躍を願っています。