一人旅がしたいと
夫に打ち明けてから半月後
7月6日から念願の
2泊3日の旅に出ました。
行先は、熊野古道奈良県の
大峯山系（世界遺産）
天川村〜吉野山です。
じきはらあけみ（あけみん）です。
こんにちは。
梅雨の最中で天候はどうかな…と迎えた初日。
雨は降らずに後押ししてくれました。
私、なにか持ってるかも〜
わくわく。
まず、日本三大弁財天の天河大辨財天社へ。
近鉄吉野線下市口駅よりバスで72分。
車窓からお日さまを見上げて感謝です。
到着すると天女さまをお祀りされているから
でしょうかやさしく清々しい氣に満ちていました。
驚くほど水が澄んできれいです。
手水には葉を敷いてくださっていて
気持ちいいです。
鯉の色もひときわ鮮やかに見えます。
橋を渡って鳥居をくぐると
五社殿にはそれぞれの御祭神が祭られています。
本殿へ向かう階段を見上げると
脚がすくむほど厳かな氣を感じました。
いよいよ本殿に入ります。
すると中央に夏の大祓、茅の輪がありました。
初めてでしたが、「祓へ給え 清め給へ
守り給え 幸へ給へ」と唱え詞を奏上しながら
八の字にくぐらせて頂きました。
半年間の穢れを祓い清め、残り半年を
守って頂けるそうです。
うれしい体験でした
ちょうど、御祈祷を依頼された
女性のために神主さまが、太鼓や
笛を奏でて宣旨を述べておられました。
弁財天さまのご真言は
「オン ソラソバテイエイ ソワカ」
一連の御祈祷が終わったとき
後ろの舞台から風が
さっーと渡ってきました。
今回の旅は右膝の痛みがあって
来られるのか不安もあったのですが
こうして辨財天さまに
手を合わさせて頂ける。
ありがたくて胸が一杯になって…
涙が滲んできました。
旅に出るきっかけとなった
コンサルをしてくださった
鳥居ミコさんとのご縁に。
また、快く送り出してくれた家族に。
日々の時間と空間を超えて
一人でこの地に来たからこそ
溢れるように湧いてきた
感謝の気持ちでした。
これは、この時期だけのお守り。
吉野山から大峰山山上ヶ岳までは
水により一つの龍体と説かれているそうです。
裏手の鳥居から山を見上げると、
空には龍のような雲が
参拝後は宿からのお迎えで
洞川温泉に向かいました。
部屋の窓から小泉川が見えました。
流れる水は川底の石まで見える透明さです。
今日のお風呂は、私一人の貸切状態とのこと。
夜に一人じゃ怖い…今のうちにと
速攻で入れて頂きました（苦笑）
おかげでさっぱり
温泉のお湯がよくて
肌はつるつる、髪はさらさらに♪
夕食は美しい水で育った
ニジマスのお刺身や、鮎の炭火焼き
全く癖がありません。
鹿のフライなどこの地ならではのお料理。
美味しく頂戴しました。
洞川温泉の旅館は修験道の行者さん達が
寄られる宿として、まず脚をたらいで洗うため
縁側が並ぶつくりになっているそうです。
街並みに風情がありました。
明日は、天気が良ければ
自然遊歩道を歩いてみたいです。
つづく
こちらに続きます
