「わぁ、怖くなってきた!」と夫は言いました。明日に食道がん手術を控えた午後のことです。

 

 

 

「どんなふうに怖いの?」

 

 

 

私はかなり前から「手術は、怖くないの。手術とそのあとが大変だけど受けるの?」と折に触れて意志を聞いてきました。

 

 

 

そのたびに「受ける。平気や。先生を信じているから」って言っていました。

 

 

 

私なら怖い怖いって言っていると思うのです。ついに本音が出たと思いました。

 

 

 

「いっぱい切るから痛くないかが怖い…」と夫。

 

「そうだよね…」

 

 

 

 手首には、ネームバントが着いています。

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

あけみんです。

 

 

 

 昨日、夫の前職場のOGのみなさんより”千羽鶴”を届けていただきました。

 

 

 

無事を祈ってくださったお気持ちがありがたく、「横に置いて写真を撮ってあげようか」とシャッターをきりました。

 

 

 

「夫は幸せな人だ」と感謝です。

 

 

 

これまでにリハビリ室では、術後翌日から行うベッドの上でのリハビリもご指導いただきました。回復に向けて医療チーム全体での支えを心強く感じます。

 

 

 

家にもどると、私の友人Yさんから励ましの連絡をもらいました。

お見舞いに来てくれたり、いつもありがとう!

 

 

 

明日は、朝8時までに病室へ行かなくてはなりません。夜中になりましたが、水まわりをきれいに清め、手術の成功を願いました。

 

 

 

 

つづく