前回の続きになります。
金星の話に戻ります。
この琴子の金星は土星と60度のセクスタイル 天王星と60度のセクスタイルで小三角を作っています。
この金星に土星と天王星が協力する形です。
金星に土星が関わっていると恋愛に対して真面目さ(慎重さ・堅実さ)が出てきます。(金星と土星は60度なので周りからのフォローがある感じかな?ちゃんとしなさいよとかね♡責任とります的な♡)
琴子の場合月も土星とコンジャンクションである可能性が高いので真面目さは強くでると思います。(これは合なので本人の気質にプラスされます)
そして天王星と言えば変化。土星は安定させます。
愛情に関しても変化とともに安定させていくフォーメーションであるといえます。
実際琴子の恋愛が結婚に進んだきっかけは、琴子に思いを寄せていた金ちゃんからのプロポーズでした。入江くんは自分がお見合い相手との交際を進める感じでいたようですが、この金ちゃんのプロポーズを知り、自分の本音と向き合うことになりました。
入江くんが嫉妬したわけですね。そしてあっという間に琴子と結婚することになったんです。(これまた金星に天王星は60度なので、周りからのフォロー(支援)があって、結婚へと進んで行った感じです)
土星についても触れておきます。
琴子の土星は双子21度労働者のデモです。これは「やりすぎる人」を表します。
琴子っていつもがんばっているのです。テストの時や看護婦の国家試験のときもがんばっていましたが、それは水星の鉱山から出てくる坑員というサビアンシンボルを使っているがんばり具合でした。
今度は労働者のデモというサビアンシンボルをもつ土星のがんばり具合が見えるエピソードを紹介します。
すでに看護婦になっていた琴子の家で家族みんながインフルエンザになるというエピソードがあります。琴子の勤務する病院でもインフルエンザが流行っていて、同僚も続々と倒れていく中、琴子はすごいがんばります。がんばっててもかなりいろんな意味でやりすぎになるのは労働者のデモというサビアンからかもですがこれが土星という天体のサビアンということで、琴子にとって苦手なことをがんばっているということを言っておきたいです。土星があるところって苦手意識が働くところです。だからこそ一生懸命取り組む。そして苦手なりにがんばっていくといずれ安定していく。短所は長所っていいますが、この場合は不器用でもがんばりすぎるくらいがんばるのが琴子の長所ってところです。
もともと火星冥王星コンジャンクション(0度)というタフな人のアスペクトがあるのですが、だからこそ余計がんばりすぎちゃうんですね。限界までがんばって気づいたときには倒れてるってパターンです。
でもこの話には続きがあり、さすが変化の天王星のアスペクトがついています。
がんばった先のご褒美ではないですが、ここで琴子に妊娠かも?という疑惑がでてきます。(土星と天王星はトライン120度です。上の60度との違いを感じて頂けるといいかな^^)
残念ながらここで物語は未完のまま終わってしまうんですが、ほんのりこの金星と土星と天王星の小三角の雰囲気がわかってもらえたら幸いです。
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