【Buy Nothing Project @大阪】がスタートしますよ

こんばんは、守田矩子です。

・先日の大西つねきさんのお話会や、
・大阪自然栽培農学校準備
・「愛でいけるやん」上映会スタッフなど、

いつも、見返りを求めず、
ボランタリーに力を貸してくださる山田奈央さん（奈央ちゃん）が
めちゃめちゃ素敵なプロジェクトを立ち上げはります↓

その名も、【Buy Nothing Project @大阪】！
要するに、【何も買わないプロジェクト】ですね。

私がFBでシェアした、
アメリカ在住のTomo Ogino さんのこの記事を↓

「アメリカの「何も買わない運動」から考える、
地域コミュニティのあり方と子どもたちに残せる未来」

奈央ちゃんもシェアしてくれて。

奈央ちゃんの仲間の賛同が集まったので、
早々に動いてくださいました。

Just Do It！な奈央ちゃん、凄い！！

【Buy Nothing（バイ・ナッシング）Ｐroject】とは
2013年にワシントンで始まった取り組みだそうです。

地域コミュニティの中での、
●要らないもの⇒欲しい人にあげる（貸す）
●欲しいもの⇒要らない人から貰う（借りる）
というお金もゴミも発生させない活動です。

つまり、
●要らないものがあったら
⇒捨てるのではなく、「誰か要りませんか？」と呼びかける
●必要なものがあったら
⇒買うのではなく、「誰かちょうだい（貸して）」と呼びかける

商品を売ったり買ったりするのではなく、
交換ですらないという、厳格なギフトエコノミーだそうです。

・お金を介さない、
・物々交換ですらない
地域コミュニティが、すでに実現化しているのですね。

この情報を知る前に、私は、こんな経験をしました。

今まで使っていたプリンターの両面印刷が
スムーズに出来なくなったので、
つい最近、新しいプリンターに買い換えたのです。

しかし、古いプリンターは、
買ってまだ2年しか使っていないし、
両面印刷以外は問題ないし、
予備インクも結構あるし、
5年間保証をつけているし。

・捨てるのはもったいないなぁ。
・かと言って、メルカリとかで売るのもめんどくさい。
・リサイクルのために廃品回収で引き取ってもらうか。

さて、どうしよう。。。。と思いつつ、しばらく
リビングに置きっぱなしにしていました。

そのタイミングで、
「誰か、プリンターを譲って貰えませんか？」
という友人のＦＢ投稿を目にしました。

うわーーーー、めっちゃ助かるやん！

ということで、着払いで、プリンター一式を
その友人に送らせてもらったのです。

友人は、今、そのプリンターを
仕事にバリバリ活かしてくれているし、
私は不用品を処分する手間が省けたし、
ゴミを増やすこともしないで済んだし。

この経験が、とても心地よかったのです。

そこに、この【Buy Nothing 】のブログを発見。
これ、めっちゃええやん！とシェアしたのです。

私は、ただシェアしただけで、
個人レベルで『Buy Nothing』をすれば良いかな、と
思っていました。

しかし、西淀川区で1000人規模のマルシェを何度も成功させて、
地域コミュニティを確立させている奈央ちゃんは、
地域プロジェクトとして【Buy Nothing Project】を
大阪で立ち上げてくださることに。

素敵過ぎるやん！

「断捨離は自己中？」の記事にも書きましたが、
断捨離ブームに乗っかって、

何も考えずにモノを捨てていないでしょうか？

モノを捨てて家の中から無くなると、

とてもスッキリ、良い気分になります。

しかし、捨てたモノたちは、
家の『中』から『外』に移動しただけで、
地球上の『どこか』にはあるはずです。

それは、燃やされて大気圏中にあるかもしれないし、

埋められて地中にあるかもしれないし、

海洋投棄されて海の中にあるかもしれません。

自分が捨てたゴミや不用品が、

その後、どうなったのか考えてみたことありますか？

ご参考まで、国連広報センターのこの動画をご覧ください↓
（途中、ショッキングな映像もあります）

現実を知って、悲観していてもしょうがないので、
何でも良いので、
自分ひとりで出来ることから、まずはスタート♪

ペットボトルを止めて水筒にするでも良いし、
スーパーでビニール袋を貰うのを止めてエコバック持参、
なんかは、すぐに出来ますよね。

自分ひとりで出来ることなら、
誰かをコントロールしたり説得する必要も

ありませんからね。

まずは、ひとりで踏み出した奈央ちゃんを
とても誇りに思います。

損得勘定なく、

いつも周りに貢献してくださる奈央ちゃんだからこそ、
仲間がすぐに集まったのでしょうね。

黄色いお洋服とターバンが、奈央ちゃんのトレードマークです。

●大阪箕面市の耕作放棄地の草刈りの時↓

（左から、奈央ちゃんの旦那様の稔さん・奈央ちゃん・私）

●大西つねきさんのお話会の時は、ご夫婦で
書籍販売を担当してくださいました↓