Tickle。-ﾃｨｶ-の奈央です
2019.11.23 昨日は朝から
中務貴史監督の
ボランティアスタッフをしてきました
朝8時半会場に集合
これたまたま駐車場から上がってきたら
まだスタッフさんしかいない会場に入れた
配給会社ハートオブミラクルの
きみちゃんこと
三浦喜美子ちゃんからの説明など受けて
スタッフ3.40名でお客さんをお招きしました
ハートオブミラクルさんの
上映があるときに集まるスタッフさんたちは
増えたり減ったりしながら
時には100人超えの時もあるらしい
私たち夫婦は守田矩子ちゃんが企画した
お話会に参加して、今回スタッフに
その時の記事はこちら→子ども心持ってる？
昨日の来場者さんは500人超えの人
前日が初日だったんだけど600人超え
合わせて1000人以上の方が会場に
スムーズな入場だったので
そんなに入ってるとは思ってなくてびっくりでした
スタッフさんたちが慣れてるからだろうな
この映画は5年前から宮田社長や宮田運輸を取材して作られたもの
(初めてカメラを回し始めたのは5年前の11/22だったそうです！なんと上映日初日の5年前)
【愛でいけるやん】とただ言い続けてたのではなくて、人間本来の持っている"相手を思いやる気持ち"が描かれてました
きっかけは42歳のドライバーさんが起こしてしまった42歳のスクーターに乗った男性との事故
奥さんと小学生の娘さんを残して亡くなってしまった男性
そして同じような年頃の子を持つ加害者…
宮田社長が病院に駆けつけた時、遺族の父親からの「どっちが良いか悪いかは分からないし、言うつもりもない。だが、この子には、小学生の女の子の子供がおった。それだけは分かっておいてくれな。」の言葉
その言葉に宮田社長は「誠心誠意尽くさせていただきます」そして深々と頭を下げたそうです
それまでは売上を上げること
時間を惜しむかのような配送の仕方をしてた宮田運輸でしたが、この出来事をきっかけに本当の大切なものに気付き、仕事の進め方を変えていきます
トラックの後ろにドライバーの子どもたちが描いた絵をかかげることでドライバー自身が安全運転を心がけ、あおり運転が減ったそう
これがこどもミュージアムプロジェクトとして日本で広がり、中国にもその活動がひろがっていきます
そうした宮田運輸の取り組みを知った
ご遺族の方は宮田社長や加害者を気遣い
「こちらは孫とみんなでわははと笑って生活しています」そんな文章の入ったお手紙を届けたり子どもミュージアムプロジェクトのイベントにも足を運んでくれたそう
私ならできるだろうかと考えさせられました
愛する家族を突然亡くすこと
今までの生活が一変してしまう
考えただけでも心がぎゅっとなること
なのに責めずに過ごせるかな
1人でも家族が責めてしまったら
1人でも心が壊れてしまったら
そばにいていつも会ったりしてる大切な人が
と、想像するだけでもこのご遺族の方のように
感じたり想ったりできるんだろうか
そして社長はじめ宮田運輸さんのように
その出来事をきっかけに大きく新しく前に向き
今の会社を作るということが
どれほどの想いか
どの立場も自分に置きかえて
そして考えられる映画でした
毎日の点呼ではアルコール検査だけではなくて家族にこっそりもらったイラストが入った携帯タンブラーにコーヒーを入れて無事の帰宅を家族も会社も祈っていること
トラックを与える時にはトラックの仕様もドライバーさんの好みを聞いてくれること
宮田運輸の方だけでなく外部の方が参加できるみらい会議という会議(参加費無料)
自分ごとのように声をかけあう社内
離職者の低さは一つ一つの思いやりから生まれるものでした
この動きは子ども心から
無邪気な気持ちで
これがしたい、こうしてあげたい
こうしてほしい
そんな想いからなんだとか
観れてほんとよかったし、全国でまだ上映会はあるのでぜひ観てほしいです
上映後、
大好きな人たちにも会えて嬉しかった
写真撮ってないけど
松浦克彦さん、かおりさん夫婦
お久しぶりの岡さん
まりりんやまゆみさんなど
知ってる顔も見えて嬉しかったです
私、受付で入口でチケットのもぎり担当
黄色の元気な色のカーディガン着てたんだけど
「あら、あなたステキな色ね
好きだわー、その色」なんておばさまに話しかけてもらったりも
好きだわー、その色」なんておばさまに話しかけてもらったりも帰りにも会えるかなぁと思ったけど
会えなかったなぁ
終演後、会場外で宮田社長が挨拶
左から2番目は
2人三脚でこの映画を作った
奥さまの岩崎靖子さん
真ん中は宮田社長
そしてハートオブミラクルのみなさん
そして中務監督
本当にお疲れさまでした
打ち上げ会場では監督の前の席に座ってたので
いろんな裏話やこれからのことも聞けて
楽しすぎでした
11月30日（土）
東京でも初上映があるそうです
https://aideikeruyan.tokinotsukasa.com
12:15開場 / 13:00開演
15:30終演予定（制作・配給チーム挨拶あり）
会場：相模女子大学グリーンホール 大ホール
名古屋と中国でも
チェックしてくださいね
