FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』 -23ページ目

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』


『その2』から つづく。)


引き続き、『Ibanez RR550』のリペアメニューの洗い出し。
この時点で既にお腹いっぱいになりつつありますが、滅気ずにまいります。



● 電装系/コントロール類
・固着したポット 3点、すべて交換。

そもそもこれが事の発端。
いろいろと細かい話になりそうなので、中のサーキット含めて次回に持ち越しにします。(予定)

・ピックアップ。

フロントはカバーがそこそこ傷んでますがスルー。リアはオープンタイプで、糸巻きの表のプラスチック部分がピックのアタックでけっこう削られてます。とはいえどうしようもないので こちらもスルー。
歴史はよく存じませんが フロント『Super 58』/リア『V2』という Ibanez の伝統的な(?) 2ハム仕様です。

 

・エスカッションのビスとピックアップ吊り用のビスがサビているので、これらは交換したい。

 

・アウトプット・ジャックのナットのサビがみっともないので新品に交換(したい)。


コントロールノブは Ibanez のオリジナル。ギブソン の ソーサーノブ の様な裏側から金色塗装ではなく、黄色の透明樹脂製。黒いゴムのリングが付いているのが何ともかっちょよい。
このノブ、一世代前のタイプは当時 GRECO とは共用で GRECO のカタログにはスペアパーツとしてちゃんと掲載されておりました。(旧タイプ ↓ は裏から金塗装で、より ソーサーノブ に近い。)

恐らくパーツ売りされているであろうと踏んで、当時(35年くらい前)手持ちの『ストラト・タイプ』に着けたくて楽器屋さんに取り寄せをお願いしました。
が・・・。
入荷の気配は全く無く。何度もメーカー(問屋?)に問い合わせてもらったものの、結局散々待たされた挙げ句にうやむやになって終わってしまいました。
2軒目のお店でも同様の扱い。(そもそもパーツ単品で一般売りする気があったのかどうか・・・。)
そんな事情もあって、次世代進化型ではありますが この『RR550』のノブにも ものすご~く執着があって、未だに眺めてはニヤニヤしております。


● その他
・ボディ本体は軽くコンパウンド掛けで艶出し。
せっかく各部バラす工程を経ることになるので、この機会に。

・リヤパネル
可能であればビスは全取っ換え。一部、本体のビス穴がバカになってるところを発見。


・ボディ V字の股部分に開けられたストラップピン用の穴。

恐らく前オーナーが加工したものと思われます。確かに、こっちの方が一般的なシェイプのギターに近いポジションに構えられると思いますので使い勝手はよさそう。まあ、特に気にならないのでスルーします。

これまたこの時代の Ibanez オリジナルの V字型のストラップピン。

正直、苦手です。
ストラップとの相性の問題もあるかと思いますが、「不用意に外れない」のはよいとして「意図しても外せない」ことになっております。(少なくとも私にとっては。)
画像にある蛍光イエローのストラップは 15年くらい前この機体購入後すぐに取り付けたもの。基本的にストラップはギターの個体ごとに専用にして付けっ放し状態にしているのであまり外す機会も無いので。

今改めて見ると「このチョイスは如何なものか。」と思ったので撮影前に外そうと思ったのに外れなかった・・・。
これもリペアの一環として(?)ビスごと取り外すまでそのままにしてあります。



因みに。
今回の連載記事は、従来記事と違ってギターの構造や仕様など分からない事はとりあえずネットで調べながら書き進めます。
ネット上で “ 一般常識 “ くらいのレベルで拡散されている類いの情報については特にソースは明示しませんが、殊 ソースが限定/特定される様なレア度の高そうなものについては(勝手に)リンクなど張らせていただく方針で。



と、そんな中。

ギターのビス類について、私なりの浅~い認識を再確認・・・と思いまして。


ビスに限らずエレキギターの金属製の装備品の多くは、主に「銀色/金色/黒色」の色(表面処理)の設定がされております。
例えば「銀色」の場合、ホームセンターなどでよく見掛ける防錆目的の鈍くて白っぽい銀色系のビス類とは違い、装飾重視のしっとりとした艶のあるメッキが施されております。
メッキの種類に踏み込むとまたややこしいことになりますが、例えば その「一見 銀色」でも「クロム系」とか「ニッケル系」とかありますし、「金色」は装飾の金メッキの他「真鍮メッキ」だったり、「黒色」はメッキというより化学処理的なものもあったりとか。


ビスのメッキについて。
ネット検索するといろいろなビスメーカーさんのサイトで紹介されてますが、昨今の周辺事情含めて分かり易かったので勝手にリンクさせていただきます。

◆ 富田螺子 株式会社 「表面処理【メッキ】早見表

(所謂「まとめサイト」みたいなとろって、こうしたマジメなサイトのコピペ丸出しだったりしますが・・・。「まとめ」だからよいのか? まあ、私も勝手にリンクなので他人のことはとやかく言えない。)


ギターに使われているメッキも部品ごとに多岐に渡るので実際のところどれがどうなんてのは正直私には分かりませんが、『RoHS』による規制でここ 15年くらいで大きく様変わりしてるはずです。
例えば、クロム系は『六価クロム』が NG となったため、代替の『三価クロム』が主流になっている・・・とか。


この『RR550』個体については、恐らくは私の管理の問題もあってビス類は ほぼサビております。
前にも書きましたが、この個体には特に骨董的価値は無いと思うので、ビスは “ 消耗品 “ として交換してしまおうと思うのです。
これまで通り私は「見た目重視」なので、 “ それっぽい “ モノに交換出来れば充分。
とはいえ、ギター絡みのビス類って各メーカー専用のモノは言わずもがなですが、汎用のモノでも上記の表面処理(色)含めて形状/サイズも ものすご〜〜〜く種類が多くて、ネットを駆使しても正しいモノを探すのはけっこう大変。
(私レベルだと そもそも何が “ 正しい “ のかよく分からない場合も多々あるので。)


が、ビンテージ・ギターの世界では『オリジナル』であることが重要視されるものと思われます。
(まあ、これはギターに限った話ではないとは思いますけど。)

例えば、『1,000万円の ‘58年製 レスポール』とかいう場合。
実用品として「音がどうこう」というのもあるかとは思いますが、骨董的価値を求めるのでれば、それこそビス一本まで「オリジナルか否か」なんてのは最低限のレベルとして問われるものと思われます。
「サビたから交換しちゃえ!」なんてのはご法度で、そもそも「サビさせたらダメじゃん!!」ってことかと。

売るのも/買うのも 相当ハイレベルな鑑定眼を求められるわけなので、ちょっと想像しただけでも「うげ〜っ!」ってなりますけど。
そんなことを思いながらネット検索してたら、こんなサイトが・・・。

◆ Vintage Maniacs 「ギター用ネジのお話

実際にあるんですね〜、こんな世界が。
このサイトの他の記事も含めて恐らくプロフェッショナルのお仕事とは思うのですが、それにしても “ 楽しんでる “ 感じがスゴい。
今回の『RR550』程度のお話で「泥沼」とか言っちゃってるのが恥ずかしい・・・。
とはいえ、もう鼻血出そうなので見なかったことにしておこうと思います。


ギターの金具類をフルラインナップで取り揃えたショップとかあったら、それだけでホームセンター 一軒分くらいになるんじゃなかろうか。
ちょっと見てみたい気もします。



次回は、先送りした そもそもの “ 本題 “ の『ポット』について。(予定)



『その4』に つづく。)




■ FJスズキ ■

 


『その1』から つづく。)


『Ibanez RR550』のリペア、” やれるところまでやってみる “ お話。

実用に支障のある「ポットの固着」と「ポジションマークの浮き」の解消は必須として、それらと並行して分解掃除などしてみようと思います。



とりあえず全体を点検して、メニューの洗い出し。
ただ、余計なところまで掘り始めるとキリがないので、どこで折り合いを付けるか(= どこまでなら見て見ぬ振りが出来るか)によって作業ボリュームは大幅に変化いたします。


 ~ どうせ趣味なんだから ” 楽しい “ と思えるところまでで止めちゃえばいいじゃん。

と思う反面、

 ~ どうせ趣味なんだから、無責任な立場でやりたい放題やっちゃえばいいじゃん。

という考え方もあるな~。


まあ、やりながら考えます。



上の方から順に見てまいります。


● マシンヘッド

・ペグはメッキの剥がれや錆も目立ちますが、下手に磨くと今以上にメッキが剥げるので一度取り外して汚れを拭き取るくらいに。
・トラスロッドカバーのビスは交換?
・ナットは弦を張り直した際に特に支障なければスルー。(私には触れられない領域なので、必要ならプロに依頼。)

それにしてもこのヘッドの角度、なんか恐いんですけど。

ギブソン系のヘッド角の付いたギターは、テキトーに壁に立て掛けたりして うっかりコケさせると、こんな ↓ 災厄を招きがち。

(友人が、「ネックが折れたので好きにして。」と送り付けてきた Epiphone の 335 タイプ。いずれはコイツのリペアも・・・ってのは、流石にド素人にはハードル高過ぎか。)

『RR550』はペグ直列の長~いヘッドにも関わらず、フェンダー系とは違ってしっかり後退角の付いた仕様。飛び出したツノの意匠が更に長さを足しております。
ホンモノではありませんが、『レスポール・タイプ』(画像 右)と比較すると ↓ こんな感じ。

角度は『RR550』(画像 左)の方がやや浅め。

壁に立て掛けたりした場合にはボディの底が 2点接地なので、一般的なシェイプのギターに比べると安定しててコケにくいという特徴はありますけど。万が一 後ろ向きに倒したりしたらテコの原理でそれはもう大変なことになるでしょう、きっと。
ただ、ネック構造は「3ピース」らしいので 一応そこで強度は稼いでいるってことなんでしょうか。
とはいうものの、やっぱりこの見た目の不安定さたるや・・・。


そういえば、『RR550』ってよく部屋の中であちこちぶつけがちなんですが、これだけ全長が長ければ当然か。



● ネック/指板
・剥がれたポジションマークを再接着。

・ネックの反りは見た感じでは問題無さそう。弦を張り直した際に特に支障なければスルー。(これも私的にはあまり触りたくない領域なので、どうしても必要ならプロに依頼。)


● ブリッジ

『Hard Rocker Pro』という、この世代の Ibanez のオリジナルのシンクロナイズド・トレモロ・タイプです。
あぁ、部品点数多い・・・。
分解掃除だけでも なかなかの手間。

・こちらもメッキの剥がれが目立ちますが、そこはスルー。
・深いところにホコリが溜まっているので、とにかく一旦全部バラして掃除。
・サドルのイモネジや位置調整用ビスは、入手可能なら新品に交換。
・サドル上の弦プレートを固定するビスは、前オーナーが何らかの理由でテキトーな汎用ビスに交換してしまった模様。入手可能なら本来の「黒」に戻す。

このブリッジ、ヘッド側から弦を通して/サドル裏から表へ通して折り返し/プレートで弦を挟んで固定 という片側ロック式になっております。
(ヘッド側のロック無しでどの程度効果を期待してよいのかは分かりません。)
弦高は現状より もう少し下げようとは思っていますが、このブリッジ、「フローティング」前提の仕様ってことなんでしょうか。もしユニットをトップにベタ付けになるまで下げた場合、サドルをかなり不自然な高さまで上げる必要がありそうです。(実際にやってみてないのでアレですが。)


私は シンクロナイズド・トレモロ は『フローティングさせる派』でございます。一応アップ方向が必要なので。
ってゆーか、フローティングさせることが即ち「シンクロナイズド」という意味なのだろうと思ってますし。
ただ、「フローティング」させた状態って理論的には『全ての弦の張力のバランスが取れた(つまりは “ シンクロ “ した)一点』でのみしかチューニングが合わないんじゃないかと思うので、実践的には『奇跡的な偶然』に期待するしかない・・・と思います。
あと、ベンディング(チョーキング)も理屈としては ほぼピッチが合わない気がします。(弦を引っ張り上げれば上げるほど ブリッジが緩んでテンションが下がって来るわけなので。)

更に言うと、ステージで使用する際には弦が切れたら致命的。(固定式ブリッジなら、軽くチューニングし直せば後は強引に乗り切れなくもない・・・はず。)
従って、少なくとも現場までは予備のギターを持ち込むようにしております。

う~む。今更ながら「フローティング」って、よほどアームアップに拘りが無ければ むしろデメリットの方が多い様な気がして来た。
強くピッキングした時の “ 腰砕け “ な感じも なんだか煮え切らない様な・・・ブツブツ・・・・・



え~と。


それはそれとして。
実は、この『RR550』のトレモロ・ユニット、ちょっとした謎が・・・。

ボールエンドが並ぶネック側の縁が湾曲しております。


んが。
同時代の “ 同じモノ “ と思われる『RS1000』の方は湾曲していない。



別仕様?
それとも何らかの事情で前オーナーによって曲げられた??
分厚い鋳造部品だし、もし意図的に曲げたのでなければ本体にも少なからぬダメージを及ぼす “ 大事故 “ だったと思うのですが・・・。

う~〜む。




思いの外 長くなったので、一旦ここで分割。

『その3』に つづく。(予定)




■ FJスズキ ■


未完のギター改造連載企画を抱えているにも関わらず、また要らぬところに足を突っ込んでしまいました。


ひょんなことから「V字型のギターを弾く必要」に迫られ、引っ張り出して来たのが 1983年製『Ibanez RR550』。



‘83年当時はまだ「アイバニーズ」ではなく「イバニーズ」でした。
(未だに「アイバニーズ」って言うのがちょっと照れ臭くて(?)抵抗感ありますけど。)



因みに『RR』は『Rocket Roll』でございます。


当個体は 15年くらい前にネットオークションにて落札。
比較的オリジナルの状態を保っていなくもないのですが、けっこう使い込まれた痕跡もあり。

金具類は “ その後 “ の経年劣化も含めてサビなど目立ちますが、木部は特に大きなキズも無く けっこうよい状態だと思います。
骨董的価値は無いと思うので、実用品としてのコンディションであれば外観などにもそんなにこだわってはおりません。

出品者が見たら「あっ、オレのだ!」と分かるくらいの特徴はあるので、取り引きの記録から私個人が特定されてしまうかも。(まあいいけど。)



これまでにも何度か書いてますが、ギターはそれなりの本数を所有しているものの、決して『コレクター』ではなく。
それぞれ 一本一本 ちゃんと “ 必然性 “ を以て購入している・・・ことになっております。
ってゆーか、少なくとも購入する時点ではそう自分に言い聞かせてます。


とはいえ、日常に「V字型のギターを弾く必要」のある状況なんてのは そうそう転がってはおりません。
あくまで私の内部的な事情に依り、このところ久々に『V字熱』が高まっているというだけのお話。

ホントはどちらかというと「2ハム/固定式ブリッジ」という実利的な切り口の方を優先すべき場面だったのですが、この先の私の人生の中で『V字型』を求める機運が高まる機会はもう二度と訪れないかも知れないと思ったので、こっちを引っ張り出してみたという次第。



なのですが・・・。


あぁ、そうだった。

この『RR550』、購入したまま約 15年間 全くと言ってよいほど弾いてません。
通常はギターを購入したら 新品/中古 に関わらずすぐに弦を張り替えて、素人ながら自分なりのセッティングを施した上で とりあえず飽きるまでは集中的に弾く・・・という流れ。
(飽きちゃダメじゃん。)


ところが、この『RR550』についてはすぐには弾けない事情がございました。

角型のポジションマークの接着が剥がれて浮き上がってしまっていて、まともに弾けない。
指板の R のテンションに負けて 1弦側がほとんどの枚数で浮いてます。

特に上の画像の 5フレットのポジションマーク、しっかり素材の厚み分飛び出していて、2弦/4フレットを押さえて弾くと弦に干渉してしまいます。

オークション出品者の情報では一切触れられていなかったので「あぁ、やられた~。」とは思ったものの、全体的なコンディションはそんなに悪くはないし、「 “ これ(この機種/この個体) “ が欲しい!」という思いも強かったので特にクレームは付けず。

 「ちょちょいと直して使えばいいや。」

くらいの感覚でした。


ただ。
これは先般書いた『Epiphone CASINO ’65年 リイシュー』の時と同様。
長い目で見てちゃんと治した方がよかろうと思った時、ポジションマークを「何で再接着しよう?」というのはけっこう重要な問題。
真っ先に思い付くのは やはり『瞬間接着剤』なのですが、ギター製作の現場でそんな安直な選択がなされているとも思い難い。(← 私の主観です。)
結局、そんなところで二の足を踏んでる内に約 15年・・・。

よくあるパターンです。


そんな事情で「ちゃんと直してから弾こう。」と思い続けていたので、入手した時から一度も弦を替えてません。
私はエレキには『ダダリオ』使いませんので、そこは間違い無さそうです。

あと、感触的に「.09 ~」のセットだと思うので、尚更私の選択ではない・・・はず。


弦はもうサビサビの状態で、1弦を 1音チョーキング(ベンディング)しようとしたら 案の定ナット側で切れました。
(当記事に掲載の画像、1弦が切れているのはそんな事情からです。)


全体をざっと雑巾掛けしてみましたが、細部に残るホコリや汚れが気になるのでちょっと手間を掛けて分解掃除くらいした方がよいな~と。
だったら、ついでに塗装面はコンパウンド掛けまでしてしまおう。
この際 10年くらい前に買ってチューブの中でカピカピの状態になってる タミヤ のコンパウンドも、一掃して新品一式買い直すことにする。
あと、錆びたビス類は汎用パーツで簡単に入手出来るレベルのものなら交換してしまってもよいかも。


・・・と、妄想していたら、ある致命的な不具合を発見!


 ~ ポットが回らない!!


当機のコントロール類仕様は、

 ・2ハム
 ・2V/1T
 ・3Pスイッチ(F/F+R/R)

なのですが、ポットが 3つとも ” 全く “ 回らない。

回りが “ 固い “ とかいうお話ではなく、ガッチリ固着していて私の成せる最大限の腕力を以ってしてもビクともいたしません。

やってるうちにポット固定用のナットの方が緩んで来て、ポット自体が回り始めてしまった。
配線をねじ切らない様にナットを締め直して再挑戦してみましたが、あまり無茶すると今度は ノブのセレーションがぶっ飛んでしまうか/もしくはシャフトが根本のスリ割りのところからポッキリ逝ってしまうか どちらかだろうと断念。


ダメ元ながら、ポットのシャフトと摺動するケースの境目に CRC 5-56 を慎重に垂らしてみましたが、2日間置いても全く緩む気配は無し。

そもそもポットの内部構造を理解してないので、どこがどう固着してしまっているのか分かっておりません。
シャフトの根本とかの浅いレベルではなく、もっと深層の根源的なところから一体化してしまっている感覚です。



う~~む。


ポットの交換・・・。

正直 面倒臭い。



「オリジナル」の温存には特にこだわっていないので、リプレイスメントのパーツを購入して/ハンダ付けし直すだけではあるのですが・・・。

やっぱ 面倒臭い。


これまで、木工では数々の取り返しのつかないアレやコレやをやらかしております。
ただ、割と瞬発力頼みの木工に比べれば、電装系は慎重さでカバー出来るところも少なくない・・・はず。
スキルやセンスは無くとも。

いや、ハンダ付けは “ 瞬発力 “ 要るな〜。


まあ いざとなれば、最終的にはプロフェッショナルにお願いして金で解決・・・・・




えーと。


やれるところまでやってみます。
 

 


・・・と、そんな突発的な思い付きではありますが。


せっかく普段開けないパネル類を開けたり/金具類を外したりという作業が伴いますので、とりあえず「不定期/回数未定」の連載記事としてその顛末を綴ってみたいと思います。
ド素人目線での発見などもあるかも知れませんので。

そしてもし気が向いたら、その他のギターにも手を付けてしまう・・・かも。

 

一応 新たに「テーマ」を設けて、
【連】余計な泥沼(ギターリペア)
にまとめます。

 

 

 


ということで、次回に つづく。(予定)




■ FJスズキ ■

 



『黒川浩和』さん にお誘いいただいて、お初に出演の 静岡鷹匠「セレンディピティ」。
FJスズキ ソロにて。


● 2020年9月26日(土) 静岡 セレンディピティ

出演は、

 ◆ FJスズキ
 ◆ 姫月夕美
 ◆ 黒川浩和

 

の 3組。



『姫月夕美』さん とは数年ぶり。(恐らく 5年ぶりくらい。)
共演・・・というか、浜松「やらフェス」で同じ会場に出演の時からは 6年ぶりでした。


お店も演者もまだまだ手探り状態って感じでしょうか。



ステージは飛沫対策で「温室育ち」な風情に。

違った。
「ビニルハウス育ち」か・・・。(一気に庶民派。)


「タッピング奏法中」ではなく、「カポタスト装着中」です。


そして、久々の このくだり。


そろそろマジメに『マグネシア開放』を目指さねば・・・。



ということで、みなさま おつかれさまでした & ありがとうございました!!




■ FJスズキ ■

 

 


明日です!


★★★★★★★★★★★★★★★★★

  ~  FJスズキ ソロにて出演 ~
 ● 2020年9月26日(土)
  会場:静岡 セレンディピティ
   静岡県静岡市葵区鷹匠 2丁目3-4
  START 19:30
  料金:チャージ 500円+ワンオーダー
  出演:FJスズキ/姫月夕美/黒川浩和



★★★★★★★★★★★★★★★★★


「セレンディピティ」出演はお初でございます。

30分ほど歌わせていただきます。
いや、正味で言うと・・・。

まあ、いいや。



ということで、ご興味と お時間のある方、ぜひ!!

 



■ FJスズキ ■