竹島問題 韓国を見習うべき
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メールマガジン655号 2008/7/18日発行(月・水・金発行)
□□ 竹島問題 韓国を見習うべき □□
「竹島が日本の領土である」という重大なことを教科書の学習指導要領の解説
書に入れることで韓国の反発は相当に大きなものであるかのような報道がなさ
れています。わずか100人程度の抗議行動をテレビで大々的にとりあげるの
も何か変だとは思いますが、駐日韓国大使を一時本国に呼び戻したり、韓国の
反発が相当大きいことも事実です。
こと領土問題に関しては韓国のこのような強硬な態度を見習うべきだと思いま
す。対中国、対韓国の領土問題に関して日本はあまりにも弱腰すぎます。竹島
でも韓国が一方的に要塞のようなものを作って軍事占拠を続けているのを許し
ていて良いとは到底思えません。
北方領土のように戦争のドサクサで取られてしまったわけではないのです。平
和な時代にこのような実効支配を韓国に許したこと自体、大きな問題だと思い
ます。日本の固有の領土であることを国際的に合法化する方向に是非とも持っ
て行くべきでしょう。
事実日本政府は、韓国政府に対して毎年口上書を提出し、国際司法裁判所の審
判を通じた平和的な解決を促してきました。しかしながら韓国政府はこの提案
を拒否し続けています。この韓国政府の拒否に対し日本政府は、「竹島問題は、
国際法に基づいて争うのが筋だが、韓国が拒んでいるのは遺憾」として、事実
の積み重ねに努力はしています。
日本の外交は弱腰外交でした。特に中国・韓国に対してはそれが目立ちます。
また知識人と称する人間もおかしな世論誘導を行ってきました。でも大切なこ
とはキチンと主張してこそ、国際的にも認められるのです。韓国では小学、幼
稚園児にまで竹島領有の正当性を教育しており、“独島はわが領土”という歌
が幼稚園でよく歌われています。私たちも韓国に負けずに、「竹島は日本固有
の領土」と明確にして、子供たちに教えるべきです。
中国や韓国が過去にどれだけ誤った反日教育を行ってきたことでしょうか。そ
れに対して日本は抗議行動を行ってきたでしょうか?今回のことはまさに国内
問題で、他国からとやかく言われる筋合いのものではありません。
「大切な時には毅然とした態度をとる」特に領土問題では一歩も譲るべきでは
ありません。韓国の今回のような強い態度で臨むべきだと思います。
福田内閣支持率低迷
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メールマガジン654号 2008/7/16日発行(月・水・金発行)
□□ 福田内閣支持率低迷 □□
毎月恒例の内閣支持率調査が一斉に行われています。「洞爺湖サミットで多少
とも人気をとりもどしたか」が注目されましたが、残念ながら支持率は横ばい
で、サミットに対する評価も厳しいものでした。
福田内閣の支持率はよほどのことがないかぎり、劇的な上昇があるとは思えま
せん。いまだに福田総理が何をやろうとしているかがさっぱり見えないのです。
内閣改造も取りざたされていますが、内閣改造でまた身辺の怪しげな大臣が誕
生すればますます支持率が下がるばかりです。
一方民主党の支持率もあまりパッとしません。昨今の小沢代表の支離滅裂ぶり
を見ていればこれも当然の結果であると思います。このように民主党の支持率
も低迷しているために自民党内に危機感が一向に広がりません。
「このような人気のない状況では総選挙は出来ない」との認識が行き渡り、さ
まざまな問題を先送りして、衆院の任期満了までダラダラと緊張感のない状態
が続くことでしょう。
次の臨時国会では「問責決議を無視」された民主党はどのような態度に出るの
でしょう。どうやら「審議拒否」はしない方向のようです。それなら問責決議
は一体何だったのでしょうか。臨時国会でも混乱が続くようだと、私たち国民
も断固たる意思表示をしなければいけないと思います。
また自民党の危機感をはかる手段として福田総理が宣言した「道路特定財源の
一般財源化」のあつかいをどのようにするかが注目されます。今度こそ道路族
も重い腰をあげて、シブシブでも一般財源化に踏み込み、予算配分の実利でガ
ッチリと道路財源を守るという方向に走り出さないと、本当に選挙で敗北して
しまいます。
与野党ともに来るべき総選挙で野党が過半数を取ることに失敗すれば、大連合
のような政界再編がかならず来ると見ています。これ以上の国政の停滞をこま
ねいているより、一日も早く総選挙を実施して、本来進むべき道に早く進んで
欲しいと思うようになりました。国政の一日の停滞でも将来に大きな禍根を残
すように思います。
株主総会悲喜こもごも
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メールマガジン653号 2008/7/14日発行(月・水・金発行)
□□ 株主総会悲喜こもごも □□
「悲喜こもごも」この言葉が最も良く使われるのは入試の合格発表の報道など
です。当然合格者もいれば不合格者もいるわけですから「悲喜こもごも」の風
景が見えてあたりまえです。でもこのような異なった人物に対する使いかたは
間違いであるとも言われています。「明暗くっきり」とでも表現すべきなので
しょうか。
では正しい使い方はどうでしょうか。同一人物に対して「悲しみと喜びが入り
交じって訪れる」ということだそうです。その意味で今年の株主総会で「悲喜
こもごも」を感じた事例を申し上げます。
富士通黒川社長突然の退任
黒川社長が就任した5年前には富士通は栄光の絶頂から断崖絶壁に落ち込んだ
苦難の時期でした。就任当時、赤字3825億円、翌15年3月期も1220
億円と連続で巨額の赤字を計上していました。
それを今期、営業利益2000億円を稼ぎ出した立役者が黒川社長だったので
す。まさに「悲喜こもごも」ではありませんか。就任当時、一世を風靡したカ
リスマ経営者から無名の黒川社長へのバトンタッチでした。
一部にその経営手腕を不安視されながら、社員との対話の重視や、選択と集中
の徹底など、実に地道に経営の基本を徹底し、そして今日の見事な回復を見た
のです。そして誰もが会長就任と思っていたところを、経営の第一線から突然
引退することを表明しました。
「65歳になって自分の人生を歩みたいと思った。会社と縁を切りたい」と株
主総会の壇上で宣言したのです。私にはその気持ちが痛いほどわかります。社
長の5年間、燃え尽きるほど打ち込んだのでしょう。見事に仕事をやり遂げて、
爽やかに去る黒川社長に、心から「ご苦労様でした」と申し上げたい気持ちに
なりました。
三菱自動車
今年の株主総会で一株主から次のような発言があったそうです。「あなたの社
長就任時はね、本当に会社がつぶれるかと思った。よくぞここまで来た。感謝
する。」
三菱自動車もやっと今期347億円の黒字浮上に成功したのです。当時72円
の額面の株を購入した人がいたとしたら、大もうけしたことでしょう。私自身
も三菱自動車はつぶれると思いました。
ダイエーが何度もてこ入れを受けながら、ついに自立更正できなかったように、
伝統にアグラをかく三菱自動車がいかに三菱グループの支援があるとはいえ、
経営再建が出来るとは思っていませんでした。今後本当に自立できるかまだ予
断を許しませんが、とにもかくにも「株主総会悲喜こもごも」でこの二つの事
例はなんだか心に明るい灯をともしてくれたような気がします。
それにひきかえ「財政破綻どこ吹くかぜで税金を無駄使いし続ける」お役人の
世界はどうでしょう。政治も混迷の極に達しています。なんとか良い方策はな
いのでしょうか?
洞爺湖サミット終わる 世界は変わった
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メールマガジン652号 2008/7/11日発行(月・水・金発行)
□□ 洞爺湖サミット終わる 世界は変わった □□
洞爺湖サミットが閉幕しました。サミットの評価についてはいろいろですが、
私自身は「世界が確実に変化しつつある」との思いを強くしました。
今回のサミットはサミットを中に挟んで、前日にはアフリカ諸国を招いた会議、
最終日にはインドや中国など新興国を招いた会議も開催され、今までで一番参
加国が多いサミットとなりました。しかもこれだけ多くの国を招いても「ムダ
だ」と思わず、時宜を得たものだとの印象すら感じたのはなぜでしょうか?そ
れは「地球規模の問題は地球規模で解決しなければならない」という事態に直
面しているからです。
今まさしく地球規模での「地球温暖化」「食料高騰による飢饉の恐れ」「原油
高騰によるエネルギーや資源の枯渇」という三つの大きな問題が同時発生して
います。しかも単なる「行過ぎた投機マネー」の範囲を超えて大きな広がりを
見せようとしています。
これはとりもなおさず「中国やインドのような人口の多い国の国民が、貧困か
ら脱し、やっと普通の生活が出来るようになってきた」ことにほかなりません。
少し前の日本の高度成長期の入り口に、これら人口の極めて多い国がさしかか
ってきたのです。当然生活水準が上がりますので、エネルギー消費を初めとす
る、資源や食料の消費が爆発的に増加します。これに近い将来アフリカが加わ
るとさらに恐ろしい勢いで「爆食」が始まるのです。
このような素地があるからこそ「バクチマネー」も原油や食料に殺到している
のです。ですからこれらの問題解決にはより多くの国が関与しなければ一部の
先進諸国の力だけではどうにもならない状況に来ていると言えるでしょう。逆
の言い方をすれば、今まで人口比率で15%程度の先進諸国が世界の富や資源
を独占していたとも考えられます。これからはそうも行きません。世界は大き
く変わってきました。このような変化の激流の中で私たちはどのように立ち向
かって行くべきなのか真剣に考えなくてはならないと思います。
まさにダーウインの法則で「変化に対応できるもののみが生き残ることが出来
る」時代へと突入してきました。でも面白い時代でもあります。うんと頭を使
って生き延びようではありませんか。
追伸:サミットに関する報道で、テレビ朝日古館キャスターの実に底の浅い視
聴率狙いのコメントにはウンザリを通り越して強い嫌悪感を感じました。報道
番組と標榜するならもっと真面目にやって欲しいです。
洞爺湖サミット うーん!
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メールマガジン651号 2008/7/9日発行(月・水・金発行)
□□ 洞爺湖サミット うーん! □□
日本が議長国の洞爺湖サミットが開催されています。色々な面で考えさせられ
ることが多いです。何と表現して良いのか?「主要国の力の低下」とでも申し
ましょうか、「主要国のやる気のなさ」といいましょうか。
洞爺湖サミット最大の議題は環境問題ですが、CO2削減の数値目標を設定するに
も、総排出量の主要国が占める比率は下がる一方です。中国やインドのような
新興国の影響がここにきて大きな力を持つようになりました。このような影響
力の大きな国を無視して主要八カ国だけで決めることは出来ません。
さらに削減に熱心な欧州、なかんづくフランスはこの機会に原子力発電を売り
込もうと、環境問題とは別の観点から、CO2削減に異常に熱心です。環境よりも
経済優先ですね。
それから環境問題は大切だとは思いますが、昨今の最大関心事は原油と穀物の
高騰です。「環境が救われた頃には食糧危機で人類が半減している」ことにも
なりかねません。今サミットとして最優先課題があるとすれば、それは原油と
食料問題でしょう。
アメリカがその気になれば、食料のバイオ燃料化など即刻停止できるのです。
さらに英国と米国が本気になれば原油や穀物などの商品市場へのバクチ・マネ
ーの流入を止めることだって可能です。まさに先進八カ国が緊急に取り組むべ
き課題で、存在感を示すことが出来る絶好の機会だのに全く有効なる手を打と
うとしている気配すらありません。
サミットは裏方さんが一年間大議論をして、議題と落としどころを探っていま
すので、今回の原油や食料の高騰のような「最近大きな問題に発展した事項」
には機動的に取り組むことが出来ないようです。サミットをうんと簡素化して、
主要八カ国首脳の懇親の場に限定し、ここで培った人脈で、個別の問題につい
て気安く日頃から意見交換や有効な政策協調を行うことが出来る土壌つくりの
場に戻すべきではないでしょうか。
ブッシュの失政
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メールマガジン650号 2008/7/7日発行(月・水・金発行)
□□ ブッシュの失政 □□
ブッシュ大統領の任期も終わりが近づいてきています。8年間の最大の失政と
いえばイラク戦争であることは誰もが認めるところです。でも目立たないとこ
ろにも大きな失政があります。
その第一は世界を混乱にたたき込んだ「サブプライム・ローン問題」です。も
ちろんお行儀の悪い金融機関の「マネーゲーム」に名をかりた詐欺的行為が直
接の原因ではありますが、それを煽ったのがブッシュ政権です。「低所得者層
に持ち家を」との一大キャンペーンを行い、住宅価格の上昇を経済政策の中心
におきました。
そして誇らしげに「今まで自分の家を持てなかった人々が、家を持つようにな
った」と胸をはっています。ブッシュ政権と、サブプライム・ローンを計画し、
遂行した勢力との直接のつながりを、究明するだけの力を私は持ちませんが、
ブッシュ政権がサブプライム・バブルを煽ったことだけは事実です。
その第二は「バイオ燃料」です。貴重な食料を燃料にする。しかもガソリンへ
の混入比率を定めたり、バイオ燃料の目標値を定めて推進させたことも事実で
す。その根底にはアメリカの重要な産業である農業保護の側面があることは否
めませんが、その結果「バクチマネーが食料分野を狙う」土壌整備が出来て、
世界中の人々が食料の高騰で悩んで、暴動まで起こっています。
アメリカは即刻「バイオ燃料推進」政策をやめるべきだと思います。そのよう
な強い意思表示だけで、バクチマネーは食料分野から引き上げるかも知れませ
ん。
詳細を書く紙面がありませんが、私は環境対策としての「バイオ燃料推進」な
かんずく貴重な食料を燃料に転換することは地球資源的に見て問題ありと考え
ています。
「イラク戦争の失敗」と「外交上の手柄をあせるため」に北朝鮮への大幅譲歩
による拉致問題の棚上げ、そしてサブプライム・ローン問題に、食料高騰と、
ブッシュさんは私たちに直接影響する失政をこんなにも多くやってくれたのか
と嘆きたくなる思いです。
日本の政治も混迷を極め、だらしがないことおびただしいですが、世界のリー
ダであるアメリカ大統領の失政がここまで私たちの生活を脅かすようでは困っ
たものです。来るべき大統領選挙で、オアバマ候補ではありませんが「チェン
ジ」を本気で取り組んで欲しいものです。
景気は後退する
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メールマガジン649号 2008/7/4日発行(月・水・金発行)
□□ 景気は後退する □□
7月1日から値上げラッシュです。ガソリンはついに180円を突破しました。
今回の値上げの特徴はエネルギと食料に値上げが目立つことです。世界を荒ら
し回っている「バクチマネー」のおかげでこのような悲惨なことになりました。
そして問題なのは、値上げした品目が「生活必需品」ですから、弱者に厳しい
値上げとなりました。その一方で給与の上昇は期待出来ません。二十世紀後半
は「物価も上昇するが、賃金も上昇する」いわゆるインフレでしたから、「借
金をしても、時間がたてば返済がとても楽になる」というものでした。
でも二十一世紀に入って、このようなことは久しくありません。そして今度の
値上げラッシュです。私たちの消費行動はどうなるかと言いますと、当然のこ
とながら「節約、そして節約」へと向かいます。ですから景気が後退するのは
火を見るよりもあきらかです。
また「消費は美徳なり」と借金を重ねながら消費を楽しんでいたアメリカで、
自動車販売が大幅に落ち込みました。世界の消費の牽引車であるアメリカの失
速は世界的な景気後退を招くことは必死です。全世界に景気後退をバラマクこ
とでしょう。
これから私たちはまさに正念場を迎えます。「変化に対応できるものだけが生
き延びる」ダーウインの法則そのものの時代になるでしょう。「知恵があって
も、力があっても」変化に対応できなければ生き延びることが出来ません。
中には不心得ものが「偽装」で生き延びようとしたり、ヤマダ電機のように「
タダ働き」をさせることで労務費を節約したりするものも出てきますが、長続
きせず、不具合の発覚と同時に奈落の底に落ち込む可能性が大いにあります。
それもこれも自然の摂理です。
でもこの厳しいダーウインの法則から、ひとり除外されている人種がいます。
それが「お役人と政治家」が必死になった守る「税金のムダ使い王国の住人」
です。医療も年金も介護も行き詰まりを見せて、大幅増税が不可避な時に、政
治不在でお役人だけがしぶとく生き延びることを許しているのです。
つい先日のテレビ番組でも廃止のはずの「緑資源機構」がたくましく焼け太り
している姿が紹介されていました。どこまで税金のムダ使いを続けるつもりな
んでしょう。「共汗共苦」の精神は一体どこへ行ってしまったのでしょう。よ
り厳しい監視の目が必要です。
虚業と実業を分けよう
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メールマガジン648号 2008/7/2日発行(月・水・金発行)
□□ 虚業と実業を分けよう □□
相変わらず原油の高騰がとまりません。食料の価格高騰とあいまって、虚業が
おりなすバクチ場に翻弄されています。本来「物の値段は需要と供給によって
決まる」ことは誰でも知っています。でもそれは実業の世界での話しです。
紙幣はただの紙切れに過ぎません。各国の中央銀行が「ただの紙切れに信用を
与え、本来必要とする金額の何倍」もの紙幣を供給するものですから、莫大な
余剰資金は地球を暴れ回り、壮大なバクチ場を形成しています。
しかもバクチマネーは極めて不透明で「どこをどのように回っているか」良く
わかりません。今こそ世界中が知恵を絞って「バクチマネーの流れ」を解明し、
誰の目にもわかるようにすべきではないのでしょうか。株価指標や為替レート
のようにバクチマネー指数などで明確に出来ないものでしょうか。
自由競争とは公正なルールに従って、正々堂々と勝負すべきものです。それが
さっぱりわからない闇の中でうごめいて良いものだとは思いません。その上に
このような暗闘が私たちの生活に影響を及ぼされてはたまったものではありま
せん。まずヘッジファンドに対して銀行や証券会社のように「情報の開示」を
義務つけることです。そして銀行や証券会社のように「守るべき基本ルール」
を定め、規制を加えることだと思います。
もう一つの考え方は「バクチはバクチ場でしか出来ない」ようにすることだと
思います。現実にカジノは世界各国で厳しく規制されています。マネーゲーム
は虚業の世界でのみ活動を許可し、実業の世界とは隔離するのです。例えば原
油取引などは「必ず現物を購入し、タンクに購入した原油を引き取る」すなわ
ち現物取引に限定するのです。食料などの商品取引も同じです。そして実業の
世界への投機マネーの流入を厳しく規制するのです。
それが無理ならヘッジファンドなどのファンドは情報を逐一公開し、「小さな
マネで大きなマネーを動かす」いわゆる「レバレッジ(梃子の原理)」の倍率
に規制をかけて天井を決めることです。「バクチのカケ率に上限を定める」の
です。このほかにも色々なアイデアがあるでしょう。ここに述べたのは素人の
荒唐無稽な案です。
でも世界中の英知を集めて、「虚業が実業に影響を与える」ことを断固規制す
べき時がきているのではないでしょうか。色々言っても始まりませんから、ま
ずヘッジファンドに情報を開示させることからでも早急に始めて欲しいと思い
ます。
納得して生きる
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
メールマガジン647号 2008/6/30日発行(月・水・金発行)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
□□ 納得して生きる □□
NHKの番組で「死を迎えるためのホスピス」で笑顔を振りまきながら患者と直面
するスーパー看護士の活躍が紹介されていました。その真剣な姿に感動を覚え
ました。中でも印象に残っているのは、患者さんとたえず真剣勝負の対話を繰
り返し、決して同情や慰めることなく、患者さんが自らの力で、残されたわず
かの期間を「納得して生きる」ようにする看護士さんの懸命な姿でした。
ふと私は定年後第二の人生をおくる私のような人々のことを思い浮かべました。
まだまだ死と直面するには時間が有り余るほどある人たちのことです。毎日毎
日を「惰性で生きる」のではなくて「納得して生きる」ことが大切だなと思い
ました。
ではそのためにはどうすれば良いのでしょうか。どのような単純なことでも、
何か目標を持つことではないでしょうか。特に80歳を超える高齢者は身体的
に日々衰えを感じています。少しでも長く、健康状態を保つために、歩行訓練
や、ささやかな筋肉トレーニングなどをすることも良いことでしょう。
そしてその実証の場として例えばクルーズに参加して「思う存分ご馳走を食べ、
人とふれあい、気分を一新するのだ・・・」でも良いと思います。
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm
でもさらに若い定年を迎えたばかりの人たちにはもっともっと豊かな定年後の
人生を過ごすことが可能だと思います。キーワードは「納得して生きる」です。
そして何をすれば「納得して生きる」ことができるのかの「自分探しの楽しい
旅」ではないでしょうか。
一緒に考えて見ませんか。次のURLを見てください。
http://www.inox-tabi.com/geekfuji/
本も出版しました。
http://www.inox-tabi.com/book/index.html
原油高騰「我慢で克服」
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メールマガジン646号 2008/6/27日発行(月・水・金発行)
□□ 原油高騰「我慢で克服」 □□
原油や食料の高騰は実際の需給関係よりはサブプライム問題で行き場を失った
投機マネーの流入によるものであることが定説となっています。
先日サブプライム問題に関するNHKの番組が実に分かりやすく事態を解説してい
ました。サブプライム・ローンは本来、家を持つことが出来ない低所得者層に
家を持たせたことが直接の原因です。どうしてそのようなことが出来るかとい
うと、そこに魔法がありました。
「最初の数年は極低金利でその後金利が段階的に上昇する住宅ローン」がその
秘密です。これだけなら日本の住宅金融公庫も一時採用していた方法です。と
ころがアメリカの場合、最初の数年間が過ぎ、金利が上昇して支払いが困難な
時期に到達すると、新たなローンに組み替えるのです。
なぜそのようなことが出来るかというと、住宅の担保価値が年々高まって、よ
り多くの額のローンが組めるのです。そして金利が上がる時期が来るたびに借
り換えを続けていれば永遠に極低金利でローンが組めるという魔法の仕組みだ
ったのです。このようなリスクの高い債権はだれも相手にしませんが、優良債
権と組み合わせ証券化する手法(毒を薄める)で信用度を高め世の中に流通さ
せました。
そして銀行は支払い能力など全く審査せず、低所得者層へどんどんお金を貸し
付けたのです。でも住宅価格が永遠に上昇することはありません。住宅価格が
下がり始めたとたんに当然破綻しました。マネーゲームとはこのような詐欺ま
がいのものです。
ですから原油の高騰に対しても「限りある資源を守る」との立場から私たちが
不退転の決意を示せば原油の需給が緩和し、投機マネーは逃げ出してゆきます。
ガソリン価格が上昇すれば、私たちは不要不急の車利用を控えガソリンの購入
を控えるのです。多少の利便性は犠牲にしてもガソリンや軽油の使用を減らせ
ば良いと思います。
今こそ陸上輸送を極限まで減少させ、船による輸送に切り替えます。宅急便が
翌日配達されるというような贅沢を排除するのです。コンビニやスーパへの商
品輸送回数も減らし「欠品があるのが当たり前」に慣れることです。燃料高に
音を上げて漁船が一斉休業するのも良いではありませんか。
さらに原油の高騰で、日本が世界に誇る「省エネルギ技術」もさらに前進しま
す。今までの贅沢なエネルギ消費をやめ、不便な生活にもどる!スローライフ
のすすめが今こそ要求されるのではないでしょうか?