美術、内申点アップへの道 デザイン編③ | 教科別専門教室FiveSchools OFFICIAL BLOG

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新谷です。
美術対策デザイン編、今日でひとまず最終回です。

前半では構図と色などで「良い感じになりやすい」方法をお話ししましたが、次は「これを気にしないとクオリティーが下がるぞ」というお話になります。

 

手書きフォント

①文字こそ綺麗に

授業でポスターや何らかの表紙を作るものが割とよくあるようですが、この場合はフォントのデザインもしっかり考える必要があります。
にもかかわらず、下手な人は下書きもせずにびゃ~っと適当に書いて提出、みたいなこともざらです。

何で絵はちゃんと下書きするのにフォントは一発書きするのか…

デザインとして文字を入れる場合は文字を「書く」というより、絵と同様に「描く」ものだと思った方が良いです。

最初はデッサンの時と同様に、すぐに消せるくらいの薄い線であたりを付けて、それにぴったり合わせて文字を入れていきます。



フォントの場合は直線や均等な幅であたりを作ると綺麗な形の文字ができます。
(画像はすべて直線で文字を作っていますが、曲線などで作っても勿論OK)


②絵との相性を考える

 

どんなにきれいにフォントを作れても合わせる絵と合わなければ完成度は下がってしまいます。
全体的なバランスを見て、線の太さや角の丸さ、色などを必ず整えてください。

 

 

見直しと修正

①必ず遠くから確認

デッサンの時にも同じことを言いましたね。それだけ大事だということです。

ポスターなんて歩いているときにふと目に映るだけがほとんどですから、何となしに見てどれだけ目を惹かれるかが重要になります。
遠くから見て、塗り残しがないかや、メインははっきりしているか(逆に変に目立ちすぎてないか)などを確認して微修正していきましょう。


②線はいくらでも書き足してOK

最初の線画までは綺麗に描けたのに色を塗ったらなんか微妙な仕上がりになった……

と困ったことはありますでしょうか。

落ち着いて聞いてください。そういう時は線も微妙になってます。

厳密には、線画だけの時は実際良かったのが「色を塗った瞬間に微妙になった」ということが多いです。

この時にも関係するのが「メリハリ」。

塗られていない紙の白地と、線の色との明暗の差で線が目立っていた所から、着色したことによりそのバランスが崩れて仕上がりがぼけてしまった、というのが良くある流れになります。



「色を塗った後に線を書き足したらダメ」なんてルールはありません。
色がついた状態でも線がはっきりわかるように書き足してください。

こんな感じでしょうか。

美術、と言ってもデッサンや着彩、デザイン、立体造形など様々なジャンルがあり、「デッサンは得意だけどデザインは苦手」なんて生徒もいます。

ただ、今回説明したように「構図やメリハリにこだわる」、「遠くから見て修正」など、実際に気を付けるべき点は案外共通していたりします。

勿論、もっとクオリティーを上げるには個性や斬新さなども必要になりますが、まずは今回述べた内容を意識すると少なくとも技術的な「苦手」は改善されると思いますので、是非試してみてください。

ではでは。

 

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