さて、前回は「公共交通を利用している時間に単語帳などを勉強してみては」というお話を書きましたが、「通学時間=公共交通を利用している時間」ではないですよね?
今日は「徒歩で通学している時間」についてです。
さすがに、歩きながら単語帳を見るのは安全性の観点から積極的にはお勧めできません。
(高校時代、最寄り駅から高校までの道のりでは、歩きながらチャートや教科書、単語帳などを見ながら歩いている人はよく見かけましたが…。)
ここで私がやっていたのは、「英語のリスニングとシャドーイング」です。
イヤホンをしていても外の音がきこえるようにはしていました。
具体的に何を聞いていたかといいますと、単語帳に付属しているCDの音声や教科書本文の音声、学校で使用した長文問題集の音声です。
まず、単語帳に付属しているCDの音声について。
公共交通を利用している時間に単語を勉強し、そのあと音声で発音の確認と暗記が十分できているかの確認をしていました。
多くの単語帳に付属している音声では、それぞれの単語について「英語→日本語」と「日本語→英語」を読み上げてくれると思います。「英語→日本語」の場合では、英語が読み上げられたらすぐに日本語の意味が思い浮かぶかを確認します。
逆もまた然りです。
音声に先に言われてしまったら負け、みたいなゲーム感覚でできる勉強法ですので、是非試してみてください。
次に、教科書本文や長文問題集の音声について。
これについては、事前にある程度本文の音読を重ねておく必要があります。
さすがに、いきなりシャドーイングをやってもスピードについていけないことが多いので…。
それでは、事前に音読をした前提でのやり方です。
まず、リスニングですべての単語が聞き取れているか、意味を正確に理解できるかを確認します。
曖昧な箇所があれば、信号待ちのときにサッと確認するか、学校に到着してから確認します。そのまま放っておかないことが大切です。
これがクリアできていたら、シャドーイングに入ります。さすがに外ですから、声は出しません。ブツブツと口を動かすくらいです。高校生活の途中からはマスク生活でしたから、多少口を動かしていても気にならなくなりました。
シャドーイングを行うことで、自分がどの部分でつまずきやすいのか、つまりどの部分の理解が不十分なのかを明確にすることができます。その部分については、本文を自分のペースで音読しなおし、徐々にスピードを速くしてシャドーイングができるレベルまでやり直しました。
リスニングとシャドーイングを通学時の習慣にしてしまえば、単語テストや定期試験の対策だけでなく、リスニング試験対策も習慣的に行うことができます。
歩きながらも頭をフル回転させて、時間を有効に使いましょう!
くれぐれも、周囲の交通状況にはお気を付けください。
それでは次回、ようやく「高校生活でやらなくてよかったこと」をご紹介いたします。
ぜひこちらもお読みください。
では。
(次回へつづく)
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