ワイエスのクリスティーナさん
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クリスティーナさん、このモデルとなった時、50歳越えているとは
知りませんでした。
ワイエス 『 クリスティーナの世界 』 1948 MoMA蔵
東京国立博物館の現在の近代絵画所蔵品展
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先日、ロスコ展の帰りに東京国立博物館へ寄って、所蔵品展を鑑
賞してきました。本館18室、1階の左側。所蔵の近代絵画がたくさ
ん展示されるというのではなくて、博物館の1ジャンルの部分が1
室に出されるという形です。
今回のお目当ては、再度じっくりと拝見したく、
上村松園 『 焔 』 1918 (T07) 190.9*91.8
日本画の人物画は、等身大+αのサイズで描かれるものがあ
ります。+αですし、地面よりも少し高い位置に掲載されるので、
観ている人からは、「自分よりも大きい人」に感じられます。
だから、生身の感があって、迫力があるのです。
この作品、怖かったです。されど、品のある生霊です。
恐ろしさよりも品の方が、微妙にまさっているように描いてあり
ます。
しかし、先日ご紹介した、大川美術館蔵の 『 螢 』 を描いた同
じ人の手によるものとは思えないですね。
下村観山 『 修羅道 』 1900 (M33)
地獄絵巻です。
最後に出てくる鬼が、ディアブロのボスキャラのようで(とか言っ
ても、ここでは、知る人少ないですよね ^^;;)、これも怖ろしき絵
です。
次は初顔合わせ。
横山大観 『 雨後 』 1919 (T08)
中沢弘光 『 霧(裸婦)』 1907 (M40)
安井曽太郎 『 自画像 』 1906 (M39)
HPに追加反映させました。
本館18室で、6.14(日)まで展示。
東京国立博物館の近代絵画は、もう少し展示室の割り当てを増や
して常設的に展示してあると、ありがたいんですけどねぇ。。。
ベルギー王立美術館 その4
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その4は、アンソール、ゴッホ、スーラ、レイセルベルヘ をアップ
しました。
さて、この美術館の設立は 1803年となっています。
しかし、その設立の経緯は特殊です。
起源は、ブリューゲルやルーベンスなどに代表されるフランドル
絵画。フランドルとはフランドル地方のことで、英語読みではフラ
ンダースになります。そう、「フランダースの犬」の舞台です。そ
ういえば、あの主人公は画家を目指していたのでしたね。
18世紀末までは、それらの絵画は教会や宮殿などにあったわけ
ですが、ナポレオンが現ベルギーの地を占拠するや、それらの美
術品を取り上げてルーヴル宮へ持ち帰ったのでした。ところが、あ
まりにも大量の品々がルーヴルの中にあふれかえってしまったた
め、ナポレオンはブリュッセルに美術館を設立して、ここに作品を
納めることにしたのでした。
ある意味、創設のコレクターはナポレオンであったと言えるのかも
しれません。
そうこうするうちに、1814年にナポレオンは失墜してしまい、そして
1831年にベルギーは独立します。こうして、美術館は王立の美術
館として運営されることとなり、1887年に現在の古典美術館の建
物が完成するのでした。
続く。
ブリューゲル(父) 『 イカロスの墜落 』 1556-8 73.5*112.0
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オルセー美術館展
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オルセー美術館展。
といっても1年後の話しです。
日時: 2010.5.22(土)- 8.16(月)
場所: 東京、国立新美術館(火曜休館日)
主催: 日本経済新聞
テーマは「後期印象派」とのこと。
ルソー 『 蛇使いの女 』 1907 169.0*189.5
詳しい情報が公開されてきたら、都度、アップしていきます。
東京インタラクティブ・アド・アワード
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今年で第7回になります。
http://tokyo.interactive.ad.awards.jp/index.html
受賞作の発表は4月の終わりに出ていたので、ちょっと遅れましたが
6月末にカンヌ国際広告祭があって、この中から、何か受賞すること
があるかもしれませんので、載せておきます。
http://tokyo.interactive.ad.awards.jp/Results09/list.html#01
ココのブログでも、郵政事業の「郵便年賀.jp」や、NECの「MEDIAS」
が出ていた時に、「すごいですねー」というコメントを書きましたが、
それらも受賞になっていました。^^
賞全体では、ユニクロとかユニリーバとかの複数受賞が多く、ちょっ
と偏ってないかなぁ? という感はありますけれど、1年間気づいてな
かった秀作も振り返って鑑賞できますから、良いですね。
from シカゴ美術館

シカゴ美術館からの新着情報で、マティスの『 川辺の水浴者たち 』
の新館展示設定状況を YouTubeで配信中、とありました。
良い作品だなぁー。
実物を観てみたい!
from ベルギー王立美術館: マグリット美術館
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ブリュッセルのベルギー王立美術館の近くに、新たに「マグリット
美術館」が、もうすぐオープンされるので、その話題をお先に。
ベルギー王立美術館は、古典美術館と近現代美術館、それに、
ヴィールツ美術館とムニエ美術館からなっています。これに、新
たに、マグリット財団などと協力して造られた「マグリット美術館」
が、来る6月2日に開館となります。
5月30日には前夜祭が開催されるとのこと。
↓ こちらのページに行くと、「工事中」となっていますが、新館の
展示室をバーチャルリアリティ化した動画が掲載されています。
(ページの一番下に英語版があります)
http://www.musee-magritte-museum.be/
キャッチフレーズが、" This is not a museum " ですって。^q^
170点ほどが展示されるそうです。
その中身を観ていると、現在、ベルギー王立美術館に所蔵・展示さ
れているマグリット作品は、全部、こちらへ移るようです。
マグリット 『 光の帝国 』 1954 146.0*114.0
マグリット: ベルギー王立美術館 その3
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ベルギーといえば、マグリットですね。
ココの所蔵、豊富です。
代表作の一つ、『 光の帝国 』という作品は、同名のものが22点
あるとのこと。MoMAのとベルギーの他に、あとは、どこにある
のでしょう? これも、少しずつ探していきましょう。
ベルギー王立美術館は長~い歴史を持った美術館。その経緯も
紹介しないといけませんね。
マグリット 『 アルンハイムの領地 』 1962 146.0*114.0
from ホイットニー美術館
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ホイットニー美術館の新着情報は、いつも、いわゆる「ペラ1枚」
の紹介なので、それ以上紹介しようが無いことが多いです。
ところが、今回のは、映像がありますから、楽しめますよ。
こういう紹介、増えて欲しいですね。
■ ジェニー・ホルツァー「 PROTECT PROTECT 」展
http://whitney.org/www/holzer/index.jsp
暗い部屋の中で、発光ダイオードの光が走るテクノなアートは、
もともと静止画では説明しようがありません。映像をもって、作
品自体がどういうものか分かりますね。
結構、派手派手な作品です。
Jenny Holzer ( 1950- ): 日本語 Wikiありました。
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/ジェニー・ホルツァー
from ストックホルム近代美術館
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■ クレイ・ケッター展
http://www.modernamuseet.se/v4/templates/template1.asp?lang=Eng&id=4149&bhcp=1
Clay Ketter氏 ( 1961- ) : アメリカ生まれで、長年、スウェーデン在住の人。
初めて知りましたけど、展示会紹介ページを観ると、四角形の面と色彩で
構成された作品が、いい感じです。
気にしておこう、と思いました。^^




