FishEyeArt blog -32ページ目

ワイエスのクリスティーナさん

こんにちわ。FishEyeアートです。 くもり


クリスティーナさん、このモデルとなった時、50歳越えているとは
知りませんでした。


Christina's World AllPosters


 ワイエス 『 クリスティーナの世界 』 1948   MoMA蔵


東京国立博物館の現在の近代絵画所蔵品展


こんばんわ。FishEyeアートです。 オバケ


先日、ロスコ展の帰りに東京国立博物館へ寄って、所蔵品展を鑑

賞してきました。本館18室、1階の左側。所蔵の近代絵画がたくさ

ん展示されるというのではなくて、博物館の1ジャンルの部分が1

室に出されるという形です。


今回のお目当ては、再度じっくりと拝見したく、


上村松園 『 焔 』 1918 (T07)  190.9*91.8


 日本画の人物画は、等身大+αのサイズで描かれるものがあ

 ります。+αですし、地面よりも少し高い位置に掲載されるので、

 観ている人からは、「自分よりも大きい人」に感じられます。


 だから、生身の感があって、迫力があるのです。


 この作品、怖かったです。されど、品のある生霊です。
 恐ろしさよりも品の方が、微妙にまさっているように描いてあり
 ます。


 しかし、先日ご紹介した、大川美術館蔵の 『 螢 』 を描いた同

 じ人の手によるものとは思えないですね。



下村観山 『 修羅道 』 1900 (M33)


 地獄絵巻です。

 最後に出てくる鬼が、ディアブロのボスキャラのようで(とか言っ
 ても、ここでは、知る人少ないですよね ^^;;)、これも怖ろしき絵

 です。



次は初顔合わせ。


 横山大観  『 雨後 』 1919 (T08)
 中沢弘光  『 霧(裸婦)』 1907 (M40)
 安井曽太郎 『 自画像 』 1906 (M39)


 HPに追加反映させました。



本館18室で、6.14(日)まで展示。


東京国立博物館の近代絵画は、もう少し展示室の割り当てを増や

して常設的に展示してあると、ありがたいんですけどねぇ。。。


ベルギー王立美術館 その4

こんばんわ。FishEyeアートです。 宝石白


その4は、アンソール、ゴッホ、スーラ、レイセルベルヘ をアップ

しました。



さて、この美術館の設立は 1803年となっています。

しかし、その設立の経緯は特殊です。


起源は、ブリューゲルやルーベンスなどに代表されるフランドル

絵画。フランドルとはフランドル地方のことで、英語読みではフラ

ンダースになります。そう、「フランダースの犬」の舞台です。そ

ういえば、あの主人公は画家を目指していたのでしたね。


18世紀末までは、それらの絵画は教会や宮殿などにあったわけ

ですが、ナポレオンが現ベルギーの地を占拠するや、それらの美

術品を取り上げてルーヴル宮へ持ち帰ったのでした。ところが、あ

まりにも大量の品々がルーヴルの中にあふれかえってしまったた

め、ナポレオンはブリュッセルに美術館を設立して、ここに作品を

納めることにしたのでした。


ある意味、創設のコレクターはナポレオンであったと言えるのか

しれません。


そうこうするうちに、1814年にナポレオンは失墜してしまい、そして
1831年にベルギーは独立します。こうして、美術館は王立の美術

館として運営されることとなり、1887年に現在の古典美術館の建

物が完成するのでした。


続く。


Fall of Icarus AllPosters


ブリューゲル(父) 『 イカロスの墜落 』 1556-8  73.5*112.0



フランダースの犬 (岩波少年文庫 (114))/ウィーダ

¥672
Amazon.co.jp

オルセー美術館展

こんばんわ。FishEyeアートです。 フグ


オルセー美術館展。
といっても1年後の話しです。


日時: 2010.5.22(土)- 8.16(月)
場所: 東京、国立新美術館(火曜休館日)
主催: 日本経済新聞


テーマは「後期印象派」とのこと。


蛇使いの女 AllPosters


ルソー 『 蛇使いの女 』 1907  169.0*189.5


詳しい情報が公開されてきたら、都度、アップしていきます。



東京インタラクティブ・アド・アワード

こんにちわ。FishEyeアートです。 雨


今年で第7回になります。
http://tokyo.interactive.ad.awards.jp/index.html


受賞作の発表は4月の終わりに出ていたので、ちょっと遅れましたが
6月末にカンヌ国際広告祭があって、この中から、何か受賞すること
があるかもしれませんので、載せておきます。
http://tokyo.interactive.ad.awards.jp/Results09/list.html#01


ココのブログでも、郵政事業の「郵便年賀.jp」や、NECの「MEDIAS」
が出ていた時に、「すごいですねー」というコメントを書きましたが、
それらも受賞になっていました。^^


賞全体では、ユニクロとかユニリーバとかの複数受賞が多く、ちょっ
と偏ってないかなぁ? という感はありますけれど、1年間気づいてな
かった秀作も振り返って鑑賞できますから、良いですね。


from シカゴ美術館

こんばんわ。FishEyeアートです。 カエル

シカゴ美術館からの新着情報で、マティスの『 川辺の水浴者たち 』
の新館展示設定状況を YouTubeで配信中、とありました。



良い作品だなぁー。
実物を観てみたい!

from ベルギー王立美術館: マグリット美術館

こんばんわ。FishEyeアートです。 ドア


ブリュッセルのベルギー王立美術館の近くに、新たに「マグリット
美術館」が、もうすぐオープンされるので、その話題をお先に。


ベルギー王立美術館は、古典美術館と近現代美術館、それに、

ヴィールツ美術館とムニエ美術館からなっています。これに、新

たに、マグリット財団などと協力して造られた「マグリット美術館」

が、来る6月2日に開館となります。


5月30日には前夜祭が開催されるとのこと。


↓ こちらのページに行くと、「工事中」となっていますが、新館の
展示室をバーチャルリアリティ化した動画が掲載されています。
(ページの一番下に英語版があります)
http://www.musee-magritte-museum.be/


キャッチフレーズが、" This is not a museum " ですって。^q^
170点ほどが展示されるそうです。


その中身を観ていると、現在、ベルギー王立美術館に所蔵・展示さ
れているマグリット作品は、全部、こちらへ移るようです。



L'Empire des Lumieres, 1954 AllPosters


マグリット 『 光の帝国 』 1954  146.0*114.0

マグリット: ベルギー王立美術館 その3

こんばんわ。FishEyeアートです。 富士山


ベルギーといえば、マグリットですね。
ココの所蔵、豊富です。


代表作の一つ、『 光の帝国 』という作品は、同名のものが22点
あるとのこと。MoMAのとベルギーの他に、あとは、どこにある
のでしょう? これも、少しずつ探していきましょう。


ベルギー王立美術館は長~い歴史を持った美術館。その経緯も

紹介しないといけませんね。



アルンハイムの領地 AllPosters


マグリット 『 アルンハイムの領地 』 1962  146.0*114.0


from ホイットニー美術館

こんにちわ。FishEyeアートです。 信号機


ホイットニー美術館の新着情報は、いつも、いわゆる「ペラ1枚」
の紹介なので、それ以上紹介しようが無いことが多いです。


ところが、今回のは、映像がありますから、楽しめますよ。

こういう紹介、増えて欲しいですね。


ジェニー・ホルツァー「 PROTECT PROTECT 」展
  http://whitney.org/www/holzer/index.jsp


 暗い部屋の中で、発光ダイオードの光が走るテクノなアートは、
 もともと静止画では説明しようがありません。映像をもって、作
 品自体がどういうものか分かりますね。


 結構、派手派手な作品です。

 Jenny Holzer ( 1950- ): 日本語 Wikiありました。
  → http://ja.wikipedia.org/wiki/ジェニー・ホルツァー


from ストックホルム近代美術館

こんばんわ。FishEyeアートです。 王冠2



クレイ・ケッター展
  http://www.modernamuseet.se/v4/templates/template1.asp?lang=Eng&id=4149&bhcp=1


 Clay Ketter氏 ( 1961- ) : アメリカ生まれで、長年、スウェーデン在住の人。


 初めて知りましたけど、展示会紹介ページを観ると、四角形の面と色彩で

 構成された作品が、いい感じです。


 気にしておこう、と思いました。^^