・・・・・・・っということで、孤独な老後生活が確実なぼくにとって、ペットを飼うか飼わないかは切実な問題であります。
犬とは別に、猫も選択肢の一つです。
猫は飼ったことがないので、全く未知の世界です。
そこで、最大の疑問があります。
それは:
1)猫は放し飼いなのか?
2)猫は外に出さず室内で飼うことになっているのか?
猫を飼っておられる皆さんには、何を今さらという疑問でしょう。
昔は野良猫が当たり前でしたが、今は飼い猫が大部分でしょう。
ぼくの理解では飼い猫でも、基本は放し飼いだと信じて疑いませんでした。
その認識はNGだという意見に接し、???となったのです。
だって、猫には縄張りがあって、そこを巡回するのが「本能」じゃないか?
夜中に猫同士が集まって集会を開くことも知っていますが、それも「本能」ではないのか?
家猫派にはカチンとくるのは承知ですが、本能を束縛するのは可愛そうではないか?
もう一つ放し飼い説を強力にサポートするのが、岩合光昭氏の番組。
海外猫が中心ですが、日本の映像でもザラに放し飼い猫を取材しています。
放し飼いがNGなら、岩合さんは飼い主の家を訪れて、中で撮影させてくれるか交渉しなければならないはずです。
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そこで、ネットで調べてみました。
外猫が交通事故に遭う確率はかなり高いそうです。
「放し飼い=自由」ではなく、「放し飼い=リスク」と捉える考え方です。
これも解る。
では、法律(?)ではどう定められているのか?
動物愛護管理法では具体的に「猫を放してはいけない」とは書いていません。
ただし、一部の自治体では条例やガイドラインで「猫の室内飼育を推奨」または「外に出す場合はリード付きで」としているそうです。
東京都、横浜市、大阪市など大都市ではこれが一般的なんだそうです。
そっか、法律できっちり決まっていないけど、猫を飼う環境によってガイドラインの違いがあるんだ。
そういえば、岩合さんが取材するのは田舎が基本で、都会ではないですね。
海外ではイスタンブールなど大都会でも猫が自由に闊歩していますもんね。
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すると、「猫にとっての幸せ」は何なんだというところに議論は集約していきます。
こればかりは猫に聞いてみるしかない。
室内で飼う(閉じ込める?)時には、立体的な空間を作ることが大事だそうです。
そうか、キャットタワーを備えている飼い主が多いですよね。
それ以外に、隠れる場所(猫は狭いところを好む習性がある)を提供する。
外を見ることができる窓を用意する。
中には、猫に見せるための環境ビデオがあるそうです。(Youtubeにもそんなチャンネルがあるらしい。)
猫がTVに見入っている写真をアップしているブログが多いですよね。
そういう工夫をすれば、家猫は外猫(?)と同等かそれ以上の幸せを得られるとの考えが主流になりつつあるそうです。
さて、動物を飼うことに関しては、猫に限らずどんなペットにも共通する問題です。
ペットにとって何が幸せなのかは永遠の課題でしょう。
以上、ぼくが調べた範囲ですので、認識において大きな勘違いがあるかもしれません。
みなさんはどう考えますか?
