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タルカリでゴート

御器所のタルカリで、前回ダルバートタルカリセットとどっちにしようか迷った、骨付きゴートバードセットを今回食べた。

タルカリ

タルカリ

タルカリ

バスマティライスに、サラダ、アチャール、ダルカレーも付いている。骨付きゴートは山羊肉。ネパールとか南アジア各国とかは、マトンといえば羊肉の場合も山羊肉の場合もある。シープかゴートかで、羊か山羊かの区別が付く。“生後一年未満がラム”という概念はない。
スープ状でスパイスもきいているが塩味きつめ。あっさりタイプのダルは、前回とは違って塩味うすめ。両方をライスにかけて混ぜて食べるとちょうどいい。でもライス少なめだな。バスマティだと値段的にしょうがないのだろうが。

と思いつつ、モモも注文。

タルカリ
中身はジューシー。タレは自家製のチャトニー。

香膳

5月に行った米沢のペルシャ料理の店についてのブログに「名古屋のシルクロード料理の店にも行ってみたいな。」と書いたが、それを読んだ富山あたりの読者諸兄姉は、アフガン料理の店にでも行くんだろうと思ったでしょ。
ざーんねーん!

行ったのはこちらの店です。

香膳
名古屋市守山区喜多山2丁目2-14にある、シルクロード料理 香膳 。某ログのジャンルは肉まん・中華まん、餃子になってる。西アジア料理とも。
新疆ウイグル料理のお店です。東海ローカルのテレビや雑誌に何度も取り上げられている店。ウイグル料理という珍しいジャンルということもあるが、ここのお母さんの人柄もあるのだろう。

ラグ麺(ラグマン)のメニューが4種類ある。「ラグ麺・肉味噌あじ」「ラグ麺・トマトあじ」「ラグ麺・涼麺」は日本でアレンジしたもので、「ラグ麺・羊肉野菜炒め」がほんとウイグル料理ということだった。

香膳

「ラグ麺・羊肉野菜炒め」は予約のみ!となってた。しかし、この日のランチはオレのほかには2人1組だけで、時間はかかるけど「ラグ麺・羊肉野菜炒め」はできるということなので、これを注文。

お茶を飲みながらしばし待つ。

香膳

麺はお客の注文を受けてから打つ手作り手延べ麺で、丸麺or平麺、普通or硬めを事前に選択する。丸麺硬めで注文。(ここのお母さんが麺を延ばしている姿は、ウイグルだけに鞭の名手を思わせる?)

香膳

辛めで注文したらホールの唐辛子が何本も入っていたが、そんなに激辛な種類ではないらしくそれほど辛くはなかった。辛いけど。マトンはスライスされている。パキスタン店のカレーを食べなれていると硬いと感じる。
それにしても量が多い‥。1人前の値段だったが、サービスで2人前作ったのだそうだ。

ヨーグルトもサービスで。

香膳
レーズンはウイグルの家で作ったブドウを干した自家製。桃も入っている。

蒸しパンをテイクアウト。

香膳

餃子もテイクアウト。茹でて食べた。

香膳

肉はもちろんマトン。ジューシーでうまかった。

ビロティでプラオ

今年は、6月18日からイスラム教のラマダーンだ。小牧のビロティはラマダン期間でも営業している。毎月28日のバングラごはんの日もある。日が出ている時間帯は断食なので、ランチタイムは自分作った料理の味見もできないらしい。

6月のバングラごはんは、黒板には「ビーフカレー。ライス。」とある。


ライスはプラオだった。

ビロティ
ビリヤニ以外では久しぶりのバスマティ100%。厨房でさらに盛っているときから香りがしていた。


カレーはビーフ・ジャガイモ。

ビロティ


混ぜて食べる。

ビロティ

オレが行ったのはディナータイム。

タージマハル一宮

昨日の夜、一宮のパンジャーブでビリヤニでも食べようかと行ってみると、真っ暗でやってない。この前オーナーに聞いたらラマダン中でもやってるって言ってたのに。隣の喫茶店だったところは違う店ができているようだが看板は喫茶店のママのようだ。通り過ぎて北へ向かい、浅野公園東交差点を西へ、22号線を横切って郵便局やファミリーマートの手前。一宮市白旗通グランド白旗4-9-101 にあるタージマハルで夕食。前はインド料理アサだった場所だ。アサも3年位前に1度行ったきりだが。

メニューにビリヤニがあるので、今日はできるのかと一応聞いてみたらできるそうなので、マトンビリヤニ1050円を注文した。

タージマハル
炊き込みご飯ではなく「焼き飯」となっているところが正直なのか。簡易タイプのビリヤニだ。でも日本米じゃないのがいいな。ちなみに単品ライスは日本米だと250円だが、バスマティだと350円だそうだ。

サービスでパパドをいただいた。

タージマハル

辛さを聞かれたので、HOTで頼んでおいた。

タージマハル
トマトと、生タマネギとカシューナッツがトッピングされている。ライタは付かない。ホールスパイスは見当たらない。ビリヤニマサラかなんかで作っているのかな。HOTで頼んだことと生タマネギのおかげで、スパイシーなのかどうかよくわからない。肉はやわらかめだ。

マサラチャイ250円も頼んだ。

タージマハル
紅茶成分濃いめ、ミルク成分薄めのようだ。

チキンカレーのメニュー。

タージマハル
バターチキンにチキンバターマサラもあるんだぜ。よく知らないけど。アヌキチキンってなんだよ?

TARKARI

とある日の夜、昭和区塩付通3-17-6にあるネパール・インドカレー タルカリ にて夕食。2013年の9月にできたお店。オーナーはネパールに行ったこともありネパール料理を理解している日本人。スタッフはネパール人が3人いた。店内の壁やメニューブックにダルバートなどのネパール料理の説明書きがある。だたしオーナー自身はナンも好きらしく、そういうメニューもあるが。

店名にもなっている“タルカリ”のというのは、ダルバートに入っている野菜のおかずのことだと認識していた。しかし、この店では日替わりのネパールカレーのことを指していた。また、日替わりカレーメインのセットメニューの名前にもなっている。聞いてみるとタルカリとはおかず全般を指す言葉のようだ。



ネパール定食セットは3種類。日替わりカレーにバスマティライス、サラダ、アチャールが付くタルカリセット。ダルカレーにバスマティ、野菜炒め、アチャールが付く「ダルバートセット。それら全部付いてくるダルバートタルカリセットがある。もちろんダルバートタルカリ1790円を注文した。

タルカリ

タルカリ

タルカリ

タルカリ

タルカリ

ダルは2種類あった。いろんな豆やスパイスがいっぱい入ったものと、シンプルであっさりとした味のもの。シンプルのほうがしょっぱかった。日替わりはチキン・長芋のカレー。ちょっと辛めで頼んだはずだがあまり辛くなかった。ほうれん草の炒め物、ジャガイモの炒め物、アチャール。アチャールは人や部族によって全然味付けや食感が違うものだが、このときのアチャールは辛くもしょっぱくも酸っぱくもなかった。ヨーグルトはスパイスや刻んだタマネギなども無いプレーンヨーグルト。
タルカリ

みんなライスにかけて混ぜて食うとうまいわけですよ。


お客がほかにいなかったので、余計な話をしてきた。
日本にコックとしてきているネパール人は多いが、ダルバートを出す店は少ないよな。ネパール人は、日本人はナンしか食べないと思っている。ネパール料理を広めるために日本に来ているわけじゃないし。商売になればそれでよい。

ダルバートを出す店は、だいだい日本人が絡んでる。豊田のセクワコーナーはネパール人だけだが、お客もネパール人を想定している。前にどっかの店のネパール人に聞いた話だが、インド料理人のビザで日本に来ていて、入管にレストランのメニューを提出する必要があり、そこにナンが必要だとか。入管がインド料理を理解していないのだろうが、この話は本当なのか?

このタルカリで聞いた話、ダルバートを出すのはやはりコックに抵抗があったらしい。日本人はナンしか食べないという意識のほかに、「ダルバートは家庭で女が作る料理。男がコックの仕事で作る料理ではない」という意識もあるようだ。前に仙台のあちゃーるで森さんが「ネパールでは男は料理は作らないから」と言って奥さんがキッチンにいたことを思い出した。なるほどそうかなと、ちょっと納得してしまった。
でも帰ってからよく考えてみると、ネパールでダルバートを出す普通のレストランのコックは全部女性なの?という疑問が‥。