アンチ「慰安婦被害者」の反論は

国際的には次々と「はい、論破」され

アンチ側(自称日本側)はもはや

対抗できる資料と論がない。

だから、おかしな論を持ってくる。

先日のデイリー新潮のネット記事(ヤフーニュース)によると、

大学教授が

「ダブルバインド」を使って

女子学生に「慰安婦問題はない」

ことを容認させた。

完全な「トーンポジシング」だ。

 

学生の論理力を鍛えるなら わかるが、

デイリー新潮が 偉そうに

「慰安婦」支援者への反論として

書いているのは 大きな過ちだ。

 

新潮と教授が使った

「慰安婦とは売春婦だ」

は、

サンフランシスコ市長に一喝されている。

はい、論破。

・・・・・・

アンチたち、特にネトウヨが使ってくるのは

韓国自体の悪口。

「金がほしいだけ」

とか、

イ・美香さんへの人格攻撃や

発言の揚げ足取りだ。

それに類する攻撃は、

フェミニストである仁藤さんや

上原みのりさん、上野千鶴子教授にも

向けられている。

 

論破ですらない、

ただの「攻撃」「中傷」「名誉棄損」だ。

ヘイトスピーチでしか論はないのか?

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URLは自分へのアーカイブとして貼りました。が、

私からの「はい、論破」です。

 

 

こんな公文書があるのを宮台は知らぬか。

「朝鮮民情」調査のため朝鮮に出張した内務省職員レポート(復命書)。「内地移住労務者送出家庭の実情」の「動員の実情」(1944年7月31日)

 

「徴用は別として其の他如何なる方法に依るも出動は全く拉致同様な状態である。夜襲、誘

出、其の他の方策を講じて人質的略奪拉致の事例が多くなる」

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「夜襲」「誘拐」「トラックに投げ込んだ」

という「連行」については

岩波文庫「朝鮮人強制連行」にて

公文書と共に載っています。

以下、

「強制連行」とはまた異なる、

「応募・官斡旋・徴用」についてです。

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わたしが自分のホームに転載したら、

別の友人から以下の資料を紹介されました。

友人が以前から作っていたブログでした。

 

日本政府が認める朝鮮人強制連行とは応募・官斡旋・徴用のことである

宮台氏の発言への反論は、グループでも続きます。

確かにいわゆる「強制」されてはいない例の方が多数です。

 

しかし、朝鮮人が本国を離れて日本に200万人、

満州に350万人も移住していったのは何故だと思いますか?

それは当時の資料から明らかです。

 

朝鮮総督であった宇垣一成が日本に報告している文書が残っていますが、それによれば

朝鮮人たちの多くが土地を失い、食糧も満足に得られない状況にあり、

宇垣総督は朝鮮人たちにパンを与えるように進言しています。

また当時の半島から日本への米の輸出(移出)記録からも、

朝鮮人に必要な量をはるかに上まわる米が

日本に奪われて行ったことがわかります。

それによって莫大な利益を得たのも日本人でした。

 

つまり多くの朝鮮人たちが、

生きてゆくためには

半島から出ていかなくてはならない状況にあったのです。

これを「一旗あげるため」などという事こそ

欺瞞に他ならない。

 

実情は「難民」に等しい状態だったのです。

 

これは口で強制しなくても事実上の「強制」じゃありませんか?

 

「別に強制しないから。居たければいてもいいんだよ」。

 

これでも「強制ではない」というんですかね?

私には従軍慰安婦と同じコジツケにしか聴こえません。

「強制したわけじゃない。でも騙して連れてきて帰れなくした」。

 

(宮台は)真実をねじ曲げて

「左翼」などという、

勝手に捏造した虚像を攻撃して、何が目的なんですかねえ。

 

日帝による朝鮮支配は経済面でとりわけ組織的収奪を広げています。

提示した資料ではなく別の資料によれば、

それまで朝鮮の農地に対して朝鮮人地主がそれなりにいて、

朝鮮人小作人を収奪してきたわけですが、

やがて日帝支配が進むとともに日本人地主の割合が大幅に増えて行き、

収奪の割合も大きくなります。これは当時、

 

日本が作った国策会社「東拓」による組織的収奪です。

そして提示した資料にも明らかなように

年間の収穫高から日本に持ち出されて行った米を差し引けば、

朝鮮人たちの口に入った米の平均値が算出されます。

一人当たりに必要な量に達していないのです。

 

日帝支配を肯定しようとする輩は、

「日本のおかげで朝鮮の農地改革が進み、収穫高が増えた」と自慢する。

しかし収穫高の増加以上に、日本への移出高の方がはるかに多いのです。

この貿易に携わったのも日本人地主たちであり「東拓」です。

東拓は、

当時の日本で天皇家まで含む

大掛かりな出資によって作られた会社であり、朝鮮からの収奪によって莫大な利益を得ていました。

http://www.wayto1945.sakura.ne.jp/KOR10-food.html

 

日本は領土を広げるにつれてこのような支配と収奪を繰り返して来ました。

沖縄、朝鮮、そして台湾、ベトナムへ。

至る所で米の増産をさせたのは軍の食糧とするためでした。

最初は本国での収奪から米騒動が起こり、これを鎮めるために、

朝鮮米が必要となりました。

ベトナムでも激しい搾取が行われた結果、

ベトナム農民が200万人も餓死したと言われています。

 

上で述べたことは、「中村政則の歴史学」(日本経済評論社 2018年)によっています。

 

梶村秀樹という人の著作が勉強になりますよ。

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%9D%E9%AE%AE.../dp/4061158600

 

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下、現代の「慰安婦問題」も合法化?

AV女優は、「合意」の性奴隷である、そう思う。

 

女性が性産業やAVに行かないと食べていけない、

それを「貧困化解決」とするべきではない。

 

「女は体を売れるし。

豚と性交したり

人の精液をかけられるだけでも

職業になるから」

 

と言われ、

果てしなく女性蔑視が作られてゆく。

女性の貧困は「ないこと」にされている。

 

「このようなことは一部」と思い込んでいる

議員と国民。

「そうではない」と言い続けること。

「被害者」は怒っている。

「被害者」も発言し、訴えている。

 

人としての尊厳を失わせる「貧困対策」は

「非合法」にすべきである。

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特に重要な部分、「慰安婦問題」がなせ「問題」なのかを示す部分を

掲載します。

全文は下のURLをご覧ください。

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オランダ政府文書調査報告(2004)に鑑み、
2007年7月30日に採択された米合衆国下院の決議と、2007年11月29日に採択されたカナダ議会の決議に鑑み、
手続き規則の規則115に鑑み、

 

A. 1930年代から第二次世界大戦終了までのアジアと太平洋諸島の植民地及び戦時占領地において、日本政府はianfuないしは’慰安婦’として世界に知られることとなる若い女性たちを帝国軍の性奴隷にするためだけの目的で公務として徴用し、

 

B. ‘慰安婦’制度は輪姦、強制堕胎、屈辱及び性暴力を含み、障害、死や自殺を結果し、20世紀の人身売買の最も大きなケースのひとつであり、

 

C. 日本の裁判所に持ち込まれた多数の’慰安婦’訴訟では、皇軍の直接・間接の関与を裁判所が認めながらも、原告による補償請求はその全てにおいて却下に終わり、

D.’慰安婦’制度の被害者のほとんどはすでに故人であり、生存者は80歳以上であり、

 

E. この数年の間に、多数の日本政府の高官や公人が’慰安婦’制度に関する謝罪の声明を発表した一方、

 

日本の公人の幾人かはそれらの声明を希薄化したり無効化させようという遺憾な願望を最近になって表明し、

 

F. 日本政府はその性奴隷制度の全貌をすべて明らかにしたことはなく、

 

最近の必修教材の中には、’慰安婦’の悲劇やその他の

第二次世界大戦中の日本の戦争犯罪を最小化しようと試みるものがあり、

 

・中略。

8. 日本政府が、’慰安婦’を服従させ隷属させたことは一度もなかった、といった意見に対して公的に論破することを要請し;

 

9. 日本の人々と政府に対して、全国家の道徳的義務であるように、自国の歴史を全て認識すること、そして’慰安婦’に関連することを含め1930年代から1940年代にかけての日本の行為を認識するために、さらなる手段をとることを奨励し; 日本政府にこれらの事例を現在及び未来の世代に教育することを要請し;・・・・(以下全文は、下のURLをご覧ください)

 

「慰安婦は売春婦だ」

と 被害者をさらに侮辱する発言をした日本人に

「恥を知れ!!」

と サンフランシスコ市長も怒った。

 

いつまでこんな恥を晒すのか、

日本人は。

 

慰安婦制度の被害者は

韓国だけでなく、台湾にも

東チモールにも、

フィリピンにも、オランダにもいる。

オランダでは裁判にもなっている。

「慰安婦」と呼ばれた人たちは

「売春婦」ではない。

性暴力の被害者だ。

それを訴え、

告発している。

けれど、日本政府は

「性暴力ではない、合意の売買春、

彼女らは売春婦」

と言い続けている。

 

以下、FB友の投稿をいただきました。

 

「国際法的にありえない人権感覚の欠如」と言われた吉村氏。

以前慰安婦像を撤去しないとサンフランシスコ姉妹都市を

解消すると散々騒いだ件。

・中略。

慰安婦問題は、

アジアの国々、

各国の人権ボランティア団体、

国連人権高等弁務官事務所など

一部の人しか知らない問題でした。

中略。

彼の発言は世界中で発信され、

今まで慰安婦問題を知らなかった人たちにも

知れ渡ることになり、

まさに彼が今回言った言葉

「国際法的にありえない人権感覚の欠如」

と大批判を浴びています。

・中略

数年毎に日本は勧告を受けていますが、

国連差別撤回委員会では外国人審査員から、

「強制であったか否かは問題でない。

戦争時には経済も破綻し、

家族を守るために他に生活手段がない人たちもいる。

心身ともに傷ついた彼女たちを今でも

売春婦と罵倒する行為が大問題だ。」

と、日本政府は散々批判されています。

回を増すごとに、態度を改めない日本政府の主張に、

外国人審査員たちの怒りも増しています。

中略

しかし、彼は発言を撤回することなく、

世界中で彼の発言は報道され、

日本人の人権感覚の欠如は 大問題視されました。

その後、

彼のツイ-トにこの記事を張り付け、

彼のせいで世界中で

日本人の人権感覚が欠如していると

大問題視されたことを書き込みました。

彼は慌てて自分のツイートを削除し、

「何故サンフランシスコ姉妹都市を解除すると

いったのか」 

言い訳がましいツイートをしたので、

複数の方々が彼を非難するリツイートをしていました。

しかし、その数以上に彼を擁護し、

英雄としてたたえるツイートの方が多かったです。

 

 

 

上のURLより抜粋します。

、群青さんからコメントをいただきましたので

掲載させていただきます。

 

>女性たちは「前借金」という、返すことができないくらいの莫大な借金をさせられ、遊郭などで、その借金を返すために激務をしていたのです。

こと自分の故郷は、カラユキさんで有名な地方で、倍賞千恵子が唄っている「島原の子守歌」の歌詞にもあるように「鬼の池の久助どん」という女衒が大活躍?した地域です。
親が大きな金額を借入れて暮らさざるを得ない貧しさ故。その借金を返すということで身体を拘束され、海外の娼館へと行かざるを得ないというもの。島原半島の南、口之津港から石炭船で東南アジアなどへと送られたそうです。
言葉を縮めて言うと「人身売買」です。

島原半島の南半分と対岸の天草の島々は、平地乏しく斜面地ばかりで、水も乏しく、段々畑が山間の上まで上り詰めているところ。
森崎和江さんがかって「からゆきさん」という聞き書き本を出したことがありました。稀に、生きて故郷に帰ってきた元カラユキさんがトラウマを抱えていた姿が克明に描かれています。

高級娼婦に自ら自由意志で志望していったというのは嘘ですよね。
親や祖父母・兄弟姉妹が食うものもない中では、ミドルティーンだった本人がそれを受け入れざるを得ないのは、ある意味自然です。
現代の自分達は、そうした時代や「貧しさ」の地域のことを覚えておかねばならないように思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

FBからもコメントをいただきました。


福岡県にも「赤線」と呼ばれる遊郭がありました。

その赤線地域の一画にあるお寺があるんです。

選擇寺(せんちゃくじ)さんでした。

 

当時の赤線で働く女性たちのかけこみ寺だったそうです。
また福岡に行けることがあったら、お参りしてあげて下さいね。

...

そこのお寺には、多くの遊女として扱われてきた可哀想な女性たちが祀られています。

お寺の方と一度話しをしましたら、女性の住職の方が、そこに弔われている女性たちは若くして、性病で亡くなったり、自殺で亡くなったり、という説明でした。

農民や士族の家族の両親から、売られてやってきた女性たちでした、とも。

こんな女性を物のように残忍に扱う文化など、早く廃れて無くなればいい、と思いました。

・・・・・・・

泥憲和さんの資料より

どうして「牛馬に異ならず」なのか。どんなに貧しくても、身体だけは本人のものです。

借金でその身体の自由さえ失った状態は、人としての最後の自由を失った状態であり、

牛馬と変わらない存在だということです。人としての最後の自由を失った状態、

すなわち、奴隷です。慰安婦についても同じことが言えます。

だから慰安婦は性奴隷とみなされるのです。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

炭鉱資料館である「丹波マンガン記念館」館長・李龍植さんの

調査もありますが、あちこちバラバラになり、まとめる必要性がありますね。

 

 

 嫌韓報道の洪水の中、

TBS『報道特集』

http://www.tbs.co.jp/houtoku/

が、8月14日17時30分に目を見張るような特集を放送します。

 太平洋戦争初期に起きた炭鉱の大事故が隠蔽された事件です。

 勝利の連続に沸いていた1942年2月3日、山口県宇部市東部にあった長生炭鉱が水没した事故が起こりました。

『長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会』

https://www.chouseitankou.com/

 当時、戦争による石炭増産により安全を無視した「無茶掘り」が行われていました。

 周防灘の海底にあった長生炭鉱も、「無茶掘り」と行っていました。海底をぶち抜いたため、海水が坑内に流れ込みました。あっという間に水没しました。183人の労働者が死亡しました。

 この犠牲者のうち、136人が朝鮮人労働者でした。

作業は困難であるとして、遺体の回収は行われませんでした。

 政府は、戦勝気分に湧く国民の士気を損ねるとして、事故の存在を隠蔽しました。

 太平洋戦争敗北後に、事故の存在が明らかになりました。

 75年が経った今も全容が解明されていない長生炭鉱水没事故を、8月14日にTBS『報道特集』が報じます。

 なお、この番組には私が尊敬する在日コリアンの老人が登場します。

 九州・山口の小中学校を回って、在日コリアンや朝鮮半島の歴史や文化を児童生徒に伝える活動を行っているペ・トンノクさんです。

 

情報はこちらからいただきました。

「日本レイバーネット」。。FBの非公式な団体。

下、もうひとつ。