バレエを愛するあなたへ
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「感謝」
今日のお昼休み、
いつも通る道を歩いていたら、
ピンク色の木が視界に入りました![]()
あれは、もしかして…![]()
と近付いたところ、
梅がほぼ満開の状態で
咲いているではありませんか![]()
え~、いつから咲いてたの![]()
こんなにしっかり咲いているってことは
もう何日も前から咲いていたってことだよね![]()
しばらく前から
「どこかで梅が咲いていないかな…」
とアンテナを張り巡らしながら
歩いていたはずなのに、
全然気が付きませんでした。
やっきになって探していると見つからなくて、
探していないときに見つかるってこと、
案外多いのかもしれませんね![]()
ところで、水曜日に
ボリショイ・バレエinシネマの
『ラ・シルフィード』を観てきました。
ボリショイ・バレエinシネマを観るのは、
これで6回目です。
これまでに観た作品のレポへのリンクを
このブログ記事の最後に貼っておいたので
よかったらご覧下さいね![]()
ちなみに
アメーバさんが教えてくれたところによると、
私、ちょうど1年前の今日も
ボリショイ・バレエinシネマのレポを
書いていたようです。
(「初めてのロミジュリ」です。)
『ラ・シルフィード』は、
これまでも何度か観たことがあります。
バレエの発表会でコールドの部分だけを観て、
その後、テレビで
シルフィードとジェイムズの
パ・ド・ドゥの部分だけを観ました。
そして、昨年、
では、全1幕として上演されたのを観て、
それが全てだと思っていたのですが、
どうやら違っていたようです。
今回の『ラ・シルフィード』の上演は
第1幕が37分、第2幕が40分でした。
(最初と幕間の解説を入れると、
上演開始から終了まで約2時間。)
私が昨年観たのは
第2幕の方だったと思われます。
(今回の作品のような物語性は
あまりなかったので、1幕と2幕で
バレエらしい動きのところを
合わせたような気も…(^o^;))
今回の配役は
シルフィード:アナスタシア・スタシュケヴィチさん
ジェイムズ:セミョーン・チュージンさん
占い師マッジ:アンナ・バルコワさん
エフィ(ジェイムズの婚約者):クセニア・ジガンシナさん
グエン(ジェイムズの恋敵):アルトゥール・ムクルチャンさん
でした。
セミョーン・チュージンさんにお目に掛かるのは、
12月の『ドン・キホーテ』、
1月の『くるみ割り人形』
に続いて3回目です。
相当実力がある方なんでしょうね![]()
最初はいつも通り、作品の解説から。
バックステージで解説をする女性の後ろで
長時間に渡って
動きの確認やウォーミングアップをする
セミョーン・チュージンさん。
これって、ファン・サービスなのかな![]()
今回、開演前に目にした
ボリショイ・バレエinシネマのチラシによると、
『ラ・シルフィード』は
現存するバレエの中で
最も古い作品の一つなのだそうです。
最初の解説でも、
その点に触れていました。
「バレエではポアント」
が定着したのは
この作品がきっかけなのだそうです。
また、バレエで
白いチュチュが一般的になったのも、
この作品がきっかけだとのこと。
バレエが芸術として認知され、
バレエを踊る女性が「かわいい女の子」
というだけの存在から、
今のバレリーナのような存在になったのも、
この作品からだそうです。
正に
バレエに革命を起こした作品ですね。
幕が開き、
シルフィードが踊り始めます![]()
シルフィードは精霊ですが、
本当に軽やかで人間離れした雰囲気を
漂わせています。
最初の解説で、
「精霊だから飛べるんですよ」
とシルフィード役の方かジェイムズ役の方が
言っていたのですが、
(「跳ぶ」じゃなくて「飛ぶ」と言っていました
)
軽々とグラン・パドシャ(グラン・ジュテ?)を
繰り返すシルフィードは
本当に飛んでいるかのよう![]()
「バレエではポアント」
を定着させた作品だというのも
頷けます。
精霊がはかなげに、ちょこちょこと動く姿は
ポアントなしでは表現できないでしょうね。
私もロボット・バレエを脱却して、
こういうふわ~っとした雰囲気を
出せるようになりたいな![]()
あ、でも、私、バレエの先生に
「みなみさんは、ジゼルのイメージ」
って言われたことがあるんですよ。
キトリのバリエーションをやりたいと言ったときに
そう言われたのですが、
ジゼルもシルフィードも精霊なので、
イメージ的には大丈夫かも![]()
な~んてことを書いちゃいましたが、
同じ精霊といっても、
やっぱりジゼルの精霊と
シルフィードの精霊は
ちょっと違いますね。
ジゼルの精霊は
亡くなった後、精霊になる訳ですが、
シルフィードの精霊は
たぶん、生粋(
)の精霊と思われます。
そのせいか、
かなりの明るさと茶目っ気を感じます![]()
結婚式当日にもかかわらず、
美しいシルフィードに
心を奪われてしまうジェイムズ。
男って、弱い生き物ですね![]()
エフィに想いを寄せるグエンは
その隙を狙おうとします。
どうでもいいことなのですが、
グエンを演じている方が、
私が以前観たジゼルのDVDで
ヒラリオンを演じていた方に
似ているんですよ。
それが妙に気になってしまう私…(^_^;)
私が観たDVDはかなり古い物なので、
同一人物ということはありえないんですね。
「恋敵を演じる人って
こんな感じの人が多いのかな…」
なんてことを考えながら観ていました![]()
一幕では男女ペアが何組も出て来て、
みんなで踊るシーンがあったのですが、
皆さん、ぴったり合っていました。
さすがですね![]()
その中に一組、子供のペアがいて、
ちょっとだけですが、
踊る姿がアップになっていました。
ちょっとほっこり![]()
入場するときに渡された
チラシに書かれているあらすじによると、
「年老いた占い師マッジは、
エフィがジェイムズのライバルである
グエンと結婚するだろうと予言し、
怒ったジェイムズに追い払われてしまう。」
とあります。
占い師とのことですが、
私には魔女にしか見えませんでした(^o^;)
2幕の最初には
マッジがジェイムズへの復讐のため、
魔法のベールを作っているシーンがあります。
復讐に燃えるマッジの姿…(^o^;)
女って、怖い生き物ですね![]()
チラシのあらすじには、
こうも書かれていました。
「シルフィードはジェイムズを
精霊の世界に案内して
自分の妹たちと踊る。」
えっ![]()
あの、コールドで踊っているのって、
シルフィードの妹たちだったんだ![]()
一体、何人妹がいるんだ![]()
というツッコミは、
物語には必要ないですね![]()
その妹たちのコールド、
とっても素敵![]()
『ラ・シルフィード』と聞いて、
コールドの場面を思い浮かべるのは、
私だけじゃないはず![]()
こちらも一幕の大人数の踊りと同じで、
皆さん、ぴったり合っています
さすが、ボリショイですね![]()
それにしても、
他の方が踊っている間、
ずっとアンオーで待っている方、
つらいだろうな…
なんてことを考えながら観ていました![]()
結婚式場から姿を消したジェイムズを追って
森にやって来たのに、
グエンのプロホーズをあっさり受け入れるエフィ。
占い師さんの予言通りになりましたね![]()
それにしても、
前から言い寄られていたとはいえ、
あっさりとグエンに心変わりするエフィ。
ある意味、怖いです![]()
復讐に燃えるマッジとは、
また別の意味で怖いです![]()
女って、怖い生き物ですね![]()
そして、シルフィードを捕まえるため
マッジに渡された魔法のベールを
シルフィードに掛けるジェイムズ。
その途端、シルフィードは崩れ落ち…
シルフィードもエフィも失ったジェイムズは
最後に息絶えた様子…
男って、悲しい生き物ですね![]()
上映終了後、
私の後ろに座っていた女性二人連れが
「あっという間だったね」
「そう、あっという間だったね」
と言い合っていました。
確かにあっという間でした。
ボリショイ・バレエinシネマは
解説や休憩が入る関係で、
3時間に渡る作品も結構あります。
今回は、2時間弱だったので、
ボリショイ・バレエinシネマにしては
短い方でした。
ですが、
あっという間に感じたのは
単純に時間のせいだけでは
なかったような気がします。
作品の中にぐぐ~っと引き込まれ、
感情移入してしまうような
素晴らしい上演でした。
感情移入しすぎたせいか
最後はあまり後味が
よくなかったんですけどね![]()
バレエの公演を観たというよりは、
一つの芸術作品を観たという思いが
強く残りました。
この作品で初めて
バレエが芸術として認められたというのも
分かるような気がします。
毎回、いろんな楽しみがある
ボリショイ・バレエinシネマ、
また観に行こうと思っています。
ボリショイバレエ団の皆様、
素晴らしい公演をありがとうございました![]()
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