「綿帽子」 ― 【源九郎稲荷神社社伝】 ~ 大和郡山市洞泉寺町15
大和郡山の源九郎稲荷神社
につたわるお話のひとつです。
・・・
昔、むかし、郡山の柳二丁目に寺戸屋(てらどや)という帽子屋さんがありました。
ある寒い、さむい夜のことでした。
寺戸屋の表戸をトントンとたたく音がしました。
「おや、こんな時分に誰だろう。」
不思議に思いながら主人(あるじ)が出てみると、冷たい風がふく中、一人の婦人が立っていました。
「夜分、すいません。綿帽子を三つ、わけてくださいませんか。」
いうとおりに主人は店の奥から綿帽子をとり、婦人に渡しました。
「代金は、源九郎神社へ取りにきてくださいね。」
といって婦人は帰って行きました。
後日、主人は源九郎神社へ代金をとりたてに訪れました。
しかし、どうしたことか神社の宮司は、「そんな婦人はいない。綿帽子も買った覚えもない、まったく覚えのない」と突っぱねます。
はてと主人は首をかしげます。
主人と宮司がはなしていると、境内の隅の柱の陰から、三匹のかわいい仔狐が、ひょっこりと顔をのぞかせました。
その頭の上には、なんと、あの綿帽子が被っているではありませんか。
主人と宮司は、顔をみあわせ、すっかり得心しました。
主人は「いたしかたなし。いたしかたなし。」
と笑いながらそそくさと神社を後にしたそうです。
源九郎稲荷神社のとよさんがブログをはじめられました。
こちらです。「とよの源九郎稲荷塾 ~絆~ 」
大和郡山・夏祭り(夕涼み会)
2011年8月26日(金)、27日(土)
17:00~20:00
源九郎稲荷神社と旧川本邸を中心に、夏祭りを開催します。
・・・
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「戦国のきつねさま 」
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「序・幸運論と奇蹟 」
「1.はじまりは、とよさんでした。 」
「2.大和郡山の町中に響く法螺貝の声 」
「3.闇の中からいずるものたち 」
「4.ひろがるキセキ。 還るべきところ 」
「5.源九郎さんのヒミツ 」
「語り部~伏見稲荷大社と源九郎稲荷神社 」
源九郎稲荷神社のその後
「キツネさんの受難! お色直しキツネさん。 」
「ええ!そんなことしちゃったの!? 」
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後日、主人は源九郎神社へ代金をとりたてに訪れました。
しかし、どうしたことか神社の宮司は、「そんな婦人はいない。綿帽子も買った覚えもない、まったく覚えのない」と突っぱねます。
はてと主人は首をかしげます。
主人と宮司がはなしていると、境内の隅の柱の陰から、三匹のかわいい仔狐が、ひょっこりと顔をのぞかせました。
その頭の上には、なんと、あの綿帽子が被っているではありませんか。
主人と宮司は、顔をみあわせ、すっかり得心しました。
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