さて本日(正確には昨夜)は、ちなさんの前世を拝見です。
いつものようにヘミシンクを聞くと、
黒いゴージャスなドレスに身を包んだ、いかにもセレブな感じの、
長い金髪に青い瞳が美しい、ハリウッド女優のような白人の美女が現れました。
この方が、どうやら、ちなさんのガイドさんのようです。
名前はルシアさん…だそうです。
なぜルシアさんのような美女が現れたんですか?とたずねると、
ちなさんは、洋画を見るのが好き…なんでしょうか?…
外国映画に出てくる女優さんに強い憧れがあるから…だそうです…。
日本人の女優さんやタレントさんより、海外の女優さんに心引かれる…
というか、
できるものなら、ハリウッド女優やフランス人女優と結婚したい、とか(笑)
ちなみに、僕はナタリー・ポートマンが大好きです(笑)
日本人の女優さんには、あまり興味はないですが…。
映画『レオン』で、心臓を撃ち抜かれましたね。
ナタリー・ポートマンと結婚できるなら、すべてを失っても構いません(笑)
あ、今回も、先入観を排除するため、
ちなさんのホームの自己紹介文はまったく読んでません。
果たして、このあたり、当っているのでしょうか…。気になります…。
ちなさん、もし外れていたら、遠慮なく、
違います!そんなことないです、と、
はっきりおっしゃってくださいませ。
僕がやっているのはあくまで「人体実験」(笑)なので、
外れていたら外れていたで、
それはそれで、いろんな検証材料になりますのでね。
さて、ルシアさんに見送られ、
「ちなさんの部屋」と書かれた扉を開けると…
まず、美しい南の島の海に、ザブンと、イルカのように飛び込みます。
今までは、携帯で字を打つのが大変なので、
こういう細かいところは結構はしょってきたのですが、
実は、イルカのように、海に飛び込むところからスタートするパターンは、
かなり多いですね、特に前世を拝見するときは。
理由はよくわかりませんが、やはり、海はすべての生き物の源だから…
ということなのでしょうか。
あるいは、一度海に飛び込んで、僕の意識を清める、という意味もあるのかもしれません。
さて、勢いよくジャンプして海から出ると、一気に上空へ…。
ものすごいスピードで、地球の周りを飛びながら、
ちなさんが前世で生活していた国を探します。
ヨーロッパでも、アフリカでも、アメリカ大陸でもない…。
そして、ちょうど台湾の上空にきたあたりで、
スーッと吸い込まれるように下降していきます…。
どうやら、ちなさんは、前世で台湾で暮らしていたようです。
次に見えた映像は、いかにも高級そうなレストランで、
軍服を着た日本軍の、いかにも位の高そうな高官数人と、
酒を飲んで談笑している、
ビシッとスーツを着て、髪をポマードできっちりと固めた、
表情は穏やかそうなんだけど、眼光はするどい、
いかにも、デキるビジネスマン、みたいな若い男性の姿…。
この男性が、ちなさんの前世のようです。
さてこの男性、当時の台湾でも指折りに入る大実業家の息子で、
日本が占領している当時の台湾で、うまく日本政府に取り入り、
大成功したらしい…。
で、この息子さん、父親以上の、ものすごい野心家で、
日本軍とさらに関係を深めることで、ビジネスをさらに大きなものにしよう、と考え、
かなり日本軍の高官たちに取り入ろうとしていたらしいのです。
で、そのことで、どうやら父親とも対立していたらしい。
立派な部屋で、父親と口論してる姿も見えます。
父親は、日本軍との関係を、今以上に深めることには、どうやらかなり警戒していて、
息子の、日本軍に取り入ろうという画策には反対だったらしい…。
ですが、息子は、自分の野心を達成させるため、父親の反対意見に耳を貸そうとせず、
ますます日本政府や日本軍に取り入ろうとします。
そして、日本の敗戦…。
父親が一番恐れていたことが、現実のものになりました…。
この息子さんは、日本軍に協力した戦争犯罪人ということで、父親とともに逮捕され、
裁判にかけられ、銃殺刑に処されてしまいます…。
1946(昭和21)年、彼が27歳の時のことだそうです…。
さてちょっと裏話をいたしますと、
僕の日記を読むと、僕の文章力のおかげで(笑)、
サラサラ流れるように映像を見てるような印象を受けるかと思いますが、
実は、見てる僕の方も、毎度毎度、
これは、僕の妄想じゃないよな…
確かにガイドさんから、依頼者の方の前世を見せてもらってるんだよな…
とかなり、おっかなびっくり、というか、
常に、夢じゃないんだよな、と確認しながら、ヘミシンク映像を見ています(笑)
特に、年代とか、亡くなった時の年齢とか、国名といった具体的な情報が出てきたり、
ストーリーが、あまりにできすぎてるとき(笑)なんかは、
いつもそこで映像を一時停止しまして、ガイドさんに
「あってますよね? 僕の夢や妄想じゃないですよね? この映像は…」
と逐一、石橋を叩いて渡るように確認しながら、次の場面に進んでます(笑)
今回も、しょっちゅう、ガイドさんに「あってますよね?」と問いかけては、
「大丈夫ですよ、合ってますよ」という返事をもらってから先に進むというやりとりを、
場面が切り替わるたびにしてるわけなんです…。
さて話を元に戻しますと、
彼が処刑された「戦争犯罪人だから」という理由は、実はタテマエで、
政府の本当の狙いは、この実業家一家が抱えている、
莫大な財産や企業を没収することだったらしい…。
もちろん彼も、そんなことは百も承知ですから、
政府に激しい怒りを覚えながら死んでいきます。
で、じゃあなぜ、ちなさんが、今の日本に転生したか、といいますと、
やはり、次に生まれるときは、日本人に生まれたい、
と思いながら死んだからだそうです。
なぜ、そこまで日本に惹かれたかというと、
まず、日本を訪れたときに食べた日本料理がおいしかったということと、
そして何より、日本人の国民性というか、美徳である、
勤勉さや、嘘をつかない誠実さ、人をだまして自分はのし上がってやろう、という思いのない実直さ…
そういうところに、すごく惹かれていたからだそうです。
彼は、中国人より、日本人の方が、むしろ好きだったらしいです。
国民性、という意味でね。
僕も日本人ななれるものならなりたかった…ていう、強い憧れですね。
でも、こういう日本人の美徳って、だんだん、日本人が失っていってるところですよねぇ…。
それにしても、戦争というのは、人の人生を狂わせます。
いや、人そのものを狂わせる、と言ってもいいでしょう。
平和な今の時代に生まれたことに、つくづく感謝感謝、な思いでいっぱいになるんですよ、
こうして、皆さんの前世を拝見するごとに…。
ヘミシンクは、考えさせられることも多いです…。