次世代を担う子供たちの現在そして未来 -102ページ目

誕生日プレゼント

 先週の金曜日、仕事先の鹿児島で誕生日を迎えました。


若手の先生方からは、「家族の皆さんと過ごさなくて大丈夫なんですか?」と聞かれました。


 この歳になると、特に自分の誕生日をイベントにする必要もなく楽なものです。

むしろ、「あと何年生きられるのだろう」と自分を振り返るきっかけになったりして、かえってブルーな気持ちになったりします。



誕生日=嫁に何か買ってもらう日


といった感覚なのですが、その買い物にしても、


パソコンとか車とか


プレゼントの希望だけは毎年口にしていますが「却下」の連続。全然希望なんて通りません。そりゃ盛り上がりませんね。



ところが、今年は久々に希望が通りました。土曜日に自宅に戻ると、誕生日プレゼントが用意されていましたよ。


今年お願いしていたのはコレです。



ようやく我が家にWiiとWiiFitがやってきました。


 Wiiについては、「子供は勉強しなくなる」「あなたは仕事をしなくなる」という嫁の猛反対により、これまで何度となく購入希望が却下されてきたのです(何だったらスンナリ認められるのだろうか?)。


ようやく今回、「ソフトはWiiFitに限る」という約束でGETすることができました。



なんだかんだとしぶっていた嫁さんも、昨日今日とすっかりバランスゲームにハマっております。

「負けず嫌い」なので、自分の記録がハイスコアじゃないと納得しないのです。




色々とゲームをやってみると、運動不足を痛感しますね。


足首がちょっと痛いかな? ←これはデブの証拠でしょうか。



○○の平均年齢は44.4歳

 小学校教員採用試験の倍率を調べる機会がありました。

東京都とか大阪府などは3倍ちょっとしかないので、よくも悪くも若い先生をどんどん現場に入れることが出来ていますが、なんと秋田県は27.69倍。


人数で見ると、東京都の採用人数1129名に対して、秋田県はなんと16名。


少子化を見越して採用を絞っているのかもしれませんが、おそらく地方の先生方の高齢化はすさまじいペースで進んでいるのでしょうね。



小中高校教師の平均年齢 過去最高


 全国の教師の平均年齢が小中高校とも過去最高を更新したことが、文部科学省の調査でわかった。第2次ベビーブーム(1971~74年)による児童・生徒の増加に伴って採用された教師が50歳代にさしかかっているためだ。


 調査は3年に1度実施しており、昨年10月現在の教師の年齢構成などを調べた。小学校教師の平均年齢は44.4歳で2004年度調査より0.3歳上昇。50~54歳の教師が最も多く20.8%を占め、20歳代は11.3%にとどまった。


 中学校教師の平均は前回より0.9歳上昇して43.8歳で、最多は45~49歳の21.4%。高校教師も0.8歳上昇の45.1歳で、45~49歳(18.7%)が最も多かった。

(2008年9月6日 読売新聞)



小学校の先生は色々な意味で大変だと思います・・・。40代、50代になった先生方のどれほどが、小学生のあのエネルギー(しかも30人分)を、1人で全部受け止めるパワーを持ち続けていらっしゃるのでしょう???


 40過ぎた自分をこの立場に当てはめて考えると、ちょっとキツイかな。


 私自身「教えている子どもの世代の流行」は捉えようとしてきましたけど、さすがにもう40過ぎると小学生に合わせるのはちょっと無理。その理由は何となくわかっています。


 20代の頃は、ちょっとガキっぽさを残して「アニキ」的感覚で接することもできましたが、30代になって自分の息子が幼稚園→小学生と成長するにつれ、私は器用ではないので、家で息子に対して「親」を演じながら外では「アニキ」を演じることができなくなってきました。見た目も年々おじさんになっていったこともありますが。


 自分の子供から「子供っぽさ」が抜けていくにつれて、目線を下げられなくなっていく(下げる必要がなくなってしまう)



私の場合は、おそらくこれが原因です。「精神の高齢化」が急激に進んでしまった感覚があります。


この「精神の高齢化」を防がなければならないのが小学校の先生。これを防いで精神的な若さ(ガキっぽさ)を保つためのエネルギーは、自分自身若い頃は想像したこともなかったですが、かなり必要です。


これだけで充分ヘトヘトになるような気がします。



ところが今は、この先生方に「しつけ」まで押し付けてるわけで。


私には、小学校の先生方が過放電の状態になっているように感じます。



やっちまった

 別にクールポコのネタではありません。


今日、仕事で久々の大ポカをやってしまいました。

誰がどう考えても、自分が悪い。


仕事の質の悪さを実感してしまいました。


今日の憂鬱な気持ちとフォローにかかった時間を忘れないために、ここに残しておくことにします。

電子辞書をめぐる攻防再び

 昨日(土曜)に自宅に戻ってきました。


鹿児島で「首都圏は大雨です」というニュースを見ても、いまひとつピンとこないものです。自宅のほんの数km先で「床上浸水」とか「道路が冠水」といった被害が出ていることを知っても、違う世界のような感じが。


いちおう心配になって電話をしてみるのですが、午後11時なのに誰も出やしない。嫁と次男は一度寝たら起きない人種なのでともかくとして、長男は自分の部屋で音楽を聞いていたらしくまったく電話に気づかなかったと。


特に問題なく無事だったということなのでしょうが、まったく危機管理が出来ていない家族に少々呆れてしまいました。




さて前回紹介した「電子辞書大好き君」です。

土曜の授業でも、いつものように電子辞書を片手に臨戦態勢。


この日は三角形の内接円やら傍接円やらの半径を求める授業なので、


「ふふふ、今日は出番なんて無いよ」


と心の中で彼に語りかけていたのですが・・・。




半径の求め方の解説をしていると、彼の手がいきなり動きだしました。


「おいおい、いま検索するワードは話してないよ」


と思いながら彼に近づき、何を検索しているのか見てみると、


数学公式集


とやらを開いている。



知らなかった・・・。電子辞書にはこんなものまで・・・。


どの程度使える公式集なのかチェックはしませんでしたが、恐るべし電子辞書。


他にどんな機能があるのか、ちょっと興味が出てきました。





電子辞書をめぐる攻防

 大学の授業が終わった後は、大雨の関東を避けるように鹿児島へ。


中学生たちは思ったほど黒くなっていませんでしたが、皆元気に勉強しています。


この学校の中2男子の間では、今電子辞書がブーム(大げさ)。英語科から「辞書→電子辞書」の切り替え許可が出たようで、続々と電子辞書を購入して持ってきている。


「嬉しくて暇さえあればさわっている」その気持ちはわかるけれど、不思議なことに数学の時間でも机上に電子辞書を置いて「調べる準備」をしている生徒がいる。


先日の放課後講座では、


秋:「これをエラトステネスのふるい、って言うんだよ。直接エラトステネスに聞いたわけじゃないから、オレが偉そうに言うことじゃないけどね」

生徒A:「エラトステネスって、いったいどんな人なんですか」

生徒B:「やっぱりエラそうな人なのかな」

一同:「ワハハ」


この笑いが起こったときにはすでに検索が終わっていたからすごい。

当然この後、「紀元前・・・・・・」と読み上げてもらいました。




そんな彼が、昨日の授業では寂しそうにしている。

授業は「傍心の証明」。


当然ながら傍心について検索はしてあるのだけど、


三角形の一つの内角の二等分線と、残り二つの外角の二等分線の交点


なるほど、読んだだけではイメージがわかないわけだ(笑)。いくら電子辞書でも図までは出てこない。



「勝った!」と心の中で小さくガッツポーズをしましたよ(笑)。



 そろそろ限界を感じてブームが過ぎ去ってくれることを期待しているのだけど、必ずしも数学が得意でないこの生徒にとっては、「数学の時間に喜びを見出す唯一の方法」かもしれないので、こちらからストップをかけるのはしないことにしている。


数学の時間に「自分の居場所を見つけられる」方法としては、もしかしたらアリなのかもしれない。



でも、せめて右手は常にエンピツを握っていてくれ。数学は「書いて・計算して」ナンボの世界。


右手で書きながら左手で検索できるようになれば、私はキミを間違いなく尊敬する。