あけましておめでとうございます!
今年もマイペースで更新して行きたいと思っていますので、宜しくお願いします(´∀`)
年明け1発目は公約(?)通りFF13プレイ日記を始めますよ~。
ネタバレには全く配慮しておりませんので、未プレイの方はご注意下さいませ。
第1章『ハングドエッジ』
FF13のストーリーは章仕立てで構成されているようです。が、特に章ごとストーリーの区切りがある訳ではなく、あらすじの便宜上、目次のようなものといった所でしょうか。
目覚めてからの13日が 世界の終わりの始まりだった――
原初の大地を思わせる景色と共に、唐突に物語の核心を語る内容のようなナレーション。
この声は、ヴァニラの声ですねー。
彼女が目覚めてから「13日間」の物語、というのがFF13のストーリーのようです。←実は1回クリアしてる人
場面は変わって、列車の中。
まるでロボットのような全身鎧を着た兵士風の男が、銃を構えつつ赤外線スコープごしに乗客をギロリと見回しています。
その乗客というのが、パージ政策により下界(パルス)送りされようとしている人々。
一様に同じフードコートを被った姿は、何処かの宗教団体を思わせるような異様な風采だ・・・
その列車に乗っていた、この物語の主人公ライトニング。
列車が揺れ兵士がバランスを崩した隙を狙い、その銃を蹴り上げる。騒ぎを聞いて駆けつけて来た増援も、見事な回し蹴りで撃退。
流石は元軍人・・・流れるような一連の動きに見惚れるぜ・・・
何故、彼女が戦っているかは後々判明するのですが、とりあえず初見の時点では、訳も分からずに激しい戦いを見守る事になるプレイヤー。
バズーカを撃って線路(道路)が崩壊するわ、機械獣は出てくるわ、ド派手な戦いが繰り広げられています。
軍の攻撃により列車が破壊され、相棒・・・というか、成り行きで行動を共にしているらしいサッズとパーティーを組んでの初戦闘。
一応、「コマンド」や「たたかう」等の使い分けがチュートリアルでレクチャーされますが、こと1章・2章に関しては特に気にする必要無いです。
「たたかう」、時々「ポーション」で回復といった単調な戦闘が延々続きます・・・
くっ、3章でオプティマを覚えるまでの辛抱だ!
でも、戦闘BGMがめちゃめちゃカッコイイので耐えられる!
今作ではポーションが全体用になっていて、凄く使い勝手が良くなっていたのが地味に嬉しかったです。
しかし、サッズ・・・彼のAIには、「回復」という行動はプログラムされてない模様(笑)
HPゲージが赤くなっても回復行動を取らないので、ライトニング@プレイヤーが気を配る必要があります。
腕を背中に回して反対側から銃を撃つなんて、曲芸撃ちを披露してくれるサッズですが、普通に撃った方が速いんじゃないのかな?←素朴な疑問
戦闘が終わり、息も絶え絶えといった様子のサッズを捨て置き(違、さっさと先に進んで行くライトニング。
そんなライトニングを情けない声で呼び止めつつ、ハァッと盛大に溜息を吐くサッズのアフロから飛び出し、ちょこんと手のひらに乗った1羽の雛チョコボ。
このチョコボがめっちゃ可愛くて癒されます
「父ちゃん、孤軍奮闘だあ・・・」
サッズもこのチョコボを実の子のように可愛がっている様子。
「あらら・・・ここ降りんのかよ・・・よいしょっと」とか、サッズの台詞はコミカルだ(笑)
1章は、「パージ」・「下界(パルス)」・「聖府」・「PSICOM(聖府軍の精鋭部隊)」などの用語お披露目の章と言って過言ではないかも。
彼らが暮らすこの世界は「コクーン」と呼ばれており、政府・・・もとい、「聖府」により統治されている。
「下界(パルス)」というのは、コクーンの人々が地獄だと恐れる異郷の地、という事かな。
知らないものに、人は恐怖心を煽られる・・・というか、聖府によって下界は恐ろしい所だと刷り込まれているとも取れる。
そして、この世界には「ファルシ」という人知を遥かに超えた存在がおり、コクーンのファルシは崇められているが、下界のファルシは忌むべきものとされ、恐れられている。
ファルシによって力を与えられた(呪われた)人間の事を「ルシ」と呼ぶらしい。
下界のルシは勿論、多かれ少なかれ下界のルシと関わった者、関わりがあるとの疑いがある者を下界へ送る政策を「パージ」と言うそうだ。
二人の会話により、ライトニングが「聖府の元軍人」である事と、「下界のファルシ」が彼女の目的である事が判明。
「ついて来たのは失敗だったな」と言うライトニングに、「そうでもねえよ・・・」と返すサッズ。
美女と野獣ならぬ、美女と珍獣といった異色の組み合わせですが、二人の関係は一体・・・
足蹴にされても往復ビンタされてもついて行こうとするなんて(笑)、サッズにも相応の理由があるんだろう。
――視点が変わり、スノウ編へ。
『コクーン市民を代表し、下界へ移住する皆さんに心より感謝申し上げます』
などという聖府代表の胡散臭いアナウンスが流れる中、銃弾が飛び交う戦場の真っ只中に居るスノウ。
皆さん(パージ対象者)の旅立ちによって、コクーンの平和と安定が守られる・・・って、要するに国(コクーン)の為に犠牲になれという事か。
そんな腐りきった聖府のやり方に不満を抱いた若者達により結成されたのが、スノウがリーダーを務める「ノラ」・・・いわゆる革命軍かなー。そんな大層なものでも無いか。
皆が安心して暮らせる平等な世界にしたい、という心意気は立派だと思うけど、「俺達はヒーローだ!」だの「軍隊よりも強い!」だのといった遊び感覚のノリはどうかな、とも思ったり。
若さゆえ・・・かもしれない。
てか、このノラのメンバーが個性的でサブキャラには勿体無い!
青髪のパッと見一昔前のビジュアル系といった感じのユージュ、この声は羽多野さん!?
いやー、ちょっとヘタレっぽい感じがたまらんとです戦闘参加しないけどね・・・
ここでのみ戦闘参加してくれる綺麗なハッサン・・・もといガドーと、ノラの紅一点レブロもいいキャラしてるのになー。
レブロはサッズと違って、プレイヤーがHPに気を配らなくても勝手にポーションで回復してくれる頼もしいキャラです。
けど・・・陸斗の見間違いでなければ、その豊満な胸の谷間からポーションを取り出して放り投げているように見えるのですが///
そのモーションが気になって戦闘に集中出来ません。(オイ)
で、スノウ達は危うくパージされそうになっていた集団(ライトニングの乗っていた列車にいた人達とは違うグループ)を発見し、安心してくれと声を掛ける訳ですが。
そっか、ここでスノウが「一緒に戦おうぜ」とけしかけた訳では無く、圧倒的不利な状況下でも臆する事無く戦うスノウ達を見て感化された人達が、「俺達も戦う」と志願したんだな。
この先の章でのホープの言い分を聞いて、スノウが考えなしに民間人を煽ったんだと思い込んでましたよ・・・
まぁ、敵だらけの中を「突破してブッ潰す」なんていう作戦(?)を立てる無茶で無謀で無知な人ではあるが、戦いに慣れていない民間人に対して一緒に戦おうと誘う常識外れでは無いようだ。←何気に酷い言いようだな
そして、「戦えるヤツは手を貸してくれ」という事になり、志願者に武器を渡すのですが、その中にホープの母親の姿が。
「母さん・・・」と不安そうに見上げる息子に「大丈夫」とニッコリ応え、スノウから武器を受け取る。
彼女が子持ちである事を悟り、「いいのか?」と声を掛けていたスノウだけど。
そこは「いいのか?」じゃなくて、「駄目だ」と止めて欲しかった。
どんな志があるにせよ、幼い子を持つ母親に武器を取らせ戦いに赴かせるなんて、ヒーローのやる事じゃない。
・・・と思うんですけどね。
「母は強しよ」という決意を聞き、逆に彼女が頼もしく見えたんだろうなスノウは。
そして、ホープの母親が息子を置いてまで勝ち目の無い戦いに志願した理由・・・
スノウとの会話でユージュがちょろっと口を滑らせていましたが、どうもパージ対象者はあの列車で下界に送り出されるという訳ではないらしい。
パージ対象者に待ち受ける運命は、下界送りならぬ黄泉送り
政策として「下界へ送る」などという体裁を取ってはいるが、その実対象者を皆殺しにしてしまうというのが聖府のやり方だそうだ。
ホープの母親はこのまま何もせずに息子が殺されてしまう事に耐えられなかったんだろう・・・多分。
志願者に銃を渡し終わり、1つ残った銃を「こいつは置いてく、誰か持っててくれ」と言うスノウ。
もしもの時は、これで身を守ってくれと言いたいんだろうけど・・・現実的に考えて気休めにしかなりません。
怯えて縮こまるホープの横から、愛らしい仕草で両手を広げてその銃を受け取った美少女。
銃を受け取るや否や、「バァーン」なんてスノウを撃つマネしちゃってカワイイなぁ(笑)
「うっ」とノッてあげる何だかんだ言ってお人好しのスノウ。
『第一印象 調子いい奴――』
ぬ?これはヴァニラの心の声(モノローグ)か。ちょっと疑問系なトーンだけど。
いくらなんでも面と向かって本人に言わないよな(笑)
陸上においては思わぬ善戦を見せるスノウ達ですが、やはり兵力の差は最初から明らかで・・・
空から雨の如く降ってきた銃弾に、成すすべのないスノウ達。
とその時、PSICOMのヘリの照準に捉えられ絶体絶命のスノウを救ったのは、ホープの母。手に持った銃でヘリを狙い撃つ。
お母さん・・・意外といい腕してるね・・・(゚▽ ゚ ;)若い頃は射撃の選手だったとか・・・
「言ったでしょ。母は強しよ」
チャーミングな笑顔を向け、スノウを助け起こす彼女ですが、その直後、PSICOM軍の道路ごとふっ飛ばす攻撃による爆風に巻き込まれて倒れてしまう。
その場は一気に阿鼻叫喚の地獄絵図に。
道路が崩壊し、まるで滑り台を滑るように落下していく人々・・・
鉄筋の端を掴み懸命にホープの母を引き上げようとするスノウですが、ホープの母は――
「あの子を・・・お願い・・・」
という言葉を残し、力尽きた彼女の手は、するりとスノウの手から抜け、そのまま落下してしまうのでした・・・
「うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
その様子を見ていたホープの絶叫が響き渡り、手を滑らせたスノウもまた後を追うように落下。
シリアスなシーンなのに、スノウの見事な落下っぷりについ笑ってしまったのは内緒です。
受け容れがたい現実に呆然として動こうとしないホープの頬を叩くヴァニラ。
「しっかりしろ!」と活を入れ、ヴァニラはホープの手を引きその場を走り去る。
すると今度は、ライトニング&サッズ視点へ。
無差別攻撃を行なうPSICOM兵の様子を見て、彼女達はパージ政策の真実を知る。
聖府の狙いは危険な人間をコクーンから消す事。
パージ対象者をわざわざ下界へ運ばなくても、ここで全員死んでしまえば問題はない、と。
下界への追放に見せかけた処刑・・・それがパージ政策の正体。
元軍人だけどPSICOMとは違う部隊(警備軍)に所属していたライトニングは、この事実を初めてしったらしい。
「あんたはどうなんだ・・・任務なら人殺しも平気か?」なんて、酷い事聞くなよサッズ!
マトモな神経で人殺しが平気なんて人がいる筈ないのに・・・
――と、ここで襲って来た機甲兵クリーガーを倒すと・・・おや、今度はスノウ視点ですか。
お前、よく生きてたな。
主要登場人物である以上、1章で死ぬ筈がないと分かっていても、そう思わずにはいられなかった。
だって、あの時豪快に落下してたよ・・・なのに怪我一つしてなさそう・・・
次に映し出されたのは、光を放ちながら宙に浮く謎の物体。
「セラ・・・」
と、恋人らしき人の名前を呟くスノウですが、どうやらここにスノウの恋人であり、ライトニングの妹でもあるセラが居るらしい。
「あの子って・・・どの子だよ!」
ホープの母から託された言葉が頭から離れない様子のスノウは苛立ったように叫ぶ。
そりゃそうだよね・・・「あの子をお願い」なんて言われても、スノウはホープを知らない訳で。
だけどそこは超前向き男のスノウ、「腑抜けたツラのヒーローなんざ見たかねぇ」と言うガドーの喝にも後押しされ、
「なぁ、ガドー。どの子か分からねえなら、みんな守ればいいよな」
何というポジティブシンキング!!
「何か悩んでんのか?んな暇あったら走れよ!ヒーロー!」
更にそれを上回るポジティブシンキング!!駄目だこいつら、早く何とかしないと
と、またまた視点が変わり、ヴァニラ&ホープへ。
ホント、序盤は目まぐるしい程に視点(操作キャラ)が変わるよね(笑)
落ちていた銃を拾い上げ、「はい」とホープに手渡すヴァニラ。
ホープが戸惑っていると、微笑みながらギュっとハグ。
「現実(リアル)が辛い?逃げてもいいの」
・・・それは全プレイヤーに対するメッセージですか(違
そんな謎の言葉を残し、「じゃね」とウサギ耳をするように手を振り去って行くヴァニラの後を追うホープ。
『私の笑顔が好きって言ってくれたよね?ほんとは怖かったんだ ・・・いつだって そうだった』
FF10のユウナを思い出させるような要所要所で入るモノローグや、この後の展開をして、真の主人公はヴァニラなんじゃないかという気がしてならない今日この頃。
いや、ヴァニラが主人公というより、主要人物それぞれが物語を持った主人公という印象かな。シリーズで言うと、FF6みたいに。
しかし、セラが居るという異跡に向かうべくエアバイクに乗ったスノウを恨めしそうに眺めているホープに、「言いたい事、あるんじゃないの」と、けしかけるような言い方をするヴァニラを見て、ヴァニラファンにはホント申し訳ないんですが、頭に浮かんだそのままを言葉にして書くと――
何考えてんだ、こいつ、と。
母親を失ったばかりの、それもまだ幼いホープが、間接的にとは言え母の死の原因を作った(と思い込んでる)スノウ相手に理性的に話が出来る訳が無い。
ずっと近くに居たヴァニラが、その事を知らないとは思えない・・・
いじめられっ子がいじめっ子に一矢報いるのとは訳が違うんだよ、どんだけ無神経なんですか。
ヴァニラはそんな子じゃないって今なら分かるけど、初見の時はそう思ってしまいました。ごめんヴァニラ。
で、肝心な時には怖気づいてしまう気弱なホープの背中を押して、ガドーの乗っていたエアバイクを分捕り、スノウの後を追って異跡へ向かうのでした。
でも、ヴァニラ・・・その衣装で背中にギュッと抱きつくのは、ホープが羨ましい困るんじゃないかな(笑)