実務超必須「千円単位表示」

みなさんこんにちは。
禅ExcelのZENです。

実務では、売上数値集計時、予算作成時、損益計算書作成時等に、数値を円単位から千円単位表示にして表記することが必ずあります。

例えば下記の様な表があって、
「表示を円単位から千円単位に変えて！」と言われた場合などです。


この場合、
「1,000円で割れば・・・」
とは考えてはいけません。

入力された数値はそのままにして、「表示形式」を変えるようにします。
「見た目だけ変える」方法です。

手順は、まず表示形式を変更するセルを選択したあと、[Ctrl+!]でセルの書式設定ダイアログを開きます。



「表示形式」-「ユーザー定義」を選択して「種類」の所に

#,##0,;-#,##0,

と入力します。
（この形は少し複雑かも知れませんが、最初は丸暗記したほうが良いです。）


↓
すると千円単位表示に変わります。（千円未満が四捨五入された形になります）




会社によっては百万円単位にしたり、ゼロの場合は「0」ではなく「-」と表記したりと様々な表示方法がありますが、一度に覚えようとすると「ムリ！」と感じてしまいます。

ですので、まずこの「千円単位表示」の方法を基本として覚えて頂ければと思います。

大事なことは、「千円単位表示に変える」と聞いたら、決して1,000で割って数値そのものを加工してしまうのではなく、あくまでも数値はそのままにして、表示形式で見た目を変えるという事です。

実務では必須ですので、その事だけは覚えておいていただきたいと思います。


ご参考にしていただければ幸いです。