ゼロイチでD2Cや通販を立ち上げをする場合は、
いきなり製品を作って販売しても成功する確度は低いです。
そのためには、まずは、頭の中でシミュレーションをして
事前に集めたファンの声を基準に
売れる算段がついてから世の中にテストを経て出してください。
そのための目安を5つのステップ単位でお伝えします。
前半はステップ2つまでです。
ステップ1
事業計画の作成です。
ステップ2
売れる商品企画
ステップ3
テスト販売
ステップ4
販売サイト&広告運用
ステップ5
リピートシステム
です。
ステップ1
事業計画の作成です。
「誰にどんな価値提供するのか?」というビジネスモデルを考えたうえで
平均顧客LTV18000円&3回以上になるように設計する必要があります。
回数別の顧客平均LTVの平均が18000円以上という意味です。
ここで良く質問されるのは、では単価は6000円に設定したらよいですか?
という質問です。
平均顧客LTVとは、商品単価とは違います。
1回購入の方も10回購入の方も含めた平均値になるので実態としては、
もっと高い回数とLTV金額になります。
肌感覚で年に5回以上関連製品やサービスを購入することがある
ものでないと事業モデルになってきません。
事業計画は、エクセルで作成しましが、「絵にかいた餅」であってはいけないので
実態を反映させてある程度精緻にする必要があります。
実態を反省させるとは、先に集めた自社のファンに対して声を聞いて
反映させるということになります。
先に集める目安は40名必要です。
製品よりターゲットを事前に集めることが重要です。
ゼロイチの立ち上げの場合は、SNSが有効です。
インスタやフェイスブック・LINEなどを使ってください。
集めることができたら次に大切なことは、
商品原価は20%ぐらいを目安に考える必要があります。
あれもこれも入れてしまうと原価が上がってビジネスになりません。
よって、競合から価格の目安を考えてその金額を基準にして
原価を考えていきます。
決して原価がこのぐらいだから上代を〇〇に設定するという
思考にならないようにお願いします。
ゼロイチの顧客を広告から獲得する場合は、広告費がかさむため
原価率の線引きは生命線になります。
今は、広告モデルで新規顧客を獲得するのではなく、コミュニティから
ファンを先に集めてから製品を販売するプロセスエコノミーが旬です。
MVP(Minimum Viable Product)の段階から
ファンと一緒になって製品化を楽しみながらファンの声を取り入れて
製品化にしてください。
広告費を最初にかけないと言いながらも、
既存顧客に維持コストにかける必要はあるので限界利益率も
重要です。その理由は5:25に準じます。
5:25の法則とは、5%の既存顧客の離脱を防止すると
25%の利益が改善できるというマーケティングの法則です。
エクセルで事業計画書を作成していきます。
その際に次のステップ2のオフラインのドライテストがとても重要です。
オフラインのドライテストとは、実際の事前に集めたファンに対して
商品企画のコンセプトが売れるか否かを確認するアンケート法です。
「売れる商品企画」は、130文字でコンセプトを作成します。
「誰にどんな価値提供するのか」を明確にし、
そしてどんな世界や価値観を手に入れるのか?を言語化します。
この時も事前に集めたファンに聞いていきます。
事業者側の売りが多くなるので事業者側が考えてはいけませんが、
AIチャットボットを使って壁打ちするのはよいかもです。