読書雑記 -29ページ目

読書雑記

読書日記。

ほとんど自分のためのものです。

おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)/NHK出版

¥価格不明
Amazon.co.jp

☆☆☆★★


ギリシャ・ローマ時代のリベラルアーツとして知られる①文法②修辞学③論理学④算術⑤幾何学⑥天文学⑦音楽に対し、「自分自身を知る」ことが「現代の教養」であるとして、①宗教②宇宙③人類の旅路(起源)④人間と病気⑤経済学⑥歴史⑦日本と日本人を挙げ、これらについて新書1冊でコンパクトに解説されている。

これから勉強したい人はもちろん、知識の豊富な人にも自分の理解の確認に役立つのではないだろうか。

個人的には、現代の教養として、脳科学や分子生物学も重要だと思うが、挙げだすとキリがないし、身近なテーマとしてはうまい整理の仕方なんだろうと思う。
下町ロケット (小学館文庫)/小学館

¥778
Amazon.co.jp

☆☆☆☆★

半沢直樹シリーズにはまったものの、「民王」はイマイチの感想。

しかし、ドラマのヒットの影響で(ドラマは観てないが)読んだ本作は、半沢シリーズに肩を並べるおもしろさだった。
64(ロクヨン) 上 (文春文庫)/文藝春秋

¥691
Amazon.co.jp

64(ロクヨン) 下 (文春文庫)/文藝春秋

¥691
Amazon.co.jp

☆☆☆☆★

文庫化を心待ちにしていた作品。横山秀夫の文章は重みがある。それでいて読み易く、物語の先へ先へと引っ張って行ってくれる。

警察組織における刑事部と警務部の対立、警察とマスコミの関係といったテーマは、読者も一定の予備知識があって、下手をすると陳腐な話になってしまいそうだが、そうならないのはさすがである。

 もちろんミステリーとしての展開や結末も申し分ない。

と言い切りたいところなのだが、如何せん、評価しつくされ大絶賛されている本というのは、期待値が極限まで跳ね上がった状態で読んでしまうため、おもしろさが想定の範囲内に収まってしまう難しさがある。
そこは、素直に作品に向き合えない読み手としての未熟さであろうか。

池上彰のやさしい経済学―1 しくみがわかる/日本経済新聞出版社

¥1,620
Amazon.co.jp

☆☆☆☆★

経済、経済学とは何かからはじまり、アダム・スミス、マルクス、ケインズ、フリードマン、リカードの経済理論について、現在における具体的な例を交えながら、わかりやすく解説してくれる。

『池上彰のやさしい経済学(2)ニュースがわかる』も併せて読んでみたい。
あなたのサッカー「観戦力」がグンと高まる本/東邦出版

¥1,543
Amazon.co.jp

☆☆☆☆★

普段それほど熱心なサッカーファンではないが、ワールドカップであったり、ガンバ大阪の三冠がかかった天皇杯だったりと、世間の注目を集める試合はテレビで観たりする。

今回、アジアカップが開幕するのにあわせて、本書を読み始めた。

豪快なゴールシーン、華麗なドリブル、早いパス回し、捨身のタックル、キーパーのファインセーブなど、誰でもわかりやすいプレイを見るだけでも十分サッカー観戦は楽しめる。でも、やっぱり、チームの戦術であるとか、監督の采配、ボールのないところでの選手の動きなど、そういったこともわかればもっとサッカー観戦を楽しめるんじゃないかと。

アギーレジャパンがアジアカップのグループステージを1戦、2戦、3戦と勝利を収め、準々決勝へと駒を進めるのと並行して、
 第1章 スタイルを見極める7の視点
 第2章 監督を見極める11の視点
 第3章 センターバックを見極める13の視点
 第4章 サイドバックを見極める9の視点
 第5章 ボランチを見極める9の視点
  ・
  ・
  ・
と本書を読み進め、よし、これで日本が決勝へ行く頃には観戦力もかなり高まっているだろう、と思いきや、準々決勝でUAEに敢えなく敗退。目先の動機がなくなってしまったけれど、おもしろいので最後まで読めた。

ザックジャパン、欧州リーグ、Jリーグ等、実際の選手や試合での例を挙げて説明しているので、わかりやすいし興味が持てる。ただ、読んでいる時はなるほどと思うものの、実戦の早い動きの中で本書に書いてあることが感じ取れるようになるには、もっと真面目に(?)サッカー観戦しないとね。