DIR EN GREY「DUM SPIRO SPERO」
DIR EN GREYの事務所、サンクレイドさんから新作「DUM SPIRO SPERO」(完全生産限定盤)をいただいた。
CDにDVDが付いているというのは聞いていたけど、なんでこんな大きなパッケージなのかと思ったら、アナログのLP盤が2枚も入っていた。ビックリ!
2年9ヶ月ぶりとなる8枚目のアルバムだけど、プリプロの最中に震災が起こって、完成が危ぶまれていたらしい。
何で遠藤がDIR EN GREYさんと繋がりがあるかと言うと、過日ウィザードリィオンラインのイベントでマネージャーさんにお会いして、そのコラボレーションの記念だからということなのだね。しかし久々に新品のアナログLPを見た。まだプレイヤーも稼働しているので、火を入れてみるかな。
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プチコン公式活用テクニック
だいぶ前になるのだが、スマイルブームさんからASCII刊「プチコン公式活用テクニック」を戴いた。
DSでBASICが走るというソフト「プチコン」を使い倒すための本なのだが、
PART1:プチコンってなんだろう
PART2:プチコンに触ってみよう
PART3:SMILEBASICを使いこなそう
PART4:ビジュアル・ブラフィックを極めよう
PART5:超大作プログラムにチャレンジ
フロク:プチコン資料集
という内容で、文章も柔らかくて遊びでイジるお供にはちょうどいい感じ。「BASIC」という言葉にピクッときちゃう人なら、DSi-Wareで落とせるので気軽にやってみれば。
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ソルバルウ3機合体
ゼビウスの派生物で「ファードラウト伝説」なるものがあり、そこではソル・バルゥが3機合体するらしいのだが、どこぞの物好き模型会社がこいつをモデル化したそうだ。
もともと飛びそうにない機体が、さらにとても飛ぶとは思えない形になっているのだが、紹介ページの説明によると次のような動力と制御方法らしい。
動力形式:核反応炉、加圧タービンによる、ザブレーヴ慣性制御システム
制御方式:ザグレーヴ・ベクトルコントロールシステムまたはザグレーヴ・ベクトルスキャン。加圧スラスター、加圧タービンによる反重力ホバーリング
ザグレーヴって初めて聞いたけど、何なんだろうと思いつつも、それよりスタンドになっているアンドアジェネシスの厚みが乏しい方が気になる遠藤であった。
興味のある人は、RCベルグさんのページ を見てね
CEDEC2011特別招待セッション「日本アニメの伝説、金田伊功氏がゲームに残した物」
いよいよ今年のCEDECも1ヶ月後となりました。
発表の用意をされている方も、追いこみ頑張っていいものにしましょうね。
そんな中、とても魅力的というか文化史的価値の高いセッションが実現することになったので、是非チャンスと興味のある方には参加してほしい。それはタイトルにもある金田伊功氏のゲームWORKSについてなのだが、できる限りの資料と共に、一緒に仕事をしていた時田貴司さんが紹介してくれることになったのだ。
アニメ「ドルアーガの塔the Aegis of URUK」の表1話の裏話で、千明孝一監督が「このアニメは金田さんにお願いしたかったんだけど、どこに居るのか連絡がつかなかった」と言っていたのだが、当時すでに金田さんはスクウェアエニックスに籍を置いてゲームを作っていた。何か他人事ながら、アニメ界の鬼才がゲームにステージを移しているのをすまなく思ってしまった。
今回、このセッションをやることを千明さんに伝えたら、「偶然なのですが最近金田さんとアニメーション作りをしていた方が『金田さんの同人誌を作るのでコメントを下さい』という話があったばかりです。二つの事が偶然重なっただけなのですが、ちょっと嬉しい気がしました。連絡ありがとうございました。」とコメントをもらった。今は10月からの「LASTEXILE」の新作を作っているようだけど、このセッションがアニメとゲームをさらに近づけてくれるとやる方としてもうれしい。
追悼・宮路武
四半世紀にも渡り、同じゲーム作りに携わる者として、時々仕事上でも縁の深かった宮路武君(タケちゃん)が、去る29日に亡くなった。
最初に出会ったのは雀荘だった。淡々と打つタケちゃんなんだけど、メガネの奥の目はいつも笑ってたのが印象的。その後、時々雀荘で出会う麻雀仲間だったのだが、確率的な読みとリスクを考えた勝負が堅実だったなぁ。どちらかと言うと勝負師だけどね。
その頃は兄・宮路洋一君(兄くん)と一緒にゲームアーツをやっていて、池袋の開発に遊びに行ったこともあった。「ぎゅわんぶらあ自己中心派」のゲームとかを作ってる奥から、
「遠藤さん、見て見て、これ!」って無理やり見せられたのが「シルフィード」の開発バージョンだったんだけど、
「すごいでしょ、これフラクタルを使って地形作っているんだ!」って細かく説明してくれたんだけど、その時遠藤は思ったのだった。
「今は遠藤もプログラムも書いてるけど、ここまでプログラムに情熱は傾けられないや」ってね。ちょうど「ファミリーサーキット’91」や「ワールドサーキット」なんかで、まだまだプログラムも書いていた頃の話。兄くんもタケちゃんが居たからアグレッシブに動けたんだろうね。
本当に時々会って熱くゲームの話をしあう仲だったのだが、2000年に「21世紀に残したいゲーム」という雑誌の特集企画で一緒になった時に、
「これからは携帯電話でゲームをする時代になると思って、こんな会社を作りましたよ!」ってジーモードの名刺を出して来た。遠藤も携帯電話のゲームに注目していたところだったので、雑誌の取材が終わってから色々話をして「面白そうだな」と言ったら、次の日に開発器材を送ってくれた。
黎明期の携帯電話アプリは作るのがすごく面白かったね。上の写真は携帯アプリが配信され始めた頃の写真、この頃はどうやって低スペックの携帯電話でゲームを動かすのか、とにかくパズルを解いてるみたいな仕事だったのを覚えている。タケちゃんが作ったゲームに、遠藤が曲を付けているとかのタイトルもあったかな(笑)。
その後、ジーモードが海外展開に力を入れるというので、色々と手伝いをしていたのだが、その中で一度だけ、あまりに端末のスペックが低くて、開発者諸君が投げ出したタイトルを2人で作ったのは面白かったな。とにかくタケちゃんがプログラムの高速化をするのだけど、遠藤がグラフィックデータの持ち方とか、コリジョンデータを高速サーチに対応するフォーマットに変えたりとか、双方で相手がこちらのやろうとしていることを理解し対応できる前提で、スネを削り合うようにビット単位の高速化をやったですよ。
上のアニメーションがその時作ったゲームのスクリーンショット。国内版もあるので、遊んだことがある人もいるかもね。
2005年に遠藤が「三国志年代記」というゲームを作って、三国志マニアのタケちゃんにプレイヤーとしてやってもらったってのもあったね。豪華なデバッガーなんだけどw、ヘビーユーザー並みのゲームリテラシーを持っていながら、ライトゲームの本質を理解していて、ちょうど同じような指向を持っていたんだろうと思う。
2008年のCEDECでは、モバイルゲームを総括的にゲーム開発者に紹介するセッションを2人で担当したこともある。タケちゃんは人前に出るのを恥ずかしがる方なんだけど、一度出ちゃうと熱く語る人だったのだよ。なので遠藤としては、ことあるごとにタケちゃんを人前に出してたかも。特に「我々」という言葉の出現度が高かったのは、人との和を重んじていたんだね。
それで言うと、まだ誰も「ソーシャル」という言葉を口にしていない時代に、コミュニケーションとコンテンツの融合を考えていて、それを「ソーシャル」と呼んでいたのはさすがの先見性だった。
それを形にしたのが、動画上にコメントを表示していく「ごきげんチャンネル」というサービス。各種モーションを使えるアバターが画面下に出て、それが吹き出しでコメントしていくという、今のニコ生みたいなサービスだね。多くのユーザーが、ワンセグのテレビ放送を一緒に見ながら、コメントして盛り上げるというものだったんだけど、ワンセグ放送のメインストリームが今は携帯電話に移っていて、サービス自体は終了してしまった。動画としてのアーカイブが残されているので、興味のある人はこちら
。
昨年、病気で一時入院していたんだけど、退院してからは何かしょっちゅうカミさんとゴルフ行ってたりとか、それでもちゃんと仕事はしてたりとか、たまにゲーム談義もしていて元気だったのに。とはいえ、大のビール好きで、絶対割り勘で居酒屋なんか行きたくない1人だったのが、暴飲しなくはなったかな。最も年齢考えると当たり前なんだけど。
上の写真はG-modeの10周年パーティーで、結局ゲーム談義になって「我々が今後・・・」とやってるタケちゃん。別に遠藤はタケちゃんの言う事を聞いていないわけじゃないぞ、念のため。
遠藤が亡くなったと知ったのは、本日のG-modeのリリースでなんだけど、日本のゲーム史の一角を担う人物だったことはファンの人なら忘れないと思う。常に新しいゲームの形を模索していた盟友の分まで、今後も日本ならではの新しいゲームを考えていきたい。
またまた牛タン(笑)
昼飯は何にしようかと考えたんだけど、やっぱり牛タンかなww ネットで調べたら、仙台牛タンで上位の評価を受けているのは「利休」という店っぽい。さらに調べたら、利休ってたくさん店がある。なので食べログで一番点数の高い店を見ると「東口本店」らしい。さすがは本店、と思ったら、西口本店とか、本店が一杯あるのだな。
とりあえず東口に降りてみたのだが、何やらすごい人出でごった返している。どうやら「仙台すずめ踊り
」というイベントの真っ最中だったのだ。表通りが混んでいるから、1つ路地を入ると、そこここで揃いの衣装の一団が踊りの練習をしている。もの凄い活気でビックリなんだけど、並んだテントの中には「義援金受付」のコーナーもあったので、一応気持ちを置いてメシだ!
こちらが利休東口本店、道の向かいに東口分店もある。とりあえず、好評価なのは本店の方。中に入ったらテレビが付いていて野球をやっている。無粋な店だなぁと思ったら、仙台でオールスターの第3戦をやっているのだった。それもあったのか、道理で町に人がたくさんなわけだ。
ランチタイムで\1,200になってる「牛タン定食」と、定食を頼むとセットで+\600と安くなる「タンシチュー」を食べてみた。焼いているところも見たいから、カウンターの焼いているイケメンの前に座って、手順を観察。炭火の網焼きで、輪切り?と見られる牛タンを並べ、焼き加減を見ながら返したり、場所を入れ替えたりなんだけど「アレッ、もういいの?」という思ったより短い焼き時間で上がる。
それを食べやすい大きさに切って盛られるのだが、食べてみるとちょうど良い焼き加減なのだな・・・なぜ、とよく見ると
肉の表面に1/3ほどの切れ込みが入っているのだよ。これのおかげで焼き上がるのが早いし、食べた時に肉が硬過ぎる印象がなくなるわけだ。下ごしらえが大変だけど、これだけの規模の店だから、集約して機械でやってるかもね。ぐるなびのページ見ると、「1枚1枚丁寧にスライスし独自の技で仕込み」とあるが、手作業なのかな?
とにかく、またまた牛タンは美味しかったし、タンシチューは多分、焼くには小さいタンの端の方を煮込んでいるのかな、たっぷりとタンが入っていて、こちらも美味しかった。でさらにサイトを見ると、東京駅とか池袋とか、赤坂とか吉祥寺とか、わざわざ仙台まで行く必要なかったのだった ○| ̄|_
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東北新幹線「はやぶさ」
東北新幹線の徐行が解除されたので、前々から乗ってみたかった「はやぶさ」に乗ってみた。
ブログ用に写真でも撮るか、という気楽な気持ちで入線するところを撮ろうとホームの端まで行ったら、ちょうど夏休みになったからだろうか、多くのカメラを持った人たちが…。
正面からマジマジと眺めると、今風の新幹線だけあって四角いんだね。今思うとJR西日本の500系はカッコいいな。よく見ると、ホーム側には写真を撮ろうとしている人を制止する警備の方々もいらっしゃる。
というわけで、中学生の頃は一眼レフ持って蒸気機関車を撮りに行っていた「撮りテツ」のプライドがムラムラと…。はやぶさの一番の特徴であるロングノーズが際立つアングルの写真を撮ろうと思い、警備員さんに注意される前のワンチャンスで狙ってみた。そこそこ良く撮れていると思うので、クリックすると高解像度が見れるようにしておこうかな。
何となく、みんなが撮ってるので車体横のロゴマークも撮ってみた。
こちらは誰も撮ってる人なんか居なかったけど、とても気になっていたシングルアームのパンタグラフ。遮音板が向こう側にはないように見えたんだけど、非対称なのはいいとして、片方しかないのかな?とふと疑問に。
さらに誰も撮ってる人なんかいないアングルなんだけど、E1系Maxたにがわの車高4,485㎜とE5系はやぶさの3,650㎜の比較。
乗ってみて乗り心地が良かったのが印象に残った。700系は何となくフワフワした印象なんだけど、はやぶさは500系みたいな飛行機に乗ってるような感じもしたし、とにかく速いのに挙動が落ち着いていた。またチャンスがあったら乗ってみたく思う。誰かグランクラスに招待してくれないかな?
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MGSラジオ第56回
「遠藤雅伸のMGSラジオ
」の第56回を今朝無事に配信しました。
今回のパーソナリティは、ワル越後屋さん。なでしこジャパンの話題など、またまた暑い中、○○○姿でやってます。
炭酸飲料のLサイズが100円はうれしいんだけど、スマイルが100円なのは・・・
「遠藤雅伸のMGSラジオ」は、iTunes Storeのpodocastにて無料で配信しています。store内「遠藤雅伸」で検索ください!
ランチパック 南国白くま風クリーム
MGSの事務所がある岩本町は、ヤマザキの本社が近いので、デイリーストアがたくさんあってランチパックの種類にはことかかないんだけど、これだね、「南国白くま風クリーム」。セイカ食品のカップ「南国白くま」とのタイアップなのだろうか?
パイン、黄桃、小豆入りのクリームらしいのだが、ちょっと見では小豆が分からない。わざわざ注意書きで「クリーム中の黒いものは小豆由来です」と書いてあるので、たまたまこの断面にはないのかな?
さて食べてみると、ん?、すっぱい!練乳のような味を想定していただけに、ちょっと驚きがある。原材料に酸味料とあるから、意図的に付けられた酸味なのだろうね。白くまと言うよりは、ヨーグルト的なイメージかな。スイーツとしての自己主張よりも、ランチパックとして栄養補給しているんだぞ!みたいに感じた。別に味は悪くないんだけど、白くまじゃなくて、あくまでも白くま「風」だと言っておく。
