小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室 -17ページ目

小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

城下町小田原。緑豊かなお寺の一室で、磁器上絵付け、ポーセラーツの教室を開いています。
少人数のサロン形式ですので、それぞれの方のペースに合わせて、丁寧にご指導いたします。

こんにちは。

ペインティングスタジオハーモニーの山中です。


残すところあと1日となりました、テーブルウェアフェスティバル。


JPPAの至高の技チャイナペインティングに出品しております作品について

その制作過程を、ブログで振り返っていますが

昨日は、最終焼成のお窯に入れるところまでの話でした。







焼成前の状態がこちら。↑↑↑



そして、お窯から出した時は、こんな状態。



↓↓↓






え?あまり変わっていないように見えますか?


いろいろなところが違いますよ~にひひ


・焼成の度に色が薄く焼きあがっていた朱色は、

最後はそのまま、鮮やかに発色しています。



・以前、ジュエル絵の具は、焼成前と後で

色が全く変わってしまう色があるとブログに書きました。  →☆







・この写真でいうと、打ち出の小槌と羽根の中央は

どちらも白っぽく見えますが

焼きあがりは違うピンクになるはず。


・松(水色)と竹(若草色)は、

下の線描きが透けて見えるようになるはず。(願望)




↓どうなったでしょうか?





・2色のピンクが、ちゃんと発色しています。


・松と竹も、下の線が絵の具の下に見えています。

 (でも、線描きは同系色にすればよかったな、とちょっと後悔しています。

  特に、松の水色。)



他のところも見てみましょう。





焼成前。

蝶々の羽の色ツヤ、扇の隣の梅、ダルマの色に注目してください。

*前回焼成した散らし梅の上に、もう一度ジュエル絵の具を盛っているのにも注意。


↓↓↓





・梅はうすいほうのピンク、

蝶々とダルマは、濃いピンクに焼きあがっています。

・梅と松は、下のグレーが透けて見えています。
・盛りの上に、さらに盛って焼いた梅は、馴染んでより立体的に

 なりました。


・ガラスビーズは、熱に弱いので、

 24時間以上経ってから、窯出しをしたので、第四焼成のまま

 変化がなくてよかった~。


搬入当日の朝に窯出し、というギリギリでしたが、

なんとか間に合いました。




・・・・というのは、ちょっとウソで・・・ショック!




本当は、やり直したいところがたくさんあります。


ジュエル絵の具は、思ったとおりの色でしたが、

ラスターと金彩は、予想したようにキラキラしませんでした。



次は、細かいところまでじっくり丁寧に、

自分の納得のいくように時間をかけようと思いました。



一つの展示作品が終わる度に、いつもそんなことを

思っているなぁ。




・・ここまでおつき合いいただき、ありがとうございました。


 皆さまの作品制作の、ご参考になれば嬉しいです。















こんにちは。

ペインティングスタジオハーモニーの山中です。


自分の制作手順をのんびり載せているうちに

もうTWFも、あとわずかとなってしまいました。


後半のほうが空いているので、

お買い物目当ての方は、これから参戦かもしれませんね。


皆さまの参考になるよう、

今日は素敵なブログをご紹介いたします。



http://ameblo.jp/neo-514/


*上のヘッダーをクリックすると、ブログに飛べます。*


私がこのブログをオススメする理由は、

とにかくお写真がきれい!


多治見焼きのスタッフでもある

May Sereさんの個人ブログなのですが


Mayさんは、

フォトスタイリストさんで、

テーブルコーディネートやフラワーアレンジメントもされる

いわば、デザイン系の心得のあるスタッフさん。


そういう方が

ご自分の目で見た、多治見焼のお話なのです。


オシャレな皆さまのTWFのレポを見ていますと、

特徴のはっきりした

波佐見や有田のものをご紹介される方が多いようですが・・


多治見は長い伝統のある土地柄です。


その製品も

日常使いが出来るもの

有名な先生、若い作家さんの作品

斬新なもの、懐かしいものなど

多岐にわたっています。


あの、なだ万でも使われているそうですよ。 →☆☆☆

しかも意外にリーズナブル。べーっだ!



広い多治見焼のブース。

コーディネートが、毎年、大変素晴らしいのですが・・


それは


コーディネートを、

その世界では有名な祖父江加代子先生が

担当されているからです。


多治見の顔ともいうべきショースペース

伝統と革新がほどよくミックスされた上品さは

祖父江先生ならではだと思います。



すみません・・・

ブログ紹介のつもりが、熱く語ってしまいました・・・



実際にブログを書かれているMayさんも

ブースにいらっしゃいます。

(昨年はお話が出来て、どんなに感激したことでしょう)


これからお出かけの方は、多治見焼もご覧になることをオススメします。



私は搬出日の明日伺って、

とりあえずこちらのすり鉢を頂く予定です。 →☆☆☆


まだあるかな~???



注:休憩、ローテーションなどあると思いますので、必ずしも

Mayさんがいらっしゃるとは限りません。ご承知くださいませ。





こんにちは。

ペインティングスタジオハーモニーの山中です。


東京ドーム・テーブルウェアフェスティバル2016

出品中の作品の制作過程を振り返ってきましたが

とうとう最終焼成となりました。






これは前回載せた写真。

第四焼成前の状態です。








焼成前の部分写真。




第四焼成後。

パールレリーフパウダーの盛りは、

焼成前はぽってりしていたのが、とがって焼きあがりました。

(ふつうの盛り剤とは反対ですね)


ジュエル絵の具で盛り上げた、梅の花弁は、透き通ったピンクに。

これは思ったとおりの出来でした。


ガラスビーズは、半球体になって定着。

形が変わったので、光が屈折してキラキラ光る感じがなくなって

ちょっと残念。(当たり前のことですが・・・)



そして、第五焼成の準備。








焼く度に、色が飛んでしまう朱色は、薄く上塗り。

カラー部分の模様は、2種類のテクニックを使いました。

1、打ち出の小槌、羽根などは、

  前回描いたアウトラインの内側を、各色で盛り上げ気味に。


2、松(水色)や竹(若草色)は、

  前回のグレーの線が、焼きあがり後に透けて見えるように

  アウトラインからはみ出して、平坦に。


*ジュエル絵の具は、速乾性の水溶性メディウムを使うので

 すぐ乾いて、焼成前は、こんな不透明な感じに見えます。


これが、本当にぷっくり、ツヤツヤに焼きあがるのでしょうか?

テストピースを作ってあるとはいえ、不安でした。



 

こんにちは。

ペインティングスタジオハーモニーの山中です。


今日、金曜日は、会場当番の日でしたので、ドームに行ってきました。



会場で会った、JPPAのお仲間と

「設営の時は、落ち込むね~」という話になりました。


自分なりに頑張ったつもりでも、会場で他の方の作品を見てしまうと

作品の出来が恥ずかしくなって

「誰にも見せずに、このまま持ち帰りたい~」となるのだそうです。


・・・私だけじゃなかったのね。


と、ここで安心している場合じゃないですが。






さて、昨日のつづきです。

この状態で、第三焼成をしたら



なんと、キラキラになるはずのラスターが光っていない。目

という結果になりました。

(オタオタしていて、お写真ありません。。。)


予定では、ゴールドアンダーレイのところはマットに

それをかけていないところは、ラスターがキラキラに光って

綺麗な市松模様が、綸子の着物のような地模様になるはずだったのです。


それが、なんだか全体に中途半端な感じになってしまい・・泣。。。





気づいたら、手が動いてこんなことをしていました。


・ゴールドアンダーレイで処理した、全く光っていないところは

パールの盛りで四角を強調。(パールレリーフパウダーを使用)


・ラスターが光らなかった四角は、真ん中にガラスビーズを貼って。

ビーズについては、ずっと迷っていましたが

「やらない後悔よりは、やった後悔のほうが、次につながる」と

自分に言い聞かせて、決めました。


リムの散らし梅は、ジュエル絵の具で花びらを盛り上げ。





中央の和模様は、

・朱色は、もう一度グラデーション。

・色の部分は、絵の具で下描き&アウトライン。


なんとかここまでやって、第四焼成となりました。


この頃には、搬入まで、秒読み段階でした。

失敗しても、描き直している時間はありません。


一体、どうなるのでしょうか??


どうにかなったので、ドームに展示してあるわけですが・・・


明日に続きます。





こんにちは。

ペインティングスタジオハーモニーの山中です。


至高の技チャイナペインティングに出品しております

ディナープレート。


今日は第三焼成です。



↓第二焼成、お窯に入れる前の状態。





ゴールドアンダーレイは、焼成前は赤い色がついていますが

焼くと真っ白になります。






焼成後。

ゴールドアンダーレイがのったところは、白いマット(ちょっとガサガサ)に。

朱色は、色が薄くなりました。







第三焼成でやることは、

リムにラスターをのせること

中央の模様に色を入れることなので

まずはラスターの準備。


マスキングリキッドとテープで、

ラスターをかけたくないところ、はみ出したら困るところを

処理しておきます。






朱色部分は、グラデーションで。

ペン書きをしてあるので、ブロックごとに仕上げます。




朱色部分に色を入れて

リムにラスターを塗って・・・






マスキングをはがして、第三焼成の準備が出来上がり。



これで、お窯から出したら

市松模様がキラキラになっているはずですが・・・



続きは明日へ~。